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楽天のディレクトリIDとは?ジャンルIDとの違いと設定時の注意点

楽天のディレクトリIDとは、商品を楽天市場共通のジャンル階層へ分類するためのIDです。現在の楽天公式APIでは「ジャンルID」という名称が使われますが、旧CSVなどでは「全商品ディレクトリID」と表記されています。現行RMS上での正式名称や項目の対応は、お使いの管理画面と店舗運営Naviで確認してください。
楽天のディレクトリIDとは何か
ディレクトリIDとは、楽天市場全体のジャンル階層で、商品をどこに分類するか指定するIDです。
楽天市場では、店舗ごとに異なる基準で商品を分類するのではなく、市場全体で共通するジャンル体系が用意されています。ディレクトリIDを登録することで、商品が家電や食品、日用品などの適切な階層へ分類されます。
楽天公式のジャンル検索APIでは、ジャンルIDからジャンル名や階層構造を取得できます。親ジャンル、子ジャンル、兄弟ジャンルに加えて、それぞれの階層レベルも確認できる仕組みです。
商品検索APIでも、商品ごとに単数のgenreIdが返されます。購入者がジャンルを指定して検索したときは、この分類情報が商品の抽出に利用されます。
ディレクトリIDとジャンルIDの違い

ディレクトリIDとジャンルIDは名称と使用場面が異なりますが、どちらも楽天市場共通のジャンル分類に関係します。
旧来のCSVや資料では「全商品ディレクトリID」という名称が使われていました。一方、現在の楽天公式公開APIでは、一貫して「ジャンルID」と表記されています。
| 比較項目 | ディレクトリID | ジャンルID |
|---|---|---|
| 主に見られる場所 | 旧CSVや旧来の運用資料 | 現在の公式APIやSKU版CSVの想定項目 |
| 識別する対象 | 楽天市場共通の商品ジャンル | 楽天市場共通の商品ジャンル |
| データの性質 | 商品ページ単位の分類情報 | 商品ページ単位の分類情報 |
| 店舗が自由に発行できるか | できない | できない |
| 現行RMSでの表記 | 管理画面で要確認 | 管理画面で要確認 |
実務上は、旧システムの全商品ディレクトリIDに相当する項目が、現行環境でジャンルIDと表示される場合があります。ただし、正式な名称変更や両項目の完全な同一性は、ログイン不要の公式資料では確認できません。
旧資料の項目名だけを根拠にCSVを作成せず、最新テンプレートの列名を確認してください。RMSから取得したファイルと店舗運営Naviの現行仕様を照合するのが安全です。
カタログIDや店舗内カテゴリとは何が違うか
ディレクトリIDは商品ジャンルを示す番号であり、製品やSKU、店舗独自カテゴリを識別する番号ではありません。
特に混同しやすいのがカタログIDです。カタログIDは、店舗のSKUを楽天の商品カタログ上の特定製品へ照合するために使います。
| ID・番号 | 識別する対象 | 主な用途 |
|---|---|---|
| ディレクトリID/ジャンルID | 楽天市場共通のジャンル | ジャンル検索、属性、ランキング |
| カタログID | メーカー製品・流通商品 | 商品価格ナビの製品照合 |
| 楽天プロダクト製品ID | 楽天の商品カタログ内の製品 | 製品ページやAPI検索 |
| 商品管理番号 | 店舗の商品ページ | 商品URLとページの識別 |
| SKU管理番号 | 購入・在庫管理の最小単位 | バリエーション、在庫、受注連携 |
| JANコード | 流通上の商品単位 | POS、受発注、商品照合 |
| 店舗内カテゴリ | 店舗独自の売り場分類 | 店舗内の回遊や陳列 |
JANコードもジャンルIDではありません。GS1 Japanによると、JANを含むGTINは「どの事業者の、どの商品か」を表す国際標準の商品識別コードです。
