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楽天の非製品属性とタグIDの使い方|商品属性の種類・ジャンル別の必須属性・検索絞り込みへの反映と登録手順

商品情報は、製品属性と、用途・対象・シーンなど製品そのもの以外の非製品属性という切り口で整理できます。こうした情報は商品の比較や検索の絞り込みに使われますが、楽天の正式な登録区分とは区別が必要です。
楽天の現行ルールでは、非製品属性タグはレンタルや回線セットなど、商品の状態や販売方法を表します。 用途・対象年齢・季節を一括して非製品属性タグへ登録する仕組みではなく、ジャンルごとの定義に従います。
店舗運営者は、商品に合うジャンルを確認し、SKUごとの商品属性と、販売方法に応じたタグIDを登録します。
楽天の非製品属性と商品属性の違い
楽天では、商品の特徴や中古などの状態を商品属性へ登録し、特殊な販売方法は非製品属性タグで設定します。
| 情報の種類 | 具体例 | 登録時の考え方 |
|---|---|---|
| 製品の特徴・仕様 | ブランド、素材、原産国、総重量 | ジャンルで定義された商品属性へ登録 |
| 商品の状態・販売形態 | 中古、訳あり、並行輸入 | 指定の商品属性へ登録 |
| 非製品属性タグ | レンタル、回線セット、販売条件あり | 該当する所定のタグIDを登録 |
| 用途・対象・シーン | ギフト用途、対象年齢、季節 | 該当ジャンルの商品属性・選択肢を確認 |
商品属性はSKU単位で値を登録でき、商品の購入判断と、楽天市場サーチの検索ナビゲーションに使われます。
購入者向けの絞り込み名が、そのまま店舗側の登録項目名やCSVの列名になるとは限らない点にも注意します。
タグIDから商品属性への移行と非製品属性タグの登録ルール
商品の特徴を表す旧タグは商品属性へ移行しましたが、特殊な販売方法に使う非製品属性タグは残っています。
| 時期・区分 | 変更内容・ルール | 店舗での対応 |
|---|---|---|
| 2022年12月22日 | SKU化に伴うガイドラインを事前告知 | 商品情報をSKU単位で整備する準備 |
| 2023年4月3日 | ガイドライン適用と順次移行開始 | 全店舗が同日に移行したという意味ではない |
| 2023年4月 | 中古・訳ありなど一部情報の登録先を変更 | 旧タグではなく商品属性へ登録 |
| 現行の非製品属性タグ | 商品属性値と組み合わせて検索に活用 | 商品種類に合うタグを設定 |
| 登録義務 | 対象商品は商品名への種類明記も必須 | タグ設定と商品名を両方点検 |
| 禁止事項 | 商品と異なるタグ、矛盾するタグ、条件未充足のタグ | 事実と利用条件に基づいて登録 |
登録先は、以下の対応表で商品種類ごとに確認すると、旧タグの流用による入力ミスを防ぎやすくなります。
| 商品種類 | 現在の登録項目・タグID | 対象の見分け方 |
|---|---|---|
| 中古品 | 商品属性「状態」「中古状態」 | 中古品の取扱条件を確認 |
| 訳あり品 | 商品属性「販売形態(訳あり)」 | 規格外、傷・汚れ、返品、メーカー再生品、展示品など |
| 並行輸入品 | 商品属性「販売形態(並行輸入)」 | 並行輸入品の取扱条件を確認 |
| レンタル品 | 非製品属性タグID「5002023」 | レンタル商品として提供 |
| 回線セット品 | 非製品属性タグID「5002026」 | 回線契約を伴う商品販売 |
| 販売条件あり商品 | 非製品属性タグID「5002024」 | 一定金額以上の購入、下取り、特定商品の同時購入などが購入条件 |
訳あり品には、期限間近のため通常商品と区別する商品や、新たなISBNで再販するバーゲン本も含まれます。
ただし、訳あり登録は販売禁止を解除するものではなく、消費期限切れ食品や使用期限切れ医薬品は別途違反対象です。
商品属性の種類と必須・いずれか必須・任意の違い

商品属性には4つの入力区分があり、必須条件を満たしたうえで、購入判断に役立つ任意項目も整備します。
| 区分 | 入力条件 | 主な役割 |
|---|---|---|
| 必須 | 該当項目を必ず入力 | 商品登録に最低限必要な情報 |
| いずれか必須 | 該当する属性項目の中から最低1つを入力 | 商品登録に最低限必要な情報 |
