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楽天のお気に入り登録を増やすには|店舗側でできる導線と、効果の確かめ方

お気に入り登録を増やすには、商品説明の末尾などで、保存する理由と「お気に入りに追加」の操作を伝えます。 まずは比較検討される商品を選び、案内の位置か文言を一つ変えて、変更前後の数字を比べましょう。 効果はR-Karteの商品ページ分析の「お気に入り登録ユーザー数」で確かめます。再入荷通知は別の設定です。
お気に入りの仕組みと通知

お気に入りは購入候補を保存する機能で、関連するお知らせと組み合わせて再訪を促すきっかけになります。
| 機能・通知 | 確認できる仕組み | 店舗が案内する際の注意 |
|---|---|---|
| お気に入り保存 | 気になる商品やショップを保存し、あとで見返せます | 登録による購入や値下げを約束しません |
| 値下げ・ポイントアップ・クーポン | 楽天市場トップページの「お知らせ」で情報を受け取れます | 全登録者への即時配信を保証しません |
| 再入荷通知 | 専用の設定後、再入荷時にメールと「お知らせ」で通知されます | お気に入り登録とは別の操作です |
| アプリの商品情報通知 | 再入荷・値下げ・ポイントアップ・クーポン情報を扱います | 端末側とアプリ内の通知設定が関係します |
通知の種類は、楽天のお知らせ機能の説明とアプリ通知の説明で確認できます。
通知に必要な値下げ幅や配信までの時間は、公開情報では確認できません。お気に入り登録数を、プッシュ通知が届く人数として扱わないようにします。
商品とショップのお気に入り登録の違い
商品を再検討してもらうなら商品登録を、お店を再訪してもらうならショップ登録を案内します。
| 登録対象 | 利用者の目的 | 案内が合う場面 |
|---|---|---|
| 商品 | 比較中の商品や購入候補を見返します | サイズや用途を説明したあとに案内します |
| ショップ | 気に入ったお店を探し直します | 品ぞろえや店舗の特徴を紹介して案内します |
登録には楽天会員登録が必要で、上限は商品とショップそれぞれ5,000件です。商品を登録しても、ショップまで登録したと決めつけないようにします。楽天市場ヘルプ「登録について」
案内を置く場所

まずはサイズ・素材などの説明を読み終える位置に、あとで比較できるメリットと登録操作を案内します。
| 設置候補 | 伝える内容 | 置くときの注意 |
|---|---|---|
| 画像の下 | 見た商品をあとで見返せることを伝えます | 編集できない位置なら、近くの説明欄を使います |
| 説明文の最後 | 比較検討中の商品を保存する方法を伝えます | 配送・返品などの情報を探しにくくしません |
| スマホの説明文 | 短い文で保存のメリットを伝えます | 実機で文字の大きさと改行を確認します |
| 購入後のメール | 次回も商品や店舗を探しやすくする方法を伝えます | 配信目的と広告宣伝ルールを先に確認します |
配置ごとの効果や共通の最適位置は、公開情報では確認できません。購入判断に必要な説明を整え、変更前の説明文を控えてから試します。
RMSで案内文を追加する手順
RMSのマニュアルでは、既存商品は「商品一覧・登録」から編集します。
- 「店舗設定」→「商品管理」→「商品編集」→「商品一覧・登録」と進みます。
- 商品管理番号などで対象を検索し、その商品の「編集」を押します。
- 「ページデザイン」の「PC用商品説明文」「スマートフォン用商品説明文」に案内を入れます。
- 「更新する」を押し、変更日・掲載位置・文言を記録します。
- PC・スマホのブラウザ・アプリで、案内と登録操作を確かめます。
PC用だけを直しても、スマホ用の説明文を直したことにはなりません。両方の入力欄を点検してください。
スマホの商品ページで確認すること
スマホでは、案内の文字が読めるか、どこを押せば登録できるかを、ブラウザとアプリの実機で確かめます。
| 確認項目 | 店舗側で確認する内容 |
|---|---|
| 文字 | 画像を縮小しても、案内と条件を読めるか確認します |
| 操作の説明 | ハートの絵だけに頼らず、登録対象を文字で示します |
| 表示位置 | 購入・問い合わせなどの操作を妨げないか確認します |
| 利用環境 | スマホのブラウザとアプリで表示を確認します |
RMSのマニュアルでは、検索結果のお気に入り登録ボタンはPCに表示され、スマホ・アプリには表示されません。PCの検索結果を基準に操作位置を案内せず、商品ページで確かめます。
自作の案内リンクは、商品ページへ移動するだけなのか、登録まで進めるのかを押して点検します。ページへ移動するリンクを「登録完了」と表示してはいけません。
RMSの「商品ページを見る(スマートフォン)」は店舗の確認用です。このURLは案内リンクやメールに転用せず、実際の商品URLを使います。
通知の条件はメリットの説明の近くに置き、スマホで小さくなりすぎないか確認します。案内文を増やした結果、商品の特徴が読みにくくなっていないかも点検します。
お気に入り登録を促す文言の例
案内文は、保存・お知らせ・再入荷通知のどの機能を使うのかが伝わる内容にします。
