ホーム > 楽天店舗・RMS

最終更新: 2026.07.19

楽天の商品画像登録ルール完全ガイド|1枚目・サイズ・テキスト20%を図解

楽天の商品画像登録ルール完全ガイド|1枚目・サイズ・テキスト20%を図解

楽天市場のルールが適用されるのは「1枚目(第1商品画像)とSKU画像」だけです。1枚目はテキスト占有率20%以内・枠線なし・背景は白か写真が原則で、2枚目以降は自由に作れます。まずこの線引きを押さえれば、違反もペナルティも避けられます。

このルールは検索結果・ランキング・広告の表示に直結します。仕様は改定されうるため、最新値は必ずRMS管理画面と楽天公式ガイドラインで確認してください。

楽天の「商品画像登録ガイドライン」とは?いつから必須化された?

商品画像登録ガイドラインとは、楽天市場で表示される商品画像の見た目を一定基準にそろえるための決まりです。特に1枚目の画像に対して、テキスト量や背景を細かく定めています。

策定の経緯を時系列で整理します。当初は推奨レベルでしたが、後に必須化されました。

時期内容
2018年1月新春カンファレンスでガイドライン策定を発表。当初は「テキスト要素20%未満」を推奨
2018年7月ガイドラインの必須化を決定
2018年10月以降第1商品画像は「テキスト20%以内・枠線なし・背景は写真か白のみ」が必須
2020年9月画像ガイドライン違反が違反点数制度の正式対象に

なぜ楽天がここまで厳しくするのか。理由は、文字だらけの画像が並ぶと売り場の見た目が乱れ、買い物のしやすさが下がるからです。統一感のある商品画像は、モール全体の信頼性を保つ狙いがあります。

1枚目のテキスト占有率20%ルール|100マス判定の手順

楽天の1枚目画像ルールの図(テキストは画像全体の20%まで・商品を中央に大きく配置)

1枚目のテキスト占有率は20%以内が基準です。判定は画像を100マスに分け、文字がかかったマスを数える方式で行います。

判定の手順は次のとおりです。番号順に進めれば、誰でも同じ結果になります。

  1. 1枚目の画像を縦10×横10の合計100マスに分割する
  2. 各マスを見て、テキスト要素が少しでもかかっていれば1マスとして数える
  3. かかっているマスの合計を数える
  4. その合計数がそのまま占有率(マス数=パーセント)になる

数えたマス数で、次のように判定します。境界を表で確認してください。

マス数占有率判定
0〜20マス0〜20%OK(順守)
21〜30マス21〜30%要改善
31マス以上31%以上NG(違反)

ここで注意したいのが「少しでもかかれば1マス」という数え方です。文字が小さくても、複数のマスにまたがれば、その分だけマスを消費します。ぎりぎりを狙わず、余裕を持たせるのが安全です。

「テキスト要素」に含まれるものは?ロゴ・バッジ・アイコンも全部カウント

「テキスト要素」は文字だけではありません。ロゴや販促バッジ、受賞アイコン、文字の縁取りや影まで、すべてカウント対象です。

見落としやすいものを一覧にしました。「これは文字じゃないから大丈夫」という自己判断が、一番の失敗パターンです。

種類具体例
ロゴ商品ロゴ・ブランドロゴ・企業ロゴ
商品情報テキスト商品名・スペック・特徴の説明文
販促文言「送料無料」「ポイント10倍」「〇%OFF」など
キャッチコピー訴求のための一言・煽り文句
受賞・装飾アイコン「No.1」「楽天1位」などの受賞バッジ
文字の装飾縁取り・影(文字本体だけでなく装飾部分もカウント)

特に「送料無料」の小バッジやブランドロゴを、テキストとは別枠だと誤認するケースが多く見られます。画像に乗る文字状のものは、原則すべて数える、と覚えておくと安全です。

