ホーム > 商品リサーチ・JAN

最終更新: 2026.07.30

型番・JANコードから商品を探す方法と型番管理|EC店舗の識別コード整理【出店者向け】

型番・JANコードから商品を探す方法と型番管理|EC店舗の識別コード整理【出店者向け】

EC運営では、「型番から商品を探したい」「JANコードで商品を特定したい」「型番・JAN・商品コードをどう管理すればいいか分からない」という場面がよくあります。これらはすべて商品を識別するための番号ですが、「誰が決めるか」「どの範囲で通用するか」が違います。

この記事では、型番・JAN・商品コード・SKUの違いを整理したうえで、型番から商品を探す方法・JANの特定・EC店舗の商品コード設計・重複や表記ゆれの防ぎ方・JANのない商品の対応を、出店者向けにまとめます(JANコードの具体的な調べ方はJANコードの調べ方もあわせてご覧ください)。

型番・JAN・商品コード・SKUの違い

識別コードの違いを誰が決めるかと通用範囲で整理した図(商品コード=ショップ/店内・型番=メーカー/市場全体・JANコード=GS1/世界共通13桁・SKU=ショップ/バリエーション)

まず、混同しやすい識別番号を「誰が決めるか」「範囲」で整理します。

用語決める人通用する範囲主な用途
商品番号・商品コードショップ店内・モール楽天・Yahoo!等の管理画面で入力する識別番号
品番(アイテムコード)自社・メーカー自社内ピッキング・発注管理に使う独自番号
型番(モデル番号)メーカー市場全体家電等の製品特定。ユーザーの検索対象になる
JANコードGS1事業者世界共通13桁の数字。POS・在庫連携・カタログ登録に使う
SKUショップバリエーションサイズ・カラーごとの最小単位。在庫管理の基本

ポイントは、型番はメーカーが決め市場全体で通用するのに対し、商品コードやSKUは自店が決める店内向けの番号という点です。JANは世界共通の商品識別番号で、この2つの「橋渡し」になります。

型番から商品・JANを探す方法

型番(例:家電のモデル番号)が分かっているとき、商品やJANを特定するには次の方法があります。

  • メーカー公式サイトで検索:型番でメーカーサイトを検索し、正式な商品名・仕様を確認する(最も確実)
  • 検索エンジンで型番を検索:「型番+商品名」でGoogle検索すると、商品情報・販売ページが見つかる
  • モール内検索:楽天・Amazonの検索窓に型番を入れると、同じ商品を扱う既存ページが見つかる
  • 型番検索サイト・価格比較サイト:型番で横断検索し、スペックやJANを確認する

型番から正式名称と仕様を押さえておくと、商品ページの精度が上がり、検索でも見つけられやすくなります。

JANコードから商品を特定する

逆に、JANコード(バーコードの13桁)が分かっているときは、JANコード検索サービスで商品名・メーカーを逆引きできます。仕入れた商品のJANしか分からない場合や、相乗り出品の際に既存商品を確認したい場合に有効です。具体的な手順はJANコードの調べ方で解説しています。

EC店舗の商品コード設計

店舗が自由に決められる商品コード(商品管理番号)は、命名規則を最初に決めることが、後々の管理を大きく左右します。規則がないまま適当に付けると、数が増えたときに管理が破綻します。

商品コードの作り方の基本は、意味のある要素を組み合わせることです。

  • メーカー名・ブランド(例:略号)
  • 商品カテゴリ・商品名
  • グレード・シリーズ
  • カラー・サイズ(SKU)

たとえば「ブランド略号+商品略号+カラー+サイズ」のように、一定のルールで並べると、コードを見ただけで何の商品か分かり、ピッキングや在庫管理が速くなります。楽天では商品管理番号が必須で、半角スペースなどの混入がエラーの原因になるため、使える文字のルールも守ります。

楽天・Amazonの商品登録での扱い

モールに登録するとき、「店舗が決める番号」と「商品を特定する情報」を混同しないことが大切です。

  • 楽天市場:店舗が決める「商品管理番号」と、商品を特定する「製品情報(型番・JAN等)」は役割が別です。商品管理番号にJANや型番をそのまま使うこともできますが、必須ではありません。カタログ的な製品情報の欄に、店舗独自のSKUを入れないようにします
  • Amazon:商品を特定する「製品コード(JAN等)」、Amazonが商品に振る「ASIN」、店舗が管理する「SKU」を分けて考えます。既存ASINへ相乗り出品する場合は、正しいJANで既存カタログに紐づけます

