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楽天のカタログIDとは?ジャンルID・JANとの違いと紐づけ方

楽天のカタログIDとは、店舗のSKUを楽天の商品カタログ上の製品へ照合するための製品識別コードです。正しく設定すると商品価格ナビの比較対象となり、同一製品の価格やレビューが製品単位で表示されます。
楽天のカタログIDとは
カタログIDの役割は、店舗の商品を楽天市場内の特定製品へ正しく紐づけることです。
楽天のカタログIDとは、店舗の商品・SKUを、楽天の商品カタログ上の特定製品に照合するため、RMSへ登録する製品識別コードです。
代表的なコードはJANですが、商品価格ナビではEANやUPCが表示される製品も確認できます。ただし、現行RMSで入力できるコード種別の完全な一覧は、管理画面と店舗運営Naviで確認してください。
楽天の商品価格ナビには、JANなどの製品コードとは別に「楽天プロダクト製品ID」があります。これは楽天が製品レコードを管理するための内部IDであり、店舗が持つ商品管理番号とも異なります。
| 項目 | 識別する対象 | 主な役割 |
|---|---|---|
| カタログID | メーカー製品・流通商品 | 店舗のSKUと楽天の商品カタログを照合する |
| 楽天プロダクト製品ID | 商品価格ナビ内の製品レコード | 製品ページやAPI上で製品を識別する |
| 商品管理番号 | 店舗内の商品ページ | 商品URLや商品ページを識別する |
| SKU管理番号 | 購入可能な種類 | バリエーション、在庫、受注連携に使う |
カタログIDを設定しても、各店舗の商品ページが一つに統合されるわけではありません。商品URL、販売価格、在庫、配送条件、注文処理は、引き続き店舗ごとに管理されます。
カタログIDとジャンルID・JANコードの違い

カタログIDは製品照合、ジャンルIDは市場内の分類、JANコードは流通商品の識別に使われます。
| ID・番号 | 管理主体 | 識別対象 | カタログIDとの関係 |
|---|---|---|---|
| カタログID | 製品コードはメーカー等、照合は楽天 | メーカー製品・流通商品 | 楽天の商品カタログへ紐づける項目 |
| ジャンルID | 楽天 | 楽天市場共通の商品ジャンル | 製品ではなく掲載先の分類を指定する |
| JANコード | ブランドオーナー | 流通上の商品単位 | カタログIDとして使われる代表的なコード |
| 店舗内カテゴリ | 各店舗 | 店舗独自の売り場 | 楽天市場共通のジャンルとは別に管理する |
JANコードは楽天独自の番号ではありません。GS1 Japanでは、GTIN(JANコード)を「どの事業者の、どの商品か」を示す国際標準の商品識別コードとしています。
一方、カタログIDは、JANなどを楽天の商品照合に使うためのRMS項目です。つまり、JANは製品を識別するコードであり、カタログIDはそのコードを楽天側の紐づけに使う項目という関係です。
ジャンルIDは、楽天市場共通のジャンル階層から掲載先を指定する番号です。商品検索やパンくず、絞り込み属性などに関係しますが、特定製品を識別するカタログIDとは役割が異なります。
カタログIDを紐づけると何が起きるのか
正しいカタログIDを設定すると、店舗の商品が商品価格ナビ上の同一製品へ紐づきます。
楽天の商品価格ナビでは、製品ごとに名称、型番、ブランド、メーカー、製品詳細が管理されています。さらに、出品商品数、最低・最高・平均価格、レビュー数、平均評価なども製品に紐づきます。
同じ製品を扱う複数店舗がある場合、製品ページには各店舗の商品が比較対象として並びます。確認できる主な情報は次のとおりです。
| 比較される情報 | 購入者側で確認できる内容 |
|---|---|
| 価格 | 商品価格や送料を含む価格 |
| 特典 | 付与されるポイント |
| 店舗情報 | 店舗名や店舗ごとの評価 |
| 商品状態 | 新品・中古などの区分 |
| 販売ページ | 各店舗が管理する個別の商品ページ |
この仕組みは、店舗ページの物理的な統合ではありません。楽天の商品カタログ上で同一製品としてグルーピングし、比較しやすくする仕組みです。
カタログIDを設定するメリット
カタログIDの主なメリットは、価格比較と製品レビューの導線へ商品を適切に載せられることです。
正しい製品へ紐づくと、商品価格ナビを利用する購入者に自店舗の商品を提示できます。価格だけでなく、送料、ポイント、店舗評価などを含めて比較されるため、販売条件全体を見てもらえる機会になります。
商品価格ナビでは、同一製品と判定された複数店舗のレビューが製品単位で集約表示されます。各店舗の商品ページに付いた個別レビューは残り、商品価格ナビ側では製品全体の評価として確認できます。
| メリット | 店舗運営上の意味 |
|---|---|
| 製品ページへの掲載 | 同じ製品を探している購入者との接点が増える |
| 複数店舗との比較 | 送料やポイントを含む販売条件を提示できる |
| 製品レビューの表示 | 製品を検討するための情報を提供できる |
| 製品情報との照合 | 型番、ブランド、メーカーを確認しやすくなる |
ただし、カタログIDを登録しただけで、製品情報が店舗の商品説明へ自動挿入されるとは限りません。自動反映される情報の範囲は、お使いの管理画面と店舗運営Naviで確認してください。
カタログIDを正しく紐づける手順
安全な紐づけには、商品ページ単位ではなくSKUごとの製品確認が必要です。
- SKUごとに型番、色、サイズ、容量、入り数、JANを台帳へ整理します。
- 商品本体、メーカー公式情報、正規の商品マスタを使って製品コードを照合します。
- JANなどで商品価格ナビを検索し、製品名、型番、ブランドが一致するか確認します。
- 容量、色、入り数、セット内容、販売単位まで同じ製品であるかを確かめます。
- 紐づけ先の出品商品とレビューを見て、別製品が混在していないか確認します。
- RMSまたは最新CSVで、各SKUに対応するカタログIDを設定します。
- 更新後の商品価格ナビを開き、自店舗の商品が正しい製品へ掲載されたか確認します。
同じモデル名でも、色や容量、入り数が異なれば、別のGTINが設定されている場合があります。SKUごとに異なるJANがある商品では、一つのカタログIDを使い回さないことが重要です。
現行SKU版CSVでは、カタログIDがSKUレベルの項目として扱われる想定です。ただし、最新のファイル名、列名、必須条件は、RMSから取得したテンプレートで照合してください。
セット商品やコードがない商品の注意点

