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最終更新: 2026.10.24

NotebookLM(現Gemini Notebook)の使い方|規約やマニュアルのPDFを読み込ませて、店舗スタッフの質問窓口にする

NotebookLM(現Gemini Notebook)の使い方|規約やマニュアルのPDFを読み込ませて、店舗スタッフの質問窓口にする

NotebookLM(Gemini Notebook)は、自分が渡した資料だけをもとに答えるGoogleのAIです。 答えに出典が付くので、資料のどこに書いてあるかを原文に戻って確かめられます。 店舗なら規約・マニュアル・社内ルールを入れ、スタッフが質問できる窓口にできます。

確認日:2026年10月時点

Googleは2026年7月16日、NotebookLMを「Gemini Notebook」へ改称しました。検索では旧称が使われるため、本文はNotebookLMで統一し、操作案内には新名称を使います。Google公式発表

冒頭の説明は、登録資料を参照する基本チャットについて述べたもので、全機能には当てはまりません。現在はWeb検索などもあるため、店舗の質問窓口では承認済み資料を選んで利用します。

NotebookLMを始める手順

NotebookLM(Gemini Notebook)を始める5つの手順。店舗で利用を認めたGoogleアカウントでログイン、ノートブックを作成、承認済みの規約や発送マニュアルのPDFをアップロード、登録内容を元のPDFと照合、質問して回答の出典を確認

GoogleアカウントでGemini Notebookを開き、承認済みのPDFを登録すれば質問を始められます。

  1. 公式サイトを開き、店舗で利用を認めたGoogleアカウントでログインします。
  2. Gemini Notebookで「ノートブックを新規作成」を選び、用途が分かる名前を付けます。
  3. 「ソースをアップロード」から、公開規約や自店の発送マニュアルなどを追加します。
  4. 「ソース」で登録内容を開き、見出しや表、注記を元のPDFと照らして確認します。
  5. 「チャット」に質問を入力し、回答に付いた出典から根拠となる記述を確認します。

資料を管理する担当者と責任者を決め、閲覧を認めるスタッフの範囲に合わせてノートブックを分けます。

NotebookLMに読み込めるソースの種類と上限

PDF以外にも文書や表を登録できますが、形式ごとの条件と、語数・容量の上限を確認します。

ソースの種類主な対応形式・条件
文書PDF、DOCX、TXT、MD、Googleドキュメント
表・スライドCSV、PPTX、Googleスプレッドシート、Googleスライド
Web・動画Webページ、字幕付きの公開YouTube動画
音声・画像MP3、WAV、JPEG、PNG、WebPなど
その他貼り付けたテキスト、EPUB、対応するGoogle Playブックス、Geminiチャット

対応形式はGoogleのソース一覧に基づきます。

項目公式の上限
1ソースの語数50万語
ローカルアップロード1ファイル最大200MB
ページ数上限なし。ただし語数・容量制限は適用
Googleスライド最大100スライド
Googleスプレッドシート10万トークン

語数・容量は公式FAQでも確認できます。

50万語は50万文字ではなく、日本語の文字数への一律の換算は公開情報では確認できません。 容量内でも語数を超えたり、PDFにコピー保護があったりすると、取り込みに失敗します。

WebページのURLを登録しても、リンク先のPDFや下層ページまで一括で取り込まれるわけではありません。必要なPDFは個別に登録し、重要な条件が取り込まれたかを原本と照合してください。

店舗スタッフの質問窓口にする

店舗の質問窓口は、出店規約の公開部分と、承認済みの社内手順を組み合わせて作れます。

入れる資料の例スタッフの質問例
出店規約・ガイドラインの公開部分この作業に関係する禁止事項と例外を、根拠付きで整理してください
社内の発送ルール発送を保留する条件と、解除前の確認事項を分けてください
返品対応の手順書未開封品の返品希望について、適用条件と確認先を教えてください
個人情報を除いた架空の対応事例この条件で不足する情報と、責任者へ相談すべき点を教えてください

楽天の公開PDFは、出店審査や取扱商材に関する注意事項から確認できます。出店後の参考情報や関連リンクを削除した公開版のため、店舗向け資料すべてを網羅してはいません。

