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最終更新: 2026.07.30

楽天の年間販促カレンダー|季節商戦とイベントの準備スケジュール

楽天の年間販促カレンダー|季節商戦とイベントの準備スケジュール

楽天の年間販促カレンダーは、開催日だけでなく、仕入れ・制作・広告・物流の着手日まで管理する計画表です。未発表イベントは仮枠として押さえ、楽天公式発表後に日程と条件を確定させます。

楽天の年間販促カレンダーは3種類の予定を重ねる

年間計画では、大型イベント、定例企画、季節商戦の三つを一枚のカレンダーに重ねます。

楽天の年間販促カレンダーとは、楽天市場の販促企画と季節需要を並べ、必要な準備を開催日から逆算する店舗運営用の計画表です。

予定の種類主な企画年間計画で管理する内容
大型イベントスーパーSALE、マラソン、ブラックフライデー仮日程、商品選定、在庫、広告、物流枠
定例企画5と0のつく日、ワンダフルデー、ご愛顧感謝デー配信日、予算配分、対象顧客、在庫確認
季節商戦母の日、お中元、敬老の日、クリスマス企画、仕入れ、撮影、配送締切、包装対応

楽天スーパーSALEは、楽天公式記事で年4回、約3か月ごとの開催と説明されています。近年は3月、6月、9月、12月に開催されていますが、将来の日程は公式発表まで確定しません。

お買い物マラソンは、2023年1月から2026年3月の公式集計で、12月を除き月1~3回開催されています。すべての会期を追うのではなく、自店舗の商品特性と在庫余力から優先順位を決めます。

2026年の確定イベントと仮枠を分ける

2026年の確定イベントと仮枠を分けるを示す図解

2026年は、公式確認済みの日程と、発表待ちの仮枠を明確に分けて管理します。

確認できている主なイベント店舗側の扱い
1月初売りは1月1日0時~15日9時59分年末までに入庫、資材、勤務表を確定
2月マラソンは4日~10日、19日~23日バレンタイン、新生活と在庫を調整
3月スーパーSALEは4日~11日、マラソンは20日~26日新生活需要と配送能力を確認
4月マラソンは4日、14日、24日開始の3会期母の日商品の初動を準備
5月マラソンは9日~16日、ポイントバック祭は19日~20日母の日後の在庫と父の日商品を調整
6月スーパーSALEは4日~11日、マラソンは20日~26日父の日、お中元、夏物を並行管理
7月マラソンは4日と19日開始、Brand Dayは30日~31日お中元と暑さ対策商品の在庫を監視
8月以降9月・12月スーパーSALEなどは未発表確定日を入れず、制作・物流枠だけ仮予約
11月ブラックフライデーは日程未発表11月後半の倉庫枠と仕入れを仮押さえ
12月楽天大感謝祭は日程未発表年末商戦と重ねた複数案を用意

9月・12月のスーパーSALEは開催実績があるものの、2026年7月30日時点では日程未確認です。ブラックフライデーと楽天大感謝祭も、確定日として仕入先や倉庫へ伝えないようにします。

定例企画は年間で先に登録する

定例企画は予定日を先に登録し、会期ごとの条件だけを直前に更新します。

企画基本の開催日運営上の使い分け
ワンダフルデー毎月1日月初在庫、リピート、定期消耗品を訴求
5と0のつく日毎月5・10・15・20・25・30日大型イベントとの重複日に広告を重点配分
ご愛顧感謝デー毎月18日会員ランクの高い既存顧客へ再購入を促す
勝ったら倍対象チームの勝利後即日差し替え可能な広告と在庫枠を準備