「自店の管理番号」と「世の中で通用する識別番号(型番・JAN・ASIN)」を分けて設計すると、相乗りや在庫連携でのトラブルを防げます。

型番・JANの重複と表記ゆれを防ぐ

商品数が増えるほど問題になるのが、重複と表記ゆれです。

  • 同じ商品に別コードを付けてしまう:登録前に既存コードを検索して重複を防ぐ
  • 半角・全角、大文字・小文字の混在:ルールを統一(例:すべて半角大文字)
  • 型番の入力ミス・スペース混入:型番・JANはコピー&ペーストで正確に
  • JANの桁落ち:Excelで数値扱いすると先頭ゼロが消える。列を「文字列」で扱う

コード体系がぶれると、在庫連携や受注処理でエラーやズレが起きます。最初にルールを決め、全員で守るのが最大の予防策です。

型番・JANが無い商品の対応

自社オリジナル商品やハンドメイド品には、型番もJANもありません。モールやPOS・卸で流通させるには、自社でJANコードを取得します。

JANの取得には、GS1 Japanへの申請でGS1事業者コードを得る必要があります(申請料がかかります)。取得したコードをもとに、自社で各商品にJANを割り当てます。適当な13桁を自作してはいけません——他社のコードと重複し、POSや在庫連携で事故になります。詳しい取得の流れはJANコードの調べ方の後半でも触れています。なお、自社ECやフリマなど、JANが必須でない販路のみなら、必ずしも取得は必要ありません。

型番検索・JAN管理を効率化する

複数モールを運用すると、モールごとに商品コードの仕様が異なり、型番・JAN・SKUの対応管理が煩雑になります。件数が増えたら、商品情報を一元管理する仕組み(商品マスタ・在庫連携ツール)で、型番・JAN・各モールの商品コードを紐づけて管理するのが有効です。

一元管理しておくと、「この型番=このJAN=各モールのどのページ」がすぐ分かり、重複登録や在庫ズレを防げます。まずは自社の商品マスタ(型番・JAN・商品コードの対応表)を整えることから始めるとよいでしょう。

FAQ

型番とJANコードは何が違いますか?

型番はメーカーが決める製品のモデル番号で市場全体で通用し、JANコードはGS1事業者が管理する世界共通の13桁の商品識別番号です。型番は製品の特定に、JANはPOSや在庫連携・カタログ登録に使われます。

型番から商品やJANを調べるには?

メーカー公式サイトでの型番検索が最も確実です。あわせて検索エンジンやモール内検索、型番検索・価格比較サイトでも、商品名・仕様・JANを確認できます。

商品コードはどう決めればいい?

命名規則を最初に決めるのが重要です。メーカー・カテゴリ・グレード・カラー/サイズなどの要素を一定のルールで並べると、コードを見ただけで商品が分かり、管理が効率化します。重複や表記ゆれを防ぐため、使える文字も統一します。

JANコードがない自社商品はどうすればいい?

モールやPOS・卸で流通させるなら、GS1 Japanに申請してGS1事業者コードを取得し、自社でJANを割り当てます。適当な13桁を自作すると他社と重複するため厳禁です。自社ECやフリマなどJANが必須でない販路だけなら、取得は必須ではありません。

JANコードの先頭が「45」「49」なら日本製ですか?

先頭2桁の「45」「49」は、日本のGS1事業者コード(=日本の事業者が採番したもの)を表しますが、「日本製(生産国)」を意味するわけではありません。原産国は別の情報です。混同しないようにしましょう。

ご相談・お問い合わせ

店舗の「次の一手」を一緒に進めるなら

運営代行・ECコンサル・AIツールまで、現場を知るチームがワンストップで伴走します。

運営代行 受注・ページ・広告まで店舗運営をまるごと代行
ECコンサル SOY受賞店の知見で戦略と改善を設計
AIツール ラクリプで日々の作業を自動化し時間を創出
西尾 勝太

