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楽天のディスカバリーレコメンデーションとは|表示場所・表示ロジックの評価軸と店舗側の設定

楽天のディスカバリーレコメンデーションは、アプリ内で利用者の関心に合う商品や記事を紹介する機能です。店舗側は、タイトルや説明文、商品パーツ、動画を整え、表示ロジックの評価軸に沿って内容を改善します。
表示先は楽天市場アプリの「探す」内にある「発見」で、商品ページなどへ利用者を誘導する入口になります。店舗内レコメンドとは設定を区別し、表示素材の準備とアプリ上での見え方の確認を進めることが大切です。
楽天のディスカバリーレコメンデーションの仕組み
楽天の自社開発AIが購買履歴や閲覧履歴、お気に入り登録状況などを使い、利用者ごとに表示内容を選びます。
店舗が作成した商品画像や動画、特集記事などを通じ、関心の高い利用者へ商品の魅力を伝える仕組みです。検索語を入力して商品を探す行動に加え、スクロールしながら商品や記事と出会う接点を作れます。
| 仕組みの要素 | 確認できる内容 |
|---|---|
| 選定に使う情報 | 購買履歴、閲覧履歴、お気に入り登録状況など |
| 紹介する情報 | 店舗の商品画像、コンテンツページの画像や動画など |
| 表示の特徴 | 各利用者の興味・関心に合わせた最適化 |
| 店舗への導線 | 詳細画面を経由し、商品ページやコンテンツページへ遷移 |
一方、購買履歴とお気に入りのどちらを重視するかなど、各情報の重み付けは公開情報では確認できません。特定の指標を増やせば必ず掲載されると考えず、内容と利用者の関心との関連性を意識して制作します。
ディスカバリーレコメンデーションの表示場所

表示場所は楽天市場アプリの「探す」内にある「発見」で、ギャラリー画面と詳細画面から構成されます。
| 画面・場所 | 表示内容と役割 |
|---|---|
| アプリの「発見」 | ギャラリー画面で利用者に合う商品やコンテンツを紹介 |
| 詳細画面 | ギャラリーで選択した商品やコンテンツの情報を表示 |
| 商品ページ・コンテンツページ | 詳細画面から移動する店舗側のページ |
| 店舗トップ | 同名機能の設置場所としては公開情報では確認できません |
| PC・スマホのブラウザー | 同名機能の提供範囲や表示位置は公開情報では確認できません |
店舗で確認するときは、紹介される情報の登録元と、その情報が表示されるアプリ上の場所を分けて考えます。
- 楽天市場アプリのホーム画面にある「探す」を開き、左上の「発見」タブからギャラリーを確認します。
- ギャラリーに表示されたコンテンツをタップし、詳細画面で画像や動画、説明文の表示を確認します。
- 詳細画面をさらにタップして店舗のページへ移動し、紹介内容と遷移先の内容が一致するか確認します。
商品ページの情報が紹介されることは、商品ページ内に同名のおすすめ枠が設置されるという意味ではありません。
表示対象の商品画像・コンテンツページ・動画
表示対象の素材は商品ページの第1画像、コンテンツページのサムネイル画像、ページ内の動画パーツです。
| 表示対象 | 登録元 | 店舗側で押さえる点 |
|---|---|---|
| 商品画像 | 商品ページの第1画像 | 商品の特徴が伝わる画像を整える |
| サムネイル画像 | コンテンツページ | トピックス設定と記事内容を確認する |
| コンテンツ動画 | コンテンツページの動画パーツ | 動画はページの先頭に置く必要はない |
コンテンツページでは、トピックス設定があるページのうち、セール用よりも読み物や記事が多く表示されます。これはセール用ページが一律に対象外という説明ではなく、表示されやすい内容の傾向を示すものです。
また、コンテンツページの動画パーツは、同ページのサムネイル画像よりも表示されやすいと案内されています。記事の流れに合わせて動画を配置できるため、先頭への移動だけを目的としたページ改修は必要ありません。
表示ロジックの評価軸と店舗側の改善項目

表示ロジックでは、記事の内容や構成に加え、レビュー、売上動向、利用者との関連性などが評価されます。
| 評価項目 | 楽天が示す内容 | 店舗側の確認事項 |
|---|---|---|
| 明確なタイトル | 内容の要約と独自性、訴求対象・特典・注目要素の具体性 | 汎用的な名称だけになっていないか |
| 検索エンジン説明文 | 対象読者と内容を具体的に説明し、網羅性や独自性を表現 | 誰に何を伝えるページか分かるか |
| トピックの集約 | 複数ジャンルを混在させず、単一テーマに限定 | テーマと掲載商品が一致しているか |
| 商品パーツの配置 | コンテンツ編集機能の「商品パーツ」を活用 | ページ内に商品パーツを配置したか |