セット品やコードのない商品には、他商品のJANを推測で登録してはいけません。
単品のJANを、2個セットやケース販売、おまけ付き商品へそのまま設定すると、販売条件の異なる商品が同一製品として比較される可能性があります。型番が似ていても、新旧モデルや通常品、限定品を取り違えないようにします。
| 確認項目 | 間違えやすい組み合わせ |
|---|---|
| 販売数量 | 単品と複数個セット |
| 容量 | 通常容量と大容量 |
| 商品構成 | 本体のみと付属品付き |
| 世代 | 旧モデルと後継モデル |
| 流通区分 | 国内版と海外版 |
| 商品状態 | 新品と中古品 |
製品コードがない商品へ架空の番号を入力したり、似た商品のJANを流用したりしてはいけません。RMSで認められた「カタログIDなしの理由」を使用します。
理由の選択肢や適用条件、セット商品用カタログIDの書式は、公開情報だけでは確定できません。最新の管理画面と店舗運営Naviを確認してから登録してください。
誤ったカタログIDを入れるとどうなるのか
別製品のカタログIDを設定すると、価格、レビュー、製品情報の不一致を招くおそれがあります。
| 登録ミス | 起こり得る問題 |
|---|---|
| 別製品の有効なID | 別製品の商品価格ナビへ掲載される |
| 単品のJANをセット品へ登録 | 異なる数量条件の商品と価格比較される |
| 新旧モデルの取り違え | 型番や製品詳細が実商品と一致しない |
| 色や容量の取り違え | 無関係な製品レビューと集約される可能性がある |
| 存在しないコード | 登録エラーまたはカタログ未照合になる可能性がある |
| ジャンルIDを誤入力 | 偶然別製品として成立するか、照合に失敗する |
誤紐づけは、検索上の不利益だけで終わらない場合があります。別商品の参考小売価格や製品説明と結び付けば、商品内容や価格表示について購入者の誤認を招くおそれがあります。
誤りを発見したら、販売停止や検索非表示の必要性を判断し、RMS上のIDを修正します。その後、商品価格ナビの製品、出品商品、レビュー、参考価格を改めて目視確認してください。
カタログID変更後の反映時間や、既存レビューが再集計される時期は公開情報で確認できません。修正後の挙動は管理画面で確認し、必要に応じて楽天へ問い合わせます。
関連する自動化ツール
複数SKUのカタログIDをまとめて点検・修正する場合は、楽天商品情報の一括更新ツールで商品情報を更新する作業時間を短縮できます。
CSVでカタログIDを一括登録・編集する際の注意点
CSVで一括更新する際は、RMSから取得した最新テンプレートを使い、商品ではなくSKU単位でカタログIDを照合します。
- 更新対象をSKU管理番号ごとに並べ、型番、色、容量、入り数、JANとの対応表を事前に作成します。
- RMSから最新テンプレートを取得し、旧CSVの項目名や列順をそのまま流用しないようにします。
- 各SKUの製品名、型番、色、容量、入り数を商品価格ナビの製品情報と照らして入力します。
- コードが確認できない商品には他商品のJANを流用せず、認められたカタログIDなしの理由を使います。
- 更新後は商品価格ナビを確認し、自店舗の商品が正しい製品へ掲載されたかをSKUごとに点検します。
現行CSVの列名や必須条件は公開情報で確定できないため、お使いの管理画面と公式マニュアルで確認してください。
よくある質問
カタログIDの運用では、設定単位、JANとの関係、変更後の挙動に関する疑問が多くあります。
カタログIDとJANコードは同じですか?
同じ概念ではなく、JANは流通商品の識別コード、カタログIDは楽天の商品照合に使う項目です。実務ではJANをカタログIDとして登録する場合があります。
カタログIDは商品ページごとに一つ設定しますか?
原則としてSKU単位で製品を照合し、色や容量ごとに異なるコードを設定します。現行RMSの入力単位とCSV階層は、最新テンプレートで確認してください。
カタログIDを設定すると商品ページが統合されますか?
店舗の商品ページやURLが他店の商品ページと統合されるわけではありません。商品価格ナビ上で、同じ製品を扱う店舗としてグルーピングされます。
カタログIDが分からない場合はどうすればよいですか?
商品本体とメーカー公式情報でコードを確認し、商品価格ナビで製品を照合します。確認できない場合は他商品のコードを流用せず、管理画面で「カタログIDなしの理由」を確認してください。
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運営代行・ECコンサル・AIツールまで、現場を知るチームがワンストップで伴走します。
西尾 勝太株式会社ラクダ 代表
楽天SOY 2年連続受賞 / 楽天NATIONSリーダー店舗 / 楽天NATIONS AIエバンジェリスト
楽天市場の月商を5年で200万円→2億円に伸ばした現場の実践者。売れるECの方程式にAIを重ね、EC事業者の「次の一手」に伴走しています。



