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楽天の年間販促カレンダー|季節商戦とイベントの準備スケジュール

楽天の年間販促カレンダーは、開催日だけでなく、仕入れ・制作・広告・物流の着手日まで管理する計画表です。未発表イベントは仮枠として押さえ、楽天公式発表後に日程と条件を確定させます。
楽天の年間販促カレンダーは3種類の予定を重ねる
年間計画では、大型イベント、定例企画、季節商戦の三つを一枚のカレンダーに重ねます。
楽天の年間販促カレンダーとは、楽天市場の販促企画と季節需要を並べ、必要な準備を開催日から逆算する店舗運営用の計画表です。
| 予定の種類 | 主な企画 | 年間計画で管理する内容 |
|---|---|---|
| 大型イベント | スーパーSALE、マラソン、ブラックフライデー | 仮日程、商品選定、在庫、広告、物流枠 |
| 定例企画 | 5と0のつく日、ワンダフルデー、ご愛顧感謝デー | 配信日、予算配分、対象顧客、在庫確認 |
| 季節商戦 | 母の日、お中元、敬老の日、クリスマス | 企画、仕入れ、撮影、配送締切、包装対応 |
楽天スーパーSALEは、楽天公式記事で年4回、約3か月ごとの開催と説明されています。近年は3月、6月、9月、12月に開催されていますが、将来の日程は公式発表まで確定しません。
お買い物マラソンは、2023年1月から2026年3月の公式集計で、12月を除き月1~3回開催されています。すべての会期を追うのではなく、自店舗の商品特性と在庫余力から優先順位を決めます。
2026年の確定イベントと仮枠を分ける

2026年は、公式確認済みの日程と、発表待ちの仮枠を明確に分けて管理します。
| 月 | 確認できている主なイベント | 店舗側の扱い |
|---|---|---|
| 1月 | 初売りは1月1日0時~15日9時59分 | 年末までに入庫、資材、勤務表を確定 |
| 2月 | マラソンは4日~10日、19日~23日 | バレンタイン、新生活と在庫を調整 |
| 3月 | スーパーSALEは4日~11日、マラソンは20日~26日 | 新生活需要と配送能力を確認 |
| 4月 | マラソンは4日、14日、24日開始の3会期 | 母の日商品の初動を準備 |
| 5月 | マラソンは9日~16日、ポイントバック祭は19日~20日 | 母の日後の在庫と父の日商品を調整 |
| 6月 | スーパーSALEは4日~11日、マラソンは20日~26日 | 父の日、お中元、夏物を並行管理 |
| 7月 | マラソンは4日と19日開始、Brand Dayは30日~31日 | お中元と暑さ対策商品の在庫を監視 |
| 8月以降 | 9月・12月スーパーSALEなどは未発表 | 確定日を入れず、制作・物流枠だけ仮予約 |
| 11月 | ブラックフライデーは日程未発表 | 11月後半の倉庫枠と仕入れを仮押さえ |
| 12月 | 楽天大感謝祭は日程未発表 | 年末商戦と重ねた複数案を用意 |
9月・12月のスーパーSALEは開催実績があるものの、2026年7月30日時点では日程未確認です。ブラックフライデーと楽天大感謝祭も、確定日として仕入先や倉庫へ伝えないようにします。
定例企画は年間で先に登録する
定例企画は予定日を先に登録し、会期ごとの条件だけを直前に更新します。
| 企画 | 基本の開催日 | 運営上の使い分け |
|---|---|---|
| ワンダフルデー | 毎月1日 | 月初在庫、リピート、定期消耗品を訴求 |
| 5と0のつく日 | 毎月5・10・15・20・25・30日 | 大型イベントとの重複日に広告を重点配分 |
| ご愛顧感謝デー | 毎月18日 | 会員ランクの高い既存顧客へ再購入を促す |
| 勝ったら倍 | 対象チームの勝利後 | 即日差し替え可能な広告と在庫枠を準備 |
5と0のつく日は、購入者の当日エントリーと楽天カード利用が条件です。ご愛顧感謝デーも購入前エントリーが必要で、現在は会員ランク別の倍率が設定されています。