| ナビゲーション用任意 | 入力は任意 | 絞り込み、ラベル、単価表示など |
| 商品ページ用任意 | 入力は任意 | 購入判断の補助。一部は検索にも利用 |
「推奨属性」と「推奨値」は別の話であり、推奨値は属性へ入力する代表的な表記を指します。
任意項目にも入力が推奨されますが、すべてのジャンルで同じ項目が必須になるわけではありません。
移行時には必須・いずれか必須属性を移行後180日以内に入力する案内があり、通常の更新期限とは区別します。
ジャンル別の必須属性・推奨値を確認する手順
ジャンル別の必須項目は、6桁のジャンルIDを起点に、商品属性定義書と最新の推奨値一覧で確認します。
- RMSの管理画面内の案内から「ジャンルIDと商品属性一覧」を開き、対象商品のジャンルを確認します。
- 「最新のジャンルID・商品属性の一覧」で、登録時点に利用できるデータ更新日を確認します。
- 「ジャンルID・商品属性・推奨値一覧と差分情報のダウンロード」から、必要な一覧と差分を取得します。
- 「商品属性情報の準備」から該当する定義書を開き、「ジャンル一覧」シートで対象ジャンルを選びます。
- 遷移先の「必須/任意」「入力方式」「推奨値・選択肢の有無」「説明」を読み、入力条件を確定します。
| 取扱ジャンル | 確認する商品属性定義書 | 必須・推奨情報の確認箇所 |
|---|---|---|
| レディースファッション | レディースファッション用 | 対象ジャンルの「必須/任意」と「推奨値」シート |
| 食品・飲料 | 食品、水・ソフトドリンクなど該当するもの | 同上。単位関連と項目の説明も確認 |
| 家具 | 家具用 | 家具配下の対象ジャンルと登録ルール |
| おもちゃ | おもちゃ用 | 対象ジャンルの項目・選択肢・入力条件 |
購入者画面に「対象年齢」や「シーズン」があっても、それだけで店舗側の必須属性とは判断できません。
2026年7月28日反映版が案内されていますが、推奨値だけが更新される場合もあり、毎回更新日を確認します。
変更予定のデータも提供されるため、ダウンロード可能という理由だけで、反映前のデータを使用しないようにします。
商品属性値入力補助ツールの使い方と色の見分け方
商品属性値入力補助ツールでは、ジャンルIDに対応する属性項目・制約・推奨値・単位をExcelで確認できます。
- RMSの管理画面で「店舗設定」→「1 商品管理」→「商品属性値入力補助ツール」へ進みます。
- 半角数字6桁のジャンルIDを入力し、入力欄から移動した後に表示されるジャンルパスを確認します。
- 必要に応じて「全ての入力行を表示」を押し、初期5行から最大100行へ入力欄を増やします。
- ジャンルパス欄にエラーがないことを確認し、属性一覧のExcelファイルをダウンロードします。
- 「商品属性一覧」シートで背景色と文字色を確認し、商品に合う値と必要な単位を入力します。
| 表示 | 意味 | 入力時の対応 |
|---|---|---|
| 背景がオレンジ | 必須商品属性 | 必ず入力 |
| 背景が黄色 | いずれか必須商品属性 | 該当項目のうち最低1つ以上を入力 |
| 背景が白色 | 任意商品属性 | 商品情報が確認できる項目を入力 |
| 項目名が赤字 | 選択式 | リストにある値を選択 |
| 項目名が黒字 | 記述式 | 自由入力可能。同義の推奨値があれば表記を合わせる |
一度に指定できるジャンルIDは100個までで、空欄・桁数違い・無効なID・重複がある場合は修正します。
全ジャンル版を使う場合は、「全ジャンル一覧」で定義書と商品属性定義詳細グループの紐付きを確認します。
商品属性の入力形式・単位・複数値の登録ルール
商品属性は、選択式か記述式かに加えて、文字・数値・日付の形式と単位の指定を守って入力します。
| 確認項目 | 登録ルール |
|---|---|
| String | 文字列で入力。最大文字数は属性ごとに確認し、全角・半角を区別せず数える |
| Number | 半角数値。整数部分は最大999,999,999の9桁、小数点第7位まで登録可能 |
| マイナス値 | Number型ではマイナス指定が可能。属性の意味・制約にも従う |
| Date | 指定の日付形式を使用。「YYYY/M/D」なら「2022/7/21」など |
