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楽天の商品名を一括で変える方法|CSVの手順と「セール後に外す」までの運用

商品名は、申込が必要なCSV商品一括編集で「商品名」列を書き換え、アップロードしてまとめて変えます。 商品名には入力上限とガイドラインがあり、文字数だけでなく、販促表現や他社商標にも注意が必要です。 セール文言を足す場合は、変更前の商品名を控え、終了直後に通常の商品名へ戻すCSVを先に作ります。
楽天の商品名を一括変更する契約と料金
CSV商品一括編集機能は有料の申込制なので、作業前に自店の利用状況と請求条件を確認します。
楽天の商品名一括変更に使う機能は、月額11,000円(税込)で提供され、利用申込が必要です。申込条件や操作仕様はRMSのマニュアルで確認できます。
| 確認事項 | 内容 |
|---|---|
| 月額料金 | 11,000円(税込)、税別では10,000円 |
| 未使用月の料金 | 一度も使わなくても月額基本料金が発生 |
| 月途中の利用開始 | 日割りではなく満額請求 |
| 申込・解約 | RMSの「店舗様向け情報・サービス」内「CSV商品一括編集 申込・解約」から手続き |
| 当月で解約する期限 | 当月末日の23:00まで |
公開の料金説明も確認できますが、無料の受注データダウンロードと、商品情報の一括編集は区別します。料金の公開案内は、楽天のサービス・料金詳細を参照してください。
CSVで商品名を一括で変える手順

既存商品のデータを保存し、「商品名」を編集してから、保存形式とファイル名を確認して送信します。
- 「CSVダウンロード」で既存データを取得します
RMSメインメニューの「店舗設定」から「商品一覧・登録」「CSVダウンロード」へ進みます。「CSV項目の選択」または「全項目」で取得し、編集前のファイルを別に保存します。
- 商品レベル行の「商品名」を編集します
「商品管理番号(商品URL)」で対象を照合し、商品名に対応する値を書き換えます。識別番号や行構造を保ち、価格・在庫・説明文へ意図しない変更が入らないようにします。
- 文字コードを確認し、CSV形式で保存します
保存文字コード・改行コードの指定は、公開情報では確認できません。RMSの管理画面内の案内に従い、ソフト任せで保存形式を決めないようにします。ファイル名の先頭は必ず「normal-item」にします。
- SFTPソフトで専用サーバーへアップロードします
接続先や転送先は、RMSの管理画面内の案内から辿って確認します。公開説明にはFTPという表記もありますが、RMSのマニュアルではSFTPソフトの準備が案内されています。
- 処理結果と商品ページへの反映を確認します
エラーログを確認し、実際の商品名が編集後の値になったことを照合します。対象を絞って更新結果を確かめてから範囲を広げると、誤更新を発見しやすくなります。
ダウンロードした「dl-normal-item_YYYYMMDDhhmmss.csv」は、その名前のままでは取り込まれません。「normal-item.csv」や「normal-item20261023.csv」のように、規則に沿った名前へ変更します。
拡張子を除くファイル名には、半角英数字、ハイフン、アンダースコアを使用してください。
normal-item.csvの商品名とSKU行の違い
商品名は商品レベル行へ入力し、SKUや商品オプションの行と混ぜずに、元のまとまりを維持します。
| 行の種類 | 判定に使う項目 | 商品名変更での注意 |
|---|---|---|
| 商品レベル行 | 商品管理番号あり、選択肢タイプ・SKU管理番号なし | 「商品名」はこの行へ入力 |
| 商品オプションレベル行 | 商品管理番号・選択肢タイプあり、SKU管理番号なし | 商品名の値を入れない |
| SKUレベル行 | 商品管理番号・SKU管理番号あり、選択肢タイプなし | 販売価格や在庫数などを扱う行 |
商品管理番号は各レベル行に必要で、同じ商品のSKUは、別の商品を挟まず連続させる必要があります。シングルSKUでも商品レベル行とSKUレベル行が必要なので、行を自己判断で削らないでください。
更新時は「商品管理番号(商品URL)」が存在必須で、「商品名」は項目省略可能ですが、空欄不可です。列の省略と空欄は別の処理なので、商品名以外の不要な列を空欄にして残す運用は避けます。
たとえば「キャッチコピー」は空欄更新で既存値が削除され、「倉庫指定」は空欄更新で販売中になります。normal-item.csvでは、従来のコントロールカラムを使って更新指定する方式は廃止されています。
楽天の商品名の文字数上限と禁止表現
商品名はbyte上限を守り、商品の識別に必要な情報を中心にして、販促情報や無関係な語を整理します。
