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最終更新: 2026.07.18

Amazonのワンタイムパスワードとは|届かない時の対処・2段階認証の設定方法

Amazonのワンタイムパスワードとは|届かない時の対処・2段階認証の設定方法

Amazonの「ワンタイムパスワード(OTP)」は、2段階認証でログイン時に一度だけ使う数字コードのこと。アカウントのパスワードとは別物で、パスワードに加えてこのコードを入力することで乗っ取りを防ぎます。受け取り手段は①テキストメッセージ(SMS)②音声通話③認証アプリの3つ。届かない時は、まず電波やSMS拒否設定など受信環境を確認し、それでもダメなら別の受け取り手段(バックアップ)に切り替えるのが最短です。

この記事では、OTPの仕組みから、届かない時の原因と対処、2段階認証の設定・認証アプリの登録、機種変更時の復旧までを、一般の買い物ユーザー向けにまとめました。

Amazonのワンタイムパスワードとは|2段階認証の仕組み

ワンタイムパスワード(OTP)は、その名の通り1回限り・短時間だけ有効なセキュリティコードです。アカウントに設定している通常のパスワードとは異なります。

2段階認証(2SV = Two-Step Verification)を有効にすると、ログイン時に「ID+パスワード」を入力したあと、もう1つの認証ステップとしてOTPの入力が求められます。仮にパスワードが第三者に漏れても、OTPを受け取る端末が手元になければログインできません。この二重の壁が、アカウント乗っ取りを防ぐ要になります。

言い換えると、OTPはパスワードの「予備」ではなく、パスワードとセットで使う2枚目の鍵です。毎回コードが変わるため、過去に盗み見られても使い回せない点が強みです。

OTPの受け取り手段は3つ

Amazon公式のヘルプでは、OTPは次の3つの手段で受信できると案内されています。

手段特徴向いている人
テキストメッセージ(SMS)登録した携帯番号にコードが届く。最も手軽普段からSMSを受け取れる人
音声通話電話がかかってきて、音声でコードを読み上げるSMSが使えない端末の人
認証アプリ(Authenticator)アプリが6桁コードを自動生成する。電話番号を出したくない場合に最適電波が不安定・番号を出したくない人

認証アプリはGoogle Authenticatorなどが代表的で、電波がなくてもコードが表示されるのが利点です。電話番号を提供したくない人や、SMS・音声を受け取りにくい人に向いています。

OTPの有効時間と入力のコツ

OTPには有効時間があり、受信後は10分以内に入力するのが基本です。認証アプリの場合はコードが一定時間で切り替わるため、画面に表示中の最新コードを入力します。

短時間に複数のコードが届いた場合は、いちばん新しいものを入力してください。古いコードは無効になっていることがあります。

メインとバックアップの二重登録がおすすめ

2段階認証を設定するときは、受け取り手段をメインとバックアップの2つ登録しておくと安心です。たとえばメインに認証アプリを選ぶとバックアップにSMS(電話番号)、メインにSMSを選ぶとバックアップに認証アプリ、といった形で、もう一方の登録を求められます。

これは、片方の手段が使えなくなっても、もう片方で復旧できるようにするための設計です。スマホの故障や機種変更に備えて、二重に登録しておくことを強くおすすめします。

Amazonのワンタイムパスワードが届かない時の原因と対処

Amazonのワンタイムパスワードが届かない時の原因(電波・SMS拒否・迷惑メール・番号・送信上限・時刻ずれ)と対処を対応させた図

OTPが届かない・受け取れない時は、原因を切り分けてから手を打つのが近道です。まずは下の表で、自分がどのケースに当たるかを確認してください。

原因主な症状対処の方向
電波・通信環境が悪い圏外・機内モード・海外滞在中電波を確認し再起動、回線を切り替える
SMS拒否設定が有効迷惑SMSブロック/海外SMS拒否拒否設定を見直す
迷惑メールフィルタメール通知が迷惑フォルダへ迷惑メール・ドメイン指定受信を確認
登録情報が古い・誤り番号変更・機種変更後に未更新登録の電話番号・メールを最新に
送信上限に達した何度も再送を連打した数分空けてから再送する
認証アプリの時刻ずれコードが「一致しない」スマホの時刻を自動設定にする

