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楽天店舗がLINEの友だちを増やす方法|獲得導線と効果測定

楽天店舗がLINE公式アカウントの友だちを増やすには、追加ボタンを増やす前に「登録すると何が、どの頻度で届くか」を明確にします。再入荷、使い方、新商品、限定情報など、商品・顧客に合う価値を決め、楽天店舗内、購入後、同梱物、実店舗など現行規約で許可された接点へ導線を置きます。
この記事では、登録価値、導線、QR・リンク、特典、流入元計測、有効友だち、ブロック率、購入・利益までを解説します。友だち数だけでなく、登録後も受け取りたい人が増えたかを評価します。
友だち獲得は登録後の価値から設計する
LINE公式アカウントの運用では、アカウントの成長、友だちを獲得するアクション、友だち数の目安が主なテーマになります。
RMS上ではLINEの配信から分析まで運用できるとされていますが、現在の機能・料金・計測範囲は確認が必要です。また、過去に示された「友だち数の目安」を全店舗の目標へ流用しません。
追加数が増えても、最初の特典利用後にブロックされれば継続接点になりません。獲得前に、登録後90日程度の配信内容を用意します。
登録価値を一文で伝える
「お得な情報を配信」だけでは、追加する理由が弱く、配信内容も想像できません。
登録価値の候補です。
- 売り切れ商品の再入荷を案内する
- 新商品・新色を先に知らせる
- 商品の使い方・手入れを届ける
- 季節に合う選び方を案内する
- 対象・期限が明確な特典を届ける
- 実店舗イベント・相談会を知らせる
- 購入後のサポート導線をまとめる
一文の型です。
誰に/何を/どのくらいの頻度で届けるか
例:革製品を長く使いたい方へ、手入れ方法と再入荷情報を月2回程度お届けします。
友だち像を購入段階で分ける

すべての接点で同じ訴求を使いません。
| 段階 | 欲しい情報 | 登録価値の例 |
|---|---|---|
| 初回訪問 | 店舗・商品を知りたい | 人気商品、選び方 |
| 比較中 | 在庫・価格・違い | 再入荷、新色、FAQ |
| 購入直後 | 使い方・配送 | 手入れ、サポート |
| 使用中 | 消耗・買替え | 交換時期、関連商品 |
| リピーター | 新商品・限定情報 | 先行案内、イベント |
比較中の人へ購入後の手入れだけを訴求しても弱く、購入者へ「初めての方向け」を繰り返すと価値が下がります。
現行規約で使える獲得導線を確認する
導線候補を作ったら、楽天市場、R-SNS、LINEの現行規約で、掲載場所、文言、リンク、QR、特典の可否を確認します。
候補です。
- 楽天市場の店舗トップ・カテゴリ・商品ページ
- 商品購入後の案内
- 梱包・同梱物
- 実店舗・イベント・接客
- 問い合わせ・アフターサポート
- 店舗が管理するSNS・媒体
楽天市場から外部へ不適切に取引誘導する形、購入・レビュー高評価の強制、個人情報の目的外取得にならないようにします。
店舗トップ・商品ページの導線を作る
ページ内では、目立たせるだけでなく、登録価値と遷移先を一致させます。
確認することです。
- 何が届くか分かる
- 配信頻度の目安がある
- 友だち追加ボタン・リンクが動く
- アプリ・スマホWebで戻れる
- 価格・特典の条件が現行情報である
- 商品購入ボタンを邪魔しない
- 現行の楽天掲載ルールを満たす
すべての商品へ同じバナーを入れる場合も、商品カテゴリと登録価値が合うか確認します。
購入後・同梱物の導線を活用する
購入後は商品・店舗を体験しているため、手入れ、再入荷、消耗品、サポート等の具体的な価値を伝えやすい接点です。
同梱物には、QRコードだけでなく、登録後に得られる情報、配信頻度、問い合わせ先を記載します。QRが読み取れない場合の短い案内も用意します。
一方、レビュー高評価、星数、内容指定と友だち追加特典を結び付けません。返品・保証を友だち追加の条件にする運用も避けます。
ギフトでは注文者と受取人が異なるため、誰へ案内してよいか、個人情報・広告同意を確認します。
実店舗・接客で案内する
レジ、商品棚、相談後、イベント等で、顧客の関心に合わせて案内します。
- 再入荷を待つ人へ再入荷情報
- 手入れ相談をした人へ使い方情報
- 新商品を知りたい人へ先行案内
- 定期イベント参加者へ日程案内
スタッフが「登録しないと購入できない」と誤解させないよう、任意であることを明確にします。口頭説明、POP、追加後のあいさつメッセージを一致させます。
特典は短期追加と長期価値を分ける
クーポン等の特典は追加のきっかけになりますが、特典だけを目的にした友だちが増える可能性があります。
設計表です。
| 項目 | 確認内容 |
|---|---|
| 対象 | 新規追加、既存友だち、購入者等 |
| 価値 | 値引額・率、費用、利益 |
| 条件 | 最低金額、対象商品、併用 |
| 期間 | 取得・利用・配信の期限 |
| 付与 | 自動・手動、重複、不正防止 |
| 表示 | 小画面で条件が読める |
| 継続 | 特典後に何を届けるか |
現行のR-SNS、LINE、楽天クーポン、景品規制等を確認します。特典利用後30日・90日のブロックと購入を見ます。
QR・リンクを流入元別に分ける
すべて同じQRを使うと、どの接点が有効か分かりません。
流入元の例です。
- 店舗トップ
- 商品ページのカテゴリ別バナー
- 同梱物
- 実店舗のレジ
- 実店舗の商品棚
- イベント
- アフターサポート
現行機能で利用可能な識別方法を確認し、リンク・QRごとに名称、設置場所、開始・終了日、登録価値、担当を台帳化します。
追加後のあいさつを導線別に合わせる
追加直後に、登録時の約束を確認します。
同梱物から追加した人には手入れ情報、再入荷待ちの人には通知の案内など、現行機能で可能なら入口に合う体験を作ります。
入口別対応ができない場合も、主な登録価値、配信頻度、最初の役立ち情報を共通で示します。
初期設定の詳しい方法は「楽天店舗のLINE公式アカウント初期設定」を参照してください。
「有効友だち」を定義する
累計追加数だけでは、現在配信できる相手と反応が分かりません。
確認する指標です。
- 期間内の新規追加
- 配信可能な友だち
- ブロック・解除
- あいさつ・リッチメニューのクリック
- 配信到達・クリック
- 商品ページ訪問・購入
- 友だち獲得費
- 友だち経由の広告後利益
指標名と定義はLINE・R-SNSの現行分析画面で確認します。異なる画面の「友だち数」を同じものとして比較しません。
ブロック率を獲得品質として見る

