ホーム > 楽天店舗・RMS
楽天の再入荷お知らせの設定と在庫連動|通知が送られる条件・再入荷リストの見方・入荷を売上につなげる運用

再入荷お知らせは、在庫切れの商品ページで購入者が登録し、店舗が在庫を1以上に戻すと楽天から通知が届く仕組みです。通知を送るには、対象商品・SKUの販売状態とボタン設定を整え、正しい順序で在庫を更新します。
店舗では「再入荷お知らせリスト」で希望者の人数を確認し、入荷後は通知した人数と送信日を確認できます。登録数を仕入れ判断に活用しながら、入荷告知・クーポン・納期表示を在庫反映前に準備しましょう。
楽天 再入荷お知らせの設定方法
再入荷お知らせは、商品・SKUにボタンを表示する設定を行い、在庫切れ時に購入者の登録を受け付けます。
再入荷お知らせボタンの表示は、RMSのシングルSKU・マルチSKUの商品ページ登録画面で設定するか、CSV商品一括編集機能(normal-item.csv)でまとめて設定します。SKU単位で有効・無効を分けられるかは公開情報では確認できません。
- 対象商品がシングルSKUかマルチSKUかを確認し、RMSの商品登録・編集画面で対象商品を開きます(設定項目の名称は公開情報では確認できないため、画面の案内に従います)。
- 商品・SKUの再入荷お知らせボタンを表示する設定にし、在庫切れ時の商品ページを確認します。
- 購入者が希望する色・サイズなどを選んだときに、再入荷の登録導線が表示されるか確認します。
購入者は楽天会員登録が必要で、公式FAQでは次の順序で通知希望を設定するよう案内されています。
| 順序 | 購入者の操作 |
|---|---|
| 1 | 商品ページの「再入荷」を選択 |
| 2 | 「再入荷通知を受け取る」を選択 |
| 3 | 「再入荷お知らせ設定をする」を押す |
| 4 | 設定完了の表示を確認 |
公式ガイドには確認ボタンが「はい」の画面例もあるため、自店の表示を確認して操作を案内します。
再入荷通知が送られる条件とタイミング

再入荷通知を送るには、通知希望の登録がある商品・SKUを販売中にしたうえで在庫数を更新します(在庫切れの状態から在庫を追加する)。
| 確認項目 | 通知される条件・扱い |
|---|---|
| 対象 | 在庫切れの商品・SKUについて通知希望が登録されている |
| ボタン設定 | 再入荷お知らせボタンをつける設定になっている |
| 在庫数の変化 | 販売中に変更した後、在庫切れの商品(SKU)の在庫数を更新する |
| 操作順序が逆の場合 | 在庫を増やしてから倉庫・闇市を販売中に変更しても送信されない |
| 闇市状態 | 送信されない(案内に明記) |
| 通知先 | 購入者のみに通知され、店舗への通知はない |
| タイミング | 通知まで数時間かかる場合がある |
通知まで数時間かかる場合があると案内されているため、在庫更新と同時に購入者へ届くことを前提に告知しないでください。
マルチSKU商品は商品単位の倉庫指定だけで判断せず、在庫を戻すSKUの販売状態まで確認します。
| 商品単位の倉庫指定 | SKU倉庫指定 | 再入荷お知らせ |
|---|---|---|
| 販売中 | 全SKU販売中 | 送信される |
| 倉庫 | 一部SKU販売中・一部SKU倉庫 | 販売中のSKUは送信される |
| 倉庫 | 一部SKU販売中・一部SKU倉庫 | 倉庫のSKUは送信されない |
| 倉庫 | 全SKU倉庫 | 送信されない |
商品単位で倉庫に入っていても、販売中のSKUへ在庫を戻すと通知される点に注意が必要です。
再入荷お知らせリストの見方と登録人数
登録人数は、RMSの「再入荷お知らせリスト」にある「入荷待ち商品」で商品や選択肢と照合できます。
- RMSの管理画面で「店舗設定」→「1 商品管理」→「再入荷お知らせリスト」へ進みます。
- 最初に表示される「入荷待ち商品」で、対象の「商品名」と「商品管理番号(商品URL)」を確認します。
- 「項目選択肢」がある場合は内容を確認し、「お知らせを希望しているユーザーの人数」を読み取ります。
- 「最新登録日」を確認し、必要に応じて各商品のリンクから商品ページや商品情報編集画面を開きます。
- 在庫更新後は「入荷連絡済み商品履歴」を開き、通知したユーザーの人数と「送信日」を確認します。
| 表示項目 | 入荷待ち商品 | 入荷連絡済み商品履歴 |
|---|---|---|
| 人数 | お知らせを希望しているユーザーの人数 | お知らせを通知したユーザーの人数 |
| 商品の識別 | 商品名、商品管理番号(商品URL) | 商品名、商品管理番号(商品URL) |
| バリエーション | 項目選択肢(設定されている場合) | 項目選択肢(設定されている場合) |
| 日時 | 最新登録日 | 送信日 |