原因が絞れたら、次の手順を上から順に試します。ほとんどのケースは、この流れの途中で解決します。

  1. 数分待って再送する。短時間に連打すると送信上限に達するため、少し間を空けてから再送します。
  2. 電波・機内モードを確認し、スマホを再起動する。Wi-Fiとモバイル回線(4G/5G)を切り替えてみるのも有効です。
  3. SMS拒否設定と迷惑メールフォルダを確認する。キャリアの迷惑SMSブロックや、メールのドメイン指定受信の設定を見直します。
  4. 登録情報を最新にする。「アカウントサービス」→「ログインとセキュリティ」で、電話番号・メールアドレスが現在のものか確認・修正します。
  5. 別の受け取り手段(バックアップ)に切り替える。ログイン画面の「ワンタイムパスワードを受信できない場合」から、別の番号や認証アプリで新しいOTPを取得します。これが公式の推奨導線です。
  6. 認証アプリのコードが合わない場合は、スマホの日時を「自動設定」にする。時刻のずれが原因のことがあり、自動設定で改善する場合が多いとされています(一般的な対処。それでも直らなければ、該当アカウントをアプリに登録し直します)。
  7. それでも解決しない場合は、Amazonカスタマーサービスへ問い合わせる

なお、上記6の「時刻ずれ」への対処はGoogle Authenticatorなどで広く知られた方法ですが、Amazon公式ヘルプに固有の記載があるわけではありません。まずは公式の推奨導線である「別の手段への切り替え」を優先すると確実です。

Amazonの2段階認証を設定する|認証アプリの登録手順

ここからは、2段階認証を新しく設定する手順と、認証アプリを登録する手順を紹介します。設定はスマホでも可能ですが、画面が見やすいPCブラウザでの操作がおすすめです。

2段階認証を有効にする手順

  1. Amazonの「ログインとセキュリティ」ページを開きます。
  2. 2段階認証(2SV)の設定」の横にある「編集」→「開始する」を選びます。
  3. 画面の案内に従い、メインの手段(SMS または 認証アプリ)を選びます。
  4. 続けて、バックアップの手段(もう一方)も登録します。

前述のとおり、メインとバックアップの両方を登録しておくと、片方が使えなくなっても困りません。

認証アプリ(Authenticator)を登録する手順

  1. 手段で「認証アプリ」を選ぶと、画面にQRコード(シークレットキー)が表示されます。
  2. Google Authenticatorなどのアプリを開き、「」→「QRコードをスキャン」でこのコードを読み取ります。
  3. アプリに表示された6桁のコードをAmazonの画面に入力し、「コードを確認して続行」を押します。
  4. QRコードの下に表示される「セットアップキー(英数字)」は必ず控えておきます。機種変更時にこれがあれば、新しいスマホで認証アプリを再設定できます。

セットアップキーの控えは、機種変更で最もつまずきやすいポイントを救う保険です。故障や紛失に備えて、複数の端末に登録しておくのも有効です。

2段階認証をオフ・変更する

手段の変更や無効化は、「ログインとセキュリティ」→「2段階認証」の「編集」から行えます。ここで手段の追加・変更のほか、オフ(無効化)もできます。

ただし注意点として、Kindle出版(KDP)など一部のAmazonサービスでは2段階認証を無効化できない旨が公式に案内されています。一般の買い物用アカウントでのオフ可否や範囲は、最新の画面表示で確認してください。いずれにせよ、セキュリティの観点では2段階認証は有効のまま使うのが安全です。

