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最終更新: 2026.09.08

楽天のLINE通知メッセージとは?友だち未追加でも届く仕組み・料金・申し込み手順

楽天のLINE通知メッセージとは?友だち未追加でも届く仕組み・料金・申し込み手順

楽天のLINE通知メッセージは、友だち未追加の購入者にも購入完了・発送完了を自動で知らせる機能です。 R-SNS契約中の法人店舗が対象で、導入には利用申請と審査、専用ツールの設定が必要です。 楽天の機能利用特約では到達した通知に従量課金され、通常単価は1通あたり8円と定められています。

楽天 LINE通知メッセージとは

R-SNS契約中の店舗のLINE公式アカウントから、購入者へ注文に関する通知を自動配信する機能です。

楽天市場の全店舗に標準で付く機能ではなく、利用を申し込んだショップが使えるオプションです。

比較項目LINE通知メッセージ通常のLINE配信
主な用途購入完了・発送完了の連絡商品やキャンペーンなどの案内
配信先受信条件を満たす購入者友だちとして登録したユーザー
配信の起点購入・発送処理に応じて自動配信店舗が配信内容や日時を設定
対象者の絞り込みセグメント不可オーディエンスや友だち属性で絞り込み
配信管理LINE通知メッセージ専用ツールRMSなどの通常配信画面

友だち未追加でも届く仕組みと受信条件

友だち追加がなくても条件を満たせば届くことを示した図。楽天会員情報とLINEの登録電話番号を照合する仕組みで、受信条件は電話番号の一致・通知の受信許可・ブロックの有無の3つ。送信時の電話番号はハッシュ化して宛先照合に使い照合後に破棄されること、受信時に電話番号認証を求められる場合があることを添えている

楽天会員情報とLINEの登録電話番号を照合するため、友だち追加がなくても条件を満たせば届きます。

受信条件確認する内容
電話番号の一致楽天会員情報とLINEの登録電話番号が同じ
通知の受信許可LINE通知メッセージの受信設定がオン
ブロックの有無店舗のLINE公式アカウントをブロックしていない

これらの受信条件は、購入者から届かない理由を聞かれた際にも、そのまま確認項目として使えます。楽天市場公式FAQ

送信時の電話番号はハッシュ化され、LINEヤフーは宛先照合のためだけに使い、照合後に破棄します。 受信時に電話番号認証を求められる場合もあるため、必要に応じてLINEの公式案内を紹介してください。LINEヘルプ

楽天 LINE通知メッセージの料金と請求時期

楽天の機能利用特約では通常単価を1通8円とし、購入者のLINEアカウントに到達した時点で課金します。

以下はRMSの管理画面(店舗運営Navi)で案内されている、機能利用特約に基づく料金条件です。

項目楽天の機能利用特約の定め
通常単価1通あたり8円
過去の特例単価条件を満たす場合、1通あたり4円
特例の対象2025年7月31日までにLINEヤフーの利用審査が完了
特例の適用期限2026年5月末まで
課金の確定購入者のLINEアカウントにメッセージが到達した時点
請求時期月初から月末までの確定分を翌々月に請求
他の費用との関係R-SNS利用料、LINE公式アカウント特約の料金に加算

2026年9月7日時点では特例の適用期限を過ぎているため、4円を現在の通常単価として案内しません。 通知単価の税込・税別の区分と、その後の楽天固有の料金改定は、公開情報では確認できません。 申し込み時には管理画面の最新特約を確認し、通常配信の追加メッセージ料金と分けて予算を組みます。

申し込み条件と必要情報

楽天の通知機能は法人番号を持つ店舗が対象で、R-SNS契約中のLINE公式アカウントを使います。

個人事業者は利用できず、申込・審査状況によって受付が一時停止する可能性も案内されています。

区分用意する情報・条件
店舗情報店舗URL、店舗TOPページURL
法人情報正式な会社名、13桁の法人番号、代表電話番号
担当者情報氏名、ふりがな、部署名、企業ドメインの個人メールアドレス
メールの条件フリーメールとメーリングリストは不可
公開ページプライバシーポリシーまたは個人情報保護方針のURL
LINEの識別情報ベーシックID、Channel ID、プロバイダー名・ID
配信設定用の情報チャネルアクセストークン、serviceSecret、ライセンスキー

