ホーム > 楽天店舗・RMS

最終更新: 2026.07.18

LINE公式アカウントのプラン変更|料金3プランの違いと変更手順・タイミング

LINE公式アカウントのプラン変更|料金3プランの違いと変更手順・タイミング

LINE公式アカウントの料金は「コミュニケーション(無料)」「ライト(月5,000円・税別)」「スタンダード(月15,000円・税別)」の3プランです。結論から言うと、3プランで使える機能はまったく同じで、違うのは月あたりの無料メッセージ通数だけです。プラン変更(アップグレード/ダウングレード)はPCの管理画面(LINE Official Account Manager)から行い、スマホアプリでは操作できません。アップグレードは当月から、ダウングレードは翌月1日から適用され、余った無料通数の繰り越しや差額返金はありません。

以下では、3プランの料金と通数の違い、どのプランを選ぶべきか、変更の具体手順、損しない変更タイミング、つまずいたときの対処までを順に整理します。

LINE公式アカウントの料金プランは3種類

LINE公式アカウントの3プラン(コミュニケーション/ライト/スタンダード)の料金と無料通数の違いを並べた図

LINE公式アカウントの料金プランは、次の3つです。アカウントを開設した直後は、自動的に無料の「コミュニケーションプラン」からスタートします。上位のライト・スタンダードを使うには、開設後に自分でプラン変更する必要があります。

  • コミュニケーションプラン:月額0円。まずはお試し・小規模運用向け。
  • ライトプラン:月額5,000円(税別)。ある程度まとまった配信をする店舗向け。
  • スタンダードプラン:月額15,000円(税別)。大量配信・従量課金で配信を止めたくない店舗向け。

ここで大事なのは、料金プランはあくまで「メッセージ配信の枠」を決めるものだ、という点です。プランを上げても新しい機能が開放されるわけではありません。次の見出しでその中身を見ていきます。

なお、料金表記は税別です。税込金額や最新の月額は、必ず公式(LINE for Business)でご確認ください。

3プランの違いは「無料メッセージ通数」だけ ── 料金・通数一覧表

3プランを比べたときに最初に押さえるべき事実は、プランによる機能差はないということです。分析機能、リッチメッセージ、クーポン、ステップ配信の設定可否といった機能面は、無料のコミュニケーションプランでも基本的に同じように使えます。

違うのは、次の3点に集約されます。

  1. 月額の固定費
  2. 月あたりの無料メッセージ通数
  3. 無料枠を超えた分を「追加配信できるかどうか」(従量課金の可否)

一覧にすると次のとおりです(金額は税別)。

プラン月額固定費無料メッセージ/月無料枠を超えた追加配信
コミュニケーション0円200通不可(上限で配信停止)
ライト5,000円5,000通不可(上限で配信停止)
スタンダード15,000円30,000通可(従量課金)

つまりプラン選びは、「毎月どれくらいメッセージを配信するか」を見積もり、その通数をカバーできる無料枠を選ぶ作業です。機能で選ぶのではなく、配信ボリュームで選ぶと考えると迷いません。

※上記の無料通数・月額は複数の情報源で一致していますが、料金・通数は改定されることがあります。最新値は公式でご確認ください。

「1通」はどう数える? 無料通数の考え方

無料メッセージ通数を正しく見積もるには、「1通」の数え方を知っておく必要があります。

基本の考え方は、1人に1通送ると1通を消費する、です。たとえば友だち100人に一斉配信を1回すると、それだけで100通を消費します。メッセージ内で吹き出し(メッセージバブル)を複数つなげて送っても、1回の配信は1通としてカウントされる仕様があります。

この数え方を踏まえると、無料のコミュニケーションプラン(月200通)がいかに小さい枠か見えてきます。

  • 友だち100人 × 月2回配信 = 200通 → これだけで上限に到達
  • 友だち500人 × 月2回配信 = 1,000通 → コミュニケーションでは不可、ライトが必要

販促で「セール告知を全顧客に届けたい」という使い方をすると、無料枠はすぐに埋まります。

※吹き出しの数え方など通数カウントの厳密な仕様は変更が入りやすい部分です。最新の仕様は公式でご確認ください。

追加メッセージ(従量課金)が使えるのはスタンダードプランだけ

3プランの実務上いちばん大きな差が、この「無料枠を超えたときにどうなるか」です。

  • コミュニケーション(200通)・ライト(5,000通):無料枠を超える配信はできません。上限に達するとその月はそれ以上配信できず、配信が止まります。
  • スタンダード(30,000通):無料枠を超えた分を追加メッセージ(従量課金)として配信できます。上限で止まらず、超過分は単価×通数で課金されます。