5と0のつく日は、購入者の当日エントリーと楽天カード利用が条件です。ご愛顧感謝デーも購入前エントリーが必要で、現在は会員ランク別の倍率が設定されています。

勝ったら倍は、楽天イーグルスまたはヴィッセル神戸の試合結果で開催日が決まります。夜遅くに始まる試合では翌々日になる場合もあるため、固定日程にはできません。

対象外ショップ、ポイント上限、倍率、エントリー条件は会期ごとに変わり得ます。配信前に公式企画ページと、お使いの管理画面や店舗運営Naviを確認してください。

季節商戦は販売開始日から逆算する

季節商戦は記念日ではなく、楽天特集の開始日と配送締切から準備を逆算します。

商戦2026年の時期準備の目安
バレンタイン特集は1月5日~2月16日前年10~11月企画、12月撮影、1月初旬在庫
新生活キャンペーンは2月2日~4月27日前年9~11月仕入計画、1月末までに初回在庫
母の日5月10日、企画は4月1日開始1~2月仕入確定、3月撮影、4月1日販売開始
父の日6月21日、企画は5月7日開始3~4月仕入れ、4月末までにページ完成
お中元主に6月下旬~8月中旬2~3月設計、5月末までに在庫と包装資材確保
敬老の日9月21日、特集は8月3日開始予定6~7月仕入れ、7月末ページ完成
ハロウィン10月31日5~6月企画、8月中に在庫とページを準備
お歳暮主な到着時期は12月上中旬7~9月仕入れ、10月に法人・のし導線を完成
クリスマス12月25日7~9月発注、10月ページ完成、11月販売開始
2027年初売り元日からの開催を想定した仮枠5~7月企画、11月予告、12月中に入庫

新生活の引越し依頼は、国土交通省の案内でも3月中旬から4月上旬に集中します。家具や家電は注文数だけでなく、配送設置枠の上限から販売可能数を決める必要があります。

季節商品の受注集中時期は、楽天が公表した日別流通額ではありません。自店舗の注文日、アクセス、配送指定日、欠品履歴を使って毎年補正します。

スーパーSALEは12週前から準備する

スーパーSALEは、通常価格の販売実績と商品申請があるため、通常のマラソンより早く着手します。

時期主な作業
T-12~9週対象SKU、粗利、仕入先リードタイム、販売上限を決定
T-8週元値、SKU構成、税設定を固定し、通常価格実績を確認
T-6~4週発注、撮影、商品ページ、広告素材、FAQを完成
T-3~1週サーチ申請、審査結果の確認、在庫引当、物流枠の確定
T-10日前メルマガ原稿と配信枠、開始直後の人員を確定
T-7~2日価格、クーポン、販売期間、スマートフォン表示をテスト
開始~2日目時間別販売速度、広告効果、在庫消化率を監視
T+1~14日通常表示への復旧、残在庫、粗利、再購入施策を検証

スーパーSALEサーチは、店舗がイベント商品申請を行い、一次と二次のチェックを通過した商品だけが掲載されます。申請は開催約3週間前から約1週間前が目安ですが、正確な日時は会期ごとに確認が必要です。

半額サーチは50%以上、割引サーチは10%以上の割引が条件です。SKU単位で判定され、対象外SKUが一つでも含まれる商品ページは掲載対象外となります。

当店通常価格を元値にする場合、原則として過去8週間のうち合計4週間以上の販売実績が必要です。開始前2週間以内にも、元値で販売した実績が求められます。

在庫・広告・人員を同じ予測でそろえる

在庫・広告・人員を同じ予測でそろえるを示す図解

在庫、広告、人員は別々に決めず、共通の販売予測を基準に計算します。

イベント販売予測数は、通常日販、イベント日数、同一イベント係数、季節係数、広告露出係数を掛けて求めます。係数は前年同一イベント、直近3回、類似SKUの順で採用します。

管理対象確認する項目事前に決める停止条件
在庫販売可能在庫、入庫予定、構成部品、補充日欠品予測時の広告停止と代替SKU
広告粗利、値引き、ポイント、クーポン、送料粗利、在庫消化速度、CVRの基準割れ
人員時間別注文数、問い合わせ数、例外処理翌日繰越上限と応援要員の招集条件
物流梱包能力、集荷枠、温度帯、配送指定配送締切と販売上限の変更条件

