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最終更新: 2026.07.18

楽天市場の後払い決済とは?手数料・支払い期限・使えるショップまで解説

楽天市場の後払い決済とは?手数料・支払い期限・使えるショップまで解説

楽天市場の「後払い決済」は、商品が届いてから代金を払える支払い方法です。結論から言うと、その中心は株式会社ネットプロテクションズが提供する「NP後払い」で、楽天会員であればクレジットカードなしで利用できます。請求は電子バーコード付きの請求メールで届き、受取後14日以内にコンビニや銀行で支払います。手数料は1注文あたり250円(税込)です。

この記事では、後払い決済の仕組みと支払いの流れ、手数料・期限・利用上限などの条件、使えるショップの見分け方、楽天カードや楽天キャッシュとの違い、審査やキャンセル時の注意点までを、購入者の目線でまとめます。なお、スマホアプリの「楽天ペイ」と楽天市場のカゴで選ぶ「後払い決済」は別物として扱いますので、混同しないように読み進めてください。

楽天市場の後払い決済とは?(NP後払いの仕組み)

楽天市場の後払い決済は、注文時に代金を払わず、商品到着後にまとめて支払う方式です。提供しているのはネットプロテクションズで、一般に「NP後払い」と呼ばれます。楽天市場のカゴ(購入手続き)で「後払い決済」を選ぶと利用でき、これが楽天市場の標準的な後払いサービスにあたります。

大きな特徴はクレジットカードが不要な点です。カードを持っていない人や、ネット上でカード番号を入力したくない人でも、楽天会員であれば選べます。手元に商品が届いてから支払えるため、「注文したのに届かない」といった不安を抱えにくいのも利点です。

支払い方法は、注文後に届く電子バーコード付きの請求メールを使い、コンビニや銀行で払う形になります。かつては紙の請求書(はがき)が郵送される方式の解説もありましたが、現行のNP後払いでは紙のはがきによる連絡はなく、電子バーコードによる支払いが案内されています。古い情報と混同しないよう注意してください。

楽天市場で使える「後払い」の種類

楽天市場で「後で払う」と言っても、仕組みの違う選択肢がいくつかあります。混同を避けるため、まず全体像を整理します。

種類提供仕組み位置づけ
後払い決済(NP後払い)株式会社ネットプロテクションズ商品到着後、電子バーコード付き請求メールが届き14日以内にコンビニ・銀行で支払う楽天市場の標準後払い。カゴで「後払い決済」を選ぶ
ショップ独自の後払い導入したショップメールアドレスと携帯番号で利用し、翌月にまとめて支払うタイプなど一部ショップのみ。全店では使えない(詳細は各ショップで要確認)
楽天カード(クレジット)楽天カード締め日を経て翌月以降にまとめて引き落とし「後で払う」点は似るが信用払いで仕組みが別

この記事の主役は、いちばん一般的な後払い決済(NP後払い)です。Paidyの翌月まとめ払いのようなショップ独自の後払いは、導入しているショップでしか使えず、手数料や支払いタイミングも独自の設定になります。導入状況や手数料は一律ではないため、利用したいショップのページで確認してください。楽天カードは「後で払う」印象が近いものの、クレジット(信用払い)で仕組みが異なります。違いは後の章で詳しく比較します。

後払いの支払いの流れ(選択から請求メールまで)

NP後払いを選んでから支払いが終わるまでの流れは、次のステップです。

  1. 楽天会員でログインし、購入手続きの支払い方法選択画面で「後払い決済」を選ぶ
  2. 合計金額に手数料250円が加算されているのを確認して注文を確定する。
  3. ショップが商品を発送すると、注文時のメールアドレスに電子バーコードを添付した請求メールが届く。
  4. 請求メールの受取後14日以内に、電子バーコードを使ってコンビニまたは銀行で支払う。
  5. 支払いが完了する。

ポイントは、請求メールが届くのは商品発送のタイミングである点です。注文直後ではなく、ショップが発送処理をしてから請求の案内が来ます。請求メールにはコンビニでの支払いに使う電子バーコードが記載されているため、メールを消さずに保管しておくと支払いがスムーズです。支払い期限は請求メールの受取が起点になるので、届いたら早めに対応しておくと安心です。

後払いの手数料・支払い期限・利用上限

楽天市場の後払いの手数料250円・支払い期限14日以内・利用上限53,999円・楽天会員のみを示した図

後払い決済を使うときにいちばん気になるのが、手数料・期限・上限などの条件です。要点を表にまとめます。

項目内容
手数料1注文あたり250円(税込)の請求書発行手数料。送料無料の商品でも発生
支払い期限電子バーコード付き請求メールの受取後14日以内
利用資格楽天会員のみ(非会員は利用不可)
利用上限額1注文53,999円(税込)まで(公式規約での確認を推奨)
期限を過ぎた場合一時的に後払いが使えなくなったり、延滞事務手数料が加算される場合あり

