ホーム > Qoo10

最終更新: 2026.07.30

Qoo10のクーポンを店舗側が発行する方法|メガ割との関係

Qoo10のクーポンを店舗側が発行する方法|メガ割との関係

Qoo10の店舗側は、SHOP商品クーポンとSHOPカートクーポンをQSMから発行できます。どちらもショップ負担のため、メガ割との併用条件や利益額を確認して設計することが重要です。

Qoo10で店舗側が発行できるクーポンの種類

店舗側が自ら発行できる主要なクーポンは、商品単位とカート単位の2種類です。

種類適用単位主な対象割引原資
SHOP商品クーポン商品単位個別商品、カテゴリー、ブランドショップ負担
SHOPカートクーポン同一ショップのカート単位ショップ全体、カテゴリー、ブランドショップ負担

SHOP商品クーポンとは、ショップが指定した商品へ適用する商品単位のクーポンです。商品ごとに販促を強めたい場合や、特定ブランドを訴求したい場合に利用できます。

SHOPカートクーポンとは、同じショップの商品を入れたカートへ適用するクーポンです。旧公式資料では「SHOPクーポン」と表記されており、現在の名称と異なる点に注意してください。

Qoo10が発行する商品クーポンやカートクーポンは、発行主体と費用構造が異なります。メガ割やメガポなどのイベントクーポンも、Qoo10商品クーポンに含まれます。

商品割引やタイムセール、今日の特価は、購入価格から直接値引きする仕組みです。購入者による事前取得が必要なショップクーポンとは区別して管理しましょう。

SHOP商品クーポンを発行する方法

SHOP商品クーポンを発行する方法を示す図解

SHOP商品クーポンは、条件登録後にFellowイベントで公開設定まで行う必要があります。

  1. QSMの「プロモーション」から「Fellowイベント」を開きます。
  2. 「FellowSHOPクーポン」で商品クーポンを選択します。
  3. クーポン名と定率または定額の割引を設定します。
  4. 最低購入金額とクーポンの使用可能期間を入力します。
  5. 個別商品、カテゴリー、ブランドから対象を指定します。
  6. 必要に応じてパスワードや先着条件を設定します。
  7. 条件を登録した後、Fellowイベントで公開・発行を設定します。
  8. ショップや商品ページにクーポンが表示されたか確認します。

商品は個別に登録できるほか、Excelテンプレートで最大1,000商品まで一括登録できます。商品数が多い店舗では、対象商品の入れ間違いや登録漏れを防ぎやすい方法です。

クーポン条件を保存しただけでは、購入者側の画面に表示されません。公式情報では通常5~10分、状況によって最大30分程度の反映時間が案内されています。

なお、QSMは更新されるため、メニュー名が異なる場合があります。実際の「FellowSHOPクーポン」などの表記は、お使いの管理画面で確認してください。

SHOPカートクーポンを発行する方法

SHOPカートクーポンは、割引条件と購入者への配布条件を分けて設定します。

  1. QSMから「FellowSHOPクーポン」の管理画面を開きます。
  2. 「割引クーポンを照会」の下部で新しい条件を作成します。
  3. クーポン名と、定率または定額の割引を設定します。
  4. 最低購入金額を適用条件として入力します。
  5. ショップ全体、カテゴリー、ブランドから対象を選びます。
  6. 使用可能期間を設定してクーポン条件を登録します。
  7. Fellowイベントで配布対象と発行期間を設定します。
  8. 発行数量、取得回数、パスワードなどを入力します。
  9. イベントリストと購入者側の表示を確認します。

配布対象は、全員またはショップのフォロワー限定として設定できます。Fellowとは、ショップをお気に入りショップへ登録しているQoo10会員のことです。

発行数量を有限にすると、取得後に使われなかったクーポンも枚数へ含まれます。通常は「制限なし」が推奨され、先着企画では早期終了の可能性も案内が必要です。

公開記事では発行イベント期間は最大30日とされています。現行上限や同時発行数は、お使いの管理画面と公式マニュアルで確認してください。

割引率や最低購入金額はどう設計するか

現行の定率範囲を守り、客単価と利益額を基準に最低購入金額を決めます。

設定項目SHOP商品クーポンSHOPカートクーポン
定率割引5~30%2~30%
定額割引設定可能、金額範囲は要確認設定可能、金額範囲は要確認
最低購入金額設定可能、入力範囲は要確認設定可能、旧記事では1円以上
使用可能期間設定可能、最大日数は要確認固定期間または発行日からの日数
パスワード設定可能設定可能
発行数量先着条件を設定可能枚数指定または制限なし

