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楽天のクーポンを毎月発行するには|月初・月末・イベント日の繰り返しの段取り

楽天のクーポンを毎月発行するには、前月分をコピーし、日付・条件・獲得URLを当月分に更新します。 RMSのマニュアルでは、配布型クーポンの月次繰り返し設定は案内されていません。 月初・月末・イベント日の予定表に、登録日・告知日・利用期間を分けて記録すると、作業漏れを防げます。
楽天のクーポンは毎月自動発行できるか
配布型クーポンは毎月コピーして登録し、購入後の自動付与が目的ならサンキュークーポンを使います。
RMSのマニュアルでは、既存クーポンの「コピー」で登録情報を流用する手順が案内されています。利用期間を予約することと、翌月分を自動で新規作成することは別です。
| 種類 | 配布のきっかけ | 毎月の運用での役割 |
|---|---|---|
| 配布型クーポン | 店舗が獲得URLなどを案内 | 月初・月末・イベントごとに登録 |
| サンキュークーポン | 条件に合う購入の完了時に自動付与 | 購入者の次回利用を促進 |
サンキュークーポンは購入者の次回利用向けで、月初に来店者へ一斉配布する企画とは用途が異なります。設定時には「クーポン有効期間シミュレーション」で、購入者が使える日程を確認します。
配布型クーポンの登録項目
配布型クーポンは、期間・割引・対象商品・利用上限をまとめて決め、告知内容との一致を確認します。
| 登録項目 | 設定できる内容・注意点 |
|---|---|
| クーポン名・説明文・画像 | 割引内容と店舗が分かる名称にし、当月の案内へ更新 |
| 値引きプラン | 定額値引き・定率値引き・送料無料 |
| 開始日時 | 登録画面を開いた時点の60分後から、登録日の30日後まで |
| 終了日時 | 開始日時から最長3カ月 |
| 公開設定 | 全ユーザに公開、または限定公開で獲得URLを配布 |
| 1ユーザあたりのクーポン利用回数上限 | 全商品対象では買い物回数、商品指定では割引対象の商品個数 |
| クーポンの全利用回数上限 | 全ユーザーが利用できる回数の総数 |
| クーポン併用可否 | 併用可能でも、条件によって併用できない場合あり |
| 利用金額・購入個数条件 | 税込の商品金額、または購入個数で設定 |
| 販売方法条件 | 指定しない・定期購入商品のみ・通常購入商品のみ |
| 対象商品 | 商品管理番号で最大5,000商品まで指定 |
| 獲得条件 | 会員ランク・店舗購入履歴・性別・年齢・誕生月・居住地 |
利用金額に送料や決済手数料は含まず、商品指定では対象外商品の金額・個数も条件に含めません。また、「一定金額ごと」「一定個数ごと」に繰り返し使える条件は設定できません。
対象商品を指定する場合は、次のいずれかを満たす必要があります。
| 選べる条件 | 設定内容 |
|---|---|
| 有効期間を制限 | 14日以内 |
| 全利用回数上限を制限 | 1,000回以下 |
| 獲得対象を制限 | 会員ランクを指定 |
送料無料では対象商品を指定できず、利用には送料区分の設定も必要です。定額値引きは対象商品価格以下にし、サイズ・色などで価格が違う商品は、最低価格も確認します。
会員ランクを指定すると、他の獲得条件は同時に指定できません。定期購入商品のみでは、性別・年齢・誕生月を指定できません。居住地は会員情報の都道府県で判定され、配送先とは異なる場合があります。
前月のクーポンをコピーして作る手順
前月分のコピー後は、日付だけでなく対象商品や利用条件も読み直し、当月分として新規登録します。
- 前月分を探します
RMSの「店舗設定」→「8 クーポン設定」→「クーポン(配布型)」を開きます。前月分が見つからなければ、利用ステータスを「全ての期間」にし、「有効期間開始年月から絞り込む」で探します。
