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最終更新: 2026.07.30

楽天ペイのBillPayの使い方|始め方・アクセス経路とCSV/PDFの保管(18ヶ月)

楽天ペイのBillPayの使い方|始め方・アクセス経路とCSV/PDFの保管(18ヶ月)

楽天ペイ BillPay(Rakuten BillPay)は、楽天市場の出店者が請求・精算の帳票をブラウザで確認するWeb帳票閲覧システムです。この記事は使い始めるまでと、帳票を手元に残すところを担当します。初回の案内メールからのID・パスワード設定、RMS経由のアクセス経路、ホーム画面と基本情報の変更、CSV/PDFのダウンロード、そして閲覧期限の18ヶ月ルールまでを順に整理します。

帳票の数字を読んで銀行入金と突き合わせる手順(どの帳票を見るか、売上と入金が合わないときの切り分け、月次締め)は、楽天BillPay(ビルペイ)の見方|入金・請求・店舗別内訳書を照合する手順にまとめています。

なお、BillPayは2026年時点でも現行提供中で、名称の廃止・別システムへの統合は確認されていません。ただしRMS上の導線ラベルや画面文言は時期により変わるため、最新の名称や場所は楽天公式(RMS・BillPayヘルプ)で確認してください。

BillPayで何ができて、何は別画面か

BillPayは「お金の記録を確認する側」で、注文を動かすのはRMSの受注管理です。役割が分かれているので、探しているものがどちらにあるかを最初に決めると迷いません。

  • BillPay=請求額(楽天へ支払う費用)、精算額(相殺後の最終的なお金の動き)、支払・振込の状況、会計用の明細(CSV/PDF)
  • RMS受注管理=注文の確認、出荷処理、キャンセルや変更の対応

楽天市場では、出店料・システム利用料・楽天ペイ利用料などの費用と、売上に伴う入金が相殺精算されます。BillPayは相殺前の請求と相殺後の精算を別の帳票で見せる仕組みだと理解しておくと、金額が合わないときの切り分けが早くなります。

日々の受注処理の流れは楽天ペイの受注処理で解説しています。

楽天ペイ BillPayの始め方とログイン方法

楽天ペイBillPayの始め方3ステップの図

結論として、初回はメール案内からパスワードを設定し、2回目以降はRMS経由でログインします。手順は以下のとおりです。

  1. 契約開始時、RMSに登録した「企業ご精算連絡先メールアドレス」宛に案内メールが届く
  2. 件名例「【重要】[Rakuten BillPay] アカウント登録完了のご案内」(送信元 billpay-info@billpay.rakuten.co.jp)を開く
  3. メール本文に記載の「ログインID」を確認する
  4. 本文中のURLをクリックし、半角英数字8桁以上のパスワードを設定する
  5. 秘密の質問と回答を設定する(ID忘失時に必要なので必ず控える)
  6. ログイン画面でID(企業IDまたは店舗別ID)とパスワードを入力してログインする

2回目以降のアクセスは、RMSメインメニュー上部右側の(店舗名)をクリックし、プルダウンメニューよりBillPay(Web帳票閲覧システム)をクリックして開きます。直接ログインURLからログインすることもできます。案内メールは、契約開始日・アカウントオープン日にRMS登録のメールアドレスへ送られます。

企業IDと店舗別IDの違い

BillPayのIDには2種類あります。確認できる範囲が異なるため、目的に合わせて使い分けます。

ID種別単位主な用途
企業ID企業単位総合精算書など企業単位の帳票をまとめて確認
店舗別ID店舗単位店舗別内訳書など店舗単位の帳票を確認

IDがわからない場合は、BillPayログイン画面の「企業ID/店舗別IDを忘れた場合はこちら」から確認できます。精算連絡先メールアドレスが不明・変更したい場合は、コールセンターへ問い合わせます。

楽天ペイ BillPayのホーム画面と基本情報の見方

ログイン後のホーム画面では、まず直近の入出金を確認します。そのうえで、請求額・精算額・支払状況・会計処理用の明細へと順番に見ていくのが基本の流れです。

ホーム画面右上の「基本情報確認・変更」からは、登録情報を確認・変更できます。基本情報に含まれる主な項目は次のとおりです。

  • 企業名と、楽天から振込を受ける口座
  • ログインIDとパスワード
  • ご精算の連絡先に使うメールアドレス
  • 秘密の質問と回答
  • 店舗アカウントの追加・削除の依頼
  • 楽天への自動振替に使う設定口座
  • 自動振替ができなかった場合に楽天へ振り込む口座

