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最終更新: 2026.07.17

楽天の追跡可能メール便とは?該当サービス一覧・メール便との違い・2026年10月の送料改定

楽天の追跡可能メール便とは?該当サービス一覧・メール便との違い・2026年10月の送料改定

楽天市場の「追跡可能メール便」とは、ポスト投函で届く小型配送(メール便)のうち、追跡番号で配送状況を確認できるものを指す楽天市場上の区分です。特定の配送会社名ではありません。公式ヘルプの定義では、日本郵便のゆうパケット・クリックポスト・レターパック、ヤマト運輸のネコポス・クロネコゆうパケット、福山通運のフクツーメール便などが該当します。一方で日本郵便のゆうメールや佐川急便の飛脚メール便は「追跡できないメール便」に分類されます。さらに2026年10月1日には、ゆうパケットとクリックポストの送料・条件が改定されます。この記事では、店舗運営者向けに、正確な該当サービス・メール便との違い・RMSでの設定・改定への備えを整理します。

楽天市場での「メール便」の定義(公式)

楽天市場における「メール便」とは、ポスト投函する配送方法の総称で、特定の配送会社のサービスを指すものではありません。どのポスト投函型配送で送られるかは、店舗や商品によって異なります。その中で、追跡番号で配送状況を確認できるものが「追跡可能メール便」です。

顧客は、追跡できる配送なら「購入履歴」や通知機能(Push通知・お知らせ)から状況を確認できます。つまり店舗ページで単に「メール便」と書くだけでは追跡可否が伝わりません。実際の配送方法を明記することが重要です。

追跡可能メール便に該当するサービス(公式の区分)

楽天市場公式ヘルプが示す区分は次のとおりです。現行記事や一部の解説で混同されやすい「飛脚メール便」は追跡できない側なので注意してください。

追跡ができるポスト投函型サービス

運送会社サービス補足
日本郵便クリックポスト/ゆうパケット/レターパック追跡番号で配送状況を確認できる
ヤマト運輸ネコポス/クロネコゆうパケットクロネコゆうパケットはヤマトから日本郵便へ引き渡され配送。追跡は「日本郵便」表示になるため両社ページで確認
福山通運フクツーメール便追跡対応

追跡ができないポスト投函型サービス

運送会社サービス
日本郵便ゆうメール
佐川急便飛脚メール便
西濃運輸カンガルーpostalメール便

区分は変更され得ます。契約している配送サービスが楽天上のどちらに当たるかは、公式ヘルプの定義で確認してから登録してください。

メール便との違いは「追跡の有無」

メール便と追跡可能メール便の比較:どちらもポスト投函。メール便は追跡なしで配送状況がわからない、追跡可能メール便は追跡番号で今どこか確認できる

両者ともポスト投函・非対面で受け取れる点は同じで、違いは追跡の有無です。ただし、「追跡できること」と「補償があること」は別です。追跡画面が「配達完了」でも、ポスト投函後の盗難・誤投函・破損まで宅配便と同じように補償されるとは限りません。

比較項目メール便(追跡なし)追跡可能メール便
追跡番号ないあり
配送状況の確認出荷後は不可店舗・顧客とも確認可
「届かない」問い合わせ調査手段がほぼない追跡番号で即回答できる
主な例ゆうメール、飛脚メール便ゆうパケット、クリックポスト、ネコポス

主要サービスの規格(2026年7月時点)

厚さ・重量の上限はサービスごとに異なります。商品に割り当てる前に必ず確認してください。

サービス規格の目安料金の目安
ゆうパケット厚さ3cm以内・長辺34cm以内・重量1kg以内厚さ1cm以内250円/2cm以内310円/3cm以内360円
クリックポスト厚さ3cm以内・重量1kg以内全国一律185円
ネコポスA4相当・厚さ2.5cm以内・重量1kg以内契約により異なる

クロネコゆうパケットは2025年2月1日から全国発売されました。ネコポスは全国翌日配達を継続しています(日時指定は不可)。

2026年10月1日の送料・条件改定(要チェック)

日本郵便は2026年10月1日から、ポスト投函型サービスを改定すると発表しています。追跡可能メール便を使う店舗の送料設定・利益計算・商品ページの説明に直結します。

サービス2026年9月30日まで2026年10月1日から
ゆうパケット厚さ1cm 250円/2cm 310円/3cm 360円厚さ区分を廃止し一律360円(薄物は実質値上げ)
クリックポスト全国一律185円・重量1kg・厚さ3cm・窓口/ポスト可240円・重量2kg・厚さ3cm一律制限廃止(3辺60cm以内)・ポスト投函のみ(窓口不可)

薄い荷物をゆうパケットで安く送っていた店舗は、10月以降の一律360円化で送料が上がります。クリックポストも同時に値上げ・窓口差出廃止となるため、厚さ3cm前後・1〜2kgの商品は配送方法の再比較が必要です。9月30日までに支払い手続きを終えたクリックポストのラベルは、有効期限内なら旧運賃が適用されます。詳細は各社の公式で最新を確認してください。

