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型番・JANコードから商品を探す方法と型番管理|EC店舗の識別コード整理【出店者向け】

EC運営では、「型番から商品を探したい」「JANコードで商品を特定したい」「型番・JAN・商品コードをどう管理すればいいか分からない」という場面がよくあります。これらはすべて商品を識別するための番号ですが、「誰が決めるか」「どの範囲で通用するか」が違います。
この記事では、型番・JAN・商品コード・SKUの違いを整理したうえで、型番から商品を探す方法・JANの特定・EC店舗の商品コード設計・重複や表記ゆれの防ぎ方・JANのない商品の対応を、出店者向けにまとめます(JANコードの具体的な調べ方は[JANコードの調べ方](https://rakurip.com/ec/jan-code-search/)もあわせてご覧ください)。
型番・JAN・商品コード・SKUの違い

まず、混同しやすい識別番号を「誰が決めるか」「範囲」で整理します。
| 用語 | 決める人 | 通用する範囲 | 主な用途 |
|---|---|---|---|
| 商品番号・商品コード | ショップ | 店内・モール | 楽天・Yahoo!等の管理画面で入力する識別番号 |
| 品番(アイテムコード) | 自社・メーカー | 自社内 | ピッキング・発注管理に使う独自番号 |
| 型番(モデル番号) | メーカー | 市場全体 | 家電等の製品特定。ユーザーの検索対象になる |
| JANコード | GS1事業者 | 世界共通 | 13桁の数字。POS・在庫連携・カタログ登録に使う |
| SKU | ショップ | バリエーション | サイズ・カラーごとの最小単位。在庫管理の基本 |
ポイントは、型番はメーカーが決め市場全体で通用するのに対し、商品コードやSKUは自店が決める店内向けの番号という点です。JANは世界共通の商品識別番号で、この2つの「橋渡し」になります。
型番から商品・JANを探す方法
型番(例:家電のモデル番号)が分かっているとき、商品やJANを特定するには次の方法があります。
- メーカー公式サイトで検索:型番でメーカーサイトを検索し、正式な商品名・仕様を確認する(最も確実)
- 検索エンジンで型番を検索:「型番+商品名」でGoogle検索すると、商品情報・販売ページが見つかる
- モール内検索:楽天・Amazonの検索窓に型番を入れると、同じ商品を扱う既存ページが見つかる
- 型番検索サイト・価格比較サイト:型番で横断検索し、スペックやJANを確認する
型番から正式名称と仕様を押さえておくと、商品ページの精度が上がり、検索でも見つけられやすくなります。
JANコードから商品を特定する
逆に、JANコード(バーコードの13桁)が分かっているときは、JANコード検索サービスで商品名・メーカーを逆引きできます。仕入れた商品のJANしか分からない場合や、相乗り出品の際に既存商品を確認したい場合に有効です。具体的な手順は[JANコードの調べ方](https://rakurip.com/ec/jan-code-search/)で解説しています。
EC店舗の商品コード設計
店舗が自由に決められる商品コード(商品管理番号)は、命名規則を最初に決めることが、後々の管理を大きく左右します。規則がないまま適当に付けると、数が増えたときに管理が破綻します。
商品コードの作り方の基本は、意味のある要素を組み合わせることです。
- メーカー名・ブランド(例:略号)
- 商品カテゴリ・商品名
- グレード・シリーズ
- カラー・サイズ(SKU)
たとえば「ブランド略号+商品略号+カラー+サイズ」のように、一定のルールで並べると、コードを見ただけで何の商品か分かり、ピッキングや在庫管理が速くなります。楽天では商品管理番号が必須で、半角スペースなどの混入がエラーの原因になるため、使える文字のルールも守ります。
楽天・Amazonの商品登録での扱い
モールに登録するとき、「店舗が決める番号」と「商品を特定する情報」を混同しないことが大切です。
- 楽天市場:店舗が決める「商品管理番号」と、商品を特定する「製品情報(型番・JAN等)」は役割が別です。商品管理番号にJANや型番をそのまま使うこともできますが、必須ではありません。カタログ的な製品情報の欄に、店舗独自のSKUを入れないようにします