<!– 図解1枚: 手数料250円 / 期限14日以内 / 上限53,999円 / 楽天会員のみ が一目でわかる図をここに差し込む –>

手数料の250円は1注文ごとにかかり、送料が無料の商品でも発生します。同じ買い物でも、後払いを使うぶんだけ支払総額が増える点は理解しておきましょう。

支払い期限の「14日以内」は、請求メールを受け取ってからの日数です。期限を過ぎると後払いが一時的に使えなくなったり、延滞事務手数料が加算される場合があります。延滞事務手数料の具体的な金額はネットプロテクションズの規定によるため、請求メールや公式案内で確認してください。

利用上限は1注文あたり53,999円(税込)とされ、これを超える買い物には後払いを使えないと案内されています。未払いの合計額が積み上がっている場合も、新たな後払いが利用できなくなることがあります。この上限額は最終的に楽天市場の公式規約で確認しておくと確実です。

コンビニ・銀行での後払いの支払い方法

後払いの支払い先は、大きく分けてコンビニと銀行です。主な方法は次の3つです。

  1. コンビニ支払い(現金・手数料無料)
  2. 楽天銀行コンビニ支払サービス(アプリで払込票を支払う・手数料無料)
  3. 銀行振込(各金融機関の振込手数料が別途かかる場合あり)

対応するコンビニは、請求メールに記載された案内が基準になります。一般には次のようなチェーンが対象です。

支払い先内容
セブンイレブン電子バーコードで支払い。手数料無料
ローソン電子バーコードで支払い。手数料無料
ファミリーマート電子バーコードで支払い。手数料無料
ミニストップ電子バーコードで支払い。手数料無料
セイコーマート電子バーコードで支払い。手数料無料
銀行(窓口・ATM・ネットバンキング)利用可。振込手数料は自己負担になる場合あり

コンビニ払いや楽天銀行コンビニ支払サービスは支払い手数料がかからないのが基本です。一方で銀行振込を選ぶと、後払い手数料250円に加えて各銀行の振込手数料がかかる場合があります。コスト面ではコンビニ払いのほうが負担を抑えやすいと言えます。対応チェーンは変わる可能性があるため、実際に支払う前に請求メールの記載を確認してください。

後払いが使えるショップの見分け方

後払い決済は、すべてのショップで使えるわけではありません。導入するかどうかはショップごとの設定によります。

見分け方はシンプルで、購入手続きの「支払い方法」欄に「後払い決済」が表示されるかを見ます。表示されていれば、そのショップでは後払いを選べます。逆に、支払い方法の一覧に「後払い決済」が出てこなければ、そのショップは後払いに対応していないと考えられます。

具体的には、カゴに商品を入れて購入手続きに進み、支払い方法選択画面で「後払い決済」にチェックを入れられるかを確認します。選べた場合は、確認画面で手数料250円が加算されているかも合わせて見ておくと、支払総額を把握しやすくなります。なお「一覧に表示されるかどうか」は実際の画面での判断が基本になるため、購入前に必ず自分の目で確かめておくと確実です。

楽天カード・楽天キャッシュとの違い

「後で払う」「楽天の決済」という言葉が似ているため、後払い決済・楽天カード・楽天キャッシュは混同されがちです。性質はそれぞれ異なります。

後払い決済(NP後払い)楽天カード楽天キャッシュ
性質商品到着後にコンビニ・銀行で都度払いクレジット(信用払い)前払い(チャージ式)電子マネー
クレジットカード不要カード契約が必要不要(チャージして使う)
支払いタイミング商品到着後14日以内締め日を経て翌月以降に引き落とし先にチャージ=前払い
手数料の考え方1注文250円一括払いは手数料なし(分割・リボは金利)チャージ手数料は原則なし

いちばん大きな違いは支払うタイミングです。後払い決済は商品が届いた後に払い、楽天カードは締め日を経て翌月以降にまとめて引き落とされます。これに対して楽天キャッシュは「前払い」で、先にチャージした残高から支払うため、後払いとは正反対の仕組みです。

「後で払う」点では楽天カードが後払いに近く見えますが、楽天カードは信用払い(クレジット)であり、都度コンビニで払うNP後払いとは別物です。カードを持っていない人でも使える点、1注文ごとに250円の手数料がかかる点が、後払い決済ならではの特徴と言えます。

