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最終更新: 2026.07.20

楽天サーチ流入改善の使い方|R-Karteで直す商品と検索キーワードを決める

楽天サーチ流入改善の使い方|R-Karteで直す商品と検索キーワードを決める

R-Karteの「楽天サーチ流入改善」は、楽天検索からのアクセスを増やすために、改善すべき商品と検索キーワードを絞る分析機能です。見る順番は、改善対象商品、商品別検索キーワード、商品別特典設定、関連キーワード・ユーザトレンドです。

関連キーワードを見つけても、商品名へ一括で追加してはいけません。実際の商品と関連する語だけを選び、商品属性、画像、価格、送料、特典を含めて検索結果での見え方を整えます。変更後は検索流入だけでなく、転換率、売上、広告費、粗利まで同じ期間で検証します。この記事では、楽天サーチ流入改善の読み方と週次運用を解説します。

楽天サーチ流入改善とは

「楽天サーチ流入改善」は、アクセス人数を上げるため、検索の改善に特化した分析機能です。データに基づいて、改善に注力すべき商品とアクションを把握し、関連キーワードから検索需要の取りこぼしを見つけるために使います。

利用場所は、RMSの「データ分析>アクセス・流入分析>楽天サーチ」です。ただし、その後に一部UIやSKU関連の仕様が変わっています。現行画面の名称、表示項目、集計条件は店舗運営Naviを優先してください。

この機能の目的は、検索順位を報告することではありません。限られた作業時間を、売上への影響が大きく、改善余地のある商品へ配分することです。

R-Karteのアクセス分析との違い

アクセス分析と楽天サーチ流入改善は、対象範囲が異なります。

機能主な対象答える問い
アクセス・流入分析検索、広告、メルマガ、外部等の流入全体どこから、どのページへ来たか
楽天サーチ流入改善楽天サーチからの商品流入どの商品・検索語・特典を直すか

店舗全体のアクセスが減った理由を調べるなら、先に流入元全体を確認します。楽天サーチからの流入に課題があると分かったら、専用画面で商品と検索語へ絞ります。

流入経路全体を切り分けたい場合は「楽天R-Karteのアクセス分析」を参照してください。

改善対象商品を選ぶ

全商品を毎週修正すると、作業量が増えるだけで、何が効いたか分からなくなります。次の優先順位で対象を絞ります。

  1. 売上影響が大きく、検索流入が落ちた主力商品
  2. 転換率は高いが検索流入が少ない商品
  3. 検索流入は多いが転換率が低い商品
  4. 新商品や季節商品で、需要期前に検索面を整えたい商品
  5. 欠品・販売停止から復帰し、再評価したい商品

「流入が少ない」だけでは優先しません。需要自体が小さい商品、在庫がない商品、利益が残らない商品へアクセスを集めても、店舗成果につながらないためです。

対象商品ごとに、商品管理番号、SKU、売上、検索流入、転換率、粗利、在庫、変更履歴を1行へまとめます。最初は3〜5商品に絞ると検証しやすくなります。

商品別検索キーワードを読む

商品別検索キーワードを読むを示す図解

商品別検索キーワードでは、ユーザーがどの言葉で商品へ到達したかを確認します。判断は、流入量と購入意図を分けて行います。

検索語の状態考えられる課題次に確認すること
狙った語の流入が少ない商品情報との関連が弱い、競争が強い、需要が小さい商品名、属性、説明、在庫、競合
想定外の語が多い別用途が評価されている、表示と意図がずれている画像、用途説明、転換率
流入が多く転換率が低い検索意図と価格・仕様・配送が合わない商品ページ、送料、納期、レビュー
流入は少なく転換率が高い伸ばせる入口の可能性関連語、商品属性、広告

検索語は、商品を探す目的まで考えます。たとえば「折りたたみ 傘 軽量」と「折りたたみ 傘 大きい」では、購入者が重視する仕様が違います。流入語が商品仕様と一致するか、ファーストビューでその特徴が伝わるかを確認します。

表示件数の少ない語を一つ見て結論を出さず、同じ意図の語をグループ化します。ブランド、型番、用途、対象者、悩み、サイズ、素材などに分けると、商品情報の不足を見つけやすくなります。

