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楽天サジェストとは?調べ方と店舗のサジェスト対策・楽天SEOの基本

楽天サジェストは、楽天市場の検索窓にキーワードを入れたときに表示される「よく検索されている候補キーワード」です。店舗運営者にとっては、購入意欲の高いユーザーが実際にどんな言葉で検索しているかを知る手がかりになります。調べたサジェストを商品名やキャッチコピーに反映すれば、検索からの流入を増やせます。ただし、楽天の検索順位は売上実績を強く重視するため、サジェスト(キーワード)対策は土台であって、それだけで上位に上がるわけではありません。この記事は楽天に出店する店舗運営者向けに、サジェストの調べ方・対策の入れ方・やってはいけないこと・楽天SEOとの関係を整理します。
楽天のサジェストとは
サジェストは、検索窓にキーワードを入力したときに出る候補です。楽天市場内でユーザーがよく検索する組み合わせ(複合キーワード)が上位に並ぶため、需要のあるキーワードが一目でわかります。たとえば「まくら」と入れると、「まくら 低い」「まくら 高さ調整」のように、実際に検索されている言葉が見えます。これらは検索回数が多い=流入の見込みが大きいキーワードなので、サジェストに出るキーワードから優先的に対策するのが基本です。
サジェストキーワードの調べ方

サジェストを調べる方法は主に2つです。
| 方法 | やり方 | 特徴 |
|---|---|---|
| 楽天の検索窓 | キーワードを入力し、続けて「スペース」を打つ | 楽天内でよく検索されるキーワードのトップ10が表示される。購入目的の実需に近い |
| サジェストツール | ラッコキーワードなどの無料ツールに入力 | サジェストを大量に取得できる。購入以外の幅広いニーズも拾える |
まずは楽天の検索窓で「スペース」を打ってトップ10を確認し、さらに幅を広げたいときはラッコキーワードで大量に洗い出す、という流れが効率的です。
検索対象になる項目(どこにキーワードを入れるか)
サジェストで見つけたキーワードは、楽天が検索対象にしている項目に入れて初めて効果があります。検索に影響するとされる主な項目は次のとおりです。
| 項目 | 反映されるデバイス |
|---|---|
| 商品名 | 全デバイス共通(最重要) |
| PC用キャッチコピー | PC・アプリ |
| モバイル用キャッチコピー | スマホ |
| 商品説明文(PC用・スマホ用) | 各デバイス |
| 商品属性・バリエーション | SKUプロジェクト移管後 |
このなかで最重要は「商品名」です。まずは商品名から、狙うキーワードを正しく設定しましょう。
商品名へのキーワード設定(127文字・スマホ表示に注意)
商品名は全角で最大127文字まで入力できますが、スマホの検索結果では28文字程度しか表示されません。そのため、もっとも狙いたいキーワードから順に並べるのが鉄則です。
おすすめの並び順は次のとおりです。
- 固有の商品名(ブランド・型番など)
- 商品ジャンルを示すビッグワード(「まくら」「スニーカー」等)
- 商品の特徴(サイズ・素材・機能など)
- 店舗の特徴で外せない内容
さらに、「希少性」も評価に効きます。競合があまり入れていないキーワードを含めると、そのキーワードでの評価が上がりやすくなります。「超軽量」「洗える」など、自店の強みを表す言葉を具体的に入れましょう。
やってはいけないこと(キーワードの詰め込み)
検索に有利にしたいあまり、関係のないキーワードを羅列したり、同じ言葉を過剰に詰め込むのは逆効果です。ユーザーが読みにくくなって離脱を招くうえ、検索スパムとみなされると規約違反・ペナルティの対象になります。
- 商品と関係のない人気キーワードを入れない(誤クリックを狙う行為)
- 同じキーワードを不自然に繰り返さない
- 意味の通らないキーワードの羅列にしない
あくまで「その商品を探している人に役立つ言葉」を、読みやすい商品名として入れるのが原則です。
楽天SEOは「売上」を重視する
もう一つ重要なのが、楽天の検索順位は売上実績を強く重視するという点です。Googleと違い、キーワードを整えるだけでは上位は取りにくく、支援事例では楽天SEOの各要素の重要度は「売上80〜90%・キーワード5%・レビュー5%」とされることもあります。
つまり、サジェスト対策(キーワード最適化)は上位表示の「土台」であり、実際に順位を押し上げるのは売上です。出店直後は、RPP広告などで売上の山を作り、その実績で自然検索の評価を高める——というように、キーワード対策と売上づくりを両輪で進めるのが現実的です。
サジェスト汚染(ネガティブサジェスト)への対処
店舗名や商品名と一緒に、「詐欺」「偽物」「最悪」といった意図しないネガティブな語句が検索候補に出ることがあります。これを「サジェスト汚染」と呼びます。目にすると焦りますが、候補の表示だけで事実を判断してはいけません。検索候補には、誤情報・競合の嫌がらせ・過去のトラブル・自分の検索履歴などが影響している可能性があるためです。
落ち着いて次の順で確認します。
- 表示された日時・検索語・端末・ログイン状態を記録する
- 複数端末やシークレットウィンドウで再現するか確認する(自分の履歴による表示なら他端末では出ない)
- 商品ページやレビューに、原因となる実際の事実がないか確認する
なお、自作自演の検索でサジェストを操作しようとするのは避けるべきです。規約違反のリスクがあるうえ、根本的な解決になりません。事実に基づく問題があれば、まずは商品・対応の改善で信頼を積み直すのが正攻法です。
FAQ
楽天のサジェストはどうやって調べますか?
楽天の検索窓にキーワードを入れ、続けて「スペース」を打つと、よく検索されるキーワードのトップ10が表示されます。もっと大量に調べたい場合は、ラッコキーワードなどの無料ツールを使います。
見つけたキーワードはどこに入れればいいですか?
まずは最重要の「商品名」に入れます。加えてキャッチコピーや商品説明文にも反映します。商品名はスマホで28文字程度しか表示されないため、狙いたいキーワードから順に並べてください。
キーワードをたくさん入れれば上位になりますか?
なりません。関係ないキーワードの羅列や過剰な詰め込みは検索スパムとみなされ、規約違反・ペナルティの対象になります。また楽天は売上実績を強く重視するため、キーワードだけでは上位は取りにくいです。
サジェスト対策だけで売上は伸びますか?
サジェスト対策は流入の土台づくりです。楽天の順位は売上を強く重視するため、広告などで売上実績を積み上げながらキーワードを最適化する「両輪」が効果的です。
まとめ
楽天サジェストは、検索窓でユーザーがよく検索する複合キーワードを知る手がかりです。調べ方は「検索窓でスペースを打つ」+「ラッコキーワード」。見つけたキーワードは、最重要の商品名を中心に、狙う順・希少性を意識して入れます。ただし、関係ないキーワードの詰め込みは規約違反になり、楽天の順位は売上実績を強く重視します。サジェスト対策と売上づくりを両輪で回すことが、検索流入を伸ばす近道です。
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西尾 勝太株式会社ラクダ 代表
楽天SOY 2年連続受賞 / 楽天NATIONSリーダー店舗 / 楽天NATIONS AIエバンジェリスト
楽天市場の月商を5年で200万円→2億円に伸ばした現場の実践者。売れるECの方程式にAIを重ね、EC事業者の「次の一手」に伴走しています。



