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最終更新: 2026.07.18

楽天RMSのジャンルID(全商品ディレクトリID)とは?調べ方と設定・商品属性情報との違い

楽天RMSのジャンルID(全商品ディレクトリID)とは?調べ方と設定・商品属性情報との違い

楽天のジャンルID(旧:全商品ディレクトリID)は、商品を楽天市場のどのカテゴリに置くかを決める、いわば商品の「住所」です。1商品に必ず1つ設定が必要で、検索やカテゴリ表示に影響します。よく混同される「商品属性情報(旧:タグID)」は別物で、商品の「プロフィール(特徴・スペック)」を表す任意の情報です。調べ方は、①URLの番号を使う、②RMSのID検索、③入力補助ツール、の3つ。この記事は楽天に出店する店舗運営者向けに、ジャンルIDの意味・調べ方・設定・商品属性情報との違いを整理します(名称・仕様は変わるため最終確認はRMSで)。

ジャンルID(旧:全商品ディレクトリID)とは

ジャンルIDは、商品が楽天市場全体でどの分類(カテゴリ)に属するかを示す番号です。RMS上では長く「全商品ディレクトリID」と呼ばれ、SKUプロジェクト以降、正式名称が「ジャンルID」に変更されました(APIでも「ジャンルID」)。両者は同じものです。

  • 登録は必須で、商品登録時に指定して商品とジャンルを紐付ける
  • 1つの商品に紐付けられるジャンルIDは1つ(複数は不可)
  • 検索結果やカテゴリ一覧での表示に影響する

まさに商品の「住所」で、ここが正しくないと、探しているユーザーに届きにくくなります。

ジャンルIDと商品属性情報(旧タグID)の違い

楽天のジャンルIDと商品属性情報の違い。ジャンルID(旧全商品ディレクトリID)は商品の住所・必須・1つ、商品属性情報(旧タグID)はプロフィール・任意・最大32個

名前が似ていて混同されがちですが、役割はまったく違います。

旧名称現在の名称役割設定ルール
全商品ディレクトリIDジャンルID商品の「住所」(楽天市場全体での分類)必須(1商品に1つ)
タグID商品属性情報商品の「プロフィール」(詳細なスペック・特徴)項目により「必須」「いずれか必須」「ナビゲーション用任意」「商品ページ用任意」の4区分。必須項目は必ず入力が必要(区分はジャンル別の商品属性定義書で確認)
  • ジャンルID=住所:どのカテゴリに置くか。必須で1つ
  • 商品属性情報=プロフィール:カラー・サイズ・素材・ブランド・袖丈など。最大32個まで登録でき、絞り込み検索でヒットしやすくなる

商品属性情報は任意ですが、ユーザーの絞り込みに効くため、該当するものは埋めておくのが基本です。

ジャンルIDの調べ方(3つの方法)

ジャンルIDは、次の3つの方法で確認できます。

  1. URLの番号から:目的のカテゴリ(楽天のカテゴリページなど)のURLに含まれる番号をコピーし、RMSの商品情報「全商品ディレクトリID(ジャンルID)」に貼り付ける
  2. RMSの「ID検索」機能:商品登録・編集画面の「ID検索」ボタンから、キーワードで絞り込みながら最大5階層のカテゴリツリーを辿り、末端のジャンルを選ぶ。商品登録と同時に完結でき、少数の登録・修正に便利
  3. ディレクトリ・タグ入力補助ツール(Excel):RMSの「商品登録・更新」→「一括編集機能」からダウンロードできる無料ツール。ジャンルID一覧が収録され、フィルターや検索で目的のIDを素早く探せる。多数の商品を一括で登録・変更するときに便利

少数なら②のID検索、大量なら③の補助ツール、と使い分けるのが効率的です。

商品CSV(item.csv)への設定

商品CSVで一括登録・更新する場合は、「ジャンルID」の列に、確認した番号を入力します。前述の入力補助ツールを使うと、ジャンルIDを一覧から選んで転記でき、入力ミスを減らせます。1商品につき1つのジャンルIDである点は、CSVでも同じです。