「最新登録日」は、ユーザーが最後に再入荷のお知らせボタンをクリックした日時を示しています。通知が行われると対象商品は履歴側へ移動し、通知した人数と日時を確認できるようになります。
履歴へ移動した商品が再び「入荷待ち商品」に現れた場合は、再度欠品し、新たな入荷待ちがある状態です。登録人数を確定注文数とは考えず、欠品前の販売実績や入荷後の売れ行きと合わせて判断しましょう。
再入荷お知らせが届かない原因と商品変更
在庫を戻しても通知されない場合は、販売状態の変更順序、ボタン設定、商品の削除履歴を確認します。
| 操作・状態 | 通知への影響 |
|---|---|
| ボタンをつけない設定に変更 | その後に在庫を更新しても送信されない |
| 在庫変更直後にボタンを非表示化 | 処理タイミングのずれにより送信されない場合がある |
| ボタンを再びつける設定へ変更 | 在庫を増やすと過去の登録者にも送信される |
| 通常在庫と項目選択肢別在庫の間で在庫タイプを変更 | 別の商品と認識され、送信されない |
| 項目選択肢在庫を削除・再作成 | 同一の商品と認識されず、送信されない |
| 商品を削除し、同じ商品管理番号で再登録 | 同一の商品と認識されず、送信されない |
| 納期情報や項目選択肢を変更 | 同一の商品と認識され、在庫追加時に送信される |
項目選択肢の変更と項目選択肢在庫の削除は扱いが異なるため、編集時に操作内容を確認します。登録済みの需要を引き継ぎたい場合は、商品や項目選択肢在庫を削除する前に影響を点検しましょう。
再入荷を売上につなげる告知とクーポン運用

入荷前に商品情報と販促条件を整え、販売可能な在庫をまとめて反映する運用をおすすめします。
以下は、商品ページの案内と公開されているクーポン機能を組み合わせた、店舗向けの運用提案です。
| 施策 | 実施内容 | 注意点 |
|---|---|---|
| 入荷予定の告知 | 確定・見込み・未定を区別し、入荷する色やサイズを記載 | 入荷予定と発送予定を混同しない |
| 再入荷登録の案内 | 自店の商品ページに表示される登録方法を説明 | 登録による在庫確保や購入を約束しない |
| 入荷時のクーポン | RaCouponで自店舗用クーポンを発行し、商品ページで案内 | 対象商品、利用期間、購入金額、利用回数などを照合 |
| 在庫を小分けにしない | 販売に回せる数量を確認し、まとめて反映 | 通知の反復を狙った在庫操作をしない |
| 入荷後の振り返り | 登録人数、通知人数、販売実績を確認 | 再入荷後の売上すべてを通知効果とみなさない |
少量ずつ在庫を戻すと、通知を見た購入者が再来店した時点で再び欠品している可能性があります。検品や出荷能力を踏まえて販売可能数を決め、在庫反映前に商品説明とクーポン案内を整えましょう。
再入荷通知メールへのクーポン自動挿入や、通知登録者限定の自動配布は、公開情報では確認できません。クーポンは商品ページで条件を確認できるようにし、通知到着時刻を固定した販促計画は避けます。
楽天の在庫設定と納期情報のガイドライン
全商品ページ・SKUに適切な在庫と納期を設定し、表示した納期で対応できる数量を登録します。
RMSでは「店舗設定」→「1 商品管理」→「商品一覧・登録」から対象商品の編集画面へ進みます。在庫数と納期は「在庫・配送」タブで設定し、マルチSKUでは在庫設定前にSKUを確定します。
| 商品の種類 | 設定する在庫数 |
|---|---|
| 直ちに発送可能な商品 | 表示納期で発送可能な数 |
| 受注発注商品 | 店舗の処理可能数と発注先の受注能力を踏まえた、表示納期で発送可能な数 |
| 受注生産商品 | 表示納期までに生産を完了し、発送可能な数 |
| ラッピング・値引きなどのオプション用商品 | 表示納期で対応可能な数、またはサービス提供の予定上限数 |
| サービスなどの役務系商品 | 表示納期で提供可能なサービス単位や講義の数 |
在庫数を未入力で登録してもエラーにはならず、在庫数0になるため、保存後の数値も確認します。更新時は「更新後の在庫数」、または「+/-」による現在数からの増減値を指定できます。
納期欄には納期以外の情報を入れず、再入荷告知やクーポン案内は商品説明などで伝えましょう。
| 表示場面 | 適切な表示例 | 不適切な表示例 |
|---|---|---|
| 商品発送予定日 | 1~2営業日以内に発送予定、1週間以内に発送予定、1~2週間以内に発送予定 | 入荷次第発送、発送日未定、発送日は別途ご連絡、〇日以降順次発送 |
| 在庫切れ時の注文受付における所定の納期案内 | 納期は1~2営業日以内にお知らせします | 納期未定 |
在庫共有によって欠品やキャンセルの可能性がある場合は、その事情を商品ページに明確に表示します。発送が遅れるときは当初の発送予定日前に通知し、遅延によるキャンセルは速やかに受け付けます。
