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楽天ペイのBillPay(Web帳票閲覧システム)の使い方|売上・請求の確認

楽天ペイ BillPay とは、楽天市場の出店者が請求書・支払通知書などの精算帳票をブラウザで確認するためのWeb帳票閲覧システムです。ここで計算額・精算額・楽天への支払状況・楽天からの振込状況をまとめて確認できます。初回はメールでの案内からログインIDとパスワードを設定し、以後はRMS経由でアクセスします。この記事では、始め方から帳票の見方、CSVダウンロードの活用までを順番に整理します。
なお、BillPayは2026年時点でも現行提供中で、名称の廃止・別システムへの統合は確認されていません。ただしRMS上の導線ラベルや画面文言は時期により変わるため、最新の名称や場所は楽天公式(RMS・BillPayヘルプ)で確認してください。
楽天ペイ BillPayとは(何が確認できるのか)
BillPay(Rakuten BillPay)は、楽天市場に出店している事業者向けの精算・帳票確認システムです。経理や店舗運営の実務で、毎月の請求と入金を確認する土台になります。
主な役割は次のとおりです。
- 請求額(楽天へ支払う費用)の確認
- 精算額(相殺後の最終的なお金の動き)の確認
- 楽天への支払状況・楽天からの振込状況の確認
- 会計処理に必要な明細(CSV/PDF)の取得
ポイントは、楽天市場では出店料・システム利用料・楽天ペイ利用料などの費用と、売上に伴う入金が「相殺精算」される点です。BillPayは、その相殺前の請求と相殺後の精算を、帳票という形で分けて見せてくれる仕組みだと理解すると迷いません。
日々の注文対応そのものはRMSの受注管理で行います。受注処理の流れは別記事「[楽天ペイの受注処理](https://rakurip.com/ec/rakuten-rakutenpay/)」で解説しているので、あわせてご覧ください。BillPayは「お金の記録を確認する側」、受注管理は「注文を動かす側」と役割が分かれています。
楽天ペイ BillPayの始め方とログイン方法

結論として、初回はメール案内からパスワードを設定し、2回目以降はRMS経由でログインします。手順は以下のとおりです。
- 契約開始時、RMSに登録した「企業ご精算連絡先メールアドレス」宛に案内メールが届く
- 件名例「【重要】[Rakuten BillPay] アカウント登録完了のご案内」(送信元
billpay-info@billpay.rakuten.co.jp)を開く - メール本文に記載の「ログインID」を確認する
- 本文中のURLをクリックし、半角英数字8桁以上のパスワードを設定する
- 秘密の質問と回答を設定する(ID忘失時に必要なので必ず控える)
- ログイン画面でID(企業IDまたは店舗別ID)とパスワードを入力してログインする
2回目以降のアクセスは、RMS内の店舗運営Navi(画面右上のメニュー)にある「BillPay(ウェブ帳票閲覧システム)」から開きます。直接ログインURLからログインすることもできます。案内メールは、契約開始日・アカウントオープン日にRMS登録のメールアドレスへ送られます。
企業IDと店舗別IDの違い
BillPayのIDには2種類あります。確認できる範囲が異なるため、目的に合わせて使い分けます。
| ID種別 | 単位 | 主な用途 |
|---|---|---|
| 企業ID | 企業単位 | 総合精算書など企業単位の帳票をまとめて確認 |
| 店舗別ID | 店舗単位 | 店舗別内訳書など店舗単位の帳票を確認 |
IDがわからない場合は、BillPayログイン画面の「企業ID/店舗別IDを忘れた場合はこちら」から確認できます。精算連絡先メールアドレスが不明・変更したい場合は、コールセンターへ問い合わせます。
楽天ペイ BillPayのホーム画面と基本情報の見方
ログイン後のホーム画面では、まず直近の入出金を確認します。そのうえで、請求額・精算額・支払状況・会計処理用の明細へと順番に見ていくのが基本の流れです。
ホーム画面右上の「基本情報確認・変更」からは、登録情報を確認・変更できます。基本情報に含まれる主な項目は次のとおりです。
- 企業名と、楽天から振込を受ける口座
- ログインIDとパスワード
- ご精算の連絡先に使うメールアドレス
- 秘密の質問と回答
- 店舗アカウントの追加・削除の依頼
- 楽天への自動振替に使う設定口座
- 自動振替ができなかった場合に楽天へ振り込む口座
各項目は「登録・変更」から更新します。自動振替は、楽天銀行口座を新規開設する場合は口座開設リンクから、すでに口座がある場合は「自動振込を設定する」をクリックし、楽天銀行のサイトで手続きします。
売上・請求・精算がわかる帳票の種類と見方