後払いの審査・キャンセル・返品返金・領収書

後払い決済には、購入者が知っておきたい手続き上の注意点があります。

  • 与信審査: 後払いを選ぶと、ネットプロテクションズによる与信審査が行われます。審査を通過しないと後払いを選べず、別の支払い方法への変更が必要になる場合があります。審査基準は公開されていないため、通る・通らないの条件を断定することはできません。
  • 注文キャンセル: 発送前など状況によってはキャンセルが可能です。手続きは購入履歴やショップ経由で行います。支払い済みの場合の返金方法は、ショップやネットプロテクションズを通じた対応になります。具体的な手順やタイミングは、注文したショップおよび公式案内で確認してください。
  • 返品・返金: 返品時の返金の流れも、ショップとネットプロテクションズを介して処理されます。すでに支払った代金の扱いは個別の状況によるため、購入履歴やショップの案内を確認するのが確実です。
  • 領収書・受領証: コンビニで現金払いをすると、店頭で払込受領証が渡されます。これは支払いを証明する控えなので保管しておきましょう。ただしこの受領証は、楽天やショップが発行する「領収書」とは別のものです。会計上の領収書が必要かどうかは、購入者側で確認してください。

いずれの手続きも、後払い事業者(ネットプロテクションズ)とショップの双方が関わる点が特徴です。困ったときは、まず楽天市場の購入履歴と請求メール、次に公式の案内を確認する流れがわかりやすいです。

後払いの支払い遅れ・延滞時の注意点

支払い期限を守れなかった場合の扱いも押さえておきましょう。前述のとおり、支払い期限は請求メール受取後14日以内です。

期限までに支払いが確認できないと、後払いが一時的に利用できなくなることがあります。また、延滞事務手数料が加算される場合もあります。金額はネットプロテクションズの規定によるため、請求メールや公式の案内で確認してください。

支払いを忘れないためには、請求メールが届いたらなるべく早めにコンビニで支払うのが確実です。電子バーコードはメールに記載されているので、メールを削除しないようにしておくと、支払いの際に困りません。うっかり期限を過ぎると次回以降の後払いに影響することもあるため、期限管理は意識しておきましょう。

よくある質問(FAQ)

Q1. 楽天市場の後払いはクレジットカードがなくても使えますか? A. はい。後払い決済(NP後払い)はクレジットカード不要で、楽天会員であれば利用できます。商品が届いた後に、電子バーコード付き請求メールを使ってコンビニや銀行で支払います。

Q2. 後払いの手数料はいくらですか? A. 1注文あたり250円(税込)の請求書発行手数料がかかります。送料無料の商品でも発生します。銀行振込を選ぶと、これに加えて各銀行の振込手数料がかかる場合があります。

Q3. 支払い期限はいつまでですか?過ぎたらどうなりますか? A. 電子バーコード付き請求メールの受取後14日以内です。期限を過ぎると後払いが一時的に使えなくなったり、延滞事務手数料が加算される場合があります。具体的な金額はネットプロテクションズの案内で確認してください。

Q4. どのコンビニで支払えますか? A. セブンイレブン・ローソン・ファミリーマート・ミニストップ・セイコーマートなどで支払えます。対応チェーンは請求メールの記載を確認してください。コンビニ払いや楽天銀行コンビニ支払サービスは支払い手数料が無料です。

Q5. どのショップでも後払いは使えますか? A. いいえ。ショップの設定によって、使える場合と使えない場合があります。購入手続きの支払い方法欄に「後払い決済」が表示されるかで判断できます。なお1注文の利用上限は53,999円(税込)までとされています(最終的な金額は公式規約で確認してください)。

参考

  • 楽天市場公式ヘルプ「後払い決済でのお支払い方法」: <https://ichiba.faq.rakuten.net/detail/000010676>
  • 楽天市場公式ヘルプ(スマホ版)「後払い決済でのお支払い方法」: <https://ichiba-smp.faq.rakuten.net/detail/000010677>
  • NP後払い(ネットプロテクションズ)公式「楽天市場の後払いの支払い方法」: <https://help.np-atobarai.jp/hc/ja/articles/19157838768025>
  • 楽天市場 後払い決済ご利用規約: <https://www.rakuten.co.jp/doc/info/rule/ichiba_shopping.html#atobarai>
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西尾 勝太

西尾 勝太株式会社ラクダ 代表

楽天SOY 2年連続受賞 / 楽天NATIONSリーダー店舗 / 楽天NATIONS AIエバンジェリスト

楽天市場の月商を5年で200万円→2億円に伸ばした現場の実践者。売れるECの方程式にAIを重ね、EC事業者の「次の一手」に伴走しています。

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