- 「コピー」で新規作成します
一覧の該当クーポンの「コピー」を選びます。前月分の「編集」で日付を延ばす操作とは区別してください。
- 名称・説明・期間を書き換えます
前月の月名を残さず、開始・終了の年月日と時刻を、当月の開催情報に合わせて確認します。
- 割引と対象を見直します
基本情報→利用条件→対象商品→獲得条件の順に、当月の企画と照合します。利用上限・併用可否・公開設定も確認します。
- 対象商品のエラーを確認します
「エラー商品一覧」が出たらダウンロードし、除外理由を確認します。エラー商品が除かれたまま登録を続行できるため、登録成功だけで対象がそろったと判断しません。
- 内容を照合して登録します
バナー原稿と入力内容を照合し、利用規約を確認して同意にチェックを入れ、「登録する」を押します。
- 当月分の獲得URLを配布します
登録完了後の獲得URLをコピーし、バナーやR-Mailのリンクを差し替えます。画像の日付だけ更新し、リンクを前月分のまま残さないようにします。
RMSのマニュアルでは、新規登録・変更した商品の指定可否の反映に、最大24時間かかることがあります。存在しない商品、頒布会商品、予約商品、注文ボタン非表示の商品などは除外されます。
「店舗購入履歴」は獲得前日までのデータで判定され、反映に最大48時間かかる場合があります。「昨日購入した人なら必ず獲得できる」といった案内は避けます。
毎月のクーポンの年間予定表

年間予定表には固定日を先に入れ、開催日が変わるイベントは公式発表後に日時を追記して管理します。
次の表は年間の管理案であり、店舗独自企画と、楽天が開催するイベントの日程を分けて記録します。
| 年間の対象月 | 企画 | 日程の扱い | 店舗側で先に決めること |
|---|---|---|---|
| 1〜12月 | 月初クーポン | 店舗独自に設定 | 発行日・有効期間・割引率 |
| 1〜12月 | 月末クーポン | 各月の末日を確認して設定 | 在庫・対象商品・利用上限 |
| 1〜12月 | ワンダフルデー | 毎月1日、0時開始 | 月初企画とまとめるか判断 |
| 1〜12月 | 5と0のつく日 | 5・10・15・20・25・30日、各日00:00〜23:59 | 2月の30日は除外 |
| 各回の発表後 | お買い物マラソン | 公式発表の開始・終了日時 | 全期間用か時間帯限定か |
| 3・6・9・12月 | スーパーSALE準備枠 | 過去の開催実績に基づく準備月 | 将来の日程は各回の発表で確定 |
固定日はワンダフルデーと5と0のつく日の公式案内で確認できます。スーパーSALEの準備月は、楽天公式の開催実績に基づく目安です。将来の開催確定日ではありません。
お買い物マラソンは公式開催スケジュールで、日付だけでなく開始・終了時刻も確認して転記します。前月と同じ時刻と決めつけないでください。
予定表には、各企画の登録担当・確認担当・告知先・獲得URLも記録します。イベントが重なる日は「新規発行・既存分で対応・見送り」の判断を残すと、発行忘れと意図的な見送りを区別できます。
月初・月末クーポンの発行日と有効期間
発行日・告知日・利用開始日時を別々に管理し、登録可能な範囲に入ってから翌月分を作成します。
年間予定を立てても、配布型クーポンの開始日時は登録日の30日後までなので、年内分を一括登録する運用はできません。
月初0時に開始したい場合、当日0時に登録を始めても間に合いません。開始日時は、最短でも登録画面を開いた時点の60分後からです。社内運用の例として、前月最後の営業日までに登録・照合を済ませる締切を設けます。
| 作業 | 月次運用の段取り |
|---|---|
| 年間計画 | 企画の枠と割引方針を決める |
| 当月の準備 | 公式日程と在庫を確認し、発行日・期間・条件を確定 |