また、店舗内カテゴリは店舗が自由に設計する売り場です。楽天市場全体に設定されるジャンル分類とは別に管理されるため、両方へ同じ番号を登録するものではありません。
ディレクトリIDは商品の表示にどう影響するか
適切なディレクトリIDは、ジャンル検索やパンくず、商品属性、ランキングへの露出に関係します。
楽天市場では、購入者がトップページから商品ジャンルを順にたどれます。商品検索APIでもジャンルIDを検索条件として指定できるため、分類が違えば想定する検索結果へ表示されない可能性があります。
| 影響する場所 | ディレクトリIDとの関係 |
|---|---|
| ジャンル検索 | 指定ジャンルに属する商品の抽出に使われる |
| パンくず | 商品が属するジャンル階層の表示に関係する |
| 商品属性 | ジャンルに対応する属性情報が設定される |
| 絞り込み | 属性を利用した商品検索に関係する |
| ランキング | ジャンル別の集計対象に関係する |
楽天公式のジャンル検索APIは、ジャンルに属する属性IDと属性名も返します。このため、ジャンルを変更すると、入力可能な属性や求められる属性が変わる可能性があります。
必須属性や具体的なエラー条件は公開資料だけでは確定できません。変更前に、お使いの管理画面と店舗運営Naviで対象ジャンルの属性要件を確認してください。
ディレクトリIDはどの単位で設定するのか
ディレクトリIDは商品ページ単位、カタログIDは原則としてSKU単位で扱う情報です。
たとえば、一つの商品ページに赤と青のSKUがある場合、ページ全体のジャンルは共通です。一方、色ごとに異なるJANが付いていれば、カタログIDは各SKUに対応させます。
| 情報 | 想定される設定単位 | 確認する内容 |
|---|---|---|
| ジャンルID | 商品レベル | 商品の種類とジャンル階層 |
| カタログID | SKUレベル | 型番、色、容量、入り数 |
| 商品管理番号 | 商品ページ | 商品URLとの対応 |
| SKU管理番号 | SKU | 在庫、受注、外部連携との対応 |
実務では、商品の用途や素材、販売形態まで確認し、最も適切なジャンルを選びます。検索流入だけを目的に、関連性の薄い人気ジャンルへ登録する運用は避けるべきです。
末端ジャンル以外を登録できるか、例外が設けられているかは要確認です。最新のRMS画面で選択可能な階層を確認してください。
RMSやCSVではどこを確認するのか

RMSでは商品管理画面や商品情報CSVを確認しますが、現行の列名と操作経路は店舗環境での確認が必要です。
SKU版CSVでは、normal-item.csvのジャンルIDが商品レベルの項目として想定されています。カタログIDは同じファイル内でもSKUレベルの項目と考えられますが、公開一次資料では現行仕様を確定できません。
| 確認対象 | 想定される項目 | 注意点 |
|---|---|---|
| ディレクトリID | ジャンルID | 商品レベルか最新仕様で確認 |
| カタログID | カタログID | SKUレベルか最新仕様で確認 |
| コードがない商品 | カタログIDなしの理由 | 選択肢と適用条件を確認 |
| セット商品 | セット商品用カタログID | 書式と登録条件を確認 |
| 商品ページのキー | 商品管理番号(商品URL) | 変更可否や文字数を確認 |
| SKUのキー | SKU管理番号 | 重複範囲や連携先を確認 |
SKU移行前の旧CSVでは、item.csvに全商品ディレクトリIDがありました。旧ファイルや外部システムの項目名を、そのまま現行CSVへ流用しないでください。
正確なメニュー階層、必須列、反映時間は公開資料では確認できません。アップロード前にRMSから最新テンプレートを取得し、列名とデータ階層を照合しましょう。
設定や変更時には何に注意するのか
設定時は最新ジャンルの存在、親子階層、商品との関連性、変更後の属性を一緒に確認します。
