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最終更新: 2026.07.19

楽天市場の商品登録のやり方|個別登録とCSV一括の手順・必須項目を初心者向けに解説

楽天市場の商品登録のやり方|個別登録とCSV一括の手順・必須項目を初心者向けに解説

楽天市場の商品登録は、RMSの「商品管理」からおこないます。少量なら画面で一つずつ入力する個別登録、数十点以上ならCSV一括登録が基本です。必須項目は商品名・販売価格・ジャンルID・カタログID・商品管理番号・SKU管理番号の6つが軸になります。この記事では、両方の手順と必須項目を、初心者がつまずきやすい点まで含めて整理します。

(注:文字数・容量・オプション料金などの数値は改定されることがあります。最新は楽天大学のRMSマニュアルで必ず確認してください。)

楽天市場の商品登録とは|RMSの「商品管理」からおこなう

商品登録とは、RMS(店舗運営システム)の「商品管理」から、商品名や価格などの情報を入力して商品ページを作る作業です。登録方法は「個別登録」と「CSV一括登録」の2つがあります。

登録の全体像は、次の3ステップで整理できます。

  1. 事前準備:商品画像をR-Cabinet(画像保管庫)へアップロードし、ジャンルID・カタログID・価格などの情報をそろえる。
  2. 登録:画面で1点ずつ入力する(個別登録)か、CSVファイルにまとめて記入してアップロードする(CSV一括登録)。
  3. 確認・公開:入力内容を保存し、公開設定と表示を確認する。

登録前に商品情報がそろっているほど、入力の手戻りが減ります。特にジャンルID・カタログID・画像は事前準備で用意しておくのが効率的です。

個別登録とCSV登録の違い|どちらを選ぶべきか

結論として、商品数が少ないなら個別登録、数十点以上や大量の価格・在庫更新ならCSV一括登録が向きます。個別登録はRMS標準機能で無料、CSV一括登録は月額11,000円(税込)のオプション申込が必要です。

両者の違いを表で整理します。

観点個別登録(RMS手入力)CSV一括登録
入口商品管理→商品一覧・登録→新規商品登録商品管理→CSV一括編集(要オプション申込)
費用RMS標準機能(無料)CSV商品一括編集=月額11,000円(税込)※有効化に1〜3営業日
向く商品数10点以下〜数十点(少量・スポット)数十〜数百点以上/大量の価格・在庫更新
操作タブ入力(基本→販売価格→在庫配送→属性)フォーマットDL→表計算で編集→FTPまたはRMS画面でアップロード
必要ソフトブラウザのみUTF-8で編集できるソフト+(大量なら)FTPソフト
画像R-Cabinetにアップ→画面でURL指定R-Cabinetに先行アップ→CSVに画像パス記載(ファイル名完全一致)
反映確認保存で即反映、画面で確認非同期処理。CSV登録状況確認画面/エラーログで確認
ミスの影響1商品単位で限定的データ不備が全行に波及=影響が甚大

最初は個別登録で登録の流れを覚え、点数が増えてからCSVへ移行する進め方が無理がありません。CSVは効率的な反面、1行のミスが全商品に波及するため、扱いには慣れが要ります。

個別登録の手順|商品管理から新規商品登録まで

商品登録の2つの方法の比較図(個別登録は1点ずつ入力・CSV一括登録は数千件まとめて)

個別登録の入口は、RMSにログインして「商品管理」内の「商品編集(商品一覧・登録)」を開き、右上の「新規商品登録」をクリックする流れです。商品タイプ(バリエーションがなければ「通常商品」)を選んでから入力を始めます。

入力画面はタブ構成で、次の順に埋めていきます。

  1. 基本情報タブ:商品管理番号・商品名・キャッチコピー・説明文・ジャンルID・カタログIDなどを入力する。
  2. 販売・価格タブ:販売価格を設定する。
  3. 在庫・配送タブ:在庫数や配送方法を設定する。
  4. 商品属性タブ:ジャンルごとの属性(タグ情報)を入力する。

導線名は「商品管理→商品登録・更新→新規登録」と表記される場合もあります。RMSの画面構成は更新されることがあるため、迷ったら楽天大学のマニュアルを参照してください。

なお、既存商品がある場合は「複製(コピー)」ボタンが時短になります。ジャンルIDや配送設定を引き継ぎ、商品名・商品画像・商品管理番号(URL)の3点を書き換えるだけで新商品を登録できます。