正しいジャンルを選ぶ重要性(検索・SEO)

ジャンルIDは、楽天サーチの検索流入に直結します。ポイントは、できるだけ具体的な(末端の)カテゴリを選ぶことです。

  • 具体的なカテゴリほど競合が少なく、上位表示されやすい
  • ジャンル(分類)と商品タイプが一致していることが、検索での評価につながる
  • 大きすぎる・ずれたジャンルに置くと、探しているユーザーに見つけてもらいにくい

「なんとなく近そうなジャンル」ではなく、その商品にもっとも合う末端ジャンルを選ぶことが、検索流入を伸ばす基本です。

ジャンルIDを変更するときの影響

登録後にジャンルIDを変更すること自体は可能ですが、変更すると商品が所属する楽天市場内の「売り場」が変わります。主な影響は次のとおりです。

  • 旧ジャンルの検索結果から外れ、新ジャンルの検索結果に表示される
  • ジャンル別ランキングの分類が変わる
  • 利用できる商品属性が変わる(タグ・属性の再確認が必要)
  • ジャンル単位でデータ分析している場合、変更前後の比較が難しくなる

商品URLや商品管理番号が維持されても、売り場・検索条件・ランキング分類が変わるため、アクセスや売上に影響する可能性があります。変更する前に、新ジャンルで狙う検索・ランキングの見込みと、属性の再設定の要否を確認してから行いましょう。

SKUプロジェクトでの注意点

SKUプロジェクトでは、名称変更(ディレクトリID→ジャンルID、タグID→商品属性情報)のほかに、商品属性情報の必須化拡大や入力フォームの変更が行われました。次の症状は、この変更が関係していることが多いです。

  • 以前は登録できていた商品が保存できない:新しく必須化された商品属性情報が未入力の可能性。必須項目を埋める
  • 「ジャンルIDと商品属性(項目)の組み合わせが不正です。」というエラー:ジャンルIDを変更する際は、変更前のジャンルの必須属性・任意属性の項目を入力して値は空とし、変更後のジャンルの必須属性は項目と値を一緒に指定する

楽天のRMSマニュアルや「重要なお知らせ」を定期的に確認し、仕様変更に追随することが、トラブルを防ぐコツです。

FAQ

全商品ディレクトリIDとジャンルIDは違うものですか?

同じものです。RMSで長く「全商品ディレクトリID」と呼ばれていたものが、SKUプロジェクト以降「ジャンルID」に名称変更されました(APIでもジャンルID)。

ジャンルIDはどうやって調べますか?

3つの方法があります。①カテゴリページのURLの番号を使う、②RMSの「ID検索」でカテゴリツリー(最大5階層)を辿って選ぶ、③ディレクトリ・タグ入力補助ツール(Excel)で一覧から探す、です。大量に扱うなら③が便利です。

1商品に複数のジャンルを設定できますか?

できません。ジャンルID(全商品ディレクトリID)は1商品に1つのみ必須です。複数の特徴を伝えたい場合は、任意の「商品属性情報(最大32個)」を活用します。

ジャンルIDと商品属性情報はどちらが大事ですか?

役割が違うため両方大切です。ジャンルID(住所)は必須で1つ、商品属性情報(プロフィール)は任意ですが絞り込み検索に効くため、該当するものは埋めておきましょう。

まとめ

楽天のジャンルID(旧:全商品ディレクトリID)は、商品の「住所」を決める必須の分類コードで、1商品に1つ設定します。混同されやすい「商品属性情報(旧:タグID)」は商品の「プロフィール」で、任意ながら絞り込み検索に効きます。調べ方はURLの番号・RMSのID検索・入力補助ツールの3つ。検索流入を伸ばすには、できるだけ具体的な末端ジャンルを正確に選ぶことが重要です。SKUプロジェクトでの必須化拡大にも注意し、保存できない・警告が出るときはジャンルと必須属性を見直しましょう。

