ホーム > その他

最終更新: 2026.07.30

「送り主」とは?意味・差出人やお届け先との違い・伝票の書き方を解説

「送り主」とは?意味・差出人やお届け先との違い・伝票の書き方を解説

送り主(おくりぬし)とは、荷物や手紙を送る側の人のことです。「差出人」「ご依頼主」とほぼ同じ意味で、宅配便の伝票では「ご依頼主」欄に書く人を指します。反対に、荷物を受け取る相手は「送り先/お届け先/宛先」と呼びます。つまり「送り主=自分(送る人)」「送り先=相手(受け取る人)」が基本の対応です。

この記事では、送り主・差出人・ご依頼主といった呼び方の使い分け、伝票の書き方、ネット通販のギフト直送で送り主が誰になるか、そして「送り主を相手に知られたくないとき」の可否までを整理します。

送り主とは?意味をひとことで(=差出人・ご依頼主)

送り主とは、郵便物や荷物などを送った側の人(または団体)を指す言葉です。荷物を発送する人、と言い換えても構いません。

日常では「このお菓子の送り主は誰だろう」のように、贈り物やギフトの文脈でよく使われます。同じ「送る側の人」を指す言葉として「差出人」「発送者」なども使われますが、意味はほぼ同じです。

宅配便の送り状(伝票)や配送会社の書類では、送り主にあたる欄が「ご依頼主」と印字されているのが一般的です。呼び方は場面によって変わりますが、指している人は同じ「送る側の人」だと押さえておけば混乱しません。

「送り主」と「差出人」「ご依頼主」の違い(呼び方の使い分け表)

送り主・差出人・ご依頼主・発送者は、いずれも「送る側の人」を指す言葉です。違うのは意味ではなく、主に使われる場面とトーンです。

呼び方主に使われる場面トーン
送り主(おくりぬし)日常会話・ギフト・カジュアルなやりとりくだけた/一般的
差出人(さしだしにん)手紙・郵便・ビジネス文書ややフォーマル・公式
ご依頼主(ごいらいぬし)宅配便の送り状(伝票)配送会社の正式表記
発送者(はっそうしゃ)物流・EC・システム上の表記事務的

「差出人」は手紙やビジネス文書など、ややフォーマルで公式な場面で使われます。一方「送り主」は、日常会話やギフトのやりとりなどカジュアルな場面で使われやすい言葉です。

なお、メールで送る側を指すときは「差出人/送信者(From)」と呼ぶのが自然で、「送り主」はあまり使いません。郵便や荷物は「送り主/差出人」、メールは「差出人/送信者」と、媒体で言葉が寄っていくイメージです。

送り主と送り先(お届け先・宛先)の違い

送り主(差出人・ご依頼主=送る側)と送り先(お届け先・宛先=受け取る側)の対応を示した図

配送では、送る人と受け取る人という2人の登場人物を必ず区別します。この2つを取り違えると、伝票の記入で迷いがちです。

送る側(自分) 送り主 = 差出人 = ご依頼主            ↓ 荷物が移動 ↓ 受け取る側(相手) 送り先 = お届け先 = 宛先(受取人) ※左が「送る人」を指す言葉、右が「受け取る人」を指す言葉。呼び方は場面で変わるが、指す立場は同じ。

言葉の対応を整理すると、次のようになります。

立場送る側受け取る側
一般の呼び方送り主送り先・宛先
伝票の欄名ご依頼主お届け先
郵便での呼び方差出人宛名・受取人
役割荷物を出す人・料金を払う人荷物を受け取る人

基本は「送り主=自分」「送り先=相手」です。宅配便の伝票では、上段に「お届け先(相手=様)」、下段に「ご依頼主(自分)」が並ぶ形が一般的です。

ただし、ネット通販で相手の家に直送する場合は、「送り主」と「実際に注文した人」がズレることがあります。この点は次の章で説明します。

宅配便の伝票の書き方|ご依頼主・お届け先の記入のコツ

宅配便の伝票では、受け取る相手を「お届け先」欄、送る自分を「ご依頼主」欄に書きます。それぞれの記入のコツを整理します。

お届け先(受取人)の書き方

  • 郵便番号・住所・氏名・電話番号を上から順に記入します。
  • 住所はマンション名・部屋番号まで省略せず書きます。
  • 氏名欄に印字済みの「様」はそのまま使います。
  • 会社・法人宛のときは「様」を二重線で消し、「御中」に直します。担当者個人宛なら「◯◯部 △△様」と書きます。
  • 電話番号のハイフンは欄に合わせて調整します。相手の電話番号が不明なときの書き方は、配送会社のFAQを確認すると確実です。