申請用メールアドレスは専用ツールのログインIDにもなるため、担当者変更時の引き継ぎ対象にします。

申し込み手順と配信開始までの日数

専用フォームで申請し、楽天による代理申請とLINEヤフーの審査を経て、配信設定へ進みます。

公式マニュアルでは、申し込みから配信開始までを「最短11から29営業日」と案内しています。 申請内容に不備がある場合はこの日数の限りではないため、希望日から余裕を持って準備してください。

  1. RMSの管理画面で申込案内を開き、専用申請フォームへの回答を進めます。
  2. 店舗・法人・LINEの情報を入力し、申請フォームと株式会社Micoへの情報提供に同意します。
  3. 回答から1、2営業日後の受付完了メールを確認し、情報修正依頼が届いた場合は不備を解消します。
  4. 認証プロバイダー審査と通知メッセージ利用審査に対応し、本人確認メールには期限内に返信します。
  5. 審査完了後に届く専用ツールのアカウント発行メールを確認し、初回ログインでパスワードを設定します。

認証プロバイダー審査が済んでいる店舗は同審査が不要ですが、通知メッセージの利用審査は必要です。

購入通知・発送通知の配信時間と分納ルール

購入通知と発送通知の配信ルールを示した図。配信時間帯は9時から21時で、21時から翌9時は配信せず翌9時以降にまとめて配信される場合がある。処理単位は1注文番号ごとで配信対象ユーザーのセグメントはできない。分納・複数回発送では最後に発送するタイミングで1回のみ送られ、発送通知の起点は発送完了報告により注文が発送済みステータスへ切り替わる時点

購入通知と発送通知はセットで配信され、店舗がどちらか一方だけを選んで利用することはできません。

項目配信ルール
配信時間帯9:00〜21:00
夜間の扱い21:00〜翌9:00は配信せず、翌9:00以降にまとめて配信される場合あり
処理単位1注文番号ごと
発送通知の起点発送完了報告により注文が発送済みステータスへ切り替わる時点
分納・複数回発送最後に発送するタイミングで1回のみ
対象者の選別配信対象ユーザーのセグメントは不可

実際の出荷とRMSの発送完了報告に時間差があると、通知のタイミングにも影響するため注意が必要です。 分納の途中では発送通知が送られないため、購入者への途中経過の連絡方法を別途決めておきましょう。

API連携設定と既存ツールの確認

通知の配信にはLINE側とRMS側の認証情報が必要で、既存のAPI連携を確認してから設定します。

Messaging APIが利用中でWebhook URLが入っている場合は、設定を止めて担当者に確認します。 既存プロバイダーが表示された場合も同様に、システム担当者や利用中サービスの窓口に確認してください。 プロバイダーは選択後に別のものへ変更できず、Messaging APIとの連携解除もできません。

  1. R-SNS契約アカウントの管理者で確認し、既存プロバイダーとの連携と管理者登録を確かめます。
  2. プロバイダー名・IDとChannel IDを確認し、配信設定に使うチャネルアクセストークンを取得します。
  3. RMS WEB SERVICEを申し込み、通知用アプリを登録して必要なAPIの利用設定を行います。
RMS側で有効にするAPI用途
license.expiryDate.getライセンスの有効期限の取得
rpay.order.getOrder注文情報の取得
rpay.order.searchOrder注文の検索