質問には条件を指定し、楽天のルールと自店の手順を分けて回答するよう伝えます。

選択した返品手順書だけを使い、未開封品の返品希望への対応案を、適用条件と例外に分けてください。 各条件に出典を付け、資料にない内容は推測せず「登録資料では確認できない」と答えてください。 資料同士が矛盾する場合は、独自に優先順位を決めず、それぞれの記述と出典を示してください。

公開前には、正解が分かる質問と答えが資料にない質問を試し、責任者が原本と照合します。締切や例外を落とす回答が出た場合は、資料の書き方と質問の条件を見直してください。

会議の議事録を窓口の資料に加える

店舗ミーティングで決めたルールは、議事録をソースに入れると、スタッフが後から決定事項を質問で探せます。録音したMP3やM4Aなどの音声ファイルは、取り込み時に文字起こしされ、そのテキストがソースになります。日本語の音声にも対応しています。Googleのソース追加ヘルプ

文字起こしには聞き違いが残ることがあるため、決定事項・担当・期限は担当者が確認した議事録を正として登録します。顧客名や注文番号が話題に出た会議は、該当部分を除いてから取り込みます。

登録した資料から研修用のスライドを作る方法は、NotebookLMでスライドを作成する手順にまとめています。

答えの確かめ方

回答の出典番号を開き、原文の前後と適用条件まで読むことが、店舗での確認の基本です。

  1. 回答の出典番号にカーソルを合わせ、主張を裏付ける文章が引用されているか確認します。
  2. 番号をクリックして該当箇所へ移動し、「ただし」「対象外」などの前後の記述を読みます。
  3. 資料名、条項番号、版、適用日を確認し、現在の業務に使える原本かを照合します。
  4. 返品可否や費用負担など判断が分かれる案件は、根拠を添えて店舗の責任者へ回します。

資料にないことは答えない前提の仕組みですが、それでも条件の取り違えなどの誤回答は起こり得ます。出典が付いていることだけで正解と判断せず、回答の条件を引用文が支えているか確かめます。 基本チャットとWeb検索などの拡張機能の違いも、Googleのチャットヘルプで確認できます。

読み込ませてよい資料・いけない資料

NotebookLMに読み込ませてよい資料といけない資料。登録候補は公開規約や承認済みの発送・返品手順。氏名・住所・注文履歴などの顧客情報、RMSのIDやパスワード、APIキー、非公開の契約や仕入条件は入力しない

この質問窓口には、入力を承認した業務資料だけを登録し、顧客情報や認証情報、契約上の秘密は入れません。

区分資料・情報の例店舗での扱い
登録候補公開規約、承認済みの発送・返品手順利用権限と外部AIへの入力可否を確認
入力しない氏名、住所、電話番号、顧客メール、注文履歴架空の事例に置き換える
入力しないRMSのID・パスワード、APIキー、認証コード所定の管理先で保管
入力しない非公開契約、個別の仕入条件、守秘対象資料契約・提供条件を担当者が確認

公開されている資料でも、アップロードや共有に必要な権利があるかを、登録前に確認します。PDF本文だけでなく、画面写真や帳票に残った実データも点検してください。

個人情報保護委員会は、利用目的に必要な範囲か、提供者が機械学習に使わないかなどの確認を求めています。本人の同意なく入力した個人データが応答以外の目的で扱われる場合、法違反の可能性があるとの注意喚起です。個人情報保護委員会の注意喚起

アカウント・利用状況Googleによるデータの扱い
個人アカウント・フィードバックなし基盤モデルの学習へ直接使用しない。安全性・信頼性のための処理は別途あり
個人アカウント・高評価や低評価を送信関連する質問・ソース・出力などを収集し、人によるレビューや製品・機械学習技術の改善に利用し得る
対象Workspace・Educationアップロード・質問・回答を人がレビューせず、AIモデルの学習にも使用しない。高評価・低評価の送信時も同様

レビュー済みのフィードバックと関連データは、アカウントとの関連付けを解除して最長3年間保存されます。Googleのプライバシー説明

個人のGoogle AI Pro契約だけでWorkspaceの保護条件にはならず、会社のメールアドレスだけでも判断できません。Workspace Individualなどは扱いが異なるため、契約別のデータ保護を確認します。