| 登録・確認 | 開始日時の設定範囲に入り次第作成し、告知前に照合 |
| 開始後 | 表示・適用条件・利用上限を確認 |
| 終了後 | バナーを撤去し、実績と翌月の変更点を記録 |
楽天イベントの事前告知は、RMSの「ポイント&クーポン キャンペーン開催情報」で告知解禁日を確認します。RMSのマニュアルでは、同ページに解禁日の記載がなければ、原則として開始前の告知を控える案内です。プレ期間のクーポン獲得と、本期間の利用も分けて確認します。
発行後に確かめること

発行後は、管理画面の登録内容、当月の獲得URL、利用開始後の購入画面の順に確認します。
| 確認対象 | 確かめること |
|---|---|
| 管理画面 | 当月分の名称・期間・割引・公開設定が予定表と一致するか |
| 対象商品 | 指定した商品管理番号、除外エラー、欠品や販売方法の変更 |
| 獲得先 | バナーやメールが当月分の獲得URLへ移動するか |
| 利用条件 | 税込金額・個数・会員条件・開始終了日時・併用可否 |
| 枚数・利用回数 | 全利用回数上限、1ユーザー上限、獲得数と利用数 |
| 商品ページでの表示 | 利用開始後のおトク情報ポップアップと案内内容 |
| 利用時の表示 | 利用開始後に選択でき、想定した割引額が表示されるか |
| 終了後の告知 | 期限切れバナーや前月分へのリンクが残っていないか |
「枚数」は獲得数と利用回数を区別し、獲得済みでも全体の利用上限に達すると使えないことを踏まえます。
ポップアップに出ない場合は、ログイン状態→利用期間→表示条件の順に確認します。RMSのマニュアルでは、開始前や送料無料のクーポン、最低購入個数条件があるクーポンなどは表示されません。表示がないことだけで登録失敗と判断しないでください。
RMSのマニュアルには、まとめ買いクーポンの誤発行例が掲載されています。「対象商品3点購入で1,000円引き」で1ユーザー上限を3回にすると、3,000円引きになります。合計1,000円引きにしたい場合は、上限を1回にします。
特定ユーザー向けは「限定公開(クーポン獲得URLを配布)」を選びます。ただし、URLが拡散される可能性はあるため、限定公開だけで配布相手を制限できるとは考えません。
クーポン設定ミスの直し方
設定ミスを見つけたら、受領後の変更・取消しは原則禁止と考え、獲得状況と開始60分前の期限を確認します。
| 時点 | 管理画面上で可能な操作 |
|---|---|
| 開始日時の60分前まで | 全項目の編集、削除 |
| 開始前60分を切った後・有効期間中 | 公開設定のみ変更 |
| 有効期間終了後 | 編集不可 |
操作可能な期限内でも、受領後に自由に条件を変えられるわけではなく、ガイドライン上の制限が優先します。
告知内容と実際の発行内容の相違に気づいた場合に限り、開始日時の60分前まで設定変更が認められています。
- 誤りと影響範囲を整理します
誤った設定、告知内容、開始日時、獲得・利用状況を記録し、変更可能な状況かを確認します。
- 修正できる場合に正しく直します
RMSの管理画面で該当クーポンを修正し、削除する場合は元に戻せないことも確認します。
- 獲得ユーザーへのお詫びを掲示します
商品指定なら商品ページ、全商品対象なら店舗トップに掲載し、再発行した場合は正しいリンクも案内します。
- 運営への影響が重大なら相談します
内容変更や取消しができず重大な支障が出る場合は、担当のECコンサルタントに相談します。
公開設定の変更を、獲得済みクーポンの無効化として扱わず、不明点はRMSコールセンターにも確認します。
クーポン利用料と翌月の割引率の見直し
翌月の割引率は利用数だけで決めず、値引き後の売上から原価・送料負担・利用料などを引いた利益で判断します。