枠線・背景のルール|白背景・写真背景と2024年の緩和

1枚目は枠線(フチ)がNGで、背景は「単色の白」か「実際に撮影した写真背景」が原則です。目立たせ目的の色ベタ塗りや模様の背景は認められません。

まず枠線について。色や理由を問わず、細い白枠でも違反になります。L字や帯状の装飾も、横一列のマスを消費しやすく危険です。

背景のOK/NGは次のとおりです。表で線引きを確認してください。

背景の種類判定
単色の白背景(#FFFFFF)OK
商品と一緒に撮影した実物の写真背景OK
自然に見える合成背景(商品に関連するもの)OK(後述のとおり要確認)
幾何学模様・柄の背景NG
白以外の単色ベタ塗り背景NG
宇宙・ジャングルなど不自然な合成背景NG

なお、2024年6月に背景ルールが一部緩和され、「自然に見える合成背景」も認められるようになった、との情報があります。ただしこれは1社の情報にもとづくもので、公式での確認が取れていません。合成背景を使う場合は、最新のガイドラインで扱いを必ず確認してください。

1枚目のOK/NGの違い|守るべきポイント早見表

1枚目で守るべき項目を、OK例とNG例の対比で一覧にしました。この違いを押さえれば、入稿前の自己チェックがすぐにできます。

項目OK(順守)NG(違反)
テキスト量100マス中20マス以内の文字・ロゴ21マス超(21〜30=要改善、31〜=NG)
数え方の理解ロゴ・アイコン・縁取り・影も含めて計算バッジやロゴを別枠と誤認して未計上
枠線・フチ枠なし細い枠・白枠・L字・帯状装飾
背景白/実撮影の写真背景模様・白以外の単色・不自然な合成
販促文言2枚目以降で自由に表現「ポイント10倍」等を1枚目に多用
受賞アイコン小さく1つ(マス消費に注意)「楽天1位」等を複数配置
GIFアニメ全フレームが順守1フレームでも違反なら画像全体が違反扱い
対象範囲1枚目+SKU画像のみ判定2枚目以降は自由・判定対象外

GIFアニメを1枚目に使う場合は特に注意が必要です。1枚目に設定したアニメは、全フレームがガイドラインを満たす必要があります。1フレームでも文字が多いと、画像全体が違反扱いになります。

推奨サイズと画像仕様|正方形・700px・2MBの早見表

推奨サイズは正方形(1:1)です。技術仕様の推奨は700×700pxで、保存先のR-Cabinetには容量と解像度の上限があります。

主な数値を早見表にまとめました。数値の確からしさ(出典の性質)もあわせて示します。

項目出典の性質
アスペクト比正方形 1:1 推奨複数ソース一致
推奨サイズ700×700px(元画像は大きめで用意し縮小)1社ソース=要確認
R-Cabinet 解像度上限横3840×縦3840px以内2独立ソース一致
R-Cabinet 容量上限1ファイル2MB以内2独立ソース一致
1枚あたり推奨容量200KB程度1社ソース(公式推奨と記載)=要確認
対応形式jpg / png / gifアニメ / tif / bmp1社ソース=要確認
保存場所R-Cabinet(または楽天GOLD)複数ソース

推奨サイズの700pxや、1枚あたり200KBという容量は、1社の情報にもとづくものです。表示速度や見え方の目安として参考にしつつ、厳密な数値は公式で確認するのが安全です。R-Cabinetの3840px・2MBは複数ソースが一致しています。

何枚まで登録できる?商品画像20枚制限とR-Cabinetの上限

1商品あたりの登録枚数は、実質20枚が上限です。これはスマホ用商品説明文に入れられる画像タグ(<img>)が20個までという制限に由来します。

登録まわりの上限を整理します。数え方を勘違いしやすいので、区別して覚えてください。

  • 1商品あたりの画像は20枚まで(スマホ商品説明文の<img>が20個まで)
  • 以前は超過させる裏技的な方法もあったが、現在は禁止されている
  • R-Cabinet(画像保管庫)の1ファイルは横3840×縦3840px以内
  • R-Cabinet(画像保管庫)の1ファイルは容量2MB以内