SKU移行で変わった入力構造|商品レベルとSKUレベルの2階層

SKUプロジェクトへの移行後、入力画面は「商品レベル」と「SKUレベル」の2階層に分かれています。どの項目をどちらに入れるかを先に整理しておくと迷いません。

2つの階層の役割は次のとおりです。

  • 商品レベル(ページ全体):商品名・キャッチコピー・説明文・ジャンルIDなど、ページ全体に共通する情報。
  • SKUレベル(購入単位):販売価格・在庫数・サイズ/色・JANコード・スペック値など、購入単位ごとに変わる情報。

重要なのは、バリエーションがない単品商品でも「SKU」としての登録が必要になった点です。色やサイズの選択肢がない商品でも、1つのSKUとして販売価格や在庫を登録します。単品だからSKUは不要、という考え方は現在の仕様では通用しません。

商品登録の必須項目|商品名・価格・ジャンルID・カタログID・管理番号

システム上の必須項目は、商品名・販売価格・ジャンルID(全商品ディレクトリID)・カタログIDが軸です。CSVで登録する場合は、これらに加えて商品管理番号・SKU管理番号が「存在必須」になります。

主な必須項目と注意点を表にまとめます。

項目内容注意点
商品名商品ページの見出し上限は127文字だが、推奨は30文字以内(先頭にキーワードを寄せる)
販売価格SKU単位で設定する価格SKUレベルで入力する
ジャンルID商品を分類するID(全商品ディレクトリID)必ず最下層(末端)カテゴリのIDを指定する
カタログID商品を一意に特定するID2018年10月から全ジャンルで必須化(またはIDなしの理由の登録)
商品管理番号商品ページのURLになる識別子半角で最大32バイト。あとから変更不可
SKU管理番号購入単位(SKU)の識別子CSV登録では存在必須

商品名は上限127文字まで入力できますが、長すぎると要点がぼやけます。実務では30文字前後を推奨とし、重要なキーワードを前半に置くのが定石です。

ジャンルIDとカタログID|つまずきやすい2つのID

ジャンルID(全商品ディレクトリID)は、SKUプロジェクト以降に正式名称が「ジャンルID」へ変更されたもので、機能は従来と同じです。指定するときは、必ず最下層(末端)のカテゴリIDを選びます。

上位階層のIDを指定すると、正しく分類されず登録エラーや表示不備の原因になります。「大分類→中分類→小分類」とたどり、これ以上枝分かれしない末端まで選ぶのが原則です。

カタログIDは、2018年10月から全ジャンルで必須化されました。商品を一意に特定するためのIDで、該当がない場合は「カタログIDなしの理由」を登録する運用になっています。新規JANのオリジナル商品などでIDが見つからないケースでは、この「理由の登録」で対応します。

CSV一括登録の手順|3つのファイルとアップロード方法

CSV一括登録は、月額11,000円(税込)の「CSV商品一括編集」オプションを申し込んでから使います。有効化には1〜3営業日かかるため、繁忙期の直前申込は避けたほうが安全です。

CSV登録で主に使うファイルは、次の3種類です。

ファイル役割注意点
normal-item.csv商品基本情報(管理番号・商品名・価格・在庫・説明文・画像URLなど)商品ページの根幹。列の並びを崩さない
item-cat.csv店舗内カテゴリへの紐付け忘れるとカテゴリページに商品が表示されない
item-att.csv商品属性(タグ情報)楽天サーチでの見つけやすさに影響する

アップロードの手順は次のとおりです。

  1. RMSでCSVフォーマットをダウンロードし、表計算ソフトで編集する。
  2. FTPソフトで所定のフォルダにアップロードするか、RMS画面からアップロードする。
  3. RMSがバックグラウンドで自動処理する(非同期反映)。
  4. 「CSV登録状況確認」画面で処理結果を確認し、エラーがあればエラーログで原因を特定する。

CSVは保存後すぐに反映されるわけではなく、非同期で処理される点に注意してください。点数が多いほど処理時間は長くなります。エラーが出た場合は、登録状況確認画面とエラーログをセットで確認するのが基本です。

商品画像の登録|R-Cabinetへの先行アップロードが原則

商品画像は、商品登録の前にR-Cabinet(画像保管庫)へアップロードしておくのが原則です。先にフォルダへ画像を上げてから、登録画面やCSVでその画像を指定する流れにすると、管理が格段に楽になります。

画像登録のポイントは次のとおりです。

  • メイン画像は1000×1000px以上が推奨(拡大表示に耐える解像度)。
  • 登録できる画像は最大20枚まで。
  • CSVで指定する場合、CSV上の画像パス(ファイル名)とR-Cabinet上のファイル名を完全一致させる(大文字・小文字も区別)。

CSV登録で最も多いミスのひとつが、画像パスの不一致です。ファイル名が1文字でも違う、拡張子の大文字小文字が違う、といった理由で画像が表示されません。アップロード前にファイル名を統一しておくと防げます。