単純に割引率を大きくすると、注文数が増えても利益が残らない可能性があります。商品原価や販売手数料、送料、クーポン原資を含めて注文単位で試算しましょう。

単体商品を集中的に販売する場合は、SHOP商品クーポンが適しています。まとめ買いを増やしたい場合は、最低購入金額付きのSHOPカートクーポンが候補です。

定額クーポンの上下限や一人当たりの取得上限は、公開情報だけでは確認できません。発行前に現行QSMと公式マニュアルで設定可能な範囲を確認してください。

クーポンの費用は誰が負担するか

ショップ発行クーポンは店舗負担で、Qoo10イベントは種類ごとに費用構造が異なります。

クーポン・イベント割引原資店舗側で確認する費用
SHOP商品クーポンショップ100%使用された割引額
SHOPカートクーポンショップ100%使用された割引額
Qoo10カートクーポンQoo10注文に付随する手数料
メガ割20%クーポンQoo10が10%、ショップが10%店舗負担分と関連手数料
メガポQoo10とショップの共同負担開催回ごとの負担条件

メガ割では、通常のカテゴリー手数料に加えて、システム利用料1%が案内されています。Qoo10負担割引が適用された注文には、割引支援手数料0.5%も案内されています。

そのため、Qoo10が割引原資を負担するクーポンでも、店舗側の費用が完全にゼロとは限りません。割引原資と販売・支援手数料を分けて利益計算する必要があります。

イベントの料率や参加条件は変更される可能性があります。正確な負担額は、開催回ごとにQSMへ掲載される規約で確認してください。

SHOPクーポンはメガ割と併用できるか

メガ割とSHOPクーポンは併用できますが、発行主体と種類によって不可となる組み合わせがあります。

組み合わせ併用注意点
メガ割+SHOP商品クーポン同じ基準価格に対して計算
メガ割+SHOPカートクーポンメガ割適用後の価格を基準に計算
Qoo10カート+SHOP商品クーポン発行主体が異なる
Qoo10カート+SHOPカートクーポンカートクーポン同士でも併用可能
SHOP商品+SHOPカートクーポン×ショップ発行同士は併用不可
Qoo10商品+Qoo10カートクーポン×メガ割との組み合わせも不可
タイムセール+SHOPクーポン一部商品などの制限に注意
セット割引+各種クーポン割引の適用順序を確認

基本的な適用順序は、即時割引、商品クーポン、カートクーポン、セット割引の順です。異なる商品クーポンは、即時割引後の同じ価格を基準に計算されます。

販売価格10,000円へメガ割20%とSHOP商品クーポン10%を適用する例では、最終価格は7,000円です。SHOPカートクーポン10%の場合は、メガ割後の8,000円が基準となり7,200円です。

一部のタイムセール商品やカテゴリーでは、個別に利用制限が設けられる場合があります。広告では併用を断定しすぎず、最終価格をカートで確認するよう案内しましょう。

購入者へクーポンの取得方法をどう案内するか

購入者へクーポンの取得方法をどう案内するかを示す図解

クーポンは自動適用されないため、取得から選択までの操作と利用条件を明示します。

案内項目購入者へ伝える内容
クーポン情報正式名称、割引率または割引額
利用条件最低購入金額、対象商品、除外商品
期間取得期間、使用期限
配布条件先着枚数、フォロワー限定、パスワード
利用回数一人当たりの取得・利用回数
併用条件メガ割との併用可否、ショップ発行同士の制限
操作クーポンの取得と選択が必要
価格確認最終価格はカートで確認

SHOP商品クーポンは、商品ページで取得後に「クーポン適用」から選択して使用します。SHOPカートクーポンは、カート画面の「SHOPクーポン」などから選択します。