つまり「1枚1枚のサイズ上限(3840px・2MB)」と「1商品に載せられる枚数(20枚)」は別の話です。両方を満たして初めて、問題なく登録できます。

どこに登録する?R-CabinetとRMSでの登録の基本

商品画像は、まずR-Cabinet(画像保管庫)にアップロードし、そのうえでRMSの商品ページに紐付けます。この2段階が基本の流れです。

大まかな流れを番号で示します。細かい画面名は改定されるため、RMSの最新画面に沿って進めてください。

  1. 画像をガイドラインに沿って作成する(1枚目は20%ルール順守)
  2. R-Cabinetに画像をアップロードする(解像度・容量の上限内で)
  3. RMSの商品編集画面で、アップロード済み画像を1枚目・2枚目…と紐付ける
  4. SKUがある商品は、各SKUに正しい画像を紐付ける
  5. 入稿前にプレビューとテキスト要素の判定で確認する

SKU画像も判定対象である点に注意してください。SKU(色・サイズ違いなど)ごとの画像も、1枚目と同じく20%ルールが適用されます。

違反するとどうなる?検索・ランキング・RPP広告からの除外

1枚目のガイドラインに違反すると、検索やランキング、広告からの除外というペナルティを受ける可能性があります。売上に直結する部分だけに影響が大きいです。

想定される主なペナルティを一覧にします。ただし加点の点数など一部は非公開・1社情報のため、目安として扱ってください。

ペナルティ内容
スーパーSALEから除外楽天スーパーSALEのサーチ対象から外れる
ランキングから除外デイリー/週間/月間ランキングに載らなくなる
RPP広告から除外楽天プロモーションプラットフォーム広告の配信対象外
違反点数の加算違反点数制度の対象(画像違反は5点との情報あり=要確認)

違反点数制度そのものは、種別ごとに5点・20点・35点・80点が加算され、年間累計35点で7日間のランキング掲載停止などの措置がある、とされています。ただし画像違反の具体的な加点は非公開部分があり、1社情報も含みます。詳細は公式の案内で確認してください。

登録前チェック|RMSのテキスト要素カウントツールで確認

入稿前のチェックには、RMSに用意された「テキスト要素カウントツール(マス目判定)」を使うのが確実です。自分の目視だけに頼らず、ツールで数えるのが安全です。

チェックの進め方は次のとおりです。公開後に違反が見つかると修正の手間が増えるため、事前確認を習慣にしてください。

  1. 1枚目の画像をRMSにアップロードまたはプレビューする
  2. テキスト要素カウントツールで100マス判定を実行する
  3. 20マス以内に収まっているかを確認する
  4. 21マス以上なら、文字・ロゴを減らして作り直す
  5. 枠線・背景のルールもあわせて目視で確認する

このツールは、人間の感覚とツールの判定がずれる部分を埋めてくれます。「たぶん大丈夫」で公開せず、必ず数値で確かめる。これが違反を防ぐ一番の近道です。

1枚目で守り、2枚目以降で攻める|ガイドラインを味方にする設計

ガイドラインの本質は「1枚目は守り、2枚目以降で攻める」という役割分担です。1枚目を清潔に保ち、伝えたい情報は2枚目以降に集約すれば、ルールを守りながら訴求もできます。

画像設計の考え方を整理します。制約を守ったうえで、売り場としての魅力を最大化する発想です。

  • 1枚目は商品そのものが主役。文字は最小限(商品名程度)にとどめる
  • 「送料無料」「ポイント10倍」などの販促は2枚目以降に回す
  • スペック表・使用シーン・比較・受賞歴などは2枚目以降で自由に表現
  • 2枚目以降は判定対象外なので、テキスト量の制約を気にしなくてよい

ルールを「制約」ではなく「役割分担のガイド」と捉え直すのがコツです。1枚目でクリックしてもらい、2枚目以降でしっかり説明する。この流れを設計できれば、ガイドラインは売上を伸ばす味方になります。

