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楽天市場広告(純広告)とは?掲載枠の種類とRPP・TDAとの違い

楽天市場広告とは、楽天市場のWeb・スマートフォン・アプリ・メールで配信される期間保証型の広告です。 楽天市場広告のうち、本記事では掲載枠・掲載期間を指定して購入する純広告について解説します。 出稿判断では、掲載面だけでなく、保証内容と申込・入稿条件を確かめ、RPP・TDAと比較します。
楽天市場広告の純広告とは
純広告は、指定された掲載枠と期間の掲載を購入し、イベントや季節商戦に合わせて露出を確保する広告です。
RMSでは、Web、スマートフォン、アプリ面やメールで配信する期間保証型の広告として案内されています。 ただし、公開規約の「楽天市場広告」は成果報酬型も含むため、広告全般を純広告と呼ぶのは不正確です。 広告名だけで方式を判断せず、購入対象の広告商品に記載された保証内容と課金条件を確認します。
期間保証は契約した掲載枠・期間・表示条件での掲載に関するもので、売上や利益、クリック数の保証とは区別します。 申込内容を読む際は、どこに載るか、いつ載るか、何に対して支払うかを分けて整理してください。
楽天市場広告の掲載枠と種類
掲載枠は大型イベントや季節企画、端末別のトップページなどがあり、個別に課金方式を確認します。
| 掲載面・企画の例 | 確認できる内容 | 購入前の確認点 |
|---|---|---|
| 大型イベントの企画ページ | スーパーSALE・お買い物マラソン内への掲載 | 対象イベント、掲載位置、掲載期間 |
| 季節商戦の企画ページ | 商戦・季節に合わせた企画への広告掲載 | 対象商材、企画テーマ、募集条件 |
| PCトップ | ビルボードなどの広告メニュー | 課金方式、表示条件、原稿仕様 |
| スマートフォンWebトップ | プロモーションバナー | 対応端末、掲載位置、課金方式 |
| アプリホーム | プロモーションバナー | 掲載面、配信条件、課金方式 |
| メール | RMSで期間保証型広告の配信先として案内 | 配信対象、配信日、原稿条件 |
大型イベントでは、ウルトラブースターとノーマルブースターという掲載場所が公式に紹介されています。 掲載面の例は楽天グループ広告の公式案内で確認できますが、購入可能な商品と条件はRMSで確認します。
公開されている旧媒体資料では、ブースターは期間保証型でも、PCトップのビルボードは表示課金型です。 そのため、トップページに表示されるバナー広告を、すべて固定料金の純広告として扱うことはできません。 公式マニュアルでは、ジャンルイベント、シーズナル等からニーズに合った広告を選べると案内されています。
楽天市場広告とRPP・TDAの違い

純広告は掲載枠と期間を選び、RPPは商品広告のクリック、TDAは視認可能な表示に応じて課金されます。
| 比較項目 | 純広告〈期間保証型〉 | RPP | TDA |
|---|---|---|---|
| 基本の仕組み | 指定された枠・期間の掲載を購入 | 登録商品から選ばれた広告を配信 | 条件に合うユーザーへバナーを配信 |
| 課金の基準 | 契約した掲載枠・期間 | クリック | ビューアブルインプレッション |
| 配信の考え方 | イベント企画などの枠を選ぶ | 検索結果を含む楽天市場内外へ配信 | ユーザーの属性や行動などで対象を絞る |
| 原稿の準備 | 枠ごとの入稿条件に従う | RMSの商品情報と連動 | バナーを用意 |
| 主な管理項目 | 掲載日、入稿期限、掲載条件 | 対象商品、予算、配信実績 | セグメント、予算、表示実績 |
課金の基準は、公開されている楽天市場広告規約・各広告の特約でも、広告ごとに分けて確認できます。
RPPは商品情報に連動して配信されるため、純広告のように広告原稿を都度入稿する必要はありません。 RPPの配信先には楽天市場外も含まれるため、楽天市場の検索結果だけに出る広告という説明は不十分です。 TDAは希望するユーザー層へバナーを配信する方式であり、イベント枠を期間指定で買う方式とは異なります。 メーカー向けの公開案内には店舗向けと一部異なる旨の注記があるため、具体的な設定はRMSで確認します。
楽天市場広告の料金と掲載保証
純広告の費用は申込対象の枠と契約条件で確認し、掲載保証を売上や利益の保証と混同しないことが重要です。
| 確認項目 | 確認する内容 |
|---|---|
| 掲載料金 | 購入対象の金額と課金方式 |
| 掲載期間 | 開始日・終了日と表示条件 |
| 保証内容 | 契約上、何が保証されるか |
| 制作の負担 | 原稿準備や修正に必要な作業 |
| キャンセル | 可否、手続き、キャンセル料発生日 |
| 変更条件 | 購入後に変更できる項目と期限 |
枠別料金と最低出稿額の有無は、購入時にRMSで確認します。 公開中でも古い媒体資料の金額を現行料金とせず、申込時に表示される条件と適用時期を確認してください。 期間保証型は売上に応じて支払う方式ではないため、売れなかった場合も契約上の費用を見込んで判断します。 RPPのクリックやTDAの視認可能な表示も課金の基準であり、購入や売上の発生を条件とする課金ではありません。 収支を検討するときは、広告掲載料に加え、制作作業や値引き施策による店舗負担も含めて考えます。
楽天市場広告の選び方と出稿判断