| 確認項目 | 確認できるルール | 編集時の判断 |
|---|---|---|
| 通常商品・予約商品の上限 | 255byte | 全角・半角が混在する場合、文字数だけで判定しない |
| 頒布会商品の上限 | 127byte | 通常商品と同じ上限で扱わない |
| 半角カナの計算 | 楽天側のEUC換算で「ア」は2byte、「バ」は4byte | 半角なら常に1byteとは考えない |
| 文字・装飾記号 | 特殊文字・機種依存文字や意味のない装飾記号は控える | 英数字・記号は半角、項目間は半角スペースを基本にする |
| 販促文言 | 原則として商品名ではなくキャッチコピー欄へ入力 | セール参加やポイントアップは別欄で管理 |
| 無関係な検索語 | 商品名・キャッチコピーへの無関係なブランド名、ジャンル名、モデル名は禁止 | 別欄へ移すだけでは解決しない |
| 他社商標 | 権利侵害や事実と異なるブランド表示は禁止 | 自商品のブランド・仕様を根拠資料と照合する |
EUCは楽天側のbyte計算についての説明なので、CSVをEUCで保存する指定と取り違えないでください。また、絵文字などの機種依存文字は、除去・変換・エラーのいずれかになり得るため、ログも確認します。
商品名登録の推奨事項に沿わない場合でも、それ自体は違反点数制度の対象にならないと説明されています。ただし、不適切な検索対策や権利侵害、法令違反まで認められるという意味ではありません。
商品名に使えない文字・控える文字
楽天のガイドラインは「使用可能文字について」として、特殊文字、機種依存文字、「★」「◇」のような意味を持たない文字の使用を控えるよう案内しています。英数字と記号は半角で入力し、各項目は半角スペースで区切るのが基本です。
「控えてください」という案内なので、すべてが登録時に弾かれるとは限りません。一括変更の前に、置き換えた商品名にこれらの文字が残っていないかをCSV上で検索して確かめておくと、意図しない変換や表示崩れに気付きやすくなります。
商品名と検索対策の扱いは、楽天の店舗運営に関するガイドラインで確認できます。
ExcelでCSVを開くときの先頭0と文字化け
Excelでは識別番号を文字列として扱い、読み込みと保存の両方で、元データが変わっていないか確認します。
CSVをそのまま開くと商品管理番号の先頭0が消えたり、文字コードの解釈違いで文字化けしたりします。文字列として取り込む設定を確認し、保存後も元データとの照合を行ってください。具体的な読み込み・変換操作はExcel変換の記事に譲り、ここでは識別番号と商品名の保全を優先します。
セール後に外すまでの段取り

セール準備では変更用CSVと復元用CSVをそろえ、終了直後の作業と翌日の確認まで担当を決めます。
今後の運用は、商品名へ販促文言を追加せず、キャッチコピー欄で期間限定の告知を管理する形が基本です。既に商品名へ告知を入れている場合も、戻す対象と通常時の値を先に確定しておくと取り残しを防げます。
| タイミング | 実施する作業 | 完了の確認 |
|---|---|---|
| 前日 | 元の商品名・キャッチコピーを保存し、変更用・復元用CSVを作成 | 対象商品、開始・終了日時、復元担当者が決まっている |
| 開始 | 実際の特典開始に合わせて変更を反映 | 表示とポイント・クーポンの設定が一致している |
| 終了直後 | 現在値を照合し、復元用CSVで告知を外す | エラーや未更新の商品が残っていない |
| 翌日 | 商品ページ、検索結果、広告、画像・バナーを再確認 | 古い告知の残存や再登録が起きていない |
イベント全体の期間と、自店のポイントアップ、クーポンの獲得・利用期間は分けて記録してください。企画ごとに時刻が異なるため、以前の終了時刻を流用せず、その回の公式案内と設定を照合します。
告知を削除しても特典の設定は終了しないので、表示と設定の両方を確認する必要があります。
セール終了時に商品名を戻すCSVの確認方法
復元時は開始前の値を無条件に上書きせず、イベント中に加わった修正がないかを確認してから戻します。
- 対象商品の現在値を取得し、イベント開始時に反映した商品名と照合します。
- 現在値が予定どおりの商品は、保存しておいた通常時の商品名へ戻します。
- 値が違う商品は、型番や仕様の修正を確認し、必要な修正を残して復元します。
- 変更対象の一覧と復元完了の一覧を照合し、未処理の商品を確認します。
括弧付きの先頭文字列を一律削除すると、「中古」「並行輸入品」などの注意文言も消すおそれがあります。追加した告知を特定して外し、商品状態や販売方法を伝える情報を残すようにしてください。
CSV処理中もRMSやAPIから編集でき、複数経路で編集すると、最後に保存されたデータが反映されます。作業時間を担当者間で共有し、外部連携が古いセール文言を再登録しないかも確認してください。