| 商品・店舗レビュー | 評価と件数が表示頻度に直接影響 | 商品と店舗の両方のレビューを確認したか |
| トレンド指標 | 売上推移や市場動向、直近の売上実績が高い商品の優先表示 | 紹介商品と需要の動きを把握しているか |
| 過去の閲覧・購入実績 | 行動履歴とコンテンツの関連性が高い場合に優先表示 | 想定読者の関心に内容が合っているか |
| 「興味がない」機能 | 選択した利用者への類似商品・関連コンテンツの露出を抑制 | 全利用者に同じ表示を期待していないか |
| カスタム指標 | 楽天市場のビジネス戦略に基づく独自指標 | 店舗だけでは判断できない要素として扱う |
| 規約・ガイドライン | 禁止商材や禁止行為に該当するコンテンツは表示対象外 | 商材と表現が規約に準拠しているか |
タイトルは「スーパーセール開催中」だけで終わらせず、産地や商品、特集の切り口を具体的に示します。楽天の例では「【期間限定】〇〇産直の完熟イチゴ特集」のように、内容や魅力が分かる表現を挙げています。
レビューや売上が評価されることは確認できますが、掲載に必要な最低件数や評価点は公開情報では確認できません。評価軸の存在と合格基準の数値を混同せず、根拠のない掲載条件を店舗内の運用ルールにしないことが大切です。
動画の表示割合25%と掲載確率の違い
2026年4月時点では動画の表示割合は25%ですが、個々の動画が25%の確率で掲載される意味ではありません。
楽天は、動画のコンテンツ数が商品やコンテンツページより少なく、相対的に表示される確率が高いと説明しています。表示機会を広げる施策として動画作成は検討できますが、登録した動画すべての掲載を保証する条件ではありません。
| 確認項目 | 正確な読み方 |
|---|---|
| 動画の表示割合 | ギャラリー画面で25%(2026年4月時点) |
| 動画の表示機会 | コンテンツ数に対して相対的に最も表示される確率が高い |
| 自店舗の動画の掲載確率 | 公開情報では確認できません |
| 商品・静止画の個別割合や固定順序 | 公開情報では確認できません |
| 今後の割合 | 変更される可能性がある |
説明の更新日は2026年6月10日ですが、表示割合の基準は2026年4月であり、日付を分けて扱います。運用計画では25%を将来も固定される数値とせず、RMSの管理画面内の案内から最新の説明を確認します。
RMSのコンテンツページ設定と説明文の入力
店舗側はRMSの「店舗設定>コンテンツページ管理」で編集し、説明文や商品パーツ、動画を整えます。
詳細画面のテキストには、編集画面のページ設定にある「検索エンジン検索結果 説明文」の内容が表示されます。この項目は検索結果向けの情報としてだけでなく、ディスカバリーレコメンデーションの説明にも使われます。
- RMSの「店舗設定>コンテンツページ管理」で対象ページを開き、テーマとタイトルの具体性を確認します。
- ページ設定の「検索エンジン検索結果 説明文」に、対象読者と記事で分かる内容を具体的に入力します。
- トピックス設定の有無を確認したうえで、本文と関連する商品の商品パーツをページ内に配置します。
- 内容に合う動画パーツを追加し、ページの先頭に限らず、説明の流れに合う位置へ配置して確認します。
説明文は抽象的な宣伝文句で埋めず、選び方や使い方など、記事で扱う内容を具体的な単語で伝えます。たとえば収納用品の記事なら、設置場所や収納したい物を示すと、誰に向けた内容なのか整理しやすくなります。
サムネイル画像と動画の切り取り仕様
サムネイルと動画は画面ごとに切り取り方が異なるため、元の素材だけでなく表示先での見え方を確認します。
以下は2025年11月20日時点の見え方であり、サムネイル画像とコンテンツ動画を分けて確認します。
| サムネイル画像 | ギャラリー | 詳細画面 | コンテンツページ |
|---|---|---|---|
| 横長 | 正方形で切り出し | そのまま | 横長の長方形で最適化 |
| 正方形 | そのまま | そのまま | 横長の長方形で切り出し |
| コンテンツ動画 | ギャラリー | 詳細画面 |
|---|---|---|
| 横長 | 縦長の長方形で切り出し | そのまま |
| 縦長 | 縦長の長方形で最適化 | 縦長の長方形で最適化 |
コンテンツ動画はギャラリー内で縦長に表示され、自動再生されるため、楽天は縦長動画の作成を勧めています。横長動画では左右が切り取られる見え方を想定し、商品本体や重要な説明が画面内に残るか確認します。
- サムネイル画像は正方形と横長の両方の見え方を確認し、商品や文字が切れて意味が変わらないか見ます。
- 動画は縦長の表示を想定して見直し、端に置いた商品や説明が欠けずに伝わる構成へ調整します。
- ギャラリーと詳細画面で見え方を分けて確認し、店舗ページへ移動した後も説明がつながるか確認します。