各項目は「登録・変更」から更新します。自動振替は、楽天銀行口座を新規開設する場合は口座開設リンクから、すでに口座がある場合は「自動振込を設定する」をクリックし、楽天銀行のサイトで手続きします。

売上・請求・精算がわかる帳票の種類と見方

BillPayで見られる帳票の種類(請求計算書・総合精算書など)の図

BillPayの帳票は、大きく「請求(楽天へ支払う費用)」「精算(相殺後の最終結果)」「明細(内訳の根拠)」の3系統に分かれます。どの帳票で何が確認できるかを一覧にすると次のとおりです。

帳票名単位形式確認できる内容
請求計算書企業/店舗PDF相殺前の請求予定額。毎月10営業日頃に発行される事前確認用
総合精算書企業PDF企業単位で相殺精算結果を確認できる帳票。店舗ごとの請求合計額/支払合計額の閲覧も可能
支払依頼書企業PDF楽天へ支払う精算額。支払通知書が出る場合は出力されない
支払通知書企業PDF楽天から振込される精算額。支払依頼書が出る場合は出力されない
店舗別内訳書店舗PDF・CSV品目単位の請求/支払合計額・適用税率・消費税額・精算対象期間
品目別請求計算書店舗PDF楽天ペイ利用料・システム利用料など料率計算の根拠
請求明細店舗CSV品目ごとの請求計算額の元となる明細
支払明細店舗CSV品目ごとの支払計算額の元となる明細
品目別支払計算書店舗PDF・CSV品目単位・適用税率ごとの支払額。日付/税率ごとの税込内訳

読み解きのコツは3つあります。

  1. 事前確認は「請求計算書」で、確定した精算は「総合精算書」で見る
  2. 「支払依頼書」と「支払通知書」はどちらか一方だけが出力される(支払うのか、振り込まれるのかで変わる)
  3. 費用の内訳を追う基本帳票は「店舗別内訳書」で、税率別の内訳もここで確認する

なお、帳票は企業ごと・店舗ごとに確認できる種類が異なります。帳票内の表記で不明な点があるときは、RMSの店舗運営Naviの説明を参照します。精算帳票の発行や請求に関する重要な情報は、ホーム画面のお知らせ欄、または登録メールアドレス宛の連絡で届きます。

帳票のダウンロードと活用(CSV/PDF・18ヶ月)

BillPayの帳票は、PDFまたはCSVでダウンロードできます。操作は次のとおりです。

  • PDF:閲覧したい書類名の赤い「PDF」マークをクリックし、ダウンロード画面から開く
  • CSV:緑の「CSV」マークをクリックし、ダウンロード画面から開く
  • 帳票一括ダウンロード:画面に表示されている期間の帳票を一括でCSV取得できる(個別ダウンロードも可)

保存期間の目安は次のとおりです。

項目内容
閲覧・DL可能期間帳票の発行日から18ヶ月間
一括DLの形式CSV(表示期間分をまとめて取得)
マニュアルの場所ログイン後、画面右上「?」→「マニュアル」

活用の観点では、会計処理には「店舗別内訳書」と各明細CSVの組み合わせが役立ちます。品目単位・税率単位で金額が分かれているため、仕訳や社内資料への転記、税区分の突合がしやすくなります。18ヶ月を過ぎると閲覧できなくなるため、決算や税務に必要な帳票は早めにダウンロードして保管しておくと安心です。

よくある質問(FAQ)

Q. BillPayとRMSは何が違いますか。 A. RMSは店舗運営全般(受注・商品・広告など)の管理画面で、BillPayはその中で精算帳票の確認に特化したWeb帳票閲覧システムです。BillPayへはRMSメインメニュー上部右側の(店舗名)のプルダウンメニューからアクセスします。

Q. BillPayにログインできません。 A. IDは企業IDまたは店舗別IDです。わからない場合はログイン画面の「企業ID/店舗別IDを忘れた場合はこちら」から確認します。パスワードは初回設定メールのURLから再設定でき、ID再取得には秘密の質問と回答が必要です。精算連絡先メールが不明なときはコールセンターへ問い合わせます。