終了したセール文言と景品表示法の注意点
終了済みの特典を今も受けられるように見せる表示は、有利誤認の問題となる可能性があります。
景品表示法は、価格などの取引条件が、実際より著しく有利だと一般消費者に誤認される表示を規制します。この原則から、終了したポイントアップやクーポンの告知は、表示全体と実際の条件の確認が必要です。
制度の考え方は、消費者庁の有利誤認とはで確認できます。
| 残った文言 | 確認するリスク |
|---|---|
| 終了した「ポイント10倍」 | 実際には付かない特典が付くように見えていないか |
| 利用期限を過ぎたクーポン告知 | 現在も割引購入できるように見えていないか |
| 終了後の「本日限定」「今だけ」 | 実際の販売条件や限定性と食い違っていないか |
特典を継続していても、「期限内だけ有利」という表示が実態に合わなければ問題になり得ます。消費者庁は2025年3月27日、期限後も同条件で同額以上の還元を行った表示について措置命令を出しました。
楽天の商品名を直接扱った事例ではありませんが、期間限定表示の確認に役立つ公表事例です。外し忘れを発見した場合は速やかに修正し、表示期間、実際の特典、注文への影響を記録してください。
商品名変更の検索順位とRPPへの影響
商品名を変更しても検索順位の上昇は保証されず、商品ページ、自然検索、広告は分けて確認します。
楽天市場内のSEO(検索対策)として商品名を見直す場合も、まずガイドラインの基本体系に沿わせます。ガイドラインは、商品内容の把握に必要な情報を過不足なく入れ、有益な情報を商品名の先頭近くに置く形を推奨しています。
楽天は、商品情報の品質に加えて、商品・ショップの実績なども検索順位の評価軸として説明しています。商品名変更だけによる順位上昇幅や、元に戻した際の順位回復の保証は、公開情報では確認できません。
評価軸は、楽天の検索順位を決定する基本的な事項を参照してください。
一方、RPPは商品名などの変更が広告原稿に連動し、RMS情報の変更は24時間以内に反映される案内です。これは掲載保証ではなく、自然検索やCSV処理の反映時間として流用できる数値でもありません。
詳細は楽天の検索連動型広告の説明で確認できます。変更日時と検索語、流入、価格、在庫、特典、広告設定を記録し、同時に変わった条件も含めて評価します。
CSV商品一括編集を解約する前の注意点
セール後に解約する場合は、復元用CSVの送信だけで終えず、全ページへの反映完了を確認します。
未反映データの再申込時の扱いは、RMSのマニュアル間で説明が食い違っています。
| 記載されている扱い | 店舗側の対応 |
|---|---|
| 再申込時に未反映データは削除される | 削除される前提で復元を後回しにしない |
| 再申込時に未反映データが反映され、上書きされる | 古いデータが残らない前提で解約しない |
どちらかの記載に依存せず、全ページの反映を確認してから解約する運用が安全です。
よくある質問(FAQ)
商品名の一括変更では、料金、文字数、復元方法、反映時間を切り分けて確認すると判断しやすくなります。
Q1 商品名のCSV一括変更は無料でできますか
CSV商品一括編集機能は申込制で、月額11,000円(税込)が必要です。未使用でも料金が発生し、月途中の開始でも満額請求です。
Q2 商品名は何文字まで入力できますか
通常商品・予約商品は255byte、頒布会商品は127byteです。全角・半角で計算が異なり、半角カナも1文字1byteとは限りません。
Q3 商品名にセール文言を入れてもよいですか
楽天の商品名登録ガイドラインでは、販促文言は原則キャッチコピー欄へ入力する案内です。中古などの注意文言とは扱いを分けてください。
Q4 セール後は追加した文字列を削除すれば戻せますか
変更前の商品名を保存し、その値へ戻す方法を基本にします。途中の修正を確認し、括弧付きの注意文言まで一律に削除しないでください。
Q5 アップロードすると検索結果もすぐ変わりますか
自然検索について、一律の反映保証時間は公開情報では確認できません。RPPの24時間以内という案内を流用せず、表示先ごとに確認してください。
店舗の「次の一手」を一緒に進めるなら
AI社員アプリ・運営代行・ECコンサルまで、現場を知るチームがワンストップで伴走します。
西尾 勝太株式会社ラクダ 代表
楽天SOY 2年連続受賞 / 楽天NATIONSリーダー店舗 / 楽天NATIONS AIエバンジェリスト
楽天市場の月商を5年で200万円→2億円に伸ばした現場の実践者。売れるECの方程式にAIを重ね、EC事業者の「次の一手」に伴走しています。
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