店舗側の設定(RMS:配送方法・送料設定)

顧客に「追跡可能メール便」を選択肢として見せるには、RMSでの配送方法登録が必要です。

  1. RMSにログインする
  2. 店舗設定基本情報設定配送方法・送料設定 を開く
  3. 配送方法を追加し、「メール便」または「追跡可能メール便」の区分を選ぶ
  4. 実際に使う配送サービス(ゆうパケット、ネコポス等)に合わせて名称・送料・お届け日数を設定する
  5. 商品ごと(または店舗全体)にその配送方法を割り当てる

つまずきやすいのは3の区分選びです。実際は追跡できるサービスなのに「メール便(追跡なし)」区分で登録すると、顧客画面の見え方と実態がズレます。契約サービスと楽天上の区分を一致させるのが基本です。

あす楽・最強翌日配送・SKU単位配送との関係

追跡可能メール便は、あす楽や「Rakuten最強翌日配送」の対象要件・SKU単位の配送設定とも関わります。翌日配達をうたう場合は、対象サービス・地域・締め時間の要件を満たしているかを確認してください。SKU単位で配送方法を分けている店舗は、メール便対象SKUと宅配便対象SKUで送料・追跡区分の設定がずれていないか点検が必要です。要件は変更され得るため、最新は店舗運営Naviで確認してください。

「配達完了なのに届かない」への備え

追跡可能メール便はポスト投函のため、追跡上は「配達完了」でも顧客が気づいていないケースがあります。問い合わせが来たら次の順で案内するとスムーズです。

  1. 追跡番号で配送状況を確認し、完了日時を伝える
  2. ポスト・宅配ボックス・家族の受け取りを確認してもらう
  3. 誤配の疑いがあれば、運送会社の担当支店へ調査を依頼する
  4. 解決しない場合の対応(再送・返金の方針)は店舗であらかじめ決めておく

追跡番号があるからこの手順が回せます。追跡なしのメール便では1の時点で手が止まる——これが区分選びの実務的な意味です。

よくある失敗

  1. 追跡できるサービスなのに「メール便(追跡なし)」区分で登録し、表示と実態がズレる
  2. 飛脚メール便を「追跡あり」と誤認する(楽天区分では追跡なし)
  3. 配送方法の名称だけ「メール便」にして、追跡の有無をどこにも書かない
  4. ポスト投函である旨を商品ページに書かず、「手渡しだと思っていた」クレームになる
  5. 厚さ・サイズ制限を超える商品に割り当て、出荷時に使えないことが発覚する
  6. 2026年10月の送料改定を送料設定に反映し忘れ、送るほど赤字になる

FAQ

追跡可能メール便とは何ですか?

楽天市場での配送区分のひとつで、ポスト投函型の小型配送のうち追跡番号で状況を確認できるものです。代表例はゆうパケット、クリックポスト、ネコポスです。

飛脚メール便は追跡可能メール便ですか?

いいえ。楽天市場公式の区分では、佐川急便の飛脚メール便は「追跡できないメール便」に分類されます。追跡が必要ならゆうパケットやネコポス等を使ってください。

クロネコゆうパケットの追跡が日本郵便と表示されるのはなぜ?

ヤマト運輸から日本郵便へ荷物が引き渡されて配送されるためです。追跡はヤマトのページに加え、日本郵便のページでも確認できます。

2026年10月から送料は変わりますか?

日本郵便は2026年10月1日から、ゆうパケットを一律360円に、クリックポストを240円(重量2kg・ポスト投函のみ)に改定すると発表しています。送料設定と利益計算の見直しが必要です。

店舗側はどこで設定しますか?

RMSの 店舗設定基本情報設定配送方法・送料設定 で配送方法を登録し、メール便/追跡可能メール便の区分を選びます。契約サービスと区分を一致させてください。

まとめ

楽天市場の「追跡可能メール便」は、ポスト投函の安さと追跡番号の安心を両立する配送区分です。該当するのはゆうパケット・クリックポスト・レターパック・ネコポス・クロネコゆうパケット・フクツーメール便など。飛脚メール便やゆうメールは追跡なし側なので混同しないでください。店舗側は、①契約サービスが楽天上のどちらの区分かを公式で確認し、②RMSで実態と一致する区分で登録し、③商品ページにポスト投函である旨を明記します。あわせて、2026年10月1日のゆうパケット・クリックポスト改定は送料と出荷動線に直結するため、料金設定の見直しをセットで進めてください。

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西尾 勝太

西尾 勝太株式会社ラクダ 代表

楽天SOY 2年連続受賞 / 楽天NATIONSリーダー店舗 / 楽天NATIONS AIエバンジェリスト

楽天市場の月商を5年で200万円→2億円に伸ばした現場の実践者。売れるECの方程式にAIを重ね、EC事業者の「次の一手」に伴走しています。

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