追加数が増えた直後にブロックが増える場合、価値と配信の約束が違う可能性があります。
原因候補です。
- 特典だけで追加され、継続価値がない
- あいさつ直後に配信が多すぎる
- 追加時に示した内容と配信が違う
- 全員へ関係のない商品を送る
- 深夜・高頻度・連投
- リンク先の在庫・価格・配送が違う
流入元・登録月ごとのコホートで、7日・30日・90日等のブロックと反応を比較します。期間は自店の購入周期に合わせます。
友だち獲得費と利益を計算する
特典、印刷、広告、スタッフ工数を含めます。
友だち獲得費 = 獲得施策の費用 ÷ 有効な新規友だち数
有効友だちの定義を固定し、追加直後だけでなく一定期間後も配信可能かを確認します。
友だち経由の売上から、商品原価、楽天関連費、ポイント・クーポン、配送、LINE配信費、獲得費を差し引き、利益を見ます。将来購入を期待だけで足しません。
小規模テストで導線を比較する
- 登録価値を一つ決める
- 同梱物と店舗トップ等、2導線を選ぶ
- 別のQR・リンクで識別する
- 同じ期間・条件で運用する
- 追加、有効友だち、ブロック、購入を比較する
- 購入者属性・商品カテゴリの違いを記録する
- 良い導線を段階的に広げる
特典額、文言、設置場所を同時に変えず、何が差を生んだか判断できるテストにします。
月次で導線を棚卸しする
- 期限切れバナー・QR・クーポン
- リンク切れ・誤遷移
- 登録価値と実際の配信の不一致
- 流入元別の追加・ブロック・購入
- 規約変更による掲載可否
- 店舗・商品の終了、移転
- 同梱物の旧版在庫
印刷済み同梱物はすぐ差し替えられないため、リンク先で安全に案内できる代替ページと回収計画を用意します。
友だち獲得チェックリスト
- 登録後90日の配信価値を用意した
- 誰に何をどの頻度で届けるか一文化した
- 購入段階ごとに登録価値を分けた
- 導線の可否を楽天・LINE規約で確認した
- 同梱物・実店舗で任意性を明示した
- 特典の対象・期限・利益を確認した
- QR・リンクを流入元別に識別した
- 有効友だち・ブロック・購入を測った
- 獲得費と広告後利益を計算した
- 期限切れ導線を月次で棚卸しした
よくある質問
LINEの友だち数は何人を目標にすべきですか?
一律の目安ではなく、店舗訪問者、購入者、実店舗接客等の母数から、接点別の追加率・有効率・購入率を置きます。古い数値を現在の目標へ流用しません。
クーポンを付ければ友だちは増えますか?
追加のきっかけにはなりますが、利用後ブロックや低採算も測ります。現行のクーポン・特典規約を確認し、継続して受け取る価値を別途用意してください。
商品同梱物へQRコードを載せてもよいですか?
現行の楽天・R-SNS・LINE規約、広告同意、ギフト・個人情報を確認します。登録は任意とし、何が届くか、頻度、問い合わせ先を明示してください。
追加数とブロック数のどちらを重視しますか?
両方に加え、一定期間後の有効友だち、クリック、購入、利益を見ます。大量追加後に高ブロック・低反応なら、獲得価値や配信の約束を見直します。
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運営代行・ECコンサル・AIツールまで、現場を知るチームがワンストップで伴走します。
西尾 勝太株式会社ラクダ 代表
楽天SOY 2年連続受賞 / 楽天NATIONSリーダー店舗 / 楽天NATIONS AIエバンジェリスト
楽天市場の月商を5年で200万円→2億円に伸ばした現場の実践者。売れるECの方程式にAIを重ね、EC事業者の「次の一手」に伴走しています。