通常のショップクーポンは、店舗全体の月間利用50枚までシステム利用料がかかりません。51枚以上は50枚分を控除し、残りの利用枚数に1枚50円(税別)がかかります。楽天公式の料金規定
無料枠はクーポンごとに付くものではなく、発行・獲得だけでは利用料は発生しません。RMSのマニュアルの例では、月間利用80枚なら(80−50)×50円=1,500円(税別)です。
| クーポンの対象 | 利用枚数の数え方 |
|---|---|
| 店内全商品 | クーポンを使った注文1回につき1枚 |
| 対象商品指定 | 注文数ではなく、クーポンを使った商品点数 |
サンキュークーポンは無料期間中で、一部広告に紐づくクーポンにも請求対象外のものがあります。適用条件はRMSの「ショップクーポン料金プラン」、最終的な請求額はBillPay(WEB帳票閲覧システム)で確認します。
次の見直しは、店舗で実績を振り返る際の判断例です。
| 実績 | 翌月の見直し |
|---|---|
| 獲得が少ない | 割引率を変える前に掲載場所とリンクを確認 |
| 獲得されても利用が少ない | 金額条件・対象商品・在庫・期間を点検 |
| 売上が増えて利益が減った | 割引率・対象商品・全利用回数上限を見直す |
獲得数・利用数はクーポン一覧、売上は「データ分析」→「販促効果測定」→「クーポン効果測定」で確認します。RMSのマニュアルでは、この売上は「小計+税−クーポン値引き額」です。すでに値引き後なので、利益計算で値引き額を二重に差し引かないでください。
クーポン表示と景品表示法の注意点
毎月の告知では、割引率だけを強調せず、対象者・購入条件・利用上限を分かりやすく併記します。
獲得条件付きクーポンは対象外のユーザーにも案内が見えるため、対象者のみ獲得できる旨を告知に入れます。通常価格を引き上げて大幅値引きに見せる表示や、毎月続ける企画を「今回限り」と示す表現も避けます。
RMSのマニュアルでは、同一条件で連続開催しているクーポンにお知らせを表示します。検出されたものがすべて不当表示になるわけではありません。毎月続ける企画なら、バナーにも「毎月実施」など繰り返す企画であることを明記します。
自店で使う割引券は、取引通念上妥当な基準なら景品類に含まれない場合があります。総付景品の上限をそのまま割引率の上限とはせず、消費者庁の説明に沿って企画を判断します。
よくある質問(FAQ)
毎月の配布型クーポンは前月分をコピーして登録し、作成時期・対象商品・獲得URLを毎回確認します。
毎月1日に自動でクーポンを新規発行できますか?
RMSのマニュアルでは月次繰り返し設定は案内されていません。毎月1日を利用開始日に設定し、前月分をコピーして毎回登録します。
翌月分はいつから登録できますか?
開始日時は登録日の30日後まで設定できるため、予定した利用開始日がその範囲に入ってから登録します。
前月のクーポンは日付だけ変えればよいですか?
対象商品や利用上限、公開設定も照合し、当月分の獲得URLと、バナー・メールの案内をそろえてください。
期限切れのクーポンは延長できますか?
有効期間終了後は編集できないため、新しいクーポンを登録し、終了したバナーやリンクを更新します。
サンキュークーポンは停止すれば使えなくなりますか?
獲得停止で新たな自動付与は止まりますが、停止前に獲得済みのクーポンは、その後も利用可能です。
店舗の「次の一手」を一緒に進めるなら
AI社員アプリ・運営代行・ECコンサルまで、現場を知るチームがワンストップで伴走します。
西尾 勝太株式会社ラクダ 代表
楽天SOY 2年連続受賞 / 楽天NATIONSリーダー店舗 / 楽天NATIONS AIエバンジェリスト
楽天市場の月商を5年で200万円→2億円に伸ばした現場の実践者。売れるECの方程式にAIを重ね、EC事業者の「次の一手」に伴走しています。
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