以下は公式仕様を踏まえた文案例で、実際の商品や表示状態に合わせて使います。
| 利用者の状況 | 文言の例 | 添える条件・注意 |
|---|---|---|
| 比較中 | 「あとで比較したい方は、商品ページの『お気に入りに追加』をご利用ください」 | 商品のお気に入りを案内します |
| イベント前 | 「購入候補をお気に入りに保存して、あとで見返せます」 | 未確定の値下げを予告しません |
| 商品情報を知りたい | 「値下げやポイントアップなどの情報を、お知らせで確認できます」 | 値下げそのものを約束しません |
| 売り切れ商品を待っている | 「『再入荷』から通知を設定すると、再入荷のお知らせが届きます」 | 設定によって通知されない場合もあります |
| 店舗を気に入った | 「またお店を探しやすいよう、ショップをお気に入りに」 | 商品登録と区別して伝えます |
保存や比較の説明は、楽天のお気に入り活用ガイドに沿った案内です。「登録すれば必ず安く買える」など、機能を超える約束は避けます。
再入荷のお知らせを案内する手順
売り切れ商品の案内では、お気に入り登録とは別に、商品選択欄の「再入荷」から通知を設定してもらいます。
- 商品選択欄に「再入荷」が表示されていることを確かめます。
- 「再入荷」を選び、「再入荷通知を受け取る」から設定へ進みます。
- 「再入荷お知らせ設定をする」を押し、設定完了の表示を確認します。
- 再入荷時には、楽天会員情報のメールアドレスと「お知らせ」に通知されます。
この設定は楽天会員向けで、「再入荷」が表示されている場合に利用できます。すべての商品が再入荷するとは限らず、ショップや商品の設定によって通知されない場合もあります。
通知後でも購入時には売り切れている可能性があるため、在庫確保を約束する文言は避けます。楽天市場ヘルプ「再入荷のお知らせを受け取りたい」
お気に入り登録を条件にした特典の可否
店舗独自の登録特典は一律に可否を断定できないため、具体的な企画内容を規約で確かめます。
| 論点 | 確認結果と店舗の対応 |
|---|---|
| クーポン情報の通知 | お気に入りに関連するお知らせとして案内されています |
| 楽天公式の登録特典 | 対象商品を登録するポイント企画の実施例があります |
| 店舗独自の特典 | 一律の許可・禁止を裏付ける条件は確認できないため、規約で確かめます |
楽天公式には、2026年10月17日10時から19日23時59分までの商品登録企画がありました。エントリーなどの条件があり、ショップのお気に入り登録は対象外です。
この実施例は、店舗独自の企画が認められる一般的な根拠にはできません。楽天公式キャンペーン詳細
RMSのマニュアルでは、クーポンの利用条件の明示と、虚偽・誇大な告知の禁止を定めています。付与への対価を得る行為も禁止していますが、登録行為が対価に当たるかは確認できません。ショップクーポンガイドライン収録PDF
登録対象、特典内容、購入条件、登録の確認方法、告知文面を整理してから確認します。RMSの管理画面内の規約を確認し、判断できなければ楽天の店舗向け窓口へ問い合わせます。
購入後メールで案内するときの注意
購入後メールに案内を入れる場合も、取引連絡の主目的と楽天の広告宣伝ルールを守る必要があります。
| メールの目的 | 確認すること |
|---|---|
| 販促を主目的に送る | 原則としてR-Mailを利用し、配信対象条件を確認します |
| 注文・発送などを知らせる | 広告が取引連絡に付随する内容か確認します |
| 到着・不具合を確認する | 送信時期、取引との関係、重複送信の有無を確認します |
楽天のガイドラインは、到着・不具合確認の「相当な期間」を原則として商品発送後3週間以内としています。ただし商品の性質や取引内容によって異なり、期間内なら無条件に送れる規定ではありません。
同趣旨の重複送信や、広告を主目的とする送信も禁止されているため、登録依頼だけのメールを取引連絡として追加しません。楽天のメール広告宣伝ガイドライン収録PDF
お気に入り登録は、広告メールの配信への同意とは別です。掲載条件を満たすメールに添えるなら、次のような短い案内が考えられます。
次回も商品を探しやすいよう、商品ページの「お気に入りに追加」をご利用いただけます。
効果の確かめ方
期間内に登録した人数は「お気に入り登録ユーザー数」で確認し、アクセス人数・転換率と並べて読み取ります。
ここで確認するのは商品単位の数値です。ショップのお気に入り登録の効果測定には流用しません。
RMSのマニュアルでは、商品分析は「商品ページ分析」に名称変更されています。確認は次の順に進めます。
- 「データ分析」→「アクセス・流入分析」→「商品ページ」を開きます。
- 期間を選び、端末は「すべて」にそろえ、商品管理番号で対象商品を確認します。
- 「グループ選択」で「お気に入り・在庫」の項目を表示し、「データ更新日」が比較期間をカバーしているか確かめます。
| 見る項目 | 数値の意味・読み方 |
|---|---|
| お気に入り登録ユーザー数 | 指定期間内に対象商品を登録したユーザー数です |