| 単位有無が「有-記述式」 | 単位入力が必須。可能な限り楽天推奨単位を使用 |
| 複数値 | 「複数値 可不可」と「区切り入力最大数」を確認 |
| 商品ページ内同一値登録対象 | 「対象」の属性は、同じ商品ページのSKU間で値を一致させる |
複数値が許可される項目では「ホワイト|ブラック」のように半角バーティカルバーで区切り、前後に空白を入れません。
「総入数」「単品(個装)入数」などは、楽天推奨単位と同じ単位の場合だけ単価表示等に使われることがあります。
RMSの商品登録画面とCSVによる登録・更新手順

個別登録は商品登録・編集画面から行い、CSVではSKUレベル行に属性の項目・値・単位を設定します。
| 登録方法 | 操作・設定先 | 点検する内容 |
|---|---|---|
| 個別の新規登録 | RMS「店舗設定」→「1 商品管理」→「商品一覧・登録」→「新規商品登録」 | ジャンルとSKUごとの必須属性 |
| 個別の更新 | 「商品一覧」から対象商品の「編集」を選択 | 現在値と変更内容 |
| CSV登録・更新 | normal-item.csvのSKUレベル行 | 「商品属性(項目)」「商品属性(値)」「商品属性(単位)」 |
| 非製品属性タグ | RMSの管理画面内の案内に従って設定 | 対象タグID、商品名への商品種類明記 |
CSVで既存商品を更新する場合は、現在の内容を保存してから編集し、登録後に表示まで確認します。
- ダウンロード項目で「商品属性」を選び、現在の登録内容を取得して、編集前のファイルを保管します。
- 入力補助ツールのExcelを参照し、対象SKUの商品属性列へ、項目・値・単位を組にして転記します。
- 必須条件、選択肢、単位、SKU間の同一値条件を点検し、RMSの案内に従ってアップロードします。
- 処理結果を確認したうえで、対象商品の「商品仕様」と楽天市場サーチ上の表示を確認します。
補助ツールの転記例は、ジャンル指定版がB~AE列、全ジャンル版がC~FZ列ですが、実際の最終列を確認します。
補助ツールの説明例は「normal-item01.csv」、属性の登録・更新・削除の説明は「normal-item.csv」と表記が異なります。例示名だけで判断せず、RMSで使用するファイル形式とアップロード時の案内を確認して作業します。
必須・いずれか必須属性は登録後に更新できますが、値や、入力が必要な単位を削除することはできません。
商品ページと楽天市場サーチでの商品属性の見え方
商品ページでは入力内容が「商品仕様」に表示され、楽天市場サーチでは正規化や表示条件を経て利用されます。
| 表示場所・機能 | 見え方 | 条件・注意点 |
|---|---|---|
| PC・スマートフォンの商品ページ | 入力した属性を「商品仕様」に表示 | 入力値は変換せず表示。自由入力行も追加可能 |
| サーチのラベル | ジャンルに応じて最大2種類の属性を表示 | 全SKUで必須・いずれか必須の登録条件を満たす |
| 代表カラー | カラーパレットとして表示 | その他の対象属性はテキストラベル |
| 単価表示 | 1本・1g・1mlあたりなど | 対象属性の入力と表示条件による |
| 絞り込み | 正規化した値などを検索条件に活用 | 誤表記等で正規化できないと活用できない場合がある |
24本入り飲料の例では、価格を総本数で割って1本あたりの価格を示し、購入者の商品比較を助けます。
テキストラベルには正規化できない値をそのまま表示する説明もありますが、絞り込みへの利用とは別の扱いです。
商品ページやラベルに文字が見えていても、期待する絞り込み条件に反映されているとは限りません。
| 非製品属性タグで絞り込めるページ | PC | モバイル | 楽天市場アプリ |
|---|---|---|---|
| 商品検索結果ページ | 対応 | 対応 | 対応 |
| 店舗内検索結果ページ | 対応 | 対応 | 対応 |
| 楽天ランキングページ | 対応 | 対応 | 対応の記載なし |
商品属性の設定漏れと非製品属性タグのガイドライン違反
必須情報の不足は登録・更新を妨げ、不適切な属性やタグは誤購入、表示制限、違反措置につながります。
| 設定漏れ・誤設定の例 | 影響・対応 |
|---|---|
| 必須・いずれか必須の条件を満たさない | 商品の登録・更新ができない |
