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最終更新: 2026.10.24

スプレッドシートのグラフの作り方|日別の売上と注文数を1つのグラフで見る

スプレッドシートのグラフの作り方|日別の売上と注文数を1つのグラフで見る

日別表の「日付・売上・注文数」を選び、[挿入]→[グラフ]で1つのグラフにできます。 売上は左軸の縦棒、注文数は右軸の折れ線にすると、単位の違う数字の推移を一緒に確認できます。 楽天市場の受注CSVはそのままグラフにせず、売上の定義と注文の数え方をそろえて日別に集計します。

グラフを作る手順

「グラフを挿入」。1Googleスプレッドシートで日別の表を表示、2日付・売上・注文数を範囲選択、3挿入からグラフ、4設定でX軸と系列、5グラフの種類を集合縦棒と第2軸の折れ線にする。最後に作成済みグラフの編集。

日別集計表の見出しとデータを選び、グラフを挿入してから横軸と系列の設定を確認します。

  1. パソコンのブラウザでGoogleスプレッドシートを開き、日別に集計した表を表示します。
  2. 「日付・売上・注文数」の見出し行から最終日までを選び、合計行は選択範囲から外します。
  3. 上部の[挿入]→[グラフ]をクリックし、右側に表示されるグラフエディタを開きます。
  4. [設定]の[X軸]が日付、[系列]が売上と注文数になっていることを確認します。
  5. [グラフの種類]で[集合縦棒-第2軸の折れ線]を選びます。

日別表がまだない場合は、以下のCSV取り込みと日別集計を先に行います。説明用の表なら、次の形です。

日付売上注文数
2026/10/20300006
2026/10/2100
2026/10/22240004

売上・注文数は架空の値です。0の行は、取り込みを確認し、注文がなかった日を表します。

作成済みのグラフは、ダブルクリックしてエディタを開くと、種類やデータ範囲を変更できます。Google公式の作成手順

グラフの種類の選び方

推移は折れ線、項目の比較は縦棒、売上と注文数の同時確認は組み合わせグラフが候補になります。

何を見たいか種類店舗運営での用途
日々の増減や流れ折れ線日別売上の推移
項目ごとの大きさ縦棒カテゴリ別売上の比較
単位が違う指標の動き組み合わせ・2軸売上と注文数の推移
全体に占める内訳円同じ期間のカテゴリ別構成比

Google公式では、縦棒と折れ線などをまとめる形式を「複合グラフ」として案内しています。Google公式の種類一覧

受注CSVの取り込みと売上の定義

受注CSVは原本を残して取り込み、集計日・対象金額・注文の単位を確認してから加工します。

[ファイル]→[インポート]→[アップロード]でCSVを選び、インポート場所と区切り文字を指定します。Google公式の取り込み手順

楽天はRMSの受注管理機能からデータを抽出できる、CSVデータダウンロードサービスを案内しています。楽天公式のRMS紹介

RMSのマニュアルでは、通常購入データを次の順で出力します。受注データダウンロードサービスの利用申し込みが前提です。

  1. [受注・決済管理]→[1 受注管理]→[データダウンロード]から、通常購入データを開きます。
  2. [期間指定][ステータス][出力テンプレート]を確認し、[ダウンロード対象となる注文件数確認]で件数を控えます。
  3. [データを作成する]を押し、生成後にダウンロード用のユーザー名・パスワードを入力して取得します。

CSVの正式な項目名は「注文番号」「注文日時」「注文日」です。以下の「受注番号」は「注文番号」を指します。 出力テンプレートで項目や順序を変えられるため、列位置ではなく見出しで照合します。

確認項目集計前にそろえる内容
集計日受注日・発送日・決済日を混在させない
対象金額税、送料、手数料、クーポン、ポイントの扱い
注文数商品数や明細行数ではなく受注番号の件数
対象外の注文キャンセルや返品、金額変更の扱い
取り込み範囲期間の重複と未取込日の有無

RMSのマニュアルでは、「請求金額」はクーポン利用総額・ポイント利用額を差し引く一方、「合計金額」は差し引かない項目です。 両者を同じ売上として混在させず、使用する列名を記録します。 「請求金額」「合計金額」の「-9999」は無効値なので、金額に加えず内容を確認します。