勝ったら倍は、楽天イーグルスまたはヴィッセル神戸の試合結果で開催日が決まります。夜遅くに始まる試合では翌々日になる場合もあるため、固定日程にはできません。
対象外ショップ、ポイント上限、倍率、エントリー条件は会期ごとに変わり得ます。配信前に公式企画ページと、お使いの管理画面や店舗運営Naviを確認してください。
季節商戦は販売開始日から逆算する
季節商戦は記念日ではなく、楽天特集の開始日と配送締切から準備を逆算します。
| 商戦 | 2026年の時期 | 準備の目安 |
|---|---|---|
| バレンタイン | 特集は1月5日~2月16日 | 前年10~11月企画、12月撮影、1月初旬在庫 |
| 新生活 | キャンペーンは2月2日~4月27日 | 前年9~11月仕入計画、1月末までに初回在庫 |
| 母の日 | 5月10日、企画は4月1日開始 | 1~2月仕入確定、3月撮影、4月1日販売開始 |
| 父の日 | 6月21日、企画は5月7日開始 | 3~4月仕入れ、4月末までにページ完成 |
| お中元 | 主に6月下旬~8月中旬 | 2~3月設計、5月末までに在庫と包装資材確保 |
| 敬老の日 | 9月21日、特集は8月3日開始予定 | 6~7月仕入れ、7月末ページ完成 |
| ハロウィン | 10月31日 | 5~6月企画、8月中に在庫とページを準備 |
| お歳暮 | 主な到着時期は12月上中旬 | 7~9月仕入れ、10月に法人・のし導線を完成 |
| クリスマス | 12月25日 | 7~9月発注、10月ページ完成、11月販売開始 |
| 2027年初売り | 元日からの開催を想定した仮枠 | 5~7月企画、11月予告、12月中に入庫 |
新生活の引越し依頼は、国土交通省の案内でも3月中旬から4月上旬に集中します。家具や家電は注文数だけでなく、配送設置枠の上限から販売可能数を決める必要があります。
季節商品の受注集中時期は、楽天が公表した日別流通額ではありません。自店舗の注文日、アクセス、配送指定日、欠品履歴を使って毎年補正します。
スーパーSALEは12週前から準備する
スーパーSALEは、通常価格の販売実績と商品申請があるため、通常のマラソンより早く着手します。
| 時期 | 主な作業 |
|---|---|
| T-12~9週 | 対象SKU、粗利、仕入先リードタイム、販売上限を決定 |
| T-8週 | 元値、SKU構成、税設定を固定し、通常価格実績を確認 |
| T-6~4週 | 発注、撮影、商品ページ、広告素材、FAQを完成 |
| T-3~1週 | サーチ申請、審査結果の確認、在庫引当、物流枠の確定 |
| T-10日前 | メルマガ原稿と配信枠、開始直後の人員を確定 |
| T-7~2日 | 価格、クーポン、販売期間、スマートフォン表示をテスト |
| 開始~2日目 | 時間別販売速度、広告効果、在庫消化率を監視 |
| T+1~14日 | 通常表示への復旧、残在庫、粗利、再購入施策を検証 |
スーパーSALEサーチは、店舗がイベント商品申請を行い、一次と二次のチェックを通過した商品だけが掲載されます。申請は開催約3週間前から約1週間前が目安ですが、正確な日時は会期ごとに確認が必要です。
半額サーチは50%以上、割引サーチは10%以上の割引が条件です。SKU単位で判定され、対象外SKUが一つでも含まれる商品ページは掲載対象外となります。
当店通常価格を元値にする場合、原則として過去8週間のうち合計4週間以上の販売実績が必要です。開始前2週間以内にも、元値で販売した実績が求められます。
在庫・広告・人員を同じ予測でそろえる

在庫、広告、人員は別々に決めず、共通の販売予測を基準に計算します。
イベント販売予測数は、通常日販、イベント日数、同一イベント係数、季節係数、広告露出係数を掛けて求めます。係数は前年同一イベント、直近3回、類似SKUの順で採用します。
| 管理対象 | 確認する項目 | 事前に決める停止条件 |
|---|---|---|
| 在庫 | 販売可能在庫、入庫予定、構成部品、補充日 | 欠品予測時の広告停止と代替SKU |
| 広告 | 粗利、値引き、ポイント、クーポン、送料 | 粗利、在庫消化速度、CVRの基準割れ |