よくある質問(FAQ)

Q. SKU画像も20%ルールの対象ですか? A. 対象です。第1商品画像(1枚目)とSKU画像が判定対象で、両方に「テキスト20%以内・枠線なし・背景ルール」が適用されます。2枚目以降のサブ画像は対象外です。

Q. 2枚目以降の画像にも20%ルールは効きますか? A. 効きません。判定対象は1枚目とSKU画像のみです。2枚目以降は文字量や背景を自由に作れるため、販促文言や説明は2枚目以降に集約するのが定石です。

Q. カラーサムネイル(色見本の小画像)は例外ですか? A. 20%ルールの適用対象外という情報がありますが、これは1社の情報です。RMS上でSKUに正しく紐付けて登録することが前提とされます。最新の扱いは公式ガイドラインで確認してください。

Q. テキスト20%は「少しでもかかったマス」を数えるのですか? A. はい。画像を100マスに分け、テキスト要素が少しでもかかったマスを数えます。0〜20マスがOK、21〜30マスが要改善、31マス以上がNGです。ぎりぎりを狙わず余裕を持たせるのが安全です。

Q. 細い白枠を1枚目に付けても大丈夫ですか? A. NGです。枠線(フチ)は色や理由を問わず違反で、細い白枠も認められません。L字や帯状の装飾もマスを消費しやすいため避けてください。

Q. 数値やルールは変わることがありますか? A. あります。仕様は随時改定されるため、テキスト20%・サイズ・容量・枚数などの数値は、必ずRMS管理画面と楽天公式ガイドラインで最新値を確認してください。本記事の1社ソースの数値は目安です。

参考

  • 楽天公式 RMS Service Square「商品画像登録ガイドライン徹底対応」 — https://service.rms.rakuten.co.jp/column/detail/26
  • EC Image Creator「楽天 商品画像ガイドライン完全マニュアル」 — https://ec-image-creator.com/blog/rakuten-image-guideline-2026/
  • 株式会社ファイブスプリングス「楽天スマホページ画像20枚制限への対処法」 — https://www.5springs.co.jp/blog/image-20-limit/
  • 株式会社GOAT「楽天RMSに画像を登録する方法と注意点(R-Cabinet仕様)」 — https://goat-ec.com/rakuten-rms-r-cabinet-image-up/
  • ECの相談室(bxo)「商品画像登録ガイドラインとは」 — https://bxo.co.jp/magazine/4788
  • torun.studio「楽天商品画像登録ガイドライン」 — https://torun.studio/media/rakuten-guideline
  • 株式会社そばに「楽天の商品画像サイズ完全ガイド」 — https://sobani.co.jp/columnlist/rakuten-listing-image-size
  • Proteinum「守るべきルールから違反時のペナルティまで」 — https://proteinum.co.jp/blog/rakuten-guidelines/
  • イキタ「楽天RMSで商品画像1〜20枚目までの登録方法」 — https://www.ikita.net/rakuten-09.html
ご相談・お問い合わせ

店舗の「次の一手」を一緒に進めるなら

運営代行・ECコンサル・AIツールまで、現場を知るチームがワンストップで伴走します。

運営代行 受注・ページ・広告まで店舗運営をまるごと代行
ECコンサル SOY受賞店の知見で戦略と改善を設計
AIツール ラクリプで日々の作業を自動化し時間を創出
西尾 勝太

西尾 勝太株式会社ラクダ 代表

楽天SOY 2年連続受賞 / 楽天NATIONSリーダー店舗 / 楽天NATIONS AIエバンジェリスト

楽天市場の月商を5年で200万円→2億円に伸ばした現場の実践者。売れるECの方程式にAIを重ね、EC事業者の「次の一手」に伴走しています。

290 継続契約
742 Walk 利用者
2年連続 楽天SOY受賞
お問い合わせはこちら