店舗内レコメンドとの違いと表示設定
店舗内レコメンドには専用の表示設定があり、その操作や反映時間をディスカバリーレコメンデーションへ流用できません。
| 比較項目 | ディスカバリーレコメンデーション | 店舗内レコメンド |
|---|---|---|
| 主な表示場所 | アプリの「探す」内の「発見」 | 商品ページなど |
| 店舗側の設定 | コンテンツや説明文、動画などを整備 | 「表示する」「表示しない」を選択 |
| 表示切替の反映時間 | 公開情報では確認できません | 買い物かご・商品ページは最大24時間程度 |
| 店舗トップとの関係 | 同名機能の設置は公開情報では確認できません | 店舗トップの「商品(おすすめ)」パーツには設定が適用されない |
店舗内レコメンドの設定先は、RMSの「店舗設定>5 デザイン設定>4 商品ページ>スマートフォン・PC>各種パーツ表示の設定」です。「店舗内レコメンドの表示の設定」で表示の有無を選び、「変更する」をクリックすると変更手続きが完了します。
店舗内レコメンドは、商材や商品情報によって表示されない場合があり、アクセス集中時にも非表示になる場合があります。公開ガイドラインにある医薬品・動物用医薬品の店舗内レコメンド除外も、同名機能の完全な除外一覧とは扱えません。
申し込み・料金・除外設定と表示されない場合の確認
申し込みや料金、掲載除外の操作などには不明点があるため、分かっている設定と追加確認事項を分けます。
| 追加確認する項目 | 確認できる範囲 |
|---|---|
| 申し込みの要否・全店舗への自動適用 | 公開情報では確認できません |
| 利用料金・掲載料金・クリック課金 | 公開情報では確認できません |
| 有効化設定・出店プランによる制限 | 公開情報では確認できません |
| 在庫切れ・販売期間外・倉庫入り商品の扱い | 公開情報では確認できません |
| 掲載商品の指定・表示順の指定・任意の除外操作 | 公開情報では確認できません |
| 専用レポート・更新の反映時間 | 公開情報では確認できません |
表示されない場合も、利用者ごとの最適化があるため、一つのアカウントで見つからないだけでは対象外と判断できません。
- 確認中の枠がアプリの「発見」なのかを確かめ、店舗内レコメンドなど別機能の表示と切り分けます。
- トピックス設定、説明文、商品パーツ、規約への準拠を確認し、素材側で修正できる項目を整理します。
- 未解決の条件はRMSの管理画面内の案内から辿り、対象コンテンツと確認日時を添えて問い合わせます。
提供開始日と仕様を確認するときの注意点
本格提供開始は2025年11月20日であり、その後の紹介記事の日付を機能の開始日と混同しないことが大切です。
| 日付・時期 | 確認できる内容 |
|---|---|
| 2025年11月20日 | 楽天市場アプリで本格提供開始 |
| 2026年4月時点 | ギャラリー画面の動画表示割合は25% |
| 2026年6月2日 | 6月4日開始のスーパーSALEで活用するAI機能として紹介 |
| 2026年6月10日 | 表示ロジックや表示割合を説明する案内の更新日 |
2026年6月の公式発表はセールでの活用紹介であり、対象条件や設定方法の変更を示すものとは確認できません。異なる日付の説明を参照するときは、公開日や更新日と、個別仕様の基準日を分けて記録しておきます。
よくある質問(FAQ)
店舗運営では、動画の優位性と掲載保証の違いを押さえ、別機能の設定や反映時間を混同しないことが大切です。
動画を登録すれば必ず表示されますか
動画は相対的に表示されやすいと案内されていますが、登録だけで必ず掲載されるという保証は確認できません。
動画はコンテンツページの先頭に置きますか
動画パーツをコンテンツページの先頭に配置する必要はなく、記事の説明に合う位置で活用できます。
レビューや売上は表示ロジックに関係しますか
商品・店舗レビューの評価と件数は表示頻度に直接影響し、直近の売上実績が高い商品は優先表示の対象になります。
説明文はどこで設定しますか
RMSのコンテンツページ編集画面のページ設定にある「検索エンジン検索結果 説明文」へ入力します。
設定すれば最大24時間程度で反映されますか
最大24時間程度は店舗内レコメンドの表示切替の案内で、ディスカバリーレコメンデーションには適用できません。
店舗の「次の一手」を一緒に進めるなら
運営代行・ECコンサル・AIツールまで、現場を知るチームがワンストップで伴走します。
西尾 勝太株式会社ラクダ 代表
楽天SOY 2年連続受賞 / 楽天NATIONSリーダー店舗 / 楽天NATIONS AIエバンジェリスト
楽天市場の月商を5年で200万円→2億円に伸ばした現場の実践者。売れるECの方程式にAIを重ね、EC事業者の「次の一手」に伴走しています。