| 人員 | 時間別注文数、問い合わせ数、例外処理 | 翌日繰越上限と応援要員の招集条件 |
| 物流 | 梱包能力、集荷枠、温度帯、配送指定 | 配送締切と販売上限の変更条件 |
広告費は売上だけでなく、原価、値引き、店舗負担ポイント、クーポン原資、物流費を控除して判断します。予算は開始直後、初日から2日目、5と0のつく日、終了前へ重点的に配分します。
ギフト商品では、のし、名入れ、複数配送先、日付指定、温度帯を別工数として計上します。平均人数ではなく、開始20時前後やイベント翌営業日など、時間帯別に必要人数を算出します。
商品特性に合わせて年間の優先順位を決める
すべての企画へ同じ強度で参加せず、商品単価、再購入性、季節性から重点イベントを選びます。
| 商品・店舗タイプ | 優先する企画 |
|---|---|
| 1,000~3,000円の消耗品・食品 | マラソン、スーパーSALE、5と0のつく日 |
| 家具・家電などの高単価商材 | スーパーSALE、ポイントバック祭、Brand Day |
| リピート型商材 | ワンダフルデー、ご愛顧感謝デー |
| ギフト・花・食品 | 母の日、父の日、お中元、敬老の日、お歳暮 |
| 即応可能なスポーツ関連商品 | 勝ったら倍 |
| 福袋化できる在庫 | ブラックフライデー、大感謝祭、初売り |
| 気象連動商品 | 夏物・暑さ対策と日々の広告調整 |
Brand Dayの参加資格、招待や申請、費用は公開情報だけでは確認できません。季節特集の掲載条件や広告料金も、お使いの管理画面と店舗運営Naviで確認してください。
関連する自動化ツール
定例企画の更新や販促準備に追われている場合は、楽天運営の自動化で日々の商品更新作業を短縮できます。
イベント実績を翌年の販促計画へ反映する
イベント終了後14日以内に実績を整理し、翌年の仮枠と準備時期を同時に見直します。
- 終了後3日以内に、売上、粗利、広告費、残在庫、キャンセル、出荷残を項目別に集計します。
- 7〜14日後に、広告経由CVR、新規客の再購入、レビュー、問い合わせ、残業、配送遅延を確認します。
- 前年同一イベント、直近3回、同価格帯の類似SKUの順で比べ、販売予測の係数を補正します。
- 欠品や遅延が出た商品は、仕入れの着手日、販売上限、広告停止条件、応援要員を更新します。
- 季節商品は注文日、アクセス、配送指定日、欠品履歴も確認し、翌年の販売開始と配送締切を調整します。
- 実績が想定を外れた場合は、低・標準・高の三つの販売予測を作り直し、次回の判断幅を残します。
- 結果は翌年の同じ仮枠へ記録し、楽天の公式発表後に日程と会期条件を確認して確定します。
よくある質問
年間計画では、未発表日程、申請要否、需要予測を確定情報と分けることが重要です。
9月と12月のスーパーSALE日程を先に入れてもよいですか?
過去の開催月を仮枠として登録できますが、確定日としては扱えません。仕入れ、制作、倉庫の枠だけを押さえ、楽天公式発表後に更新します。
マラソンは毎回参加したほうがよいですか?
毎回同じ施策を実施する必要はありません。粗利、在庫、季節需要を確認し、重点会期と通常運用の会期を分けます。
スーパーSALEサーチの申請はいつ始めますか?
公開情報では開催約3週間前から約1週間前が目安です。申請多数で早期終了する場合があるため、正確な期限は管理画面で確認します。
ポイント倍率や獲得上限を年間表へ固定できますか?
倍率、上限、対象ショップ、エントリー条件は会期ごとに変わります。年間表には確認担当者と確認期限を置き、数値は公式告知後に入力します。
店舗の「次の一手」を一緒に進めるなら
運営代行・ECコンサル・AIツールまで、現場を知るチームがワンストップで伴走します。
西尾 勝太株式会社ラクダ 代表
楽天SOY 2年連続受賞 / 楽天NATIONSリーダー店舗 / 楽天NATIONS AIエバンジェリスト
楽天市場の月商を5年で200万円→2億円に伸ばした現場の実践者。売れるECの方程式にAIを重ね、EC事業者の「次の一手」に伴走しています。