Q. 支払依頼書と支払通知書はどちらを見ればよいですか。 A. 両方が同時に出ることはありません。楽天へ支払う場合は「支払依頼書」、楽天から振り込まれる場合は「支払通知書」が出力されます。手元に出ている方が、その月の精算結果です。

Q. 精算額(最終的な金額)はどの帳票で確認しますか。 A. 相殺精算の結果は「総合精算書」で確認します。事前の見込みは、毎月10営業日頃に発行される「請求計算書」で把握できます。

Q. 帳票はいつまで見られますか。 A. 発行日から18ヶ月間、閲覧・ダウンロードが可能です。期間を過ぎる前に、必要な帳票はCSV/PDFで保存しておくことをおすすめします。

Q. まとめてダウンロードできますか。 A. 「帳票一括ダウンロード」で、画面に表示された期間の帳票をCSVで一括取得できます。個別のPDF/CSVダウンロードにも対応しています。

まとめ

BillPay(Web帳票閲覧システム)は、楽天市場の請求と精算をブラウザで確認する実務ツールです。初回メールでID・パスワードを設定し、以後はRMS経由でログイン。請求計算書で見込みを、総合精算書で確定を確認し、店舗別内訳書と各明細CSVで内訳を追う——この流れを押さえれば、毎月の確認が迷わず進みます。導線ラベルや帳票の細部は更新されることがあるため、最新の名称・場所は楽天公式で確認してください。注文側の運用は「楽天ペイの受注処理」もあわせて参照すると全体像がつかめます。

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西尾勝太

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西尾 勝太

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金融系システム会社で10年以上、システムとデータに向き合う現場経験を積む。その後、家業でもある75年続く老舗化粧品店にジョインし、EC事業の立て直しに着手。

広告に頼らず、商品ページ・レビュー・リピート導線を一つずつ磨き込む地道な運営で、楽天市場の月商を5年で200万円から2億円へと100倍に成長。2024年・2025年と2年連続で楽天ショップ・オブ・ザ・イヤーを受賞し、楽天NATIONS講師として全国の店舗運営も支援してきた。

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その思いから、売れるECの方程式にAIを掛け合わせたEC特化型AIエージェント「ラクリプ」を開発。

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CAREER TIMELINE

数字と熱量で塗り替えた、EC×AIの軌跡

  • SYSTEM ERA金融系システム会社で10年以上の実戦経験を積む
  • EC ERA START75年続く老舗化粧品店にジョイン。EC事業の改革に着手
  • 2024楽天月商を5年で200万→2億へ。楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー受賞
  • 2024-楽天NATIONS講師に就任。短期で15店舗中13店舗の売上2倍を達成
  • 2024-花王など大企業向けECセミナーで熱狂を呼ぶダントツ講師として登壇
  • 2025EC事業者向け200名規模のAIセミナーを開催。100名超のECコミュニティ「COD」を運営
  • 2025株式会社ラクダを創業。EC特化型AIエージェントサービス「ラクリプ」をリリース
  • 2025楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー 2年連続受賞
  • 2026.01楽天新春カンファレンスでAIをテーマに登壇
  • 2026.03楽天NATIONS AIエバンジェリストに就任
  • 2026.04AI×EC勉強会で約250名規模のオンライン勉強会を主催
  • 2026.08楽天グループ最大級のビジネスイベント「Rakuten AI Optimism」に登壇。三木谷社長とセッションを行う
  • NOWラクリプは継続契約400社に到達。Chrome拡張「ラクリプウォーク」も1,000ユーザーが利用中

HONORS & POSITIONS

主要な受賞・公職

01楽天SOY 2年連続受賞2024・2025年 楽天ショップ・オブ・ザ・イヤーを連続受賞。EC業界でも稀有な実績
02楽天NATIONS講師短期で15店舗中13店舗の売上2倍を達成
03NATIONS AIエバンジェリスト2026年3月就任。AI×ECの最前線を牽引
04楽天新春カンファレンス登壇2026年1月、AIテーマで登壇
05ECコミュニティ「COD」運営EC事業者100名超のコミュニティを主宰。AI×ECの知見を継続発信
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08Chrome拡張「ラクリプウォーク」楽天店舗運営を支援する拡張が1,000ユーザーへ。現場ツールとして支持が拡大
09株式会社やよい 副社長75年続く老舗化粧品店の副社長として実店舗を運営し、人材育成に注力

MESSAGE

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私自身、朝から晩まで受注処理やページ修正に追われ、「本当にやりたい企画に手が回らない」もどかしさを、現場で何年も味わってきました。AIは、その時間を事業者の手に取り戻すための道具です。派手な魔法ではなく、日々の一手間を静かに肩代わりしてくれる相棒——ラクリプをそんな存在に育てていきます。

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西尾 勝太

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