初心者がつまずきやすいポイント|CSVのエラーを防ぐ

CSV一括登録では、データ形式のミスがそのまま登録エラーになります。特に多いのが文字コードと数値の扱いに関するつまずきです。原因を知っておけば、ほとんどは事前に防げます。

初心者がつまずきやすい代表例を整理します。

つまずき原因対処
0落ち(先頭の0が消える)JANコード・郵便番号などをExcelが数値と誤認該当列を「文字列」書式にしてから入力する
文字化け文字コードの不一致(ExcelがUTF-8を誤認識)UTF-8(BOM付き)で保存し直す
列数不一致説明文中のカンマ・改行で列がずれる区切り文字を本文から除く/フォーマットの列構成を崩さない
日付形式のエラー指定と違う日付書式フォーマットで求められる形式に合わせる
ジャンルIDのエラー最下層でないIDを指定末端カテゴリのIDを選び直す
画像が表示されない画像パスの不一致R-Cabinet上のファイル名とCSVの記載を完全一致させる

個別登録でのつまずきは、ジャンルIDの最下層選択もれや、属性の必須項目未入力が中心です。一方CSVは、文字化け・0落ち・列数不一致・日付形式・画像パス不一致がよく起きます。どちらも「1件で確かめてから全体に広げる」進め方が安全です。

よくある質問(FAQ)

Q. 商品登録に費用はかかりますか?

個別登録はRMSの標準機能で追加費用はかかりません。CSV一括登録を使う場合のみ、「CSV商品一括編集」オプション(月額11,000円・税込)の申込が必要です。有効化に1〜3営業日かかります。料金は改定されることがあるため、最新は公式で確認してください。

Q. バリエーションのない単品でもSKU登録は必要ですか?

必要です。SKUプロジェクトへの移行後は、色やサイズの選択肢がない単品商品でも、1つのSKUとして販売価格・在庫を登録する仕様になっています。

Q. 商品名は何文字まで入力できますか?

上限は127文字です。ただし長すぎると要点がぼやけるため、実務では30文字前後が推奨とされ、重要なキーワードを前半に置くのが一般的です。

Q. カタログIDは必ず登録しないといけませんか?

2018年10月から全ジャンルで必須化されました。該当するカタログIDがない場合は、「カタログIDなしの理由」を登録することで対応します。

Q. CSVをアップロードしたのに反映されません。どうすればいいですか?

CSVは非同期処理のため、保存後すぐには反映されません。「CSV登録状況確認」画面で処理状況を確認し、エラーがあればエラーログで原因を特定してください。点数が多いほど処理に時間がかかります。

Q. 画像がうまく表示されないのですが?

画像パスの不一致が最も多い原因です。R-Cabinet上のファイル名と、登録画面・CSVで指定したファイル名(拡張子の大文字小文字を含む)が完全に一致しているか確認してください。

参考

  • TSUMUGU|楽天市場の商品一括登録マニュアル(RMS/CSV/SKU対応): https://ec-tsumugu.com/method/rakuten-bulk-item-register
  • TSUMUGU|楽天カテゴリ設定ガイド(ジャンルID=ディレクトリID): https://ec-tsumugu.com/method/rakuten-category-registration
  • CUEBKO|楽天CSV&手動登録の項目・文字数制限まとめ: http://web.cuebko.com/rakutencsv/
  • サイバーレコード|楽天RMS「商品管理」の使い方(SKU登録): https://www.cyber-records.co.jp/rakuten-rms-product-management-guide/
  • ECNOW|楽天市場の商品登録完全マニュアル: https://ecnow.jp/beginner/3030/
  • ECのミカタ|商品登録を徹底解説(個別・一括): https://ecnomikata.com/ecnews/ecmall/35872/
  • IKEHIKO DIGITAL|CSV一括商品登録の方法と手順: https://ikedigi.info/contents/ec/rakuten/1615/
  • Hide&Seek|楽天商品登録とCSV一括商品編集を5分で攻略: https://www.hideandseek.co.jp/archives/1626
  • キャプテンEC|SKUプロジェクトのSKU移行対応: https://captainec.jp/rakuten/spin_off/sku-project-must
  • (参考・公式)楽天大学 RMSマニュアル: https://daigaku.rms.rakuten.co.jp/
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西尾 勝太

西尾 勝太株式会社ラクダ 代表

楽天SOY 2年連続受賞 / 楽天NATIONSリーダー店舗 / 楽天NATIONS AIエバンジェリスト

楽天市場の月商を5年で200万円→2億円に伸ばした現場の実践者。売れるECの方程式にAIを重ね、EC事業者の「次の一手」に伴走しています。

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