明細行ごとに注文合計額が繰り返されるCSVでは、その列を単純に合計すると二重計上になります。

受注番号だけで重複行を削除すると商品明細の金額を落とすため、売上の集約と件数の重複排除を分けます。

以降の列構成と数式は記事用の設計例であり、楽天が定めたCSVの項目名や列位置を示すものではありません。

受注CSVを日別に集計する

日別集計はピボットテーブルかSUMIFで作り、注文数は受注番号を基準に数えて売上と並べます。

まずCSVの作業用コピーで対象外の注文を除き、受注番号ごとに整理して「受注」シートを作ります。

  1. 同じ受注番号が複数行ある注文を選び、金額が注文全体の額か、商品明細ごとの額かを確かめます。
  2. [挿入]→[ピボット テーブル]で、[行]に受注番号、[値]に対象金額を追加します。
  3. [値]の[集計]で、注文全体の同額が繰り返される列はMAX、加算できる明細金額はSUMを選びます。注文全体の金額が行によって違う場合は、理由を調べてから進めます。
  4. 総計行を除き、元CSVの注文日時と合わせて注文ごとに1行の表へ転記します。金額が数値であることを確認します。件数は、出力時に控えた件数から対象外を除いた件数と照合します。

たとえば注文全体の3,000円が2行にあれば、SUMでは6,000円になってしまいます。MAXを使えるのは、同額の繰り返しを確認した場合です。 次の列構成は、注文単位に整理した後の表です。

列見出し内容
A受注番号空欄のない注文識別番号
B受注日時注文を受けた日時
C集計日時刻を除いた日付
D集計対象売上注文ごとの対象金額

受注日時が数値として認識されている場合、C2には =IF(B2="","",INT(B2)) を入れます。 C列を日付形式にし、新しい受注行にも式を入れて、時刻を除いた集計日を作ります。

表示だけを日付に変えても時刻が残るため、文字列の日時は先に変換結果を確認してください。Google公式の関数リスト

ピボットテーブルで集計する手順

  1. 「受注」シートの見出しを含む範囲を選び、[挿入]→[ピボット テーブル]を選択します。
  2. [行]に集計日を追加して昇順に並べ、フィルタで集計日の空白を除外します。
  3. [値]に集計対象売上を追加してSUM、受注番号を追加してCOUNTAで集計します。
  4. 日付・売上・注文数が並ぶことを確認し、グラフには「総計」の行を含めないようにします。

COUNTAで注文数を求める手順は、受注番号が空欄でなく、注文ごとに整理済みであることが前提です。Google公式のピボット作成手順

SUMIFで日別表を作る方法

「日別」シートはA列を日付、B列を売上、C列を注文数とします。 A列には、連続して取り込みを確認できた最終日までの日付を、注文のない日も含めて並べます。 途中に未取込日があれば先にCSVを補い、確認前の日付は追加しません。

B2には =IF(A2="","",SUMIF(受注!$C$2:$C,$A2,受注!$D$2:$D)) を入れ、集計日がA2と一致する金額を合計します。Google公式のSUMIF

C2には =IF(A2="","",COUNTUNIQUEIFS(受注!$A$2:$A,受注!$C$2:$C,$A2,受注!$A$2:$A,"<>")) を入れます。

空の受注番号を除いて重複なく数える式で、各参照範囲は同じ行数・列数にそろえる必要があります。Google公式のCOUNTUNIQUEIFS

両方の式を日付の最終行までコピーします。取り込み済みで注文がない日は0、A列が空欄の行は空欄になります。 式だけでは未取込かどうかを判別できません。売上の二重計上は、前述の注文単位への整理で防ぎます。

売上と注文数の組み合わせグラフ

「売上と注文数」。日別表からダブルクリックして設定へ進む流れ。カスタマイズの系列で、売上は縦棒で左軸、注文数は折れ線で右軸とし、軸タイトルを入力。下に系列と右の縦軸の操作、凡例の確認。

売上を左軸の縦棒、注文数を右軸の折れ線にすると、金額と件数の推移を同じ日付で確認できます。

  1. 日別表から作ったグラフをダブルクリックし、[設定]の[グラフの種類]で[集合縦棒-第2軸の折れ線]を選びます。
  2. [カスタマイズ]→[系列]を開き、対象を売上にして[タイプ]を縦棒、[軸]を左軸にします。
  3. 同じ[系列]で対象を注文数に切り替え、[タイプ]を折れ線、[軸]を[右軸]にします。
  4. [グラフと軸のタイトル]で、左に「売上(円)」、右に「注文数(件)」のタイトルを付けます。
  5. [右の縦軸]で目盛りなどを確認し、売上と注文数の凡例が正しく表示されるか確かめます。