- Amazon:商品を特定する「製品コード(JAN等)」、Amazonが商品に振る「ASIN」、店舗が管理する「SKU」を分けて考えます。既存ASINへ相乗り出品する場合は、正しいJANで既存カタログに紐づけます
「自店の管理番号」と「世の中で通用する識別番号(型番・JAN・ASIN)」を分けて設計すると、相乗りや在庫連携でのトラブルを防げます。
型番・JANの重複と表記ゆれを防ぐ
商品数が増えるほど問題になるのが、重複と表記ゆれです。
- 同じ商品に別コードを付けてしまう:登録前に既存コードを検索して重複を防ぐ
- 半角・全角、大文字・小文字の混在:ルールを統一(例:すべて半角大文字)
- 型番の入力ミス・スペース混入:型番・JANはコピー&ペーストで正確に
- JANの桁落ち:Excelで数値扱いすると先頭ゼロが消える。列を「文字列」で扱う
コード体系がぶれると、在庫連携や受注処理でエラーやズレが起きます。最初にルールを決め、全員で守るのが最大の予防策です。
型番・JANが無い商品の対応
自社オリジナル商品やハンドメイド品には、型番もJANもありません。モールやPOS・卸で流通させるには、自社でJANコードを取得します。
JANの取得には、GS1 Japanへの申請でGS1事業者コードを得る必要があります(申請料がかかります)。取得したコードをもとに、自社で各商品にJANを割り当てます。適当な13桁を自作してはいけません——他社のコードと重複し、POSや在庫連携で事故になります。詳しい取得の流れは[JANコードの調べ方](https://rakurip.com/ec/jan-code-search/)の後半でも触れています。なお、自社ECやフリマなど、JANが必須でない販路のみなら、必ずしも取得は必要ありません。
型番検索・JAN管理を効率化する
複数モールを運用すると、モールごとに商品コードの仕様が異なり、型番・JAN・SKUの対応管理が煩雑になります。件数が増えたら、商品情報を一元管理する仕組み(商品マスタ・在庫連携ツール)で、型番・JAN・各モールの商品コードを紐づけて管理するのが有効です。
一元管理しておくと、「この型番=このJAN=各モールのどのページ」がすぐ分かり、重複登録や在庫ズレを防げます。まずは自社の商品マスタ(型番・JAN・商品コードの対応表)を整えることから始めるとよいでしょう。
FAQ
型番とJANコードは何が違いますか?
型番はメーカーが決める製品のモデル番号で市場全体で通用し、JANコードはGS1事業者が管理する世界共通の13桁の商品識別番号です。型番は製品の特定に、JANはPOSや在庫連携・カタログ登録に使われます。
型番から商品やJANを調べるには?
メーカー公式サイトでの型番検索が最も確実です。あわせて検索エンジンやモール内検索、型番検索・価格比較サイトでも、商品名・仕様・JANを確認できます。
商品コードはどう決めればいい?
命名規則を最初に決めるのが重要です。メーカー・カテゴリ・グレード・カラー/サイズなどの要素を一定のルールで並べると、コードを見ただけで商品が分かり、管理が効率化します。重複や表記ゆれを防ぐため、使える文字も統一します。
JANコードがない自社商品はどうすればいい?
モールやPOS・卸で流通させるなら、GS1 Japanに申請してGS1事業者コードを取得し、自社でJANを割り当てます。適当な13桁を自作すると他社と重複するため厳禁です。自社ECやフリマなどJANが必須でない販路だけなら、取得は必須ではありません。
JANコードの先頭が「45」「49」なら日本製ですか?
先頭2桁の「45」「49」は、日本のGS1事業者コード(=日本の事業者が採番したもの)を表しますが、「日本製(生産国)」を意味するわけではありません。原産国は別の情報です。混同しないようにしましょう。
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西尾 勝太株式会社ラクダ 代表
楽天SOY 2年連続受賞 / 楽天NATIONSリーダー店舗 / 楽天NATIONS AIエバンジェリスト
楽天市場の月商を5年で200万円→2億円に伸ばした現場の実践者。売れるECの方程式にAIを重ね、EC事業者の「次の一手」に伴走しています。