| 商品属性を入力していない | ラベル表示・単価表示が行われない |
| 実商品と異なるブランドや素材を入力 | 誤情報が商品ページへ表示され、修正対象になる |
| レンタルではない商品へレンタルタグを登録 | 商品と異なるタグとして禁止 |
| 矛盾するタグを併用、必要な事前条件を満たさない | 登録ルール違反 |
| 不適切・不要なタグを付与 | 楽天が表示を制限する可能性 |
違反点数は説明間で食い違いがあるため、店舗判断で低い点数だけを採用せず、適用条件を確認します。
| 記載箇所 | Ⅱ-(3)-11の点数・条件 |
|---|---|
| 商品属性の登録ルール、2026年6月30日最終改定 | 実商品と異なる値などが修正依頼後も改善されない場合、35点に該当すると判断する場合がある |
| 公開の禁止商材・禁止行為の規定、2026年8月31日最終改定版 | 不適切な商品属性・非製品属性タグ・製品コード登録は20点 |
後者には、中古商品属性・中古キーワードに関する違反区分「Ⅱ-(3)-13」も20点として記載されています。
最終改定日だけで点数の変更日や適用関係を断定せず、誤登録を速やかに直し、RMSの案内で確認します。
タグIDが検索に反映されない場合の確認手順
登録画面とサーチのタグが異なる場合は、楽天による補正と、登録済みタグIDリストの出力条件を確認します。
- RMSの管理画面で「楽天補正商品リスト/商品別登録済みタグIDリスト」の案内へ進みます。
- 「ファイル生成」を押し、少し時間を置いて「ページを更新」し、生成されたZIPを取得します。
- 商品管理番号・タグID・ステータスを照合し、店舗登録と楽天側の登録・削除を確認します。
楽天側で登録・削除したタグIDはサーチだけに反映され、商品登録上のタグIDやR-Storefrontでは確認できません。
| リストの条件・上限 | 内容 |
|---|---|
| 出力対象商品 | 未削除、倉庫に入れていない、サーチ非表示ではない商品のすべての条件を満たす |
| 含まれないタグ | 色・サイズ・ブランド等、9始まり、5002022、5002021、SKU単位のタグ |
| ファイル生成 | 1日3回まで |
| 出力上限 | 商品更新日が新しい順に最大4,000,000件 |
| ダウンロード期限 | 最新の1ファイルのみ、生成後14日間。15日目以降は不可 |
| 商品名 | 31文字以降は表示されないため、商品管理番号で照合 |
補正でロックされた項目は店舗で変更できず、RMSの専用窓口へリクエスト用Excelを添付して依頼します。
確認時間は平日9:30~16:30で、土日祝・楽天休業日を除き、時間外の依頼は翌営業日に確認されます。対応は5営業日が目安とされていますが、問い合わせ内容や休日によって時間がかかる場合もあります。
よくある質問(FAQ)
非製品属性の運用では、登録義務、検索表示、楽天による補正を分けて判断すると、対応先を選びやすくなります。
ギフト用途や季節は非製品属性タグですか
用途や季節という意味だけでタグ登録先を決めず、RMSで該当ジャンルの商品属性と選択肢を確認します。
任意属性を全部入力すると検索順位は上がりますか
属性情報は検索評価の要素ですが、全項目入力による順位上昇の保証や上昇幅は、公開情報では確認できません。
商品属性は登録後に削除できますか
任意属性と自由入力行は削除できますが、必須・いずれか必須属性の値と必要な単位は更新のみ可能です。
欲しい属性や推奨値がない場合はどうしますか
RMSの「ジャンルID・商品属性改善要望フォーム」から、対象別のExcelに必要事項を記入して申請します。回答は変更リリースのサポートニュースで案内され、反映まで数ヶ月を要する場合があります。
改善要望フォームから検索表示の質問もできますか
表示条件や検索ロジックはRMSコールセンターへ問い合わせ、データ構造の改善要望とは窓口を分けます。
店舗の「次の一手」を一緒に進めるなら
運営代行・ECコンサル・AIツールまで、現場を知るチームがワンストップで伴走します。
西尾 勝太株式会社ラクダ 代表
楽天SOY 2年連続受賞 / 楽天NATIONSリーダー店舗 / 楽天NATIONS AIエバンジェリスト
楽天市場の月商を5年で200万円→2億円に伸ばした現場の実践者。売れるECの方程式にAIを重ね、EC事業者の「次の一手」に伴走しています。



