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最終更新: 2026.07.20

楽天店舗のLINE公式アカウント初期設定|R-SNS開設後の確認手順

楽天店舗のLINE公式アカウント初期設定|R-SNS開設後の確認手順

楽天店舗がLINE公式アカウントを始めるときは、配信前にアカウントの所有者、管理者権限、認証、プロフィール、応答、あいさつメッセージ、リッチメニュー、計測リンクを整えます。制作会社や担当者個人だけが管理する状態を避け、店舗が引き継げる権限と記録を残します。

この記事では、R-SNSの契約確認から、初回認証、管理者、プロフィール、自動応答、あいさつ、リッチメニュー、セキュリティ、公開前テストまでを解説します。画面名、費用、メッセージ数、連携機能は変わり得るため、設定時に現行の店舗運営NaviとLINE公式案内を確認してください。

最初にR-SNSの現行条件を確認する

LINE Official Account Managerでは、初回認証、管理者、プロフィール、応答メッセージ、あいさつメッセージ、リッチメニューを設定します。

古い画面をそのまま手順として使わず、現在のR-SNS契約、対象店舗、費用、開設・連携方法、RMS上の管理範囲を確認します。

確認項目です。

項目確認内容
契約R-SNSの対象、申込、費用、開始日
アカウント新規・既存、店舗との対応
管理画面RMSとLINE側でできること
配信メッセージ数、料金、対象
データ取得・連携・分析の範囲
規約楽天・LINE双方の利用条件

既存アカウントを連携する場合、他ブランド・他店舗の友だちや配信を混ぜないよう、所有と用途を確認します。

アカウントの所有者を店舗にする

外部制作会社や退職予定の担当者の個人メールだけで開設すると、契約終了時に管理できなくなる可能性があります。

店舗が管理する代表メールや管理基盤を用意し、責任者を決めます。

  • アカウント所有責任者
  • 契約・請求責任者
  • 配信承認者
  • 日常運用者
  • 分析担当
  • 緊急停止できる担当
  • 外部委託先と期限

誰が何をできるかを権限表へ記録し、管理者の追加・削除は二者確認します。

初回認証とセキュリティを整える

現行の初回認証手順に沿って、正しい楽天店舗とLINE公式アカウントを対応させます。画面に表示される店舗名、アカウント名、IDを照合し、スクリーンショットと設定日を残します。

セキュリティの基本です。

  1. 個人ごとのアカウントを使う
  2. パスワードを共有チャットへ貼らない
  3. 利用可能な多要素認証等を有効にする
  4. 不要な管理者・端末を削除する
  5. ログイン通知・履歴を確認する
  6. 退職・異動・委託終了時に即時停止する
  7. 緊急時のパスワード変更と配信停止手順を持つ

共有IDが避けられない仕様の場合も、利用者、保管方法、変更、ログを管理します。

管理者権限を役割別に分ける

管理者権限を役割別に分けるを示す図解

全員へ最高権限を付けず、現行機能で可能な範囲で最小権限にします。

役割必要な操作例不要な権限例
責任者契約、管理者、緊急停止日常制作のみなら不要な操作
配信担当下書き、テスト、予約管理者削除、契約変更
承認者原稿確認、配信承認請求・所有変更
分析担当レポート閲覧配信・権限変更
委託先契約業務の範囲所有・請求・恒久管理

現行画面で分離できない場合は、社内承認と操作記録で補います。月次で権限を棚卸しします。

プロフィールを楽天店舗と一致させる

友だちが最初に見る情報を、楽天市場の店舗情報と揃えます。

  • アカウント名・店舗名
  • プロフィール画像・ブランドロゴ
  • 店舗説明と主な商品
  • 楽天市場店のURL
  • 問い合わせ方法・営業時間
  • 休業日・返信時間の目安
  • 会社・運営主体が分かる情報

複数モールを運営する場合、どの店舗の案内かを明確にします。LINEから外部サイトへ誘導する可否や表示方法は、R-SNS・楽天の現行規約を確認します。

ロゴ・画像の権利と現行サイズ仕様も確認します。

応答方法を決める

チャットへ個別返信するのか、自動応答を使うのか、営業時間外にどう案内するのかを決めます。

問い合わせ種別を整理します。

  1. 商品・在庫・再入荷
  2. 注文・配送
  3. 返品・交換・不具合
  4. クーポン・キャンペーン
  5. 個人情報・決済・緊急事故

LINEで注文情報を受け取る場合、本人確認、対応可能な範囲、RMS等の正式な問い合わせ経路を確認します。カード情報や不要な個人情報を送らせません。

自動応答だけで解決できない用件は、有人窓口と対応時間を明示します。

応答メッセージを設定する

キーワード応答や営業時間外メッセージ等、現行機能で利用できる方式を確認します。

応答文には次を含めます。

  • 受け付けたこと
  • 返信可能な時間
  • 注文問い合わせの正式な方法
  • 緊急・安全問題の窓口
  • 送らないでほしい情報
  • よくある質問への導線

「すぐ返信します」と常時表示し、実際は数日かかる状態を避けます。自動応答同士がループしたり、複数メッセージを連続送信したりしないかテストします。

あいさつメッセージを作る

友だち追加直後のメッセージは、登録の期待を決めます。

基本構成です。

  1. 追加へのお礼と店舗名
  2. 今後届く情報の種類
  3. 配信頻度の目安
  4. 最初に役立つ導線
  5. 問い合わせ・対応時間
  6. 配信・通知の管理方法