機種変更・ログインできない時のアカウント復旧

スマホの機種変更や故障で、いつもの手段でOTPを受け取れなくなることがあります。その場合の復旧の考え方は次のとおりです。

  • バックアップ手段でログインする:メインが使えなくても、登録済みのバックアップ(別の番号や認証アプリ)でOTPを受け取れます。ログイン画面の「ワンタイムパスワードを受信できない場合」から選択します。
  • 機種変更で認証アプリが消えた:登録時に控えたセットアップキーを使って、新しい端末に認証アプリを登録し直します。
  • 手段をすべて失った場合:控えもバックアップもない場合は、Amazonカスタマーサービスに連絡し、本人確認のうえアカウント復旧を依頼することになります。

なお、復旧時の本人確認の具体的な流れ(必要な情報や所要時間)は状況によって異なり、公式にも一律の案内は多くありません。あらかじめバックアップ手段とセットアップキーを用意しておくことが、いちばんの備えになります。

身に覚えのないワンタイムパスワードが届いた時は

自分でログインしていないのにOTPが届いた場合、第三者があなたのメールアドレスやパスワードを使ってログインを試みている可能性があります。これは2段階認証が「最後の砦」として働いているサインでもあります。

大切なのは、届いたコードを慌てて入力・返信したり、メッセージ内のリンクを踏んだりしないことです。確認したい時は、Amazon公式アプリや公式サイトから自分で直接ログインし、必要ならパスワードを変更してください。

このケースの詳しい見分け方や、フィッシングへの具体的な対策は、別記事「Amazonのワンタイムパスワードに身に覚えがない時」で解説します。本記事では、まず落ち着いてコードを入力しないことだけ覚えておいてください。

よくある質問(FAQ)

Q. Amazonのワンタイムパスワードとは何ですか?パスワードと違うのですか? A. ログイン時に一度だけ使う、短時間有効のセキュリティコードです。アカウントのパスワードとは別物で、2段階認証を有効にすると、パスワードに加えてこのコードの入力が必要になります。毎回コードが変わるため、乗っ取り対策として機能します。

Q. ワンタイムパスワードが届きません。どうすればいいですか? A. まず数分待って再送し、電波・SMS拒否設定・迷惑メールフォルダを確認します。登録している番号やメールが最新かも点検してください。それでも届かなければ、ログイン画面の「ワンタイムパスワードを受信できない場合」からバックアップ手段に切り替えます。

Q. 認証アプリのコードを入れても「一致しない」と出ます。 A. コードは時間で切り替わるので、表示中の最新のものを入力してください。スマホの日時を「自動設定」にして時刻のずれを直すと改善することが多いとされています。それでも直らなければ、該当アカウントを認証アプリに登録し直します。

Q. 機種変更でスマホが変わり、ログインできなくなりました。 A. 登録時に控えた「セットアップキー」で新しい端末に認証アプリを再登録するか、バックアップのSMSでOTPを受け取ります。どちらも用意がない場合は、Amazonカスタマーサービスに本人確認のうえ復旧を依頼します。

Q. 頼んでいないのにワンタイムパスワードが届きました。危険ですか? A. 第三者がログインを試みている可能性があります。届いたコードは入力・返信せず、メッセージ内のリンクも踏まないでください。公式アプリやサイトから自分でログインし、必要ならパスワードを変更します。詳しくは別記事で解説します。

Q. 2段階認証はオフにできますか? A. 一般の買い物用アカウントでは「ログインとセキュリティ」から変更・無効化ができます。ただしKDPなど一部サービスでは無効化できない旨が公式に案内されています。範囲は最新の画面で確認してください。セキュリティ上は有効のままの利用がおすすめです。

参考

  • Amazon公式「OTPおよび2段階認証に関する問題の解決」: https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=201962400
  • Amazon公式「2段階認証の設定方法」: https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=G3PWZPU52FKN7PW4
  • Amazon KDPヘルプ「2段階認証」(OTPの受け取り手段を明記): https://kdp.amazon.co.jp/ja_JP/help/topic/G6HTFZJLJ7AJQ56R
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西尾 勝太株式会社ラクダ 代表

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