純広告は、集客したい時期と訴求商品が決まっていて、掲載先の企画と販売準備が合うかを軸に判断します。
- 集客したい商戦と販売期間を決め、広告の掲載期間が販売計画に合っているかを確認します。
- 企画を訪れる買い物客の関心を想定し、自店の商品と訴求内容が自然につながるかを検討します。
- 商品ページの価格や配送案内を整え、広告を見て訪れた人が迷わず購入できる状態にします。
- 在庫と出荷体制を確認してから、広告費を含めても利益を確保できる販売計画かを見直します。
季節企画への広告掲載は、楽天の集客ツールの公式説明でも、商戦に合わせた集客手段として紹介されています。 一方、掲載位置が目立つことだけを理由に選ぶと、訪問者の関心と商品の特徴が合わない可能性があります。 広告枠の知名度よりも、企画との相性や購入後の対応まで含めて、店舗が受け止められる集客かを判断します。
楽天市場広告の申し込み方法
申し込みと入稿はRMSのプロモーションメニューで行い、広告検索かECコンサルタントの提案から対象商品を確認します。
- 広告運用担当者が楽天市場広告を開き、「広告販売のお知らせ」の[+]で詳細を読み、販売計画に合う募集を確認します。
- 「検索して購入」で広告ジャンル、広告商品名、広告仕様、掲載箇所、サービスから候補を探します。掲載期間・料金・原稿条件を読み、予算と制作日程に合うかを判断します。
- 比較を続ける候補は「お気に入り」に登録します。購入を決める際は登録した広告の条件を読み直し、販売計画に合うことを確かめて購入へ進みます。
- ECコンサルタントから提案を受けた場合は「広告同意」で提案内容を読みます。検索からの購入と同様に掲載条件・費用・入稿日程を確認し、対応できると判断してから同意します。
- 購入後は原稿担当者へ広告仕様と期限を共有し、「入稿・再入稿」から原稿を提出します。提出後も再入稿依頼を確認し、修正が必要なら内容を直して再提出します。
- 「掲載予定」で掲載期間をカレンダー形式で確認し、販売期間や在庫・出荷の準備と照合します。関係者へ掲載日程を共有し、掲載に備えます。
広告検索や提案への同意などの手順は、RMSの管理画面(店舗運営Navi)で案内されています。 規約や掲載ガイドラインに加え、各広告に適用される特約も読み、条件に不明点があれば問い合わせます。
楽天市場広告の入稿期限とキャンセル
購入後は入稿と再入稿の期限を管理し、掲載予定とキャンセル料発生日を別々に確認することが必要です。
- 広告運用担当者がトップページの「購入・入稿期限等のお知らせ」を確認します。「入稿期限が5日以内の広告」が表示されたら、対象広告と期限を確認し、原稿担当者へ提出予定の確認と入稿対応を依頼します。
- 原稿担当者は仕様と原稿を照合し、「入稿・再入稿」から提出します。再入稿依頼がある場合は修正内容と期限を確認して再提出し、広告運用担当者へ対応状況を共有します。
- 入稿期限を過ぎた広告が表示された場合や、期限に間に合わない見込みの場合は、広告運用担当者が原稿の進捗を整理し、RMSコールセンターへ対応を問い合わせます。
- 広告運用担当者は「掲載予定」で掲載期間を確認し、原稿対応の日程と照合します。キャンセルを検討する場合は、対象広告のキャンセル料発生日と条件を読み、費用を把握してから手続きを判断します。
期限の直前に担当者が不在にならないよう、店舗内の確認日と原稿制作の日程を先に決めておきます。 キャンセル料の発生日や具体的な料率は一律と決めつけず、対象広告の条件を確認してから判断します。
楽天市場広告の最新情報と旧媒体資料の注意点
最新条件は対象広告のRMS表示と規約で確認し、公開資料の掲載年月と実際の適用時期を分けて読みます。
公開されている媒体資料には2023年版があるため、掲載場所の参考と現行条件の確認を分けて扱います。 旧資料で期間保証型とされた商品でも、現在購入する広告の仕様まで同じであるとは判断できません。 2025年以降の料金変更について、変更前後の金額と適用日をそろえた情報は公開情報では確認できません。 RPPの自動最適化に関する案内も、最低料金や最低入札額の改定とは別の情報として確認してください。
よくある質問(FAQ)
純広告を検討する際は、掲載面、保証範囲、費用、申込窓口を押さえると、運用型広告との混同を防げます。
楽天市場広告はすべて純広告ですか?
公開規約では成果報酬型も含まれるため、本記事では掲載枠と期間を指定する純広告に範囲を絞っています。
トップページのバナーは純広告ですか?
掲載場所だけでは判断できず、トップページの広告にも表示課金型の例があるため、商品別の確認が必要です。
純広告は売上が保証されますか?
期間保証は掲載についての契約であり、購入者数や売上、利益が保証されることを意味してはいません。
楽天市場広告の料金はいくらですか?
現行の枠別料金は公開情報では確認できませんので、RMSで対象広告の金額と掲載条件を確認してください。
申し込みや入稿はどこで行いますか?
RMSのプロモーションメニューから手続きし、広告検索や提案内容の確認を経て、対象広告の入稿を行います。
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西尾 勝太株式会社ラクダ 代表
楽天SOY 2年連続受賞 / 楽天NATIONSリーダー店舗 / 楽天NATIONS AIエバンジェリスト
楽天市場の月商を5年で200万円→2億円に伸ばした現場の実践者。売れるECの方程式にAIを重ね、EC事業者の「次の一手」に伴走しています。