専用ツールの配信設定と事前告知

配信開始には専用ツールでの連携とテストに加え、購入者への事前告知と告知画面の提出が必要です。

  1. 専用ツールへLINEアクセストークンを入力し、連携チェックの成功表示を確認してください。
  2. ライセンスキーとserviceSecretを入力し、連携チェックの成功と有効期限を確認します。
  3. 配信開始希望日を入力して配信を有効にし、テスト先の個人LINEに登録した電話番号を入力します。
  4. テストを実行して成功表示と通知の受信を確認し、購入完了・発送完了の通知を確かめて設定を保存します。
  5. 「ショップからの重要なお知らせ」に告知を設定し、設定画面のスクリーンショットを提出します。
告知の確認箇所必要な対応
告知文マニュアルのテンプレートを使い、自店舗名を記載
表示期間配信開始から1年以上を指定し、利用期間中は掲載を継続
画像の表示範囲店舗名と告知文全体が読める状態で提出
配信開始告知実施の確認など、開始に必要な手続きを完了

配信停止・再開とライセンスキー更新

配信停止と再開は専用ツールで行い、RMSのライセンスキーは90日ごとに更新する必要があります。

  1. 停止する場合は専用ツールの「通知メッセージの利用」を無効に切り替え、設定を保存してください。
  2. 再開する場合は専用ツールで配信を有効に戻し、設定を保存して配信状態を確認してください。
  3. ライセンスキー更新時は専用ツールの連携情報も更新し、必須のテスト配信まで完了させてください。

停止・再開の変更は即時反映されますが、ライセンスキーの有効期限を過ぎると通知が配信されなくなります。 認証情報の外部流出を防ぎながら、更新期限と担当者を管理し、更新後のテスト結果も記録してください。

通知メッセージの分析と友だち追加経路

通知経由の友だち追加は、LINEの管理画面にある追加経路の「トークルーム内ボタン」で確認します。

確認項目確認先・扱い
友だち追加経路LINE Official Account Manager > 分析 > 友だち > 追加経路
通知からの追加「トークルーム内ボタン」にカウント
通知専用の開封率・売上分析具体的な画面仕様は公開情報では確認できません
通常配信の売上分析RMSのLINEパフォーマンスレポートとは区別

通常配信のレポートにある開封率や売上の項目を、そのまま通知メッセージでも使えるとは判断できません。 導入前後を比べる際は注文量や他の友だち獲得施策も確認し、増加分のすべてを通知の効果とみなさない運用にします。

利用規約と広告配信の制限

通知メッセージは注文・発送に関する連絡の機能であり、広告目的の配信には利用できません。LINEヘルプ

確認事項運用上の扱い
適用規約R-SNS利用規約、LINE公式アカウント特約、通知メッセージ機能利用特約
規約間の優先関係矛盾する場合は通知メッセージ機能利用特約が優先
申請情報の提供利用審査や業務委託に伴う情報提供の定めを確認
未達・遅延など楽天の責めに帰さない事由について免責の定めあり
販促との区別クーポンやセールの広告配信は通常配信側で検討

LINEヤフーの共通サービスで用途が増えても、楽天の店舗向け機能で使える範囲は別途確認が必要です。

よくある質問(FAQ)

導入時の疑問は、利用資格や課金条件、配信ルールを分けて確認すると、担当者間の認識をそろえられます。

個人事業者でも申し込めますか

個人事業者は利用できず、申し込みには法人番号と、R-SNS契約中のLINE公式アカウントが必要です。

発送通知だけを送れますか

購入通知と発送通知はセットのため片方だけにはできず、分納では最後の発送時に発送通知が送られます。

通知が届かなかった場合も課金されますか

特約ではLINEアカウントへの到達時点で料金が確定するため、送信処理の実行だけでは確定しません。

友だち追加を拒否した購入者にも届きますか

友だち未追加でも受信条件を満たせば届きますが、店舗アカウントのブロックや通知の受信拒否があれば届きません。

テスト配信が届かない場合は何を確認しますか

入力した電話番号にLINEユーザーが存在するかと受信設定を確認し、連携エラーやキーの期限も確認してください。

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西尾 勝太

西尾 勝太株式会社ラクダ 代表

楽天SOY 2年連続受賞 / 楽天NATIONSリーダー店舗 / 楽天NATIONS AIエバンジェリスト

楽天市場の月商を5年で200万円→2億円に伸ばした現場の実践者。売れるECの方程式にAIを重ね、EC事業者の「次の一手」に伴走しています。

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