広告費は売上だけでなく、原価、値引き、店舗負担ポイント、クーポン原資、物流費を控除して判断します。予算は開始直後、初日から2日目、5と0のつく日、終了前へ重点的に配分します。

ギフト商品では、のし、名入れ、複数配送先、日付指定、温度帯を別工数として計上します。平均人数ではなく、開始20時前後やイベント翌営業日など、時間帯別に必要人数を算出します。

商品特性に合わせて年間の優先順位を決める

すべての企画へ同じ強度で参加せず、商品単価、再購入性、季節性から重点イベントを選びます。

商品・店舗タイプ優先する企画
1,000~3,000円の消耗品・食品マラソン、スーパーSALE、5と0のつく日
家具・家電などの高単価商材スーパーSALE、ポイントバック祭、Brand Day
リピート型商材ワンダフルデー、ご愛顧感謝デー
ギフト・花・食品母の日、父の日、お中元、敬老の日、お歳暮
即応可能なスポーツ関連商品勝ったら倍
福袋化できる在庫ブラックフライデー、大感謝祭、初売り
気象連動商品夏物・暑さ対策と日々の広告調整

Brand Dayの参加資格、招待や申請、費用は公開情報だけでは確認できません。季節特集の掲載条件や広告料金も、お使いの管理画面と店舗運営Naviで確認してください。

イベント実績を翌年の販促計画へ反映する

イベント終了後14日以内に実績を整理し、翌年の仮枠と準備時期を同時に見直します。

  1. 終了後3日以内に、売上、粗利、広告費、残在庫、キャンセル、出荷残を項目別に集計します。
  2. 7〜14日後に、広告経由CVR、新規客の再購入、レビュー、問い合わせ、残業、配送遅延を確認します。
  3. 前年同一イベント、直近3回、同価格帯の類似SKUの順で比べ、販売予測の係数を補正します。
  4. 欠品や遅延が出た商品は、仕入れの着手日、販売上限、広告停止条件、応援要員を更新します。
  5. 季節商品は注文日、アクセス、配送指定日、欠品履歴も確認し、翌年の販売開始と配送締切を調整します。
  6. 実績が想定を外れた場合は、低・標準・高の三つの販売予測を作り直し、次回の判断幅を残します。
  7. 結果は翌年の同じ仮枠へ記録し、楽天の公式発表後に日程と会期条件を確認して確定します。

よくある質問

年間計画では、未発表日程、申請要否、需要予測を確定情報と分けることが重要です。

9月と12月のスーパーSALE日程を先に入れてもよいですか?

過去の開催月を仮枠として登録できますが、確定日としては扱えません。仕入れ、制作、倉庫の枠だけを押さえ、楽天公式発表後に更新します。

マラソンは毎回参加したほうがよいですか?

毎回同じ施策を実施する必要はありません。粗利、在庫、季節需要を確認し、重点会期と通常運用の会期を分けます。

スーパーSALEサーチの申請はいつ始めますか?

公開情報では開催約3週間前から約1週間前が目安です。申請多数で早期終了する場合があるため、正確な期限は管理画面で確認します。

ポイント倍率や獲得上限を年間表へ固定できますか?

倍率、上限、対象ショップ、エントリー条件は会期ごとに変わります。年間表には確認担当者と確認期限を置き、数値は公式告知後に入力します。

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西尾 勝太

西尾 勝太株式会社ラクダ 代表

楽天SOY 2年連続受賞 / 楽天NATIONSリーダー店舗 / 楽天NATIONS AIエバンジェリスト

楽天市場の月商を5年で200万円→2億円に伸ばした現場の実践者。売れるECの方程式にAIを重ね、EC事業者の「次の一手」に伴走しています。

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