ご依頼主(送り主=自分)の書き方

  • お届け先と同様に、郵便番号・住所・氏名・電話番号を正確に記入します。
  • ご依頼主の情報は、返品・不在・事故時の連絡先になるため必須です。
  • 印字済みの「様」は、一般の荷物なら無理に消さなくても問題ありません。
  • 自分宛に送るなど「お届け先=ご依頼主」が同じ場合は、お届け先を記入したうえで、ご依頼主欄に「本人」または「同上」と書けば済みます。

大切なのは、ご依頼主欄を正しく埋めることです。ヤマト運輸は「依頼主欄が空白、またはニックネームの送り状では荷物を預かれない」と明記しています。理由は、配送トラブルや事故が起きたときに依頼主へ連絡する必要があるためです。

ネット通販のギフト直送|送り主と注文者が違うとき(のし・名入れ)

ネット通販で「自宅から相手の家へ直送」する場合、注文・支払いをした人(注文者)と、荷物を受け取った相手から見た送り主の扱いが問題になります。

一般的な運用では、配送伝票に記載される送り主は、発送元の倉庫やショップではなく「依頼者=注文者」の名前になります。ギフト発送に対応するショップなら、依頼者と送付先が違う時点でギフト扱いとし、金額の分かる納品書は同封しないのが基本です。

送り主名を注文者の名前に変更できるショップも多く、「送り主を変更して、注文者の名前・住所を記載する」運用が広く見られます。

ただし、送り主を注文者名にできるか・店舗名になるかはショップによって対応が異なります。相手に見せたい送り主名にこだわりがある場合は、注文前に各店舗へ確認するのが確実です。

のし・名入れ

内祝いやお歳暮などでは、のし(熨斗)の水引の下に、送り主(=贈り主)の名前を入れます。

名前の入れ方に絶対のルールはなく、フルネーム・姓のみ・会社名・連名などを、状況に応じて選びます。多くのECギフトでは、注文時のチェックボックスやコメント欄で「のしの種類(御祝/内祝 など)」と名入れを指定します。

なお、表書きや水引の選び方といった名入れの正式なマナーは、用途によって細かく異なります。ここでは概要にとどめますので、正式な作法は各店舗の案内や専門の記事で確認してください。

送り主を匿名にしたい・知られたくないときは?(配送会社/モール別)

「送り主の名前を相手に知られたくない」というニーズがありますが、ここには明確な前提があります。

通常の宅配便の送り状では、送り主(ご依頼主)を空欄や偽名にはできません。 匿名で送りたい場合は、各社が用意する専用の匿名配送サービスを使います。

配送会社(ヤマト運輸)の公式見解

ヤマト運輸は、「ご依頼主欄が空白、またはニックネーム(ハンドルネーム)になっている送り状では、荷物を預かることができない」と明記しています。配送トラブルや返品・事故時に依頼主へ連絡する必要があるため、正しい依頼主情報が必須だからです。

一方で、ヤマトには「宅急便をスマホで送る」からLINEを使った匿名配送の仕組みがあり、相手に住所・氏名を伝えずに送ることができます。これは特定のサービスの中で用意された匿名化であって、通常の紙の伝票を空欄にできるという意味ではありません。

ECモール(Amazon)

Amazonの「ほしい物リスト」を使うと、相手の住所を知らずにプレゼントを送れます。これは受取人側(住所)の匿名化にあたります。

送り主(贈り主)の名前を出さずに送りたい場合は、ギフト設定・支払い方法・アカウント名に注意が必要です。ギフト設定の内容によっては、送り状のシールや納品書に注文者名が出ることがあります。Amazon内で「完全な匿名」にできるかは、設定と支払い方法しだいのため、事前に各設定を確認してください。

