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最終更新: 2026.07.30

楽天スーパーSALEサーチの審査に通すコツ|二重価格・申請の注意点

楽天スーパーSALEサーチの審査に通すコツ|二重価格・申請の注意点

結論から言うと、スーパーSALEサーチの審査は「元値を正しく設定し、10%以上の値引きと販売実績を満たす」ことがすべてです。 落ちる原因の大半は、二重価格の元値が「自動選択」のまま、割引率が10%に届かない、販売期間がSALE期間外、という3つの入力ミスに集約されます。この記事では、審査の仕組みから二重価格の考え方、申請手順、そして一発で通すコツまでを、楽天公式の基準にそって整理します。

スーパーSALE全体の準備は楽天スーパーSALEの準備ガイド、二重価格そのものの禁止ルールは楽天のガイドライン違反と対策で詳しく扱っています。本記事は「SALEサーチの審査に絞った実務」を担当します。

スーパーSALEサーチとは何か(仕組み)

スーパーSALEサーチは、楽天スーパーSALE期間中だけ設置される専用の検索サービスです。お得な商品を探すユーザーが集中するため、ここに掲載されればアクセスの大幅増が狙えます。

ただし、全商品が自動で並ぶわけではありません。RMSの「イベント商品申請」機能から申請し、掲載条件をクリアした商品だけが表示されます。 つまり「申請 → 審査通過」を経て初めて露出できる仕組みです。

掲載までの流れは、次の4ステップです。

ステップ内容ポイント
①申請イベント商品申請で対象商品を登録受付は約3週間前〜約1週間前
②審査一次審査・二次審査を実施両方通過で掲載決定
③結果確認RMSで合否を確認メール通知は来ない
④掲載SALE期間中に表示期間中もチェックは継続

審査結果はメールで届きません。RMSの「イベント商品申請」→「審査状況確認」の画面で自分で確認する必要があります。「通ったつもりで掲載されていなかった」という取りこぼしは、この確認漏れが原因です。

審査はなぜNGになるのか(二重価格と割引率)

審査でNGになる二重価格のパターンの図

審査は一次と二次の二段構えです。一次では商品の申請要件といった「設定面」が、二次では割引率・販売実績・販売期間設定・二重価格といった「内部データ」がチェックされます。一次を通過した商品だけが二次に進むため、まずは設定面を完璧にすることが最優先です。

NGになる典型は、次の4点に集中します。

  1. 元値が未設定、または「自動選択」の設定に注意 … 未設定だと比較対象がなく審査に進めません。[自動選択]は店舗全体の設定に基づいて2次チェックがおこなわれ、店舗全体で[自動選択:設定しない]の場合は2次チェックがおこなわれません。
  2. 割引率が10%未満 … 値引きが浅いと対象外になります。
  3. 販売期間がSALE期間外・未設定 … 開始と終了がSALE期間内に収まっていないとNGです。
  4. 消費税表記の不一致 … 通常販売時と税設定(税込/税別)が違うと弾かれます。

割引率は「1%未満切り捨て」に注意

販売価格は、元値(表示価格)より少なくとも10%オフである必要があります。さらに割引率は1%単位で判定され、1%未満は切り捨てられます。たとえば49.9%オフは「49%」として扱われ、50%以上が条件の「半額サーチ」枠には入れません。ギリギリを狙うと切り捨てで条件を割ることがあるため、少し余裕を持たせた値付けが安全です。

二重価格の元値「当店通常価格」の考え方

二重価格でつまずく最大の理由は、元値(表示価格)の設定ミスです。楽天で元値として使えるのは、次の3種類だけです。

元値の種類使えるか補足
当店通常価格○自店の販売実績が根拠
メーカー希望小売価格○「オープン価格」を選ぶと元値が出ない点に注意
商品価格ナビのデータ参照○楽天の価格データを参照
自動選択△店舗全体の設定に基づいて2次チェックがおこなわれる(店舗全体で[自動選択:設定しない]の場合は2次チェックがおこなわれない)
未設定×比較対象がなく審査に進めない

「販売価格」と「表示価格」を逆に登録するミスも頻発します。販売価格=値下げ後の金額、表示価格=値下げ前の元値と覚えてください。二重価格の文言はプルダウンで値引きの種類を選び、ここでも「自動選択」を選ばないことが鉄則です。

「当店通常価格」を名乗るための販売実績

当店通常価格を元値にするには、その価格で実際に売っていた実績が求められます。申請前に、次の項目を30秒でセルフチェックしましょう。

  • 直近2週間以内に、その元値で販売していたか
  • 合計2週間以上、その元値で販売していたか
  • 8週間以上前から、その商品を販売していたか
  • その元値で販売していた期間の合計が、商品の販売期間全体の過半の長さがあるか(例:販売期間30日なら15日を超える16日以上)
  • 8週間以内に、合計4週間を超えて(直近56日間販売日数が29日以上)その元値で販売していたか(28日以下は掲載不可)

考え方の目安として、「スーパーSALE開始からさかのぼって8週間(56日間)のうち、販売日数が29日以上あること(28日以下は掲載不可)」が一つの基準になります。販売期間は連続でも断続でもよく、合計日数が満たされていればOKです。起点は、二重価格を設定する日(イベント開始日など)で計算します。

なお「販売実績」とは、ユーザーが実際に購入できる状態を指します。在庫があり、注文ボタンが有効で、販売期間や店舗情報の条件を満たしていた期間だけがカウントされる点に注意してください。

申請の手順(対象商品を通すまで)