関連キーワードとユーザトレンドを使う

関連キーワード・ユーザトレンドは、取りこぼしている検索需要の発見に役立つ機能です。

候補語は次の3段階で評価します。

1. 商品との事実関係

仕様書、メーカー資料、商品現物で裏付けられる語か確認します。対応していない機能、無関係なブランド、誤認を招く最上級表現は使いません。

2. 購入意図との一致

候補語で検索した人が、その商品を選ぶ理由があるか考えます。アクセスが多い語でも、商品と用途がずれていれば転換率を下げます。

3. 表示する場所

すべてを商品名へ入れるのではなく、商品属性、キャッチコピー、説明文、画像、カテゴリなど、情報の役割に合う場所へ入れます。

季節語や急上昇語は、一時的なイベントの影響もあります。前年同時期、イベント予定、在庫・納期を確認し、需要が過ぎた後も語を残すか決めます。

商品別特典設定を確認する

検索結果では、商品名だけでなく、価格、送料、ポイント、クーポン、配送予定等の購入条件が比較されます。楽天サーチ流入改善では、商品別特典設定も改善手順に含めます。

特典を増やす前に、次を確認します。

  • 検索結果で競合商品と比べて見劣りする条件は何か
  • ポイントやクーポンを重ねても商品別利益が残るか
  • 特典の開始・終了日時が需要期と合うか
  • 対象商品、利用条件、併用条件が分かりやすいか
  • 在庫と出荷能力が販売増加へ対応できるか

特典はクリック率や転換率を改善する可能性がありますが、利益を直接減らします。「アクセスが増えた」だけで成功とせず、値引き・ポイント・広告費を引いた粗利を確認します。

商品名・属性・タグを直す順番

検索改善では、事実情報の欠落から直します。

  1. 商品名と販売商品が一致しているか
  2. ブランド、メーカー、型番、JAN、カテゴリが正しいか
  3. SKUごとの色、サイズ、容量、対応機種が登録されているか
  4. 商品属性・タグが現物と一致しているか
  5. 商品説明と画像で用途・違いが伝わるか
  6. 関連性の高い検索語が自然に表現されているか

SKU移行によって、タグIDが数字から実値入力へ変わっています。古いCSVや操作マニュアルを流用するときは、現行のタグ項目・許容値を確認してください。

商品名へキーワードを羅列すると、読みにくくなり、商品内容を誤認させる可能性があります。楽天SEOの基本と禁止しやすい表現は「楽天SEOのキーワード対策」で整理しています。

検索流入が多いのに売れない場合

検索流入が増えて転換率が下がった場合、検索改善が失敗とは限りません。新しい層へ露出が広がり、訪問者の構成が変わった可能性があります。次の順で確認します。

  1. 増えた検索語と商品内容が一致するか
  2. 検索結果の価格・特典と商品ページが一致するか
  3. スマホ冒頭で仕様、価格、送料、納期が分かるか
  4. SKU選択、在庫、配送日指定に障害がないか
  5. レビューで繰り返し指摘される不安がないか
  6. 競合の価格・特典・在庫が変わっていないか

検索語とのずれが大きければ、無関係な語を削除します。商品ページの問題なら、キーワードをさらに増やす前に受け皿を改善します。

週次で変更前後を検証する

週次で変更前後を検証するを示す図解

変更履歴を残し、同じ条件で比較します。

記録項目内容
対象商品管理番号・SKU
仮説どの検索意図を取りこぼしているか
変更商品名、属性、画像、特典等の変更箇所
期間変更前・変更後の比較日
指標検索流入、CTR、転換率、売上、粗利
外部要因イベント、広告、価格、在庫、競合
判断継続、戻す、次に試すこと

一度に商品名、画像、価格、ポイントを変えると、効果の原因を判定できません。1回の検証では、仮説と主要な変更を一つに絞ります。

検索流入が増えても、転換率や粗利が大きく低下したら見直します。逆に流入増加が小さくても、高い転換率と利益が維持できる検索意図なら、関連商品へ展開する価値があります。

よくある質問

楽天サーチ流入改善はどこにありますか?

利用場所は「データ分析>アクセス・流入分析>楽天サーチ」です。UI変更があるため、見つからない場合はRMS内検索と店舗運営Naviで現行名称を確認してください。

関連キーワードは全部商品名へ入れますか?

入れません。商品との関連性と事実を確認し、商品名、属性、説明、画像等の適切な場所へ自然に反映します。無関係な語は使わないでください。

検索流入が増えれば成功ですか?

流入後の転換率、売上、値引き・ポイント・広告費を引いた粗利まで確認します。アクセスだけ増えて赤字なら改善が必要です。

何商品から始めますか?

売上影響が大きい、または転換率が高く検索流入の少ない3〜5商品から始めると、変更と検証を管理しやすくなります。

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西尾 勝太

西尾 勝太株式会社ラクダ 代表

楽天SOY 2年連続受賞 / 楽天NATIONSリーダー店舗 / 楽天NATIONS AIエバンジェリスト

楽天市場の月商を5年で200万円→2億円に伸ばした現場の実践者。売れるECの方程式にAIを重ね、EC事業者の「次の一手」に伴走しています。

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