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西尾勝太

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西尾 勝太

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金融系システム会社で10年以上、システムとデータに向き合う現場経験を積む。その後、家業でもある75年続く老舗化粧品店にジョインし、EC事業の立て直しに着手。

広告に頼らず、商品ページ・レビュー・リピート導線を一つずつ磨き込む地道な運営で、楽天市場の月商を5年で200万円から2億円へと100倍に成長。2024年・2025年と2年連続で楽天ショップ・オブ・ザ・イヤーを受賞し、楽天NATIONS講師として全国の店舗運営も支援してきた。

「現場で結果を出す人が、もっと創造的な仕事に時間を使えるように」

その思いから、売れるECの方程式にAIを掛け合わせたEC特化型AIエージェント「ラクリプ」を開発。

いまも一人のプレイヤーとして店舗に立ちながら、ECに携わる事業者の「次の一手」に伴走し続けている。

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オンライン勉強会主催

CAREER TIMELINE

数字と熱量で塗り替えた、EC×AIの軌跡

  • SYSTEM ERA金融系システム会社で10年以上の実戦経験を積む
  • EC ERA START75年続く老舗化粧品店にジョイン。EC事業の改革に着手
  • 2024楽天月商を5年で200万→2億へ。楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー受賞
  • 2024-楽天NATIONS講師に就任。短期で15店舗中13店舗の売上2倍を達成
  • 2024-花王など大企業向けECセミナーで熱狂を呼ぶダントツ講師として登壇
  • 2025EC事業者向け200名規模のAIセミナーを開催。100名超のECコミュニティ「COD」を運営
  • 2025株式会社ラクダを創業。EC特化型AIエージェントサービス「ラクリプ」をリリース
  • 2025楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー 2年連続受賞
  • 2026.01楽天新春カンファレンスでAIをテーマに登壇
  • 2026.03楽天NATIONS AIエバンジェリストに就任
  • 2026.04AI×EC勉強会で約250名規模のオンライン勉強会を主催
  • 2026.08楽天グループ最大級のビジネスイベント「Rakuten AI Optimism」に登壇。三木谷社長とセッションを行う
  • NOWラクリプは継続契約400社に到達。Chrome拡張「ラクリプウォーク」も1,000ユーザーが利用中

HONORS & POSITIONS

主要な受賞・公職

01楽天SOY 2年連続受賞2024・2025年 楽天ショップ・オブ・ザ・イヤーを連続受賞。EC業界でも稀有な実績
02楽天NATIONS講師短期で15店舗中13店舗の売上2倍を達成
03NATIONS AIエバンジェリスト2026年3月就任。AI×ECの最前線を牽引
04楽天新春カンファレンス登壇2026年1月、AIテーマで登壇
05ECコミュニティ「COD」運営EC事業者100名超のコミュニティを主宰。AI×ECの知見を継続発信
06ラクリプ400社が継続契約2025年創業のラクダで開発したEC特化AIエージェントが拡大中
07大手企業講演に継続登壇花王をはじめとする企業の社内講演に継続的に登壇
08Chrome拡張「ラクリプウォーク」楽天店舗運営を支援する拡張が1,000ユーザーへ。現場ツールとして支持が拡大
09株式会社やよい 副社長75年続く老舗化粧品店の副社長として実店舗を運営し、人材育成に注力

MESSAGE

EC事業者の、いちばん近くの味方でありたい

私自身、朝から晩まで受注処理やページ修正に追われ、「本当にやりたい企画に手が回らない」もどかしさを、現場で何年も味わってきました。AIは、その時間を事業者の手に取り戻すための道具です。派手な魔法ではなく、日々の一手間を静かに肩代わりしてくれる相棒——ラクリプをそんな存在に育てていきます。

EC運営は、ともすれば孤独になりがちな仕事です。だからこそ、数字にも、迷いにも、いちばん近くで伴走する。それが私たちラクダの役割だと思っています。

西尾 勝太

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