NotebookLMの共有方法と権限

「共有」でスタッフのメールアドレスを指定し、質問する人と資料を更新する人の権限を分けます。

権限・表示できること運用上の注意
閲覧者共有ソース・メモの閲覧、質問元資料を読める人に限定
編集者ソース・メモの閲覧、追加、削除、再共有資料管理の担当者に限定
チャットのみ・Chat Viewチャット中心の表示元資料へのアクセス権を完全に取り消す仕組みではない

個人のGmailでは最大50人に共有でき、Googleグループとの共有には対応していません。Chat Viewは、秘密を隠す目的では使わないでください。Googleの共有ヘルプ

Workspaceの外部共有は初期設定では禁止され、管理者が許可ドメイン・外部共有・公開共有を制御します。2026年9月からの変更があるため、古い説明だけで外部共有の可否を判断しないでください。Google公式発表

規約改定時のソース差し替え手順

規約改定時は、正式通知と適用日を担当者が確認し、旧版を本番の回答対象から外して更新します。

登録方法更新時の扱い
ローカルPDF・公開URL自動追従を前提にせず、新版を点検して再登録
Googleドライブ経由自動同期の反映を確認。必要に応じて手動同期
複製したノートブック元と同期しないため、コピー先も別途更新

Driveの対応資料は自動同期されますが、ローカルPDFや公開URLにも同じ更新が働くとは扱えません。Googleのソース更新ヘルプ

楽天の出店規約は原則15日以上前の予告による変更を定めますが、軽微な変更や法令対応などには例外があります。公開PDFだけで改定予告を追えるとは限らず、担当者がRMSの管理画面内の案内から正式通知を確認します。楽天市場出店規約

  1. 資料台帳に、原本の所在、版、改定日、適用開始日、確認日、承認者を記録します。
  2. 新版と旧版の差分を原文で確認し、関係する社内マニュアルも合わせて改訂します。
  3. 検証用ノートブックで、変更条件や例外を尋ね、回答と出典が正しいか確かめます。
  4. 適用開始に合わせて新版へ切り替え、旧版は本番ソースから除いて別の場所へ保管します。
  5. 保存済みFAQ・メモ・研修資料も見直し、変更点と確認結果をスタッフに共有します。

回答対象のチェックを外す操作と、ソース自体の削除は区別し、複製先も個別に更新してください。Googleのコピー機能の説明

NotebookLMの無料版と有料プランの違い

無料版と有料プランでは保存できる資料数や利用枠が異なり、店舗の契約区分に合わせて選びます。

個人向けプラン月額の公開表示ノートブック数/人ソース数/ノートブック
無料・Standard0円10050
Google AI Plus725円200100
Google AI Pro2,900円500300
Google AI Ultra14,500円から。上位区分32,000円50020TB区分500、30TB区分600

料金はGoogle AIプラン全体の月額で、NotebookLM単体の料金ではなく、上限も変更される場合があります。公式料金ページ、公式プラン比較

個人向けプラン処理量ベースの利用枠
無料標準
Google AI Plus標準の2倍
Google AI Pro標準の4倍
Google AI Ultra契約区分によりProの5倍または20倍

個人向けは2026年9月2日から処理量ベースへ移行し、5時間ごとの更新に加えて週間上限もあります。日本語ヘルプには無料のチャット50回/日などの旧表が残るため、固定回数で使えるとは判断しません。利用枠変更の公式発表、現在の利用上限

標準枠をチャット回数に換算した値や、週間上限の絶対量は、公開情報では確認できません。残量はGemini Notebookの「設定」から「使用量」で確認できます。

Workspaceは別区分のため、個人向けの処理量方式を一律に当てはめず、契約別の上限表を確認します。

よくある質問(FAQ)

店舗で導入するときは、登録範囲と根拠の確認方法をスタッフ全員でそろえると運用しやすくなります。

Q1 NotebookLMとGemini Notebookは同じですか

2026年7月16日の改称によるもので、独立したサービスとしての提供はそのまま続いています。

Q2 無料版でスタッフ向けの窓口を試せますか

無料版でも資料を登録して質問できるため、公開資料を使い、回答と出典を確かめる試用から始められます。

Q3 楽天の公開案内ページを登録すれば規約も読めますか

リンク先のPDFは一括では取り込まれないため、必要なPDFを個別に追加して本文を確認します。

Q4 資料に答えがない質問にはどう対応しますか

「登録資料では確認できない」と答えるよう指示し、不足する資料の確認を担当者へ回す運用にします。

Q5 学習に使われなければ顧客情報を入れてよいですか

学習への利用だけでなく、利用目的や契約条件の確認も必要なため、この質問窓口には顧客情報を入れません。

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楽天市場の月商を5年で200万円→2億円に伸ばした現場の実践者。売れるECの方程式にAIを重ね、EC事業者の「次の一手」に伴走しています。

