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最終更新: 2026.07.19

楽天の転換率(CVR)を上げる方法|かご落ち・不安要素をつぶす

楽天の転換率(CVR)を上げる方法|かご落ち・不安要素をつぶす

転換率を上げる近道は、来訪者が抱く「情報不足」と「買う前の不安」を1つずつ消すことです。ページを作り替える前に、なぜ買われないのかを数値で見て、送料・レビュー・価格の見せ方といった離脱の穴を塞ぐと、同じアクセスのまま売上が伸びます。この記事は”数値としての転換率改善”にしぼって解説します。ページ制作の全体像は[楽天の商品ページの作り方](https://rakurip.com/ec/rakuten-shohin-page/)を、指標全体の考え方は[楽天の売上の公式](https://rakurip.com/ec/rakuten-uriage-koushiki/)をご覧ください。

楽天の転換率(CVR)とは

転換率とは、商品ページを訪れた人のうち購入に至った割合を指します。計算式は「売上件数 ÷ アクセス人数」です。

たとえばアクセス100人のうち1人が買えば転換率は1%になります。アクセスをいくら増やしても、転換率が低ければ売上には結びつきません。逆に転換率が上がれば、集客を増やさなくても売上が伸びます。楽天市場の売上は次の掛け算で決まるためです。

要素意味計算
アクセス人数ページへの訪問数
転換率(CVR)購入に至った割合売上件数 ÷ アクセス人数
客単価1件あたりの平均購入額売上金額 ÷ 売上件数

この3つを掛け合わせた値が売上です。3指標の関係を詳しく知りたい方は[楽天の売上の公式](https://rakurip.com/ec/rakuten-uriage-koushiki/)へ。

楽天の転換率の平均・目安はどのくらい

楽天市場全体の平均転換率は、おおむね1〜3%とされています。

これは支援会社が公表する目安で、リピート購入の多い商品では10〜20%を超える場合もあります。取り扱いジャンルや客単価によって適正値は大きく変わるため、下の数値はあくまで参考として捉えてください。

ジャンル転換率の目安(参考値)
食品5〜18%
ファッション2〜8%
家電0.7〜5%

食品は購入頻度が高く転換率が上がりやすく、家電は高額で慎重に検討されるため低くなりやすい、という傾向があります。これらは楽天が公式に出した数値ではなく、EC支援会社の推計です。自店の適正値は、次に説明する店舗カルテで同ジャンルの平均と見比べて判断します。

自店の転換率はどこで確認する(R-Karte/店舗カルテ)

自店の転換率は、RMSのアクセス分析ツール「R-Karte(店舗カルテ)」で確認できます。

導線は、RMSにログイン後、左側ナビゲーションの「データ分析」→「店舗カルテ」の順です。この画面に、現時点のアクセス人数・転換率・客単価が並びます。さらに同ジャンルや月商別の平均値と自店を比較できるため、「弱いのはどの指標か」を切り分けられます。改善の第一歩は、感覚ではなくこの数字で現状を把握することです。

  • アクセス人数:ページへの訪問数(概ね30分以内の訪問を1として数える)
  • 転換率:購入に至った割合=売上件数 ÷ アクセス人数
  • 客単価:1件あたりの平均購入額

楽天の転換率が上がらない5つの原因

楽天の転換率を下げる5つの要因(情報不足・不安・送料不明・レビュー不足・価格の見せ方)の図

転換率が低い最大の理由は、購入直前でお客さんがページから離れてしまうことです。原因は次の5つに整理できます。

  1. 情報不足:使い方・効果・サイズ感など、買う前に知りたい情報が載っていない。
  2. 不安の未解消:本当に買っていいのか、いつ届くのか、実物と違わないかという迷いが残る。
  3. 送料・発送日:送料の条件が分かりにくい、発送が想定より遅く、かご落ちにつながる。
  4. レビュー不足:判断材料になるレビューが薄い、低評価が放置されている。
  5. 価格・UI:今買う理由がない、画像が重く表示が遅い、購入ボタンが探しにくい。