楽天・その他

楽天などその他のサービスについては、送り主匿名化の具体的な公式仕様を都度確認する必要があります。フリマの「匿名配送」など、サービスごとに仕組みが異なるため、利用するサービスの案内で個別に確認してください。

まとめると、「通常の宅配伝票では送り主の匿名化は不可(ヤマト公式)」「匿名で送りたいなら、各社の匿名配送サービスやほしい物リストを使う」となります。可否はサービスごとに違うので、その都度確認するのが安全です。

EC発送する店舗運営者向け|送り主表記の実務

楽天など複数モールで店舗を運営していると、送り状の「ご依頼主」に何を出すかを運用として決めておく必要があります。

  • 送り状のご依頼主表記を明確にする:通常発送は店舗名、ギフト直送は注文者名を送り主にする、といった基準を決めます。ギフトは注文者名を送り主にする運用が一般的です。
  • ギフト直送では、金額の分かる納品書・領収書を同梱しないのが基本マナーです。
  • のし・ラッピングの指定を、注文フローで受けられるようにしておくと、贈答対応がスムーズになります。
  • 自店の依頼主情報(連絡先)を正しく入れる:ご依頼主情報が不正確だと、配送会社が荷物を預からなかったり、トラブル時に連絡がつかなかったりします。

送り主の表記は、受け取った相手が最初に目にする情報です。誰の名前で届くかを店舗側で管理しておくことが、ギフト対応の信頼につながります。

よくある質問(FAQ)

Q1. 「送り主」と「差出人」は違うものですか? A. ほぼ同じで、どちらも「荷物や手紙を送る側の人」を指します。日常やギフトでは「送り主」、郵便やビジネス文書では「差出人」、宅配便の伝票では「ご依頼主」と、呼び方が変わるだけです。

Q2. 宅配便の伝票では送り主はどこに書きますか? A. 「ご依頼主」欄です。ここに自分(送る人)の郵便番号・住所・氏名・電話番号を書きます。相手(受け取る人)は「お届け先」欄に書きます。

Q3. ネット通販で相手の家に直送すると、送り主は誰になりますか? A. 多くのショップでは、配送伝票の送り主を「注文した本人(あなた)の名前」にできます。金額の分かる納品書は同梱されないのが一般的です。ただし店舗によって対応が違うので、心配なら注文前に確認しましょう。

Q4. 送り主の名前を相手に知られずに送れますか? A. 通常の宅配便の伝票では、送り主(ご依頼主)を空欄や偽名にはできません。ヤマト運輸は「依頼主欄が空白・ニックネームの送り状は預かれない」と明記しています。匿名で送りたい場合は、ヤマトのLINE匿名配送やAmazon「ほしい物リスト」など、各サービスの匿名配送機能を使います。

Q5. 自分宛に送るとき、ご依頼主欄はどう書きますか? A. お届け先を記入したうえで、ご依頼主欄には「本人」または「同上」と書けば問題ありません。

参考

ご相談・お問い合わせ

店舗の「次の一手」を一緒に進めるなら

運営代行・ECコンサル・AIツールまで、現場を知るチームがワンストップで伴走します。

運営代行 受注・ページ・広告まで店舗運営をまるごと代行
ECコンサル SOY受賞店の知見で戦略と改善を設計
AIツール ラクリプで日々の作業を自動化し時間を創出
西尾 勝太

西尾 勝太株式会社ラクダ 代表

楽天SOY 2年連続受賞 / 楽天NATIONSリーダー店舗 / 楽天NATIONS AIエバンジェリスト

楽天市場の月商を5年で200万円→2億円に伸ばした現場の実践者。売れるECの方程式にAIを重ね、EC事業者の「次の一手」に伴走しています。

400社 継続契約
1,000人 ラクリプウォーク利用者
2年連続 楽天SOY受賞
西尾勝太

SYOTA NISHIO

西尾 勝太

#楽天SOY 2年連続#楽天NATIONS講師#NATIONS AIエバンジェリスト#AI×EC

金融系システム会社で10年以上、システムとデータに向き合う現場経験を積む。その後、家業でもある75年続く老舗化粧品店にジョインし、EC事業の立て直しに着手。

広告に頼らず、商品ページ・レビュー・リピート導線を一つずつ磨き込む地道な運営で、楽天市場の月商を5年で200万円から2億円へと100倍に成長。2024年・2025年と2年連続で楽天ショップ・オブ・ザ・イヤーを受賞し、楽天NATIONS講師として全国の店舗運営も支援してきた。

