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最終更新: 2026.07.30

楽天の同梱物ルール|入れてよいもの・禁止されるものの線引き

楽天の同梱物ルール|入れてよいもの・禁止されるものの線引き

楽天市場の同梱物は、物の種類だけでなく、記載内容と誘導先を含めて判断する必要があります。 外部購入への誘導や高評価の要求は避け、公開情報で判断できない事項はRMS内の最新版で確認してください。

楽天同梱物ガイドラインの基本的な考え方

楽天市場では、納品書や説明書などの同梱物が、公開規定で一律禁止されているわけではありません。

楽天同梱物ガイドラインとは、商品に封入する書類や広告について、楽天の規約と関係法令への適合性を判断する基準です。

公開情報では、同梱できる物の完全な一覧や、梱包物へ記載できるURLの具体的条件までは示されていません。品目名だけで可否を決めず、誘導先やレビュー条件、価格表示などを確認します。

同梱物公開情報上の判断主な注意点
納品書・明細書店舗判断ギフト時の金額表示
説明書・保証書一律禁止は未確認外部の登録URLやQR
商品案内・チラシ一律禁止は未確認誘導先、価格、効能表示
お礼状・手書きカード一律禁止は未確認外部誘導、高評価要求
サンプル・おまけ条件付き景品価額、商品別法令
レビュー依頼カード条件付きで可能到着後、中立的、任意

自社サイトや他モールへ誘導してよいか

自社サイトや他モールへ誘導してよいかを示す図解

自社サイトや他モールでの購入を促す同梱物は高リスクであり、承認を確認できない状態では使用を避けます。

楽天の公開ページは、店舗ページへの楽天市場外URLの掲載と、課金回避を目的とした注文誘導を禁止しています。楽天市場で得た顧客情報を使い、自社サイトを広告する行為も禁止事項です。

ただし、物理的な同梱物に関するURLの例外条件は、公開公式資料だけでは確認できません。「楽天市場店のURLを併記すればよい」とも断定できないため、RMS内の最新版で確認してください。

表現・誘導方法リスク推奨対応
「次回は公式サイトで購入」非常に高い使用しない
自社サイト限定割引とQR非常に高い使用しない
他モール名、URL、QR非常に高い使用しない
「店名で検索」と案内高い外部購入が目的なら避ける
会社情報として外部URLを記載要確認事前に書面で確認する
保証登録・説明用の外部URL要確認用途を整理して確認する
楽天市場内の自店舗URL比較的低い表記方法を最新版で確認する

URLをQRや検索案内へ置き換えても、最終的に市場外の購入を促す目的があれば、リスクは解消されません。

レビュー依頼カードは同梱できるか

商品到着後に、中立的な内容で任意の投稿を依頼するレビューカードは、公開FAQ上で許容されています。

依頼文では、星の数や肯定的な感想を指定せず、投稿しない購入者にも不利益がないことを明確にします。使用前の感想ではなく、商品到着後の使用感に基づく投稿を依頼してください。

商品到着後、実際にお使いいただいた率直なご感想をお聞かせください。星の数やご意見の内容は問いません。レビュー投稿は任意です。

返品や保証との関係を明示する場合は、レビューの有無や内容で対応が変わらない旨も加えます。

依頼内容判断
「星5をお願いします」不可
星4以上を特典の条件にする不可
好意的な投稿だけ特典を増やす不可
低評価の削除を交換条件にする不可
到着前に商品レビューを求める不適切
指定文をそのまま投稿させる高リスク
店舗関係者や利害関係者が投稿する禁止
返金や報酬を条件に注文・投稿させる禁止

レビュー特典はどこまで認められるか

評価内容を指定しない特典施策は一律禁止と確認されていませんが、実施前に店舗向け規定の確認が必要です。

公開FAQには、商品到着後のレビューキャンペーンとして、次回のおまけや送料無料などの例があります。ただし、特典の価値や条件を含む最新の具体的基準は、RMS内のガイドラインで確認してください。

確認項目安全性を高める条件
投稿時期正常な購入と商品到着の後
投稿内容星数、肯定・否定、文章を指定しない
特典差評価の高低で変更しない
店舗対応削除や変更を返品条件にしない
条件表示内容、期限、進呈条件を明示する
法令確認景品価額とステマ規制を確認する

内容を指定しない次回クーポンは、通常はステマ規制上の「事業者の表示」に当たらないとされています。一方、星5や推奨コメントを条件にすれば、店舗が表示内容を決めたものと判断され得ます。

