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楽天店舗のLINE公式アカウント初期設定|R-SNS開設後の確認手順

楽天店舗がLINE公式アカウントを始めるときは、配信前にアカウントの所有者、管理者権限、認証、プロフィール、応答、あいさつメッセージ、リッチメニュー、計測リンクを整えます。制作会社や担当者個人だけが管理する状態を避け、店舗が引き継げる権限と記録を残します。
この記事では、R-SNSの契約確認から、初回認証、管理者、プロフィール、自動応答、あいさつ、リッチメニュー、セキュリティ、公開前テストまでを解説します。画面名、費用、メッセージ数、連携機能は変わり得るため、設定時に現行の店舗運営NaviとLINE公式案内を確認してください。
最初にR-SNSの現行条件を確認する
LINE Official Account Managerでは、初回認証、管理者、プロフィール、応答メッセージ、あいさつメッセージ、リッチメニューを設定します。
古い画面をそのまま手順として使わず、現在のR-SNS契約、対象店舗、費用、開設・連携方法、RMS上の管理範囲を確認します。
確認項目です。
| 項目 | 確認内容 |
|---|---|
| 契約 | R-SNSの対象、申込、費用、開始日 |
| アカウント | 新規・既存、店舗との対応 |
| 管理画面 | RMSとLINE側でできること |
| 配信 | メッセージ数、料金、対象 |
| データ | 取得・連携・分析の範囲 |
| 規約 | 楽天・LINE双方の利用条件 |
既存アカウントを連携する場合、他ブランド・他店舗の友だちや配信を混ぜないよう、所有と用途を確認します。
アカウントの所有者を店舗にする
外部制作会社や退職予定の担当者の個人メールだけで開設すると、契約終了時に管理できなくなる可能性があります。
店舗が管理する代表メールや管理基盤を用意し、責任者を決めます。
- アカウント所有責任者
- 契約・請求責任者
- 配信承認者
- 日常運用者
- 分析担当
- 緊急停止できる担当
- 外部委託先と期限
誰が何をできるかを権限表へ記録し、管理者の追加・削除は二者確認します。
初回認証とセキュリティを整える
現行の初回認証手順に沿って、正しい楽天店舗とLINE公式アカウントを対応させます。画面に表示される店舗名、アカウント名、IDを照合し、スクリーンショットと設定日を残します。
セキュリティの基本です。
- 個人ごとのアカウントを使う
- パスワードを共有チャットへ貼らない
- 利用可能な多要素認証等を有効にする
- 不要な管理者・端末を削除する
- ログイン通知・履歴を確認する
- 退職・異動・委託終了時に即時停止する
- 緊急時のパスワード変更と配信停止手順を持つ
共有IDが避けられない仕様の場合も、利用者、保管方法、変更、ログを管理します。
管理者権限を役割別に分ける

全員へ最高権限を付けず、現行機能で可能な範囲で最小権限にします。
| 役割 | 必要な操作例 | 不要な権限例 |
|---|---|---|
| 責任者 | 契約、管理者、緊急停止 | 日常制作のみなら不要な操作 |
| 配信担当 | 下書き、テスト、予約 | 管理者削除、契約変更 |
| 承認者 | 原稿確認、配信承認 | 請求・所有変更 |
| 分析担当 | レポート閲覧 | 配信・権限変更 |
| 委託先 | 契約業務の範囲 | 所有・請求・恒久管理 |
現行画面で分離できない場合は、社内承認と操作記録で補います。月次で権限を棚卸しします。
プロフィールを楽天店舗と一致させる
友だちが最初に見る情報を、楽天市場の店舗情報と揃えます。
- アカウント名・店舗名
- プロフィール画像・ブランドロゴ
- 店舗説明と主な商品
- 楽天市場店のURL
- 問い合わせ方法・営業時間
- 休業日・返信時間の目安
- 会社・運営主体が分かる情報
複数モールを運営する場合、どの店舗の案内かを明確にします。LINEから外部サイトへ誘導する可否や表示方法は、R-SNS・楽天の現行規約を確認します。
ロゴ・画像の権利と現行サイズ仕様も確認します。
応答方法を決める
チャットへ個別返信するのか、自動応答を使うのか、営業時間外にどう案内するのかを決めます。
問い合わせ種別を整理します。
- 商品・在庫・再入荷
- 注文・配送
- 返品・交換・不具合
- クーポン・キャンペーン
- 個人情報・決済・緊急事故
LINEで注文情報を受け取る場合、本人確認、対応可能な範囲、RMS等の正式な問い合わせ経路を確認します。カード情報や不要な個人情報を送らせません。
自動応答だけで解決できない用件は、有人窓口と対応時間を明示します。
応答メッセージを設定する
キーワード応答や営業時間外メッセージ等、現行機能で利用できる方式を確認します。
応答文には次を含めます。
- 受け付けたこと
- 返信可能な時間
- 注文問い合わせの正式な方法
- 緊急・安全問題の窓口
- 送らないでほしい情報
- よくある質問への導線
「すぐ返信します」と常時表示し、実際は数日かかる状態を避けます。自動応答同士がループしたり、複数メッセージを連続送信したりしないかテストします。
あいさつメッセージを作る
友だち追加直後のメッセージは、登録の期待を決めます。
基本構成です。
- 追加へのお礼と店舗名
- 今後届く情報の種類
- 配信頻度の目安
- 最初に役立つ導線
- 問い合わせ・対応時間
- 配信・通知の管理方法
例文です。
友だち追加ありがとうございます。楽天市場○○店です。新商品・再入荷・商品の使い方を中心に、月○回程度お届けします。注文や配送については、注文番号をご用意のうえ、こちらの問い合わせ窓口をご利用ください。
実際の頻度と内容へ合わせ、「毎週」など守れない約束は書きません。特典がある場合は対象・期限・利用条件を明記します。
リッチメニューは主要導線を少数にする
リッチメニューへすべてのカテゴリを入れると、小さい画面で迷います。
優先候補です。
- 楽天市場の店舗トップ
- 人気商品・カテゴリ
- 新商品・再入荷
- 使い方・FAQ
- 注文・配送の問い合わせ
- 開催中のキャンペーン
| 導線 | 確認すること |
|---|---|
| ラベル | 一読で遷移先が分かる |
| 画像 | 小画面で文字・ボタンが読める |
| URL | 楽天店・対象ページへ正しく遷移 |
| 期限 | 終了後の差し替え日時がある |
| 計測 | どのボタンか識別できる |
| 代替 | リンク切れ時の復旧先がある |
ログイン状態、アプリ内ブラウザ、iPhone・Androidでタップ範囲と表示を確認します。
計測リンクと命名規則を決める
配信・リッチメニュー・あいさつのリンクを区別できるよう、楽天・LINEの現行仕様で利用可能な計測方法を決めます。
命名例です。
媒体 / 配信日 / 目的 / クリエイティブ / ボタン
短縮URLや外部計測を使う場合、楽天・LINEの規約、リダイレクト、個人情報、リンク切れを確認します。
計測値がLINE側と楽天側で一致しない場合、クリック・セッション・注文の定義と計測期間を確認します。
配信前の承認フローを作る
初期設定の段階で、今後の配信手順を決めます。
- 企画:目的、対象、期限、予算
- 制作:文面、画像、リンク、クーポン
- 確認:価格、在庫、配送、法令、権利
- テスト:担当者・端末へテスト送信
- 承認:配信日時・対象・最終版を承認
- 配信:実行者と結果を記録
- 監視:リンク、在庫、問い合わせ、停止
- 分析:クリック、購入、利益、ブロック
予約配信後に価格・在庫が変わったとき、誰が停止・差し替えるかも決めます。
テストアカウントと端末で確認する