保存していた古いジャンルマスタには、現在利用できないIDが残っている可能性があります。RMSの検索結果または最新の楽天公式ジャンルAPIで、IDと階層を確認してください。
変更作業は次の順序で進めると、分類と属性の不整合を見つけやすくなります。
- 商品の用途、素材、対象者、販売形態を整理する。
- RMSの最新ジャンル検索から候補を探す。
- 親ジャンルから子ジャンルまでの階層を確認する。
- 選択したジャンルに対応する商品属性を点検する。
- 最新CSVの列名を確認してから更新する。
- 公開後にパンくず、検索結果、絞り込みを目視する。
誤ったジャンル登録に対する具体的な違反点数は公開情報で確認できません。楽天は、ガイドライン違反によって検索順位の低下や検索結果からの除外、重大な場合には出店停止などがあり得ると公表しています。
具体的な適用条件は断定せず、お使いの管理画面と店舗運営Naviで最新ガイドラインを確認してください。
間違ったIDを設定すると何が起きるのか
別ジャンルの有効なIDを設定すると、誤った検索結果や属性へ商品が露出する可能性があります。
| 入力ミス | 起こり得る問題 | 対応 |
|---|---|---|
| 別ジャンルの有効なID | 検索、パンくず、属性の不一致 | 正しいジャンルへ修正 |
| 廃止されたジャンルID | 画面やCSVの更新エラー | 最新一覧で存在を確認 |
| JANをジャンルID欄へ入力 | 有効なジャンルでなければ登録失敗 | 入力列を再確認 |
| ジャンル変更後も旧属性を維持 | 属性不整合や絞り込み漏れ | 属性を同時に点検 |
| ジャンルIDをカタログID欄へ入力 | 製品照合の失敗や誤照合 | 商品価格ナビで確認 |
| カタログIDをSKU管理番号へ入力 | 在庫・受注連携への影響 | 連携先を含めて確認 |
カタログIDを誤ると、別製品の商品価格ナビへ紐づく危険もあります。価格比較や製品情報、集約レビューが実物と一致しない場合は、購入者の誤認につながりかねません。
誤設定を発見したら、販売や検索表示を継続してよいか判断したうえで修正します。反映時間や既存レビューの再集計方法は公開資料で確定できないため、必要に応じて楽天へ問い合わせてください。
関連する自動化ツール
複数商品のジャンルIDをCSVで見直す場合は、楽天商品情報の一括更新ツールで商品情報をまとめて更新する作業を短縮できます。
よくある質問
ディレクトリIDに関する疑問は、ジャンルIDとの関係や設定単位を整理すると判断しやすくなります。
ディレクトリIDとジャンルIDは同じ番号ですか?
どちらも楽天市場共通のジャンル分類に関係します。ただし、正式な名称変更と完全な同一性は公開資料で確認できないため、現行RMSの項目説明で確認してください。
一つの商品に複数のディレクトリIDを設定できますか?
楽天公式の商品検索APIでは、商品ごとに単数のgenreIdが返されます。RMSで複数設定できる例外があるかは、店舗運営Naviの現行仕様を確認してください。
ディレクトリIDと店舗内カテゴリは両方必要ですか?
両者は目的が異なります。ディレクトリIDは楽天市場共通の分類、店舗内カテゴリは自店舗の回遊や陳列に使う独自分類です。
ジャンルを変更すればすぐ検索結果へ反映されますか?
変更後の正確な反映時間は公開公式資料で確認できません。更新後は公開ページのパンくず、ジャンル検索、属性による絞り込みを確認してください。
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運営代行・ECコンサル・AIツールまで、現場を知るチームがワンストップで伴走します。
西尾 勝太株式会社ラクダ 代表
楽天SOY 2年連続受賞 / 楽天NATIONSリーダー店舗 / 楽天NATIONS AIエバンジェリスト
楽天市場の月商を5年で200万円→2億円に伸ばした現場の実践者。売れるECの方程式にAIを重ね、EC事業者の「次の一手」に伴走しています。