お客さんは「買いたくなる」段階と「不安をつぶす」段階の2つを踏んで購入します。多くの来訪者は「興味はあるが、まだ買いたいとまでは思っていない」層です。この層を動かすには、まず魅力で気持ちを一段引き上げ、次に不安を打ち消す情報を用意することが要になります。

楽天の転換率を上げる方法

CVR改善チェックリスト(レビュー・送料明記・画像で不安解消・比較表・在庫や限定の表示)の図

転換率は「気持ちの2段階」に沿って情報を並べると上がります。買いたくさせる情報を前半に、不安をつぶす情報を後半に置くのが基本です。

かご落ちの原因を先回りでつぶす

かご落ち(カートに入れたのに買わない)は、買う直前の不安が主因です。

  • 送料無料ライン対象なら、その表示を分かりやすく置く。
  • 発送日を明記し、遅くなる場合は理由も添える。
  • 配送方法の選択肢を増やし、急ぎのお客さんの離脱を防ぐ。
  • 返品・交換の条件を先に書き、「失敗しても大丈夫」と伝える。

不安要素を情報で打ち消す

サイズ感・使用シーン・素材・お手入れなど、レビューで質問されがちな点を先回りで載せます。実物との差を減らす画像づくりも効果的です。画像の見せ方は[楽天の商品画像加工](https://rakurip.com/ec/rakuten-shohin-gazou-kakou/)を参照してください。

レビューと価格の見せ方を整える

レビューは購入の後押しになります。件数を増やす依頼と、低評価への丁寧な返信で信頼を積みましょう。価格は「今買う理由」(セール参加・期間限定特典など)とセットで見せると迷いが減ります。

打ち手を効果と手間で整理する

打ち手狙い着手のしやすさ
発送日・送料の明記かご落ち防止高(すぐできる)
返品条件の明示不安の解消
レビュー数を増やす信頼の担保
ファーストビュー改善離脱の防止
画像・表示速度の最適化直帰の低減
セット販売で客単価UP単価改善中(※下記注意)

客単価はセット販売やまとめ買いで上げられますが、上げすぎると購入のハードルが上がって転換率が下がることがあります。アクセス人数・転換率・客単価は互いに相関するため、1つを動かすときは他の指標が落ちないか同時に見るのが安全です。ページ全体の作り込みは[楽天の商品ページの作り方](https://rakurip.com/ec/rakuten-shohin-page/)で解説しています。

よくある質問(FAQ)

Q. 楽天の転換率の平均はどのくらいですか。 A. 支援会社の目安で概ね1〜3%です。リピートの多い商品は10〜20%超もあります。ジャンルで差が大きいので、店舗カルテで同ジャンル平均と比べて判断してください。

Q. 転換率はどこで確認できますか。 A. RMSの「データ分析」→「店舗カルテ(R-Karte)」で、アクセス人数・転換率・客単価を確認できます。

Q. アクセスは多いのに転換率が低いのはなぜですか。 A. 情報不足や不安の未解消、送料・発送日の分かりにくさで購入直前に離脱している可能性が高いです。かご落ちの原因から先につぶすのが近道です。

Q. 転換率と客単価はどちらを優先すべきですか。 A. まず転換率です。ただし両者は相関するため、客単価を上げる施策を打つときは転換率が下がらないかを同時に確認します。

Q. 転換率を上げるには何日くらいかかりますか。 A. アクセスと違い、転換率はページの作り込みで動くため即効性は低めです。原因の切り分けと改善を継続し、数値の変化を店舗カルテで追いましょう。

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西尾 勝太

西尾 勝太株式会社ラクダ 代表

楽天SOY 2年連続受賞 / 楽天NATIONSリーダー店舗 / 楽天NATIONS AIエバンジェリスト

楽天市場の月商を5年で200万円→2億円に伸ばした現場の実践者。売れるECの方程式にAIを重ね、EC事業者の「次の一手」に伴走しています。

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