これは「配信を絶対に止めたくない店舗はスタンダード一択」という結論につながります。逆に、月の配信通数が無料枠に収まる見込みなら、コミュニケーションやライトで十分です。

つまり選び方は次の2軸です。

  • 月の配信通数はどのプランの無料枠に収まるか
  • 無料枠を超える月があり得るなら、止まってよいか(=スタンダードが必要か)

【2026年10月改定】追加メッセージ料金が2段階に ── 店舗への影響

2026年10月1日から、スタンダードプランの追加メッセージ(従量課金分)の料金体系が改定されます。従来は「配信通数が増えるほど単価が下がる」多段階のテーブルでしたが、改定後は20万通を境にしたシンプルな2段階に整理されます。

改定後の単価(税別)は次のとおりとされています。

月間の追加配信通数単価(改定後・税別)
〜200,000通3円/通
200,001通〜2.5円/通

店舗規模への影響を整理すると、次のように読めます。

  • 少量〜中量配信の店舗:多段階から2段階へ変わることで、少量帯の平均単価がむしろ上がる可能性があります。
  • 大量配信の店舗:段階がシンプルになり、コストの見通しが立てやすくなります。

なお、この改定後の単価は本記事で参照した情報が単一ソースであり、また改定「前」の各段階の具体単価はここでは確定できていません。追加配信単価・段階の区切り・税込/税別の扱い・改定の適用日は、必ず公式(LINE for Business)のお知らせで最新をご確認ください。

自分の店舗はどのプラン? 月の配信通数から選ぶ早見

プランは「月に何通配信するか」から逆算して選びます。配信通数のざっくりした見積もりは、次の式で出せます。

月の配信通数 = 配信対象の友だち数 × 月あたりの配信回数

これを基準にすると、目安は次のようになります。

月の配信通数の目安推奨プラン理由
〜200通コミュニケーション(無料)友だち数が少なく、配信頻度も低いお試し段階
〜5,000通ライト数百人規模へ月数回配信するとこの帯に入る
5,000通超スタンダード大量配信、または上限で止めたくない場合
通数が月ごとに大きく変動するスタンダード超過月も従量課金で止まらず配信できる

友だちが増えるほど1回の配信で消費する通数も増えるため、友だち数の増加に合わせてプランを見直すのが基本になります。

プラン変更(アップグレード)の手順

プラン変更は、PCのブラウザから管理画面「LINE Official Account Manager」にログインして行います。アップグレードの手順は次のとおりです。

  1. PCで管理画面にログインする。
  2. 画面の[設定]を開く。
  3. [利用と請求]を選ぶ。
  4. [月額プラン]をクリックする。
  5. 変更したいプランの[アップグレード]をクリックする。
  6. 利用規約を確認して同意し、[変更]をクリックする。

アップグレードは当月からすぐに適用されます。そのため、無料通数を超えそうな月でも、上限に達する前に上げれば、その月からより多くの通数を使えます。

プラン変更(ダウングレード)の手順と注意

ダウングレード(上位から下位プランへ下げる)も、同じ画面から操作します。

  1. PCで管理画面にログインする。
  2. [設定] → [利用と請求] → [月額プラン]を開く。
  3. 下げたいプランの[ダウングレード]をクリックする。
  4. 内容を確認し、[変更]をクリックする。

アップグレードと違い、ダウングレードはすぐには反映されません。当月末までは現在のプランのまま利用が続き、翌月1日の00:00から新しい(下位の)プランが適用されます。この「すぐ下がらない」点が、次の見出しの落とし穴につながります。

ダウングレードの落とし穴 ── 日割り返金なし・翌月1日適用・繰り越しなし

ダウングレードで損をしないために、次の3点は必ず押さえてください。

  • 日割り計算・差額返金はない:月の途中でダウングレードしても、その月の料金は日割りされず、差額の返金もありません。当月分は現プランの料金がかかります。
  • 適用は翌月1日から:ダウングレードは翌月1日00:00に反映されます。当月中は現プランのままです。
  • 無料通数は繰り越されない:その月に使い切れなかった無料メッセージ通数は、翌月に持ち越せません。毎月リセットされます。