| お気に入り総ユーザー数 | 指定期間にアクセスまたは売上があった最終日時点の登録総人数です |
| アクセス人数 | ページ訪問開始から30分以内の訪問を1と数えます |
| 未購入アクセス人数 | 商品ページへアクセスし、購入に至らなかったユーザー数です |
| 転換率 | 通常購入と初回定期購入の売上件数を、アクセス人数で割った値です |
| 在庫数 | 期間内にアクセスまたは売上があった最終日時点の値です |
| 在庫0日日数 | 在庫0と計測された日の合計で、日次指定では表示されません |
| データ更新日 | 取得された最新データの日付を確認します |
「お気に入り総ユーザー数」の前後差は、期間内に登録した人数とは別です。また、転換率は店舗カルテの主要指標で使う転換率と定義が異なります。
お気に入り登録と在庫のデータは端末別に集計されません。 PC・アプリ・スマートフォンを選び直しても、「すべて」と同じ数値が表示されます。
そのため、スマホの説明文だけを変えても、登録数をスマホ由来として切り出すことはできません。変更した箇所と集計できる範囲を分けて、施策の結果を読み取ります。
登録数を増やす施策の比較方法
導線の効果は、同じ商品の変更前後で期間や販売条件をそろえ、アクセス増加の影響も含めて判断します。
- 対象商品を選び、変更前の登録数・アクセス人数・転換率を記録します。
- 掲載位置か文言など、比較したい要素を絞って変更内容を残します。
- 同じ長さの期間で比較し、広告・値下げ・イベント・欠品も記録します。
- 変更していない類似商品の動きも見て、店舗全体の変化と照らします。
- 登録数が増えても、購入や売上への貢献が証明されたとは断定しません。
例えば、登録人数が10人から20人に増えても、アクセス人数も100から200に増えたなら、どちらも比率は10%です。これは架空の例で、案内が改善したとは数字だけで判断できません。
比較用に「お気に入り登録ユーザー数÷アクセス人数」を使う場合は、端末を「すべて」にそろえます。店舗独自の比率であり、R-Karte公式の登録率や、訪問者が登録した確率を示すものではありません。
比率が上がっても欠品や値下げが重なっていれば、案内だけの効果とはいえません。条件が近い期間でもう一度比べてから、ほかの商品へ広げます。
以下は「商品ページ分析」の一覧画面の条件です。詳細画面の期間指定とは区別してください。
| データを扱う条件 | 確認できる範囲 |
|---|---|
| 日次の期間指定 | 最大32日間で、データ量によって自動的に絞られます |
| 月次の期間指定 | 最大13カ月間を選択できます |
| 画面の一覧 | アクセス人数の多い上位10,000商品のみ表示されます |
| CSV | 全商品CSVの項目・件数を指定し、商品別の日次・月次データも取得できます |
売上金額はクーポン値引き前の金額なので、実収入との違いにも注意します。共通の目標登録率は公開情報では確認できないため、自店の過去実績を比較基準にします。
よくある質問(FAQ)
お気に入り施策では、登録対象・通知条件・集計定義を分けて考えると、案内と効果測定の誤りを防げます。
お気に入り登録だけで再入荷メールも届きますか?
再入荷通知は別の設定が必要なので、商品選択欄の「再入荷」から登録するよう案内します。設定によって通知されない場合があり、入荷や購入を保証するものではありません。
お気に入り登録者全員に値下げ通知が届きますか?
全登録者への到達保証や即時配信の条件は、公開情報では確認できません。アプリでは端末側とアプリ内の通知設定も関係するため、必ず届くとは案内しません。
お気に入り登録でクーポンを配ってもよいですか?
店舗独自の施策を一律に認める条件は確認できないため、企画ごとに規約で確かめます。楽天公式のキャンペーン実施例だけを根拠に、自店でも可能とは判断しません。
R-Karteで期間内の登録人数は確認できますか?
商品ページ分析の「お気に入り登録ユーザー数」で、指定期間内に登録した人数を確認できます。「お気に入り総ユーザー数」とは定義が異なるため、分けて記録します。
お気に入り登録を増やすと検索順位も上がりますか?
登録数を増やせば順位が上がるという因果関係は、公開情報では確認できません。検索の関連性を判定するロジックは非公開なので、順位上昇を約束する施策にはしません。
商品ページを削除して作り直しても、登録は引き継げますか?
別ページへの登録の引き継ぎは確認できません。楽天の公開ヘルプでは、削除した商品はお気に入りで「最新の情報ではありません」と表示されます。案内文を変えるだけなら既存商品を編集し、削除・再登録は避けます。楽天市場ヘルプ「最新情報の表示について」
店舗の「次の一手」を一緒に進めるなら
AI社員アプリ・運営代行・ECコンサルまで、現場を知るチームがワンストップで伴走します。
西尾 勝太株式会社ラクダ 代表
楽天SOY 2年連続受賞 / 楽天NATIONSリーダー店舗 / 楽天NATIONS AIエバンジェリスト
楽天市場の月商を5年で200万円→2億円に伸ばした現場の実践者。売れるECの方程式にAIを重ね、EC事業者の「次の一手」に伴走しています。
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