公開前に、管理者画面だけでなく友だち側の画面を確認します。
- 友だち追加の入口
- あいさつメッセージの重複・順番
- プロフィールと認証表示
- リッチメニューの文字・タップ範囲
- すべてのリンクと戻り先
- 応答・営業時間外・有人切替
- クーポン等の対象・期限
- iPhone・Androidの表示
- ログイン・未ログイン時の遷移
- 分析・計測への反映
テスト用注文や個人情報は、楽天・自社のルールに沿って扱います。
運用台帳を残す
| 分類 | 記録内容 |
|---|---|
| 契約 | 申込、費用、プラン、更新 |
| 所有 | 責任者、管理者、委託先 |
| 設定 | プロフィール、応答、あいさつ |
| 導線 | リッチメニュー、URL、期限 |
| 配信 | 原稿、対象、日時、承認者 |
| 計測 | リンクID、指標、期間 |
| 変更 | 変更理由、実行者、確認 |
| 事故 | 誤配信、不正ログイン、停止 |
担当変更時に台帳と権限を引き継ぎます。口頭だけで運用しません。
初期設定後に見る指標
友だち数だけでなく、設定と導線の品質を確認します。
- 友だち追加元
- あいさつメッセージのクリック
- リッチメニューのボタン別クリック
- 問い合わせ数・回答時間
- 配信の到達・クリック・購入
- ブロック・配信停止
- リンク切れ・誤配信
- 管理者・権限の異常
友だち獲得の設計は「楽天店舗がLINEの友だちを増やす方法」、配信運用は「楽天店舗のLINE配信方法」で解説します。
LINE初期設定チェックリスト
- 現行R-SNSの契約・費用・対象を確認した
- アカウント所有を店舗責任者へ置いた
- 個人ID・認証・緊急停止を整えた
- 管理者権限を役割別に分けた
- プロフィールを楽天店舗と一致させた
- 応答・営業時間外・有人窓口を決めた
- あいさつで内容・頻度・問い合わせを示した
- リッチメニューの導線・期限・計測を確認した
- 承認フローと運用台帳を作った
- 購入者端末で追加から遷移までテストした
よくある質問
R-SNSの料金はいくらですか?
料金・契約・対象・メッセージ数は変更され得ます。過去講座や記事の固定額を使わず、申込時の店舗運営Navi、RMS、契約画面で確認してください。
制作会社を管理者にしてもよいですか?
契約業務に必要な範囲なら可能な場合がありますが、店舗が所有・復旧できる管理者を残し、最小権限、期限、ログ、契約終了時の削除を決めます。
あいさつメッセージにはクーポンが必要ですか?
必須ではありません。登録後に得られる情報・価値と問い合わせ先を明示することが先です。クーポンを使う場合は現行の対象、期限、費用、規約を確認します。
初期設定はLINE側だけ確認すればよいですか?
R-SNS・RMS側の連携、楽天店舗へのリンク、価格・在庫・問い合わせ、分析も確認します。楽天とLINE双方の現行画面・規約を満たしてください。
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運営代行・ECコンサル・AIツールまで、現場を知るチームがワンストップで伴走します。
西尾 勝太株式会社ラクダ 代表
楽天SOY 2年連続受賞 / 楽天NATIONSリーダー店舗 / 楽天NATIONS AIエバンジェリスト
楽天市場の月商を5年で200万円→2億円に伸ばした現場の実践者。売れるECの方程式にAIを重ね、EC事業者の「次の一手」に伴走しています。