たとえば月初にスタンダードからライトへダウングレードしても、その月はスタンダードの料金がかかり、ライトになるのは翌月1日からです。「早く申請しても当月分が安くなるわけではない」と理解しておくと、無駄な期待をせずに済みます。

プラン変更前のチェックリスト(スマホ不可・支払い方法・権限)

プラン変更でつまずく原因は、だいたい次の3つです。操作前に確認しておきましょう。

  1. スマホアプリでは変更できない:料金プランの変更は、スマホアプリの画面からは操作できません。スマホから行う場合も、ブラウザでWeb版(PC版)の管理画面にログインして操作する必要があります。
  2. 支払い方法の登録が前提:クレジットカード、または請求書払い(認証済みアカウント向け)などの支払い方法が未登録だと、変更ボタンがグレーアウトして進めないことがあります。有料プランに上げる前に支払い方法を登録しておきます。
  3. 管理者権限が必要:プラン変更の操作は、管理者権限を持つユーザーでないと行えない場合があります。権限のあるアカウントでログインしているか確認します。

「ボタンが押せない・グレーアウトしている」ときは、②の支払い方法未登録か③の権限不足がほぼ原因です。次の見出しで症状別に整理します。

スマホでできない・ボタンが押せないときの対処

つまずきやすい症状を、原因と対処の形でまとめます。

症状主な原因対処
スマホアプリにプラン変更の項目が見当たらないアプリでは変更操作に非対応PC(またはスマホのブラウザ)でWeb版の管理画面にログインして操作する
[変更]ボタンがグレーアウトして押せない支払い方法が未登録[利用と請求]で支払い方法(カード等)を登録してから再度操作する
プラン変更メニュー自体が開けない・操作できないログイン中のユーザーに管理者権限がない管理者権限を持つアカウントでログインし直す
ダウングレードしたのに今月から反映されない仕様どおり(翌月1日適用)翌月1日00:00の反映を待つ。異常ではない

この4パターンで、プラン変更まわりの詰まりはおおむね解消できます。

よくある質問(FAQ)

Q. コミュニケーションプラン(無料)だけでずっと運用できますか? A. 運用自体は可能です。ただし月200通が上限で、超えると配信できなくなります。友だち100人に月2回一斉配信するだけで上限に達するため、販促目的で使うならライトやスタンダードが現実的です。

Q. プラン変更はスマホからできますか? A. スマホアプリでは料金プランの変更はできません。スマホの場合もブラウザでWeb版(PC版)の管理画面にログインし、[設定]→[利用と請求]→[月額プラン]から操作します。

Q. 月の途中でダウングレードすると返金されますか? A. されません。日割り計算・返金はなく、当月末までは現プランのまま、翌月1日から新プランが適用されます。使い切れなかった無料通数の翌月繰り越しもありません。

Q. アップグレードはいつから使えますか? A. アップグレードは当月からすぐに適用されます。無料通数を超えそうなとき(配信が止まる前)に上げれば、その月からより多くの通数を使えます。

Q. 2026年10月の料金改定で何が変わりますか? A. スタンダードの追加メッセージ(従量課金分)が、従来の多段階テーブルから、20万通を境にした2段階(〜20万通=3円/通、20万通超=2.5円/通・税別)へ簡素化される予定です。最新・正確な単価や適用条件は、公式のお知らせで必ずご確認ください。

参考:

  • LINE公式(LINE for Business)料金プラン: https://www.lycbiz.com/jp/service/line-official-account/plan/
  • LINE公式マニュアル(利用と請求=プラン変更/支払い): https://www.lycbiz.com/jp/manual/OfficialAccountManager/account-settings_plan/
ご相談・お問い合わせ

店舗の「次の一手」を一緒に進めるなら

運営代行・ECコンサル・AIツールまで、現場を知るチームがワンストップで伴走します。

運営代行 受注・ページ・広告まで店舗運営をまるごと代行
ECコンサル SOY受賞店の知見で戦略と改善を設計
AIツール ラクリプで日々の作業を自動化し時間を創出
西尾 勝太

西尾 勝太株式会社ラクダ 代表

楽天SOY 2年連続受賞 / 楽天NATIONSリーダー店舗 / 楽天NATIONS AIエバンジェリスト

楽天市場の月商を5年で200万円→2億円に伸ばした現場の実践者。売れるECの方程式にAIを重ね、EC事業者の「次の一手」に伴走しています。

290 継続契約
742 Walk 利用者
2年連続 楽天SOY受賞
お問い合わせはこちら