例文です。

友だち追加ありがとうございます。楽天市場○○店です。新商品・再入荷・商品の使い方を中心に、月○回程度お届けします。注文や配送については、注文番号をご用意のうえ、こちらの問い合わせ窓口をご利用ください。

実際の頻度と内容へ合わせ、「毎週」など守れない約束は書きません。特典がある場合は対象・期限・利用条件を明記します。

リッチメニューは主要導線を少数にする

リッチメニューへすべてのカテゴリを入れると、小さい画面で迷います。

優先候補です。

  • 楽天市場の店舗トップ
  • 人気商品・カテゴリ
  • 新商品・再入荷
  • 使い方・FAQ
  • 注文・配送の問い合わせ
  • 開催中のキャンペーン
導線確認すること
ラベル一読で遷移先が分かる
画像小画面で文字・ボタンが読める
URL楽天店・対象ページへ正しく遷移
期限終了後の差し替え日時がある
計測どのボタンか識別できる
代替リンク切れ時の復旧先がある

ログイン状態、アプリ内ブラウザ、iPhone・Androidでタップ範囲と表示を確認します。

計測リンクと命名規則を決める

配信・リッチメニュー・あいさつのリンクを区別できるよう、楽天・LINEの現行仕様で利用可能な計測方法を決めます。

命名例です。

媒体 / 配信日 / 目的 / クリエイティブ / ボタン

短縮URLや外部計測を使う場合、楽天・LINEの規約、リダイレクト、個人情報、リンク切れを確認します。

計測値がLINE側と楽天側で一致しない場合、クリック・セッション・注文の定義と計測期間を確認します。

配信前の承認フローを作る

初期設定の段階で、今後の配信手順を決めます。

  1. 企画:目的、対象、期限、予算
  2. 制作:文面、画像、リンク、クーポン
  3. 確認:価格、在庫、配送、法令、権利
  4. テスト:担当者・端末へテスト送信
  5. 承認:配信日時・対象・最終版を承認
  6. 配信:実行者と結果を記録
  7. 監視:リンク、在庫、問い合わせ、停止
  8. 分析:クリック、購入、利益、ブロック

予約配信後に価格・在庫が変わったとき、誰が停止・差し替えるかも決めます。

テストアカウントと端末で確認する

テストアカウントと端末で確認するを示す図解

公開前に、管理者画面だけでなく友だち側の画面を確認します。

  • 友だち追加の入口
  • あいさつメッセージの重複・順番
  • プロフィールと認証表示
  • リッチメニューの文字・タップ範囲
  • すべてのリンクと戻り先
  • 応答・営業時間外・有人切替
  • クーポン等の対象・期限
  • iPhone・Androidの表示
  • ログイン・未ログイン時の遷移
  • 分析・計測への反映

テスト用注文や個人情報は、楽天・自社のルールに沿って扱います。

運用台帳を残す

分類記録内容
契約申込、費用、プラン、更新
所有責任者、管理者、委託先
設定プロフィール、応答、あいさつ
導線リッチメニュー、URL、期限
配信原稿、対象、日時、承認者
計測リンクID、指標、期間
変更変更理由、実行者、確認
事故誤配信、不正ログイン、停止

担当変更時に台帳と権限を引き継ぎます。口頭だけで運用しません。

初期設定後に見る指標

友だち数だけでなく、設定と導線の品質を確認します。

  • 友だち追加元
  • あいさつメッセージのクリック
  • リッチメニューのボタン別クリック
  • 問い合わせ数・回答時間
  • 配信の到達・クリック・購入
  • ブロック・配信停止
  • リンク切れ・誤配信
  • 管理者・権限の異常

友だち獲得の設計は「楽天店舗がLINEの友だちを増やす方法」、配信運用は「楽天店舗のLINE配信方法」で解説します。

LINE初期設定チェックリスト

  • 現行R-SNSの契約・費用・対象を確認した
  • アカウント所有を店舗責任者へ置いた
  • 個人ID・認証・緊急停止を整えた
  • 管理者権限を役割別に分けた
  • プロフィールを楽天店舗と一致させた
  • 応答・営業時間外・有人窓口を決めた
  • あいさつで内容・頻度・問い合わせを示した
  • リッチメニューの導線・期限・計測を確認した
  • 承認フローと運用台帳を作った
  • 購入者端末で追加から遷移までテストした

よくある質問

R-SNSの料金はいくらですか?

料金・契約・対象・メッセージ数は変更され得ます。過去講座や記事の固定額を使わず、申込時の店舗運営Navi、RMS、契約画面で確認してください。

制作会社を管理者にしてもよいですか?

契約業務に必要な範囲なら可能な場合がありますが、店舗が所有・復旧できる管理者を残し、最小権限、期限、ログ、契約終了時の削除を決めます。

あいさつメッセージにはクーポンが必要ですか?

必須ではありません。登録後に得られる情報・価値と問い合わせ先を明示することが先です。クーポンを使う場合は現行の対象、期限、費用、規約を確認します。

初期設定はLINE側だけ確認すればよいですか?

R-SNS・RMS側の連携、楽天店舗へのリンク、価格・在庫・問い合わせ、分析も確認します。楽天とLINE双方の現行画面・規約を満たしてください。

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西尾 勝太

西尾 勝太株式会社ラクダ 代表

楽天SOY 2年連続受賞 / 楽天NATIONSリーダー店舗 / 楽天NATIONS AIエバンジェリスト

楽天市場の月商を5年で200万円→2億円に伸ばした現場の実践者。売れるECの方程式にAIを重ね、EC事業者の「次の一手」に伴走しています。

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