「現場で結果を出す人が、もっと創造的な仕事に時間を使えるように」

その思いから、売れるECの方程式にAIを掛け合わせたEC特化型AIエージェント「ラクリプ」を開発。

いまも一人のプレイヤーとして店舗に立ちながら、ECに携わる事業者の「次の一手」に伴走し続けている。

100倍楽天月商
200万→2億円(5年)
13/15NATIONS講師として
短期で売上2倍達成
400社ラクリプを導入する
EC事業者(継続契約)
250名AI×EC
オンライン勉強会主催

CAREER TIMELINE

数字と熱量で塗り替えた、EC×AIの軌跡

  • SYSTEM ERA金融系システム会社で10年以上の実戦経験を積む
  • EC ERA START75年続く老舗化粧品店にジョイン。EC事業の改革に着手
  • 2024楽天月商を5年で200万→2億へ。楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー受賞
  • 2024-楽天NATIONS講師に就任。短期で15店舗中13店舗の売上2倍を達成
  • 2024-花王など大企業向けECセミナーで熱狂を呼ぶダントツ講師として登壇
  • 2025EC事業者向け200名規模のAIセミナーを開催。100名超のECコミュニティ「COD」を運営
  • 2025株式会社ラクダを創業。EC特化型AIエージェントサービス「ラクリプ」をリリース
  • 2025楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー 2年連続受賞
  • 2026.01楽天新春カンファレンスでAIをテーマに登壇
  • 2026.03楽天NATIONS AIエバンジェリストに就任
  • 2026.04AI×EC勉強会で約250名規模のオンライン勉強会を主催
  • 2026.08楽天グループ最大級のビジネスイベント「Rakuten AI Optimism」に登壇。三木谷社長とセッションを行う
  • NOWラクリプは継続契約400社に到達。Chrome拡張「ラクリプウォーク」も1,000ユーザーが利用中

HONORS & POSITIONS

主要な受賞・公職

01楽天SOY 2年連続受賞2024・2025年 楽天ショップ・オブ・ザ・イヤーを連続受賞。EC業界でも稀有な実績
02楽天NATIONS講師短期で15店舗中13店舗の売上2倍を達成
03NATIONS AIエバンジェリスト2026年3月就任。AI×ECの最前線を牽引
04楽天新春カンファレンス登壇2026年1月、AIテーマで登壇
05ECコミュニティ「COD」運営EC事業者100名超のコミュニティを主宰。AI×ECの知見を継続発信
06ラクリプ400社が継続契約2025年創業のラクダで開発したEC特化AIエージェントが拡大中
07大手企業講演に継続登壇花王をはじめとする企業の社内講演に継続的に登壇
08Chrome拡張「ラクリプウォーク」楽天店舗運営を支援する拡張が1,000ユーザーへ。現場ツールとして支持が拡大
09株式会社やよい 副社長75年続く老舗化粧品店の副社長として実店舗を運営し、人材育成に注力

MESSAGE

EC事業者の、いちばん近くの味方でありたい

私自身、朝から晩まで受注処理やページ修正に追われ、「本当にやりたい企画に手が回らない」もどかしさを、現場で何年も味わってきました。AIは、その時間を事業者の手に取り戻すための道具です。派手な魔法ではなく、日々の一手間を静かに肩代わりしてくれる相棒——ラクリプをそんな存在に育てていきます。

EC運営は、ともすれば孤独になりがちな仕事です。だからこそ、数字にも、迷いにも、いちばん近くで伴走する。それが私たちラクダの役割だと思っています。

西尾 勝太

実務家が磨いたAIを、無料で試してみる