複数のSHOP商品クーポンが利用できる場合も、購入者自身による選択が必要です。商品画像やバナーだけでなく、商品説明にも操作方法と条件を掲載しましょう。

発行後の効果と精算額はどこで確認するか

発行・使用履歴と販売内訳を照合すれば、利用状況と店舗負担額を確認できます。

発行状況は、FellowSHOPクーポン内の「クーポン発行/使用履歴」で確認できます。クーポンコードを入力すると、発行数量、使用数量、キャンセル数量、合計使用金額を照会できます。

評価項目確認する指標次回の調整例
取得後の利用発行数量と使用数量条件や使用期限を見直す
注文の確定状況使用数量とキャンセル数量商品情報や配送条件を確認する
割引コスト合計使用金額割引率や最低購入金額を調整する
精算への反映販売詳細内訳注文別の割引額を照合する

精算額は、QSMの「精算管理」にある「販売内訳」から確認します。SHOP商品クーポンの現行画面上の正式な費用項目名は、公開資料で確認できないため管理画面で確認してください。

クーポン価格を表示するときの注意点

根拠のない通常価格を使わず、取得条件や対象範囲を価格表示の近くへ明記します。

Qoo10の商品登録画面には販売価格と参考価格があります。参考価格には、メーカーが公表した希望小売価格など、店舗側が根拠を説明できる価格を使用してください。

自店の旧価格を比較対象にする場合、消費者庁は過去8週間の過半で販売した価格を目安として示しています。その価格での販売期間が通算2週間以上あり、最後の販売日から2週間以内であることも目安です。

「50%OFF」やクーポン適用価格を表示する場合も、計算の基礎となる価格に根拠が必要です。店舗単独の定率クーポンは最大30%のため、実態と異なる50%OFFクーポンとして訴求してはいけません。

また、メガ割前や開催中に基本販売価格を引き上げ、SHOPクーポンで相殺する運用は避けてください。Qoo10は事前価格をモニタリングしており、対象除外となる可能性があります。

比較期間は開催回によって指定されるため、毎回のQSM案内を確認しましょう。販売価格と店舗負担割引額の履歴も保存し、価格表示の根拠と一緒に管理してください。

よくある質問

店舗担当者から寄せられやすい、発行条件やメガ割との関係について回答します。

Qoo10で50%OFFクーポンを店舗側が発行できますか?

SHOP商品クーポンの定率範囲は5~30%、SHOPカートクーポンは2~30%です。そのため、店舗単独の定率クーポンとして50%OFFを設定することはできません。

複数の割引を含む価格を50%OFFと訴求する場合は、適用条件と計算根拠を明示してください。利用できる組み合わせと最終価格は、商品ごとにカート画面でも確認する必要があります。

SHOP商品クーポンとSHOPカートクーポンは同時に使えますか?

同じショップが発行したSHOP商品クーポンとSHOPカートクーポンは併用できません。どちらを選ぶべきか購入者が判断できるよう、対象商品や割引額を分かりやすく案内しましょう。

メガ割中もショップ独自のクーポンを発行できますか?

メガ割は、SHOP商品クーポンとSHOPカートクーポンのどちらとも併用できます。ただし、メガ割前の値上げをクーポンで相殺する方法は、価格設定違反となる可能性があります。

クーポンを登録したのに商品ページへ表示されないのはなぜですか?

クーポン条件の登録だけでは表示されず、Fellowイベントで公開・発行設定が必要です。設定後は最大30分程度待ち、イベントリストと購入者側の両方を確認してください。

ご相談・お問い合わせ

店舗の「次の一手」を一緒に進めるなら

運営代行・ECコンサル・AIツールまで、現場を知るチームがワンストップで伴走します。

運営代行 受注・ページ・広告まで店舗運営をまるごと代行
ECコンサル SOY受賞店の知見で戦略と改善を設計
AIツール ラクリプで日々の作業を自動化し時間を創出
西尾 勝太

西尾 勝太株式会社ラクダ 代表

楽天SOY 2年連続受賞 / 楽天NATIONSリーダー店舗 / 楽天NATIONS AIエバンジェリスト

楽天市場の月商を5年で200万円→2億円に伸ばした現場の実践者。売れるECの方程式にAIを重ね、EC事業者の「次の一手」に伴走しています。

315 継続契約
816 Walk 利用者
2年連続 楽天SOY受賞