[系列]で右軸に割り当てる操作と、[右の縦軸]で目盛りを調整する操作は別です。

右側の設定を開いただけで終わらせず、注文数の系列が右軸に割り当てられているか確認します。Google公式の軸設定

系列ごとの種類と左右の軸は、Google公式の複合グラフでも個別に変更できると案内されています。Google公式の複合グラフ

グラフエディタでタイトルと見た目を整える

データの種類や参照先は[設定]で変更し、単位や凡例、色などの表示は[カスタマイズ]で整えます。

変えたい内容操作する場所
種類・参照範囲・日付列[設定]のグラフの種類・データ範囲・X軸
店舗名・対象期間・単位[カスタマイズ]→[グラフと軸のタイトル]
売上と注文数の色や表示形式[カスタマイズ]→[系列]
指標名の表示位置[カスタマイズ]→[凡例]

タイトルには集計期間と「受注日ベース」などの基準を入れると、会計上の売上との混同を防げます。

棒や折れ線に数値を表示する場合は、[カスタマイズ]→[系列]→[データラベル]を使います。Google公式のデータラベル設定

楽天イベント日の目印をグラフに付ける

開催日を公式ページで確認し、日付とイベント名を合わせた横軸ラベルで、数字が動いた日の目印にします。

イベント日付の扱い
5と0のつく日毎月5日・10日・15日・20日・25日・30日、2月30日は開催なし
お買い物マラソン・スーパーSALEお買い物マラソン・スーパーSALEの開催回ごとの公式告知で開始日時と終了日時を確認

「5と0のつく日」は開催日ごとのエントリーや楽天カード利用などの条件があり、開催日と特典適用は別です。楽天公式の開催日・条件

日付とイベント名を横軸に表示する手順

日別表にD列「5と0のつく日の目印」、E列「イベント名・開始終了メモ」、F列「表示用ラベル」を追加します。

D2に =IF(A2="","",IF(MOD(DAY(A2),5)=0,"5と0","")) を入れます。 これは日付から付ける目印で、開催や特典適用を判定する式ではありません。 E列には公式告知で確認したイベント名や開始・終了時刻を入力し、重なるイベントも残します。

F2には次の式を入れ、D列とともに末尾までコピーします。

数式:=IF(A2="","",TEXT(A2,"m/d")&IF(TEXTJOIN("・",TRUE,D2:E2)="",""," ["&TEXTJOIN("・",TRUE,D2:E2)&"]"))

これはGoogleのDAY・MOD・TEXT・TEXTJOIN関数を使った表示の設計例です。Google公式の関数リスト

[設定]→[データ範囲]の[別の範囲を追加]でF列を含め、[X軸]をF列に変更します。 [系列]は売上と注文数だけにします。表示用ラベルは文字列なので、元のA列は日付として保持し、昇順に並べます。

新しい日付を追加してグラフを更新する

新しい日付を追記したら、集計式とグラフの両方が追加行を参照するように、範囲を確認して伸ばします。

  1. 新しいCSVの対象期間を確認し、重複取り込みを避けて注文単位に整理します。受注表の集計日などの式も追加行まで入れます。
  2. ピボットの元データ範囲を確認するか、日別表に新しい日付と売上・注文数の式を追加します。
  3. グラフをダブルクリックし、[設定]→[データ範囲]で新しい最終行まで選び直します。
  4. X軸、売上、注文数、イベント用の列を確認し、元データとグラフの最新日付を照合します。

同じ対象期間で、日別表の売上合計が「受注」シートのD列合計に合い、注文数合計が注文単位の行数に合うかも確認します。

既存範囲内の値の変更と、範囲外に日付を追加する操作は分けて考え、追記後の末尾を確認してください。

Google公式では、グラフやピボットの範囲選択にテーブル参照を使えないと案内しています。 テーブル化だけでグラフも自動拡張すると判断せず、追加行が参照範囲に含まれるか確認します。Google公式の制限事項