BillPayの帳票は、大きく「請求(楽天へ支払う費用)」「精算(相殺後の最終結果)」「明細(内訳の根拠)」の3系統に分かれます。どの帳票で何が確認できるかを一覧にすると次のとおりです。
| 帳票名 | 単位 | 形式 | 確認できる内容 |
|---|---|---|---|
| 請求計算書 | 企業/店舗 | 相殺前の請求予定額。毎月10営業日頃に発行される事前確認用 | |
| 総合精算書(総合計算書) | 企業 | 相殺精算の結果。店舗ごとの請求合計・支払合計も閲覧できる | |
| 支払依頼書 | 企業 | 楽天へ支払う精算額。支払通知書が出る場合は出力されない | |
| 支払通知書 | 企業 | 楽天から振込される精算額。支払依頼書が出る場合は出力されない | |
| 店舗別内訳書 | 店舗 | PDF・CSV | 品目単位の請求/支払合計額・適用税率・消費税額・精算対象期間 |
| 品目別請求計算書 | 店舗 | 楽天ペイ利用料・システム利用料など料率計算の根拠 | |
| 請求明細 | 店舗 | CSV | 品目ごとの請求計算額の元となる明細 |
| 支払明細 | 店舗 | CSV | 品目ごとの支払計算額の元となる明細 |
| 品目別支払計算書 | 店舗 | PDF・CSV | 品目単位・適用税率ごとの支払額。日付/税率ごとの税込内訳 |
読み解きのコツは3つあります。
- 事前確認は「請求計算書」で、確定した精算は「総合精算書」で見る
- 「支払依頼書」と「支払通知書」はどちらか一方だけが出力される(支払うのか、振り込まれるのかで変わる)
- 費用の内訳を追う基本帳票は「店舗別内訳書」で、税率別の内訳もここで確認する
なお、帳票は企業ごと・店舗ごとに確認できる種類が異なります。帳票内の表記で不明な点があるときは、RMSの店舗運営Naviの説明を参照します。精算帳票の発行や請求に関する重要な情報は、ホーム画面のお知らせ欄、または登録メールアドレス宛の連絡で届きます。
帳票のダウンロードと活用(CSV/PDF・18ヶ月)
BillPayの帳票は、PDFまたはCSVでダウンロードできます。操作は次のとおりです。
- PDF:閲覧したい書類名の赤い「PDF」マークをクリックし、ダウンロード画面から開く
- CSV:緑の「CSV」マークをクリックし、ダウンロード画面から開く
- 帳票一括ダウンロード:画面に表示されている期間の帳票を一括でCSV取得できる(個別ダウンロードも可)
保存期間の目安は次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 閲覧・DL可能期間 | 帳票の発行日から18ヶ月間 |
| 一括DLの形式 | CSV(表示期間分をまとめて取得) |
| マニュアルの場所 | ログイン後、画面右上「?」→「マニュアル」 |
活用の観点では、会計処理には「店舗別内訳書」と各明細CSVの組み合わせが役立ちます。品目単位・税率単位で金額が分かれているため、仕訳や社内資料への転記、税区分の突合がしやすくなります。18ヶ月を過ぎると閲覧できなくなるため、決算や税務に必要な帳票は早めにダウンロードして保管しておくと安心です。
関連する自動化ツール
受注CSVを一括処理するツール(ラクリプ) ── 受注データのCSV出力・一括発送・ステータス更新をまとめて行えます。
よくある質問(FAQ)
Q. BillPayとRMSは何が違いますか。 A. RMSは店舗運営全般(受注・商品・広告など)の管理画面で、BillPayはその中で精算帳票の確認に特化したWeb帳票閲覧システムです。BillPayへはRMSの店舗運営Navi経由でアクセスします。
Q. BillPayにログインできません。 A. IDは企業IDまたは店舗別IDです。わからない場合はログイン画面の「企業ID/店舗別IDを忘れた場合はこちら」から確認します。パスワードは初回設定メールのURLから再設定でき、ID再取得には秘密の質問と回答が必要です。精算連絡先メールが不明なときはコールセンターへ問い合わせます。
Q. 支払依頼書と支払通知書はどちらを見ればよいですか。 A. 両方が同時に出ることはありません。楽天へ支払う場合は「支払依頼書」、楽天から振り込まれる場合は「支払通知書」が出力されます。手元に出ている方が、その月の精算結果です。
Q. 精算額(最終的な金額)はどの帳票で確認しますか。 A. 相殺精算の結果は「総合精算書(総合計算書)」で確認します。事前の見込みは、毎月10営業日頃に発行される「請求計算書」で把握できます。
Q. 帳票はいつまで見られますか。 A. 発行日から18ヶ月間、閲覧・ダウンロードが可能です。期間を過ぎる前に、必要な帳票はCSV/PDFで保存しておくことをおすすめします。
Q. まとめてダウンロードできますか。 A. 「帳票一括ダウンロード」で、画面に表示された期間の帳票をCSVで一括取得できます。個別のPDF/CSVダウンロードにも対応しています。
まとめ
BillPay(Web帳票閲覧システム)は、楽天市場の請求と精算をブラウザで確認する実務ツールです。初回メールでID・パスワードを設定し、以後はRMS経由でログイン。請求計算書で見込みを、総合精算書で確定を確認し、店舗別内訳書と各明細CSVで内訳を追う——この流れを押さえれば、毎月の確認が迷わず進みます。導線ラベルや帳票の細部は更新されることがあるため、最新の名称・場所は楽天公式で確認してください。注文側の運用は「[楽天ペイの受注処理](https://rakurip.com/ec/rakuten-rakutenpay/)」もあわせて参照すると全体像がつかめます。
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西尾 勝太株式会社ラクダ 代表
楽天SOY 2年連続受賞 / 楽天NATIONSリーダー店舗 / 楽天NATIONS AIエバンジェリスト
楽天市場の月商を5年で200万円→2億円に伸ばした現場の実践者。売れるECの方程式にAIを重ね、EC事業者の「次の一手」に伴走しています。