実際の申請は、次の流れで進めます。

  1. 対象商品を決める … 10%以上値引きでき、元値の販売実績を満たす商品を選ぶ。
  2. 元値(表示価格)を設定する … 当店通常価格・メーカー希望小売価格・商品価格ナビのいずれかを選ぶ。自動選択は不可。
  3. 販売価格を設定する … 元値より10%以上安くする(切り捨て後で10%を割らないよう余裕を持たせる)。
  4. 販売期間を設定する … 開始・終了ともにスーパーSALE期間内に収める。
  5. 消費税設定を合わせる … 通常販売時と同じ税込/税別にする。
  6. イベント商品申請から登録する … 受付は約3週間前〜約1週間前。早期終了もあるため早めに。
  7. 審査状況を確認する … RMSの「審査状況確認」で合否をチェック(メール通知なし)。

CSVでの一括登録、または商品個別編集のどちらでも申請できます。どちらの方法でも、二重価格の種類で「自動選択(0)」を選ばないことが共通の注意点です。

審査に一発で通すコツ

スーパーSALEサーチの審査を通す申請チェックの図

落ちる原因が決まっている以上、対策も定型化できます。次のチェックを申請前に済ませておけば、再申請の手戻りをほぼ防げます。

チェック項目見るポイント
元値の種類「自動選択」「未設定」になっていないか
販売価格元値より10%以上安いか(切り捨て後で確認)
販売期間開始・終了がSALE期間内に収まっているか
消費税設定通常販売時と同じ税設定か
販売実績元値での実績が期間条件を満たすか
審査結果RMSの審査状況確認で合否を見たか

特に効くのは、値引き率を10%ちょうどでなく11〜12%程度に設定して切り捨てリスクを消すこと、そして申請を受付開始直後に済ませて早期終了を避けることです。この2つで、通過率と露出機会の両方が安定します。

準備段階の全体像は楽天スーパーSALEの準備ガイド、二重価格が違反になる境界線は楽天のガイドライン違反と対策を合わせて確認してください。

よくある質問(FAQ)

Q. 申請すれば必ず掲載されますか? A. いいえ。一次審査と二次審査の両方に通過した商品だけが掲載されます。申請=掲載ではありません。

Q. 審査に落ちた理由はどこで分かりますか? A. RMSの「イベント商品申請」→「審査状況確認」で結果を確認します。メール通知は来ないため、自分で確認する必要があります。

Q. 割引率は10%ちょうどでも通りますか? A. 10%以上が条件ですが、割引率は1%未満切り捨てで判定されます。端数で10%を割らないよう、少し余裕を持たせた値付けが安全です。

Q. 「当店通常価格」はどんな価格でも使えますか? A. 使えません。その価格で実際に販売していた実績(8週間のうち合計4週間以上などの目安)が必要です。実績のない元値は二重価格違反になります。

Q. メーカー希望小売価格を元値にできますか? A. できます。ただし「オープン価格」を選ぶと元値が表示されず審査に進めないため、価格が明示された希望小売価格を設定してください。

Q. 申請はいつからできますか? A. スーパーSALEの約3週間前から約1週間前までです。申請多数の場合は早期終了することがあるため、早めの申請をおすすめします。

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西尾勝太

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金融系システム会社で10年以上、システムとデータに向き合う現場経験を積む。その後、家業でもある75年続く老舗化粧品店にジョインし、EC事業の立て直しに着手。

広告に頼らず、商品ページ・レビュー・リピート導線を一つずつ磨き込む地道な運営で、楽天市場の月商を5年で200万円から2億円へと100倍に成長。2024年・2025年と2年連続で楽天ショップ・オブ・ザ・イヤーを受賞し、楽天NATIONS講師として全国の店舗運営も支援してきた。

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その思いから、売れるECの方程式にAIを掛け合わせたEC特化型AIエージェント「ラクリプ」を開発。

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  • SYSTEM ERA金融系システム会社で10年以上の実戦経験を積む
  • EC ERA START75年続く老舗化粧品店にジョイン。EC事業の改革に着手
  • 2024楽天月商を5年で200万→2億へ。楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー受賞
  • 2024-楽天NATIONS講師に就任。短期で15店舗中13店舗の売上2倍を達成
  • 2024-花王など大企業向けECセミナーで熱狂を呼ぶダントツ講師として登壇
  • 2025EC事業者向け200名規模のAIセミナーを開催。100名超のECコミュニティ「COD」を運営
  • 2025株式会社ラクダを創業。EC特化型AIエージェントサービス「ラクリプ」をリリース
  • 2025楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー 2年連続受賞
  • 2026.01楽天新春カンファレンスでAIをテーマに登壇
  • 2026.03楽天NATIONS AIエバンジェリストに就任
  • 2026.04AI×EC勉強会で約250名規模のオンライン勉強会を主催
  • 2026.08楽天グループ最大級のビジネスイベント「Rakuten AI Optimism」に登壇。三木谷社長とセッションを行う
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主要な受賞・公職

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09株式会社やよい 副社長75年続く老舗化粧品店の副社長として実店舗を運営し、人材育成に注力

MESSAGE

EC事業者の、いちばん近くの味方でありたい

私自身、朝から晩まで受注処理やページ修正に追われ、「本当にやりたい企画に手が回らない」もどかしさを、現場で何年も味わってきました。AIは、その時間を事業者の手に取り戻すための道具です。派手な魔法ではなく、日々の一手間を静かに肩代わりしてくれる相棒——ラクリプをそんな存在に育てていきます。

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西尾 勝太

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