日別売上と注文数のグラフの読み方

売上と注文数はそれぞれの目盛りで増減を読み、変化した日の商品構成や広告、在庫を確認します。

グラフの動き次に確認すること
売上も注文数も増加集客施策、販売商品、イベントの重なり
売上は増加、注文数は横ばい高単価商品の比率、まとめ買い
注文数は増加、売上は横ばい低単価商品の比率、値引き
売上も注文数も減少欠品、広告配信、販売条件

判断に迷ったら、同じ日の売上÷注文数で平均注文単価も確認します。注文数が0の日は計算対象から外します。

左右の目盛りは別々なので、折れ線と棒の高さや交差だけで、注文数と売上の伸びを比較しないでください。 イベント日に増えていても効果と断定せず、前年と比べる場合も曜日や開催時間などの条件を確認します。

よくある質問(FAQ)

表示がおかしいときは元データと参照範囲を確認し、注文数が見えないときは右軸の設定を見直します。

グラフの横軸が日付にならないのはなぜですか

[設定]→[X軸]に日付列を指定し、元の列が文字列になっていないか、日付順に並ぶかを確認します。

注文数の折れ線が下に張り付くのはなぜですか

売上と同じ軸になっている可能性があるため、[系列]で注文数を選び、[軸]を右軸に変更します。

CSVの行数を注文数として使えますか

商品明細ごとに行が分かれる場合は使えないため、同じ受注番号が複数行に現れるかを先に確認します。

日付を追加してもグラフが伸びないときはどうしますか

日別表の集計式とグラフのデータ範囲を確認し、新しい行が範囲外なら、最新日付まで伸ばします。

注文のない日はゼロで表示してよいですか

取り込み済みで注文がない日だけをゼロとし、CSV未取込で実績を確認できていない日とは区別します。

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楽天SOY 2年連続受賞 / 楽天NATIONSリーダー店舗 / 楽天NATIONS AIエバンジェリスト

楽天市場の月商を5年で200万円→2億円に伸ばした現場の実践者。売れるECの方程式にAIを重ね、EC事業者の「次の一手」に伴走しています。

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SYOTA NISHIO

西尾 勝太

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金融系システム会社で10年以上、システムとデータに向き合う現場経験を積む。その後、家業でもある75年続く老舗化粧品店にジョインし、EC事業の立て直しに着手。

広告に頼らず、商品ページ・レビュー・リピート導線を一つずつ磨き込む地道な運営で、楽天市場の月商を5年で200万円から2億円へと100倍に成長。2024年・2025年と2年連続で楽天ショップ・オブ・ザ・イヤーを受賞し、楽天NATIONS講師として全国の店舗運営も支援してきた。

「現場で結果を出す人が、もっと創造的な仕事に時間を使えるように」

その思いから、売れるECの方程式にAIを掛け合わせたEC特化型AIエージェント「ラクリプ」を開発。

いまも一人のプレイヤーとして店舗に立ちながら、ECに携わる事業者の「次の一手」に伴走し続けている。

100倍楽天月商
200万→2億円(5年)
13/15NATIONS講師として
短期で売上2倍達成
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数字と熱量で塗り替えた、EC×AIの軌跡

  • SYSTEM ERA金融系システム会社で10年以上の実戦経験を積む
  • EC ERA START75年続く老舗化粧品店にジョイン。EC事業の改革に着手
  • 2024楽天月商を5年で200万→2億へ。楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー受賞
  • 2024-楽天NATIONS講師に就任。短期で15店舗中13店舗の売上2倍を達成
  • 2024-花王など大企業向けECセミナーで熱狂を呼ぶダントツ講師として登壇
  • 2025EC事業者向け200名規模のAIセミナーを開催。100名超のECコミュニティ「COD」を運営
  • 2025株式会社ラクダを創業。EC特化型AIエージェントサービス「ラクリプ」をリリース
  • 2025楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー 2年連続受賞
  • 2026.01楽天新春カンファレンスでAIをテーマに登壇
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  • 2026.04AI×EC勉強会で約250名規模のオンライン勉強会を主催
  • 2026.08楽天グループ最大級のビジネスイベント「Rakuten AI Optimism」に登壇。三木谷社長とセッションを行う
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09株式会社やよい 副社長75年続く老舗化粧品店の副社長として実店舗を運営し、人材育成に注力

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西尾 勝太

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