西尾 勝太株式会社ラクダ 代表

楽天SOY 2年連続受賞 / 楽天NATIONSリーダー店舗 / 楽天NATIONS AIエバンジェリスト

楽天市場の月商を5年で200万円→2億円に伸ばした現場の実践者。売れるECの方程式にAIを重ね、EC事業者の「次の一手」に伴走しています。

400社 継続契約
1,000人 ラクリプウォーク利用者
2年連続 楽天SOY受賞
西尾勝太

SYOTA NISHIO

西尾 勝太

#楽天SOY 2年連続#楽天NATIONS講師#NATIONS AIエバンジェリスト#AI×EC

金融系システム会社で10年以上、システムとデータに向き合う現場経験を積む。その後、家業でもある75年続く老舗化粧品店にジョインし、EC事業の立て直しに着手。

広告に頼らず、商品ページ・レビュー・リピート導線を一つずつ磨き込む地道な運営で、楽天市場の月商を5年で200万円から2億円へと100倍に成長。2024年・2025年と2年連続で楽天ショップ・オブ・ザ・イヤーを受賞し、楽天NATIONS講師として全国の店舗運営も支援してきた。

「現場で結果を出す人が、もっと創造的な仕事に時間を使えるように」

その思いから、売れるECの方程式にAIを掛け合わせたEC特化型AIエージェント「ラクリプ」を開発。

いまも一人のプレイヤーとして店舗に立ちながら、ECに携わる事業者の「次の一手」に伴走し続けている。

100倍楽天月商
200万→2億円(5年)
13/15NATIONS講師として
短期で売上2倍達成
400社ラクリプを導入する
EC事業者(継続契約)
250名AI×EC
オンライン勉強会主催

CAREER TIMELINE

数字と熱量で塗り替えた、EC×AIの軌跡

  • SYSTEM ERA金融系システム会社で10年以上の実戦経験を積む
  • EC ERA START75年続く老舗化粧品店にジョイン。EC事業の改革に着手
  • 2024楽天月商を5年で200万→2億へ。楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー受賞
  • 2024-楽天NATIONS講師に就任。短期で15店舗中13店舗の売上2倍を達成
  • 2024-花王など大企業向けECセミナーで熱狂を呼ぶダントツ講師として登壇
  • 2025EC事業者向け200名規模のAIセミナーを開催。100名超のECコミュニティ「COD」を運営
  • 2025株式会社ラクダを創業。EC特化型AIエージェントサービス「ラクリプ」をリリース
  • 2025楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー 2年連続受賞
  • 2026.01楽天新春カンファレンスでAIをテーマに登壇
  • 2026.03楽天NATIONS AIエバンジェリストに就任
  • 2026.04AI×EC勉強会で約250名規模のオンライン勉強会を主催
  • 2026.08楽天グループ最大級のビジネスイベント「Rakuten AI Optimism」に登壇。三木谷社長とセッションを行う
  • NOWラクリプは継続契約400社に到達。Chrome拡張「ラクリプウォーク」も1,000ユーザーが利用中

HONORS & POSITIONS

主要な受賞・公職

01楽天SOY 2年連続受賞2024・2025年 楽天ショップ・オブ・ザ・イヤーを連続受賞。EC業界でも稀有な実績
02楽天NATIONS講師短期で15店舗中13店舗の売上2倍を達成
03NATIONS AIエバンジェリスト2026年3月就任。AI×ECの最前線を牽引
04楽天新春カンファレンス登壇2026年1月、AIテーマで登壇
05ECコミュニティ「COD」運営EC事業者100名超のコミュニティを主宰。AI×ECの知見を継続発信
06ラクリプ400社が継続契約2025年創業のラクダで開発したEC特化AIエージェントが拡大中
07大手企業講演に継続登壇花王をはじめとする企業の社内講演に継続的に登壇
08Chrome拡張「ラクリプウォーク」楽天店舗運営を支援する拡張が1,000ユーザーへ。現場ツールとして支持が拡大
09株式会社やよい 副社長75年続く老舗化粧品店の副社長として実店舗を運営し、人材育成に注力

MESSAGE

EC事業者の、いちばん近くの味方でありたい

私自身、朝から晩まで受注処理やページ修正に追われ、「本当にやりたい企画に手が回らない」もどかしさを、現場で何年も味わってきました。AIは、その時間を事業者の手に取り戻すための道具です。派手な魔法ではなく、日々の一手間を静かに肩代わりしてくれる相棒——ラクリプをそんな存在に育てていきます。

EC運営は、ともすれば孤独になりがちな仕事です。だからこそ、数字にも、迷いにも、いちばん近くで伴走する。それが私たちラクダの役割だと思っています。

西尾 勝太

実務家が磨いたAIを、無料で試してみる