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西尾勝太

SYOTA NISHIO

西尾 勝太

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金融系システム会社で10年以上、システムとデータに向き合う現場経験を積む。その後、家業でもある75年続く老舗化粧品店にジョインし、EC事業の立て直しに着手。

広告に頼らず、商品ページ・レビュー・リピート導線を一つずつ磨き込む地道な運営で、楽天市場の月商を5年で200万円から2億円へと100倍に成長。2024年・2025年と2年連続で楽天ショップ・オブ・ザ・イヤーを受賞し、楽天NATIONS講師として全国の店舗運営も支援してきた。

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その思いから、売れるECの方程式にAIを掛け合わせたEC特化型AIエージェント「ラクリプ」を開発。

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200万→2億円(5年)
13/15NATIONS講師として
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401社ラクリプを導入する
EC事業者(継続契約)
250名AI×EC
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CAREER TIMELINE

数字と熱量で塗り替えた、EC×AIの軌跡

  • SYSTEM ERA金融系システム会社で10年以上の実戦経験を積む
  • EC ERA START75年続く老舗化粧品店にジョイン。EC事業の改革に着手
  • 2024楽天月商を5年で200万→2億へ。楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー受賞
  • 2024-楽天NATIONS講師に就任。短期で15店舗中13店舗の売上2倍を達成
  • 2024-花王など大企業向けECセミナーで熱狂を呼ぶダントツ講師として登壇
  • 2025EC事業者向け200名規模のAIセミナーを開催。100名超のECコミュニティ「COD」を運営
  • 2025株式会社ラクダを創業。EC特化型AIエージェントサービス「ラクリプ」をリリース
  • 2025楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー 2年連続受賞
  • 2026.01楽天新春カンファレンスでAIをテーマに登壇
  • 2026.03楽天NATIONS AIエバンジェリストに就任
  • 2026.04AI×EC勉強会で約250名規模のオンライン勉強会を主催
  • 2026.08楽天グループ最大級のビジネスイベント「Rakuten AI Optimism」に登壇。三木谷社長とセッションを行う
  • NOWラクリプは継続契約401社に到達。Chrome拡張「ラクリプウォーク」も1,000+ユーザーが利用中

HONORS & POSITIONS

主要な受賞・公職

01楽天SOY 2年連続受賞2024・2025年 楽天ショップ・オブ・ザ・イヤーを連続受賞。EC業界でも稀有な実績
02楽天NATIONS講師短期で15店舗中13店舗の売上2倍を達成
03NATIONS AIエバンジェリスト2026年3月就任。AI×ECの最前線を牽引
04楽天新春カンファレンス登壇2026年1月、AIテーマで登壇
05ECコミュニティ「COD」運営EC事業者100名超のコミュニティを主宰。AI×ECの知見を継続発信
06ラクリプ401社が継続契約2025年創業のラクダで開発したEC特化AIエージェントが拡大中
07大手企業講演に継続登壇花王をはじめとする企業の社内講演に継続的に登壇
08Chrome拡張「ラクリプウォーク」楽天店舗運営を支援する拡張が1,000+ユーザーへ。現場ツールとして支持が拡大
09株式会社やよい 副社長75年続く老舗化粧品店の副社長として実店舗を運営し、人材育成に注力

MESSAGE

EC事業者の、いちばん近くの味方でありたい

私自身、朝から晩まで受注処理やページ修正に追われ、「本当にやりたい企画に手が回らない」もどかしさを、現場で何年も味わってきました。AIは、その時間を事業者の手に取り戻すための道具です。派手な魔法ではなく、日々の一手間を静かに肩代わりしてくれる相棒——ラクリプをそんな存在に育てていきます。

EC運営は、ともすれば孤独になりがちな仕事です。だからこそ、数字にも、迷いにも、いちばん近くで伴走する。それが私たちラクダの役割だと思っています。

西尾 勝太

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