また、お届け日を約束できない商品として楽天が定義する対象には、審査と非製品属性タグの設定が必要です。該当するⅡ-1-ウへの違反は、禁止行為のⅡ-(3)-11に該当し、違反点数35点となる場合があります。
在庫切れ時の出荷リードタイムと「未定」の注意点
「未定」で登録できるという操作案内と、日数を求めるガイドラインを区別して設定を判断します。
| 確認箇所 | 記載内容 |
|---|---|
| RMSの管理画面内の在庫切れ時の案内 | 「在庫切れ時」の「出荷リードタイム」は「未定」で登録できる |
| ガイドラインⅡ-1-ア | 対象商品の出荷リードタイムは「未定」ではなく「日数」を選択する |
| ガイドラインⅡ-2 | お届け日を約束できる商品の在庫切れ時は、在庫あり時より余裕を持った日数を入力する |
登録可能な値と遵守すべき設定には記載差があり、「保存できたので適切」とは判断できません。安全側の運用として、日数を求められる商品は実現可能な日数を設定し、迷う場合は適用条件を確認します。
「在庫あり時のお届けの目安」は常に必須で、欠品中も注文を受ける場合は在庫切れ時の設定も必要です。在庫切れ時に受注した具体的な納期は店舗から個別に知らせ、通知後のキャンセルにも配慮します。
在庫連動後の商品ページと注文画面の確認
在庫反映後は購入者と同じ状態で商品ページを開き、注文ステップの納期と配送希望日を確認します。
- 再入荷した商品ページを開き、対象の色・サイズなどと表示されている納期を確認します。
- 「注文」または「買い物かごに入れる」を押し、注文を確定せずに確認を進めます。
- 注文ステップに「最短お届け可能日・お届けの目安」が表示されていることを確認します。
- 配送希望日を確認し、ほかの商品と同時購入した場合の表示も必要に応じて点検します。
地域別の最短お届け可能日には、事前の「出荷リードタイム設定」と「配送リードタイム設定」が必要です。SKUごとに納期が異なる場合は「SKU毎に入力」へ切り替え、商品単位の同一設定と区別します。
| 注文する商品の状態 | 注文画面での扱い |
|---|---|
| 最短お届け可能日が未設定 | 配送日を指定できない |
| 納期登録済みと未登録の商品が混在 | 「ショップからの連絡をお待ちください」と表示 |
| 納期未登録の商品だけ | お届けの目安欄は表示されない |
| 最短お届け可能日が6月5日と6月9日 | 遅い商品に合わせ、配送希望日は6月9日から選択可能 |
再入荷後の発送通知と配送情報の登録期限
再入荷後に注文を受けたら、再入荷通知とは別に発送日と配送情報を登録し、購入者へ配送状況を伝えます。
| 登録項目 | 期限・上限・注意点 |
|---|---|
| 発送日 | 発送当日の概ね21時頃までに登録 |
| 発送通知 | 毎時集計して発信し、過去の日付では自動通知されない |
| 発送日の件数 | 送付先単位で最大20件、21件以上なら最遅の発送日を必ず登録 |
| 発送日の指定範囲 | 注文日より12カ月以上先の日付は登録不可 |
| お荷物伝票番号・配送会社 | 商品配送後1営業日以内に登録 |
発送日を偽ることは禁止されているため、通知を出す目的で実際と異なる日付を登録してはいけません。配送希望日時に沿って手配し、やむをえず対応できない場合は速やかに購入者へ通知します。
よくある質問(FAQ)
再入荷お知らせは在庫確保を保証しないため、受け取り方や確認方法も商品ページで案内すると役立ちます。
再入荷通知はどこに届きますか
購入者には楽天から登録時のメールやアプリの通知として届きます。店舗側は届く経路を選べないので、商品ページの案内文には「再入荷お知らせボタンから登録すると楽天から通知が届く」とだけ書き、店舗から個別に連絡するとは書かないようにします。
通知が届けば必ず購入できますか
通知を受け取っても売り切れている場合があるため、店舗は通知登録による在庫確保を約束しないようにします。
店舗にも再入荷通知が届きますか
通知は購入者のみに届くため、店舗はRMSの「入荷連絡済み商品履歴」で通知人数と送信日を確認します。
購入者は再入荷お知らせを解除できますか
購入者は「再入荷お知らせ管理画面」で登録内容を確認でき、通知設定の変更や削除も行えます。
再入荷お知らせの登録に有効期限はありますか
登録の有効期限や通知回数の上限は、公開情報では確認できませんので、独自の日数や回数を案内しないでください。
店舗の「次の一手」を一緒に進めるなら
運営代行・ECコンサル・AIツールまで、現場を知るチームがワンストップで伴走します。
西尾 勝太株式会社ラクダ 代表
楽天SOY 2年連続受賞 / 楽天NATIONSリーダー店舗 / 楽天NATIONS AIエバンジェリスト
楽天市場の月商を5年で200万円→2億円に伸ばした現場の実践者。売れるECの方程式にAIを重ね、EC事業者の「次の一手」に伴走しています。