チラシ・クーポン・サンプルの注意点

チラシやサンプルは物自体で決まらず、誘導先、表示内容、景品価額、商品分野別の規制で判断します。

消費者庁は、チラシやパンフレット、説明書面、商品への添付物も、景品表示法上の「表示」に含めています。紙面であっても、価格や効能について根拠のない表現はできません。

同梱物楽天上の注意法令上の注意
楽天市場店用クーポンコードなどの条件は要確認期限、対象、利用条件を明示
自社サイト用クーポン外部取引誘導として高リスク確認前は使用しない
商品チラシ誘導先と記載内容を確認価格、品質、効能の根拠
サンプル・試供品商材別ルールを確認景品規制、薬機法、食品表示
無償のおまけ景品企画として要確認総付景品の限度額
手書きメッセージ一律禁止は未確認外部誘導と評価要求を避ける

購入者全員へ提供する総付景品は、取引価額が1,000円未満なら200円、1,000円以上なら取引価額の20%が一般ルール上の上限です。適切な試供品や見本品は規制対象外となる場合があります。

ギフト注文と価格表示をどう管理するか

ギフト注文と価格表示をどう管理するかを示す図解

明細書の同封は店舗ごとに異なりますが、ギフト注文では金額を見せない運用を設計する必要があります。

楽天市場で金額入り明細書が一律禁止されているわけではありません。公開FAQでは、ペーパーレスや依頼時の除外、贈答品のみ注文者へ別送する運用例が示されています。

注文者と送付先が異なる場合は、納品書だけでなく、値札や価格入りカタログ、保証書も確認します。メーカー直送の場合も、金額非表示の希望が配送元へ伝わる仕組みが必要です。

「通常価格から50%OFF」などをチラシへ記載する場合は、比較対照価格の販売実績や根拠を保存します。対象商品、期間、税込・税別、送料条件も紙面上で明確にしてください。

違反するとどのような措置があるか

同梱物の違反でも、内容に応じて改善要請や検索上の措置、サービス停止、契約解除などにつながり得ます。

措置公開情報で確認できる内容
改善要請不適切な商品や表示の修正を求める
表示の非表示基準外の二重価格欄などを非表示にする
検索順位低下違反点数が一定基準を超えた場合に実施
検索結果から除外改善されない場合に実施される可能性
サービス一時停止規約や違反点数制度に基づく措置
契約解除・違約金規約や制度に基づき実施され得る

公開ページでは、違反レベルⅣの累積80点と、Ⅴ-Aの累積100点が出店停止等の判断基準として例示されています。同梱物ごとの点数や停止期間は公開情報で確認できないため、個別に確認してください。

印刷・封入前に何を確認すべきか

同梱物は、印刷前の審査だけでなく、版番号と使用対象を記録して継続的に管理します。

確認項目実務上の確認内容
誘導先URL、QR、検索案内の到達先を実機で確認
外部取引市場外での購入を促す文言がない
レビュー到着後、任意、中立的な依頼になっている
特典評価の高低で内容を変えていない
景品価額、提供条件、商品別規制を確認した
価格表示通常価格や比較価格の根拠を保存した
ギフト金額入り書類や値札を除外できる
版管理版番号、使用期間、対象注文を記録した
判断記録楽天から得た回答を書面で保存した

公開情報だけで判断できないデザインは、印刷前にRMS内の最新版を確認します。判断が分かれる場合は、楽天のECコンサルタント等から書面で回答を得てください。

よくある質問

同梱物の判断では、URLの形式よりも誘導目的やレビュー条件、表示内容を確認することが重要です。

楽天市場店のURLを併記すれば自社サイトも案内できますか?

公開公式資料では、その条件による許可を確認できません。自社サイトのURLやQRを載せる前に、RMS内の最新版と楽天担当者へ確認してください。

URLを書かずに「店名で検索」と案内すれば問題ありませんか?

外部サイトでの購入を意図する検索案内は、URLがなくても高リスクです。表現形式ではなく、案内の目的と最終到達先で判断してください。

レビュー投稿者全員へのクーポンは認められますか?

一律禁止とは確認されていませんが、到着後の任意投稿とし、評価内容で特典を変えてはいけません。特典条件や景品価額は最新版で確認してください。

保証登録用の外部QRコードも禁止されますか?

物理的な同梱物について、公開資料では具体的条件を断定できません。購入誘導ではない用途を整理し、印刷前に楽天へ確認する必要があります。

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西尾 勝太

西尾 勝太株式会社ラクダ 代表

楽天SOY 2年連続受賞 / 楽天NATIONSリーダー店舗 / 楽天NATIONS AIエバンジェリスト

楽天市場の月商を5年で200万円→2億円に伸ばした現場の実践者。売れるECの方程式にAIを重ね